環境

2014年11月23日 (日)

リビングで電気毛布のススメ

電気毛布はマックスで50w

なんと
エアコンや電気カーペットの20分の1
しかも、ソッコー。

何よりも、
冷える場所だけ暖められる。
今、椅子に座りながら、
2枚の電気毛布を10w程度の設定で使用中。
一枚を座布団代わりに下に、
一枚をコタツ代わりに上に。
腰が冷えるヒトにはたまらない。。。

リビングでコタツをすると、部屋が散らばるし、
掃除が面倒。
ペットがいるともっと大変

なので、1人1枚ずつ電気毛布にする。
片付けるのも簡単。
電気代も4人で使っても、
200w(コタツは600w)


それだけじゃない。
ペットなんかのいる家じゃ、
夜中の暖房がビミョー。。。
でも、ケージの横に椅子を置いて、電気毛布をつけておいてやる。
朝、起きても 極寒になってない。
(我が家では、ペット用ヒーターがあったけど、
よその子(フェレットと文鳥)を預かった時には、無い。。。ので、
電気毛布を部屋に広げておいた。


寝る時は
電気毛布は、身体の水分を奪ってしまって、身体に良く無い。
赤ちゃんとか危険。

なので、つけたまま、身体に当てず、そばに広げておく。
と、ちょうど、微妙な暖房になる。
朝、起きた時に、凍るような温度になってない。

なにせ、50w
安全で、経済的。

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2014年10月27日 (月)

自然から学ぶこと:ニラハウス

ちょっと前、
裏庭に、どー見てもニラだと思える花がさいているのを見つけた。
それも、かなりたくさん。

葉っぱをちぎっても、
ニラの匂いがする。
もちろん、植えた覚えは無い。

この花、結構前からチラホラ見てた気がする。
今年になって群生しはじめたみたいだ。
食べてみたいとは思いつつ。
放置。
ここは、ムスカリやスイセン、その他、ユリ科をいっぱい植えてたので。
(ユリ科や似てるものには毒草も多い)
さて、何でこの日記にニラか。

赤瀬川氏と言えば、個人的にはニラハウスなのだ。

http://special.nikkeibp.co.jp/ts/article/0ia0/104120/

こんな感じ。
かなり前、建築の分野では話題だった。
まだ、エコがそれほど、流行ってないというか、
話題ではあったけど、すごいっていうような例はそれほど無かった。
その中で、!って思わせたのが、ニラハウス。
当時は、いろんな賞をもらって、話題だった。

屋根にいっぱい、ニラを植えるのだ。この後、この手の植物が繁る家がいろいろ出た、
タンポポハウスとか。。。


しかし、そのうち、問題が発覚。
違法建築だと言うのだ。
だって、屋根が防火になってない。
いつも手入れされたニラが生えているなら、良いかもしれないが、手入れを怠ったら、
枯れた草ぼうぼうになってしまう。


http://217.aaf.ac/13/05.htm

だけど、何だか良く分からないお役所仕事の力で、
「合法」になったようだ。


こういうのが是か非か分からない。
だけど、建築における施主さんの存在って大きいのだろう。
施主さんのロマンが形になるのが建築。

だけど、エコはロマンじゃないかもしれない。
上のリンク先のコメントにもあるように、

植物って暴れると汚いんです。

現在の屋上庭園にもあるような緑化の手法や壁面緑化の世界の例はたくさん見ましたが、すべて絶望的に失敗していますからね。とくに壁面緑化の失敗は山ほど見てきて、とても難しいですよね。


ニラハウスも、主がいなくなったら、どうなるのか。
すずめのお宿の裏には毎年生えるヒナタイノコヅチが巨大になってる。
ココ、草が生えないように、地面をコンクリートで固めた場所なのにだ。
冬に枯れたら始末したいと思いつつ、彼らの生命力にはかなわない。ニラハウスの屋根にも、草は相当生えるはず。屋上や壁面の緑化部分にイノコヅチが生えたらどうなるのか。

要するに、エコなんて、ロマンじゃできない。
丁寧に手入れができるのも人間だが、気が向かなければ放置してしまうのもニンゲン。間違うのもニンゲン。

そもそも
自然が制御できるなんて、思い上がりだ。たった小さな草にでさえ。だから、ニラハウスのようないろんな試行錯誤をしながら、その制御の仕方を学んでいく。

小さな草でさえ、難しいのに、
気候だとか、自然災害を人間が制御できると思ってる。
津波だとか地震だとか制御して、核分裂や核融合させても大丈夫だと思ってしまう。
核の大きさがどれ程なのか、地震の力がどれ程なのか、
草の力も分からないのに、分かると思う方が不思議

自然を知らない現代人、
草から学べないからじゃないかと思う。

草の名前も云えないニンゲンが、自然の力を語っちゃいけないんじゃないか。
だから、過小評価してしまうのだ。
草や虫からも学べない者に、自然の力の大きさが分かるはずが無い。



草から学ぼうとした方が、
云ってしまった。





「老人力」赤瀬川さん亡くなる
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3113549

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2014年9月23日 (火)

自転車特区:何がおきるか

これからは、自転車の時代!
じゃあ、どういうコトが起きるか。
すずめが占っちゃう。

まず、もしこの流れが活発になって、本当に自転車が増えるとすると、
必ず、事故が増える。マナーへのバッシングも増える。事故がこんなに増えたという統計も取られるだろう。
そこで、多くの人が勘違いしそうなので、先ず、言っておきたい。
「自転車に乗る人が悪質になった」のでは無い。人数が増えると、事故が増える、ヘンなのも増える、しかもインフラが整っていない所に人数だけが増えるんだから、いざこざは当たり前。
「こんなに増えた」統計がこれから出たとしても鵜呑みにして良いのか。
鵜呑み勘違いが増えそうなというか、それを取っての自転車揚げ足バッシングが起こりそうだ。

さて、
もし、本当に、自転車が普及するとしたら、どういうシチュエーションで自転車に乗る人が増えるのだろうか。
まず、都内。
多くの徒歩で歩いている人が自転車に移行するだろうか。おそらくNO。
なぜなら、多くの人はメインは地下鉄で行動し、そこから現地までの間を徒歩っていうだけだからだ。その中のかなり小さなパーセンテージが、移動を地下鉄ではなく、自転車にするかもしれない。このパーセンテージを考えると、大雑把に、10%か、せいぜい20%。でも、まあ、この数はどうでもいい。

本当に自転車に移行させられたら良いのは、商用車だ。現在、いろんな車、乗車率は1.2人だとも言われる(地域によって違う)。要するに多くの車、運転席に1人しか乗っていない。こういうのどういう用途かというと、得意先の営業周りだったりするそうだ。(これはどっかに統計があった)何件かの得意先を回るので、電車だと小回りが聞かず大変。だから車。得意先なので行き先に駐車場があることも分かっている。。。。実感的にも分かる。都内の車で混みあっている道路、タクシーだけじゃなく、どれも運転席に1人。。。。ってハナシは、昔、都内の車の量を減らそうと言う時に、いろんな所で言われていたよね。最近はあまり聞かなくなったけど、水曜日は車をやめようとか、いろんな運動があった。
で、今度も、それをすればいい。
営業は、役職に関わらず、できるだけ自転車を使うこと。コレを都とか国が症例する。クールビズとかチーム25?
(名前変わったっけ?)みたく、みんなでやれば怖く無い的に、ビジネスサイクリングを奨励する。どっかの大企業の社長さんは、ビジネスに自転車。彼の体力もアピールできる。そんなのをメディアが美談に仕立てて報道。

実際、良いはず。サラリーマンは運動するチャンスが無い。なので、積極的にこういうのを利用して健康増進を図ろうってのは一挙両得じゃん。

で、もし、コレで車の数が減らせればすごい。
例えば、2割減らせれば。。。

車の事故も減らせることになる。

で、
くるまの事故って、どれほどあるのかと考えると。

平成25年中の交通事故死者数は4,373人で、平成13年から13年連続して減少しました。
http://www.jtsa.or.jp/topics/T-239.html 

こういう場合、「死亡者」で比較する。(死亡者も24時間以内っていう統計と期間が違うのとかあって、とってる組織によって、若干差がある)他の軽症のものも含むと、取り締まりや定義の仕方によって、めちゃくちゃ違うので、(学問的にとかちゃんと考える場では)ごまかしのきかない死亡者で比較するのだ。
危なさ加減という意味では、骨折とかももちろんイタイんだけど、頸椎損傷とか、重篤なホントに取り返しのつかない事故っていうのの推移もこれに準じるという。なので、数そのものが問題なのではなく、比較として見て欲しい。

要するに、ざっと、4000人

もし、この2割が減らせるならば、800人の死者が減らせるということになる。同時に、他の重篤な後遺症が残るような事故の2割。。。ざっと仮定して、この2倍とすると、2400人の不幸な事故が減らせる計算になる。

とは言うものの、自転車が増えるんだから、自転車の事故が増えるワケだ。
たとえば、自転車が人を殺してしまうような事故も増える。
もし、自転車が、10倍に増えたら、事故も10倍になる。

http://www8.cao.go.jp/koutu/chou-ken/h22/pdf/houkoku/2.pdf 

では自転車がこのレベルの事故を起こす割合はどれほどあるのか。
こういう統計では、どちらがどう、悪いかなどというのは分からないが、ぶっちゃけ、
自転車 対 人 では全ケース、自転車が悪いとして、
自転車 対 自転車は当然、全ケース自転車が悪いんだけど、
コレを足すと、この10年ちょっと、概ね、
毎年、2人から11人の死亡者が出ている。

ちなみに自転車対車の死亡事故は、
980〜593人 (順調に減少してるんだけど、まあ、ウン百人オーダーで、自転車加害とはケタが違う。最近、自転車の加害が強調されてるけど、バカバカしいほど、ケタが違うことを、よーっく知っておくべきだ。)

もう一度言うと、
自転車の事故は、毎年2--11人 もっとも多い所をとって、11人。

これが、10倍になるとして、年間、110人の自転車が人を殺してしまう事故が増える。
そして、この倍の人が重篤な後遺症を残すとして、
ざっと、330人の不幸が増えるわけだ。

差し引き、不幸な事故は 2000人以上分、減らせるワケだ。

このケタの違い。
要するに、子どもでも分かる車と自転車の殺傷能力の違いなんだけど、
なんか、理解できていない人が多い気がする。
マスコミの煽りのせいなんだろうか。

結論
自転車が増えるとしたら、
自動的に自転車の問題、事故も増える。
だけど、それで車の量を減らせるとしたら、上のような量の事故も減らせる。ざっと800人の死亡者。

(将来)自転車の事故が増えたとしたら、単に自転車のマナーが悪くなったのではなく、利用者の量にも注目すべきであり、自転車を減らせば良いという短絡発想はやめてほしい。


もちろん、上で書いたような健康、環境、原油輸入量、コミュニティとの親和性。。。。ナドナド、本当は自転車にはもっともっと大きなメリットがある。せっかくの自転車特区の流れ、おバカな煽りにのせられて潰さないで欲しいものだ。




http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20140921-00000002-jnn-pol 

谷垣幹事長、「自転車特区」構想を提言
TBS系(JNN) 9月21日(日)2時10分配信
 自転車愛好家として知られる自民党の谷垣幹事長が、2020年の東京オリンピックに合わせた「自転車特区」構想を提言しました。

 「(自転車)特区というのは実験や何かをやりうるのではないかと。臨海地域というか、お台場地域などオリンピックの舞台となるわけですから、そういうところでオリンピックのあり方とマッチするような色々な実験を行えるのではないかなと」(谷垣禎一 幹事長)

 都内で開かれた「東京サイクリングサミット」というイベントに実行委員長として出席した谷垣幹事長は、「自転車を都市交通の重要手段として位置づけ、専用レーンや自転車を共用するシェアバイクシステムを推し進めていく」と意気込みを語りました。

 谷垣氏は政界を代表する自転車愛好家として知られ、超党派の国会議員で作る「自転車活用推進議員連盟」や「日本サイクリング協会」の会長などを務めています。(20日23:29)

http://tokyocity.j-cycling.org/summit/ 

2020年に東京オリンピック・パラリンピックの開催決定を契機に、懸案となっている都市交通網の改善が急務とされており、特に自転車の環境整備がクローズアップされています。
自転車行政先進都市の中でも、自転車をベースに都市交通インフラを改善しているニューヨーク市の実証例を参考に、東京の都市交通の構造改革を考える機会として、2014年9月20日(土) 「東京サイクリングサミット2014」を開催したいと考えております。
具体的には、ニューヨーク市からゲストスピーカーを招聘し、過去から現在の都市交通への取り組み方、また未来の都市交通のあり方についての基調講演を実施し、パネルディスカッションにて意見交換をし、東京が今後目指すべき都市交通のあり方を考える契機と致したいと存じます。
また、翌9月21日(日)には、都内を多数の方々に走行して頂くことにより、自転車に乗ることの良さを広く一般にPRする絶好の機会として、「東京シティサイクリング」を開催致します。「BIKE NEW YORK」と姉妹提携している本大会は、大都市における自転車交通のインフラ化の目指すシンボルとなるサイクルイベントです。
本年は、東京都都庁舎前を起点に、初秋の爽やかな休日の都心を経由して、スタート地点に近い神宮外苑をゴールとする距離約43kmのサイクリングとなります。

東京五輪で「自転車特区」提言
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3061824

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2014年9月13日 (土)

保育園の「騒音」/環境音として考えてみたらどうだろう

これは、具体的対応としてではなく、
将来的に、概念論としてだけれど。。。

たとえば、海のそばに住むならば、塩への対策をする。
雪国に住むなら、雪への対策をする。

相手は潮風や雪だから、モンク言ってもしかたがない。
雪国には雪国の良さがあるし、海が近い家も素敵だ。

たくさんの子どものいるコミュニティは充実している。消費人口が多いのだから、バスの便も多いし、スーパーやおしゃれなお店、病院や公共施設もたくさんあるはずだ。もちろん、こういうのにともなって地価も上がる。
何よりも、街に活気がある。
逆を考えてみたら良い。たとえば地方の過疎地域。老人ばかりでゴーストタウン化しているところもたくさんあるはずだ。駅前はシャッター通りとなり、車を持たない高齢者は日々の買い物にもこと欠く。病院も閉鎖され、むろん街には活気がない。。。。静かで良いかもしれないけれど。

若い世代の住む地域には、それなりの(というよりも大きな)メリットがある。
そのメリットは、海の近くの塩害や、雪国の雪と同じ。
でも、デメリットもある。
うるさいこと。
でも、うるさいなら、各個人が、防音などの対策をすれば良い。
塩の害や雪国の雪と同じように。

そういう新しい「概念」が作れないだろうか。
この裁判において。

たとえば、
判決は、

保育園の子どもの声は、「環境音」である。
これは、雪国の雪と同じ。
住民も住む町に若い活力があることによる恩恵は受けているはず。
だから、甘んじて、個人が対策をすべき。
たとえば、二重サッシ、防音壁など。

ただし、雪国で雪対策に自治体が補助をするのと同様、
自治体が貸し付けなどによって、多少の補助をするのは、ヤブサカではない。。。
みたいな。


■近隣住民が保育園を騒音で訴える――保育園は「迷惑施設」なのか?
(THE PAGE - 09月12日 19:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=3051010 

神戸市で保育園の近くに住む70代の男性が「子供の声がうるさい」として、保育園を運営する社会福祉法人を相手取り、防音設備の設置や慰謝料100万円の支払いを求める訴えを起こしました。これは裁判にまで至ってしまったケースなのですが、実は最近、保育園の「騒音」をめぐるトラブルが全国各地で起こっています。果たして保育園は「迷惑施設」なのでしょうか。

 保育園の運営について周囲から苦情が出るのは、主に、子供の騒ぐ声、お遊戯などの際に使われるピアノや太鼓といった楽器の音、送迎する保護者らによる迷惑駐車などです。

 子供はそもそもうるさいものですし、それはある程度やむを得ない面があります。周辺の住民は可能な限りこういった状況を理解した上で施設を受け入れるのが望ましいところでしょう。しかしながら、騒音や迷惑駐車などに対する感じ方は人それぞれです。ある人にとっては何でもないことでも、別な人には苦痛と感じることもあります。

 保育園の騒音問題をめぐっては、ネットや識者のコメントなどで、子供に関することなのだから、周辺住民はもっと思いやりを持つべきだとの意見がよく見られます。しかし、保育園が置かれた環境は様々ですから、個々の事情をよく考慮しないまま、子供の声くらい我慢すべきと断定してしまうのは、あまりよい傾向とはいえません。

 報道によると、訴えた男性は、保育園の北約10メートルに居住しており、70デシベル以上の騒音が発生しているとしています。近隣住民への説明会以降、男性は騒音対策を求めてきたのですが、保育園側は対応をしておらず、男性は、「保育園についても、神戸市が工場などを対象に定めた規制基準が適用されるべき」と主張しています。

 これに対して保育園側は「窓やカーテンを極力閉めるなどの配慮をしている。高い防音壁で囲むのは子供や近隣の方にとって健全な姿とは思えない」と反論しています。報道内容を見る限りでは、保育園側は、窓を閉める以外これといった防音対策は施していないようです。もし70デシベルという数字が本当であれば、騒々しい事務所などの水準ですので、これをうるさいと感じる人がいても不思議ではありません。

 最終的にどちらの主張が認められるのかは司法の判断ですので、現時点において結論を出すのは時期尚早と思われます。しかしながら、日本はすでに成熟社会に入っており、様々な価値観やライフスタイルの人が共存する世の中になっています。価値観が多様化する社会で求められているのは「あうん」の呼吸ではなく、相互の価値観の違いを前提にした上での、現実的な解決策です。その意味では、保育園は公共性の高い施設なのだから、これまでの常識で判断すれば大丈夫だろうという考え方は、今後ますます通用しなくなってくるでしょう。

(The Capital Tribune Japan)

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2014年8月 9日 (土)

コオロギないた:初鳴き

窓の外でコオロギが鳴いている。
ココは1階、半地下なので、虫の声がよく聞こえるのだ。

昨日はいなかったから、
気づかなかった。

初鳴きだろうか。

これから、こういうの、覚えておこうと思う。

コオロギって気温とリンクして鳴くらしい。初鳴きが遅い年は9月。冷夏だとお盆ごろ。ということは、今年はものすごく早い。冷夏ってコト?

おもしろっ。エンマコオロギの初鳴き:http://www.jma-net.go.jp/yokohama/koumoku/yoko47.htm ちゃんと記録があって、1981年〜2010年で、平年9月3日、最も早くて8月9日、最晩で9月28日。ということは9月8日というのは、30年間で最早。

 

しかも、この年は、冷夏だったとのこと。

http://girlswalker.com/content/news/beauty/vender/2/2012/10/22/58567 

■エンマコオロギは“気温”を教えてくれる!
もうひとつ、季節の移り変わりを知らせてくれるものに、“生物季節観測”というものがあります。
これは、 生き物の動向を調べる観測。サクラの開花やカエデの紅葉などの植物や、セミの一種ヒグラシの初鳴きなど、私たちの生活に身近な生物に着目して観測を行います。
セミが鳴き始めたら夏を感じ、鳴き終わると晩秋を感じますよね。このように、生物季節観測は、人びとの季節感に訴える手軽な指標になります。毎年同じ生物現象を毎年同じ場所で観測するので、観測地点の季節の進み具合を過去と比べることができるのです。
たとえば、エンマコオロギの初鳴きの観測は秋の便りのひとつ。コオロギは“成虫になるとすぐに鳴きはじめる”という特徴があり、成虫になる時間は夏の暑さによって大きく前後するといわれます。
横浜地方気象台の観測記録を見ると、今年の初鳴きは9月19日で平年より8日遅くなりました。それに対して、冷夏だった2009年は8月19日で、平年よりも14日早くなっています。今年の観測日が平年よりも遅くなったのは、「夏の平均気温が高かったから」と言えそうです。
さらに、コオロギは私たちに “気温を教えてくれる”性質を持っています。実は、コオロギの鳴き声というのは、羽をすり合わせて出す音。これが温度によってリズムが変わるのです。気温が高いほど羽の動きが活発になるので鳴くリズムは速くなり、反対に気温が低いと遅くなります。
秋も深まると、空の高さが変化していたり、窓から差し込む太陽の光が部屋の奥まで差し込むようになったことに、ふと気がつくことがあります。このように、機械による精密な結果だけでなく、虫や植物から届く季節の便りに耳を傾けてみることで感じる季節があるのです。

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2013年12月29日 (日)

LEDのコストパフォーマンス分岐まで行かない。。。2013年

さて、
一つ前の日記で、
LEDのコストパフォーマンスが必ずしも良く無い。
エネルギー消費的にも。というのを書いたけど。
.
今現在の市場とともに考えてみる。
.
.
先ず、蛍光灯 vs  LED
.
一つ前に書いた通り、
実際は、それほどの消費電力節約にならない。
もともと蛍光灯はそんなに電気を食わないので。
.
よく、ガイジンさんに言われるんだけど、
「何でニホンジンは、家に帰っても、あの蛍光灯の光で我慢できるんだろう。」
っと。
なるほど、ガイジンさんの家に行くと、薄暗い白熱灯で天井へ当てたりするような間接照明だったりする。本なんて読めない。。。っていうと、それはそれで、デスクライトみたいな所で読むからイイらしい。ホテルとかそうだけどね。
なので、こういうライトはほぼ、白熱灯。
なので、白熱灯がワルモノってのは分かる。
.
が、
日本人の家、多くは大きな蛍光灯を付けてるんじゃないだろうか。
すずめはとにかく、いつでもどこでも、本が読めなきゃなので、明るい蛍光灯は基本。
.

ちなみに。。。
何日か前、キッチンの蛍光灯、壊れて付け替えた。
もともと20wの蛍光灯がついてたんだけど
変えるなら、LEDの20w相当 15000円 

普通の蛍光灯の安いの 5000円
(両方とも、工事費が3000円)
.
で、結果、蛍光灯にした。
この程度じゃ、消費電力の節約になんてならない。
しかも、こういう蛍光灯、100円ちょいでもあるのだ。
(こういう値段の差も、本当は環境負荷を示していたりする。LEDって言ったって、工場を新規建設するんだから、相当に環境負荷は大きい。それに反して、蛍光灯は今までのプラントで生産するわけだから、減価償却中っていうコトになる。その差を値段が反映してるってワケだ)
.
ところで、
今も、不動産屋さんの広告をみると、
リビングやそのほかの部屋、だいたい、天井にはダウンライトがハマってる。
図面を見ても、ぽつぽつと表示されてるので分かる。
.
概ね、こういうダウンライト、小さな系の E17 ってヤツだろう。
すずめのお宿では 100w のクリプトン球
なんと、1500ルーメンある。
.
ダウンライトって天井からなので、この位無いと、暗い。
.
.
かなり前だけど、IKEAで試しに買った事がある。
おそらく400ルーメンあたりだと思うけど。。。
トイレに付けたら、めちゃくちゃ暗くて、
引く程だった。。。ふらふら 
.
ちなみに、
ネットを調べても、
今も、このE17というのは、4000円近いのが、やっと760ルーメンとかだ。
IKEAでは580円で 400ルーメン
.
.
大きな電球、E26だと、
1500ルーメンクラスがあるけど、15000円とかする。
写真を見ると、インテリア用というより、何か、特殊っぽい。
.
いずれにしても、ダウンライト、蛍光灯と併用してもLDKだと10個。
全部変えたらいくらになるか。。。
.
それ以前に、一般的なダウンライトだと、E17で、一番高いのを買っても光量は半分。使い物になるかどうか。
E26にすれば良い?
単にダウンライト、小さくて安いとは言うものの、家の中全部を考えると、何十個もあるワケで、バカバカしくて変えられ無い。ウン十万円かかってしまう。。。
.
ってコトで、
国とかがいくら、白熱灯にせよと言っても、
実際はそこまで行って無いという2013年現在。
分岐点の曲がり角のかなり手前走行中。

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LEDのコストパフォーマンス分岐点

LEDのコストパフォーマンス分岐点。
.
どこなのか。
ちょい、計算してみた。
http://www.akaricenter.com/mame/wattcalc.htm
こんなサイトがあって、
ワット数と使用時間をいれると、一ヶ月の電気代を計算してくれる。
.
一日にカットできる消費電力を30Wとして計算すると、
.
.
機器のワット数(W)  ワット(W) 30
1日に使用する時間(H) 5 時間(H)
.
1日あたりの電気代(円) 2 円
1ヶ月あたりの電気代(円) 72 円
.
一ヶ月72円
これは、一年にして1000円アンダー
なので、もし、LED電球が、1000円で、現在使っている蛍光灯や白熱灯との消費電力の差が30wあるなら、
1年でペイできる。
.
たとえば、夕方家に帰ってから、ずっとつけているような電球の場合、30wの差があるなら、
LEDの方が良い。
.
ただし!
例えば、リビングやダイニングについているようなシーリングライト、
そもそも、それ程の差が無い。
.
ネットをざっとみると、
蛍光灯のシーリングライト、
光束が5000ルーメンのは数千円からある。
消費電力で 50wから80w
.
ところが、このレベルのをLEDで見ると、
1万4000以上になる。
しかも、やはり、消費電力は同じ程度。
多少、下がったとしても10wあるかどうか。。。
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http://kakaku.com/item/K0000232296/
http://kakaku.com/specsearch/2290/
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LEDは10年、変えないで済む。。。とは言うものの。。。
蛍光灯2000円程なら2年おきに変えても同じ。
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更に、
上での計算は、
もともと白熱灯を使用していて、一日5時間使うという計算だけど、
もし、トイレだの階段だのであれば、一日で1時間も使わない。
そうすると、1ヶ月10円
一年で120円。。。。電気代的にはハナシにならない。
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-----
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結論から言って、
1000円でLEDに変える価値のあるものは、
今の時点では、
.
30w以上節約できて
1日に5時間使うもの
.
たとえば、勉強机のライトなどだろうか。
.
.
ただし、ここには電球の交換コストは含まない。
ここには以下の二つの可能性が存在する。
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.
白熱球の交換コスト:一日に1時間しか使わないならそこそこ10年タームで持つと考えると、単純に何倍持つという理屈では無い。白熱灯が5年ごとに変えているなら、これが5倍もって、25年持つから得という計算は現実的では無い。300円の白熱電球を5年に一度変える経済負担は、無視できるほどで、初期投資などのような概念は不毛だろう。
.
が、毎日数時間以上つかう白熱球ならさすがに交換頻度も高いと考えると上の計算よりLEDのメリットは高いということになる。
.
まとめ:
.
LEDの交換メリットは、
一日にどれほど使う部分かということに大きく依存する。
それを考えて、購入すること。

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2013年7月11日 (木)

ヤケド虫たち

“やけど虫”による被害が増加中 目撃・被害情報がTwitterでも相次ぐ

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=2499297 

.

実はすずめは、子供のころ、虫少女だった。

昆虫図鑑片手に、空き地に入って、イロイロ。。。なので、今もそのころ覚えた虫の名前、結構、頭に残ってる。

.

この

アオバアリガタハネカクシ

.

すずめも驚いたことがある。

この記事のように、ハネカクシがいた!みたいな感じじゃない。

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突然、外でピクニックしたりとか、薮の中にはいったりとかした夜、

巨大な水ぶくれに気づく。

実は、すずめの経験だと、それほど痛く無い。ヤケソそっくりなんだけど、でも、火傷だったら、こんな、気づかないうちに。。なんてコト、あり得ない。それほど大して痛く無いんだけど。。

ただ、知らないでこの水ぶくれを破って、表面の皮膚を剥がしてしまうと、イタイらしい。なので、すずめは針でそーっと、水を抜いたけど。

.

っていう事態なので、

犯人がアオバアリガタハネカクシなのか何なのか、分からない事が多いだろう。

.

実は他にも容疑者がいて、

アオカミキリモドキっていうヤツ。

それと、

もっとやっかいなのは、チャドクガ。

これは、毒っていうより、針。

経験無いけど、コレは、近所にいると、洗濯物からでも来るので、めちゃくちゃ要注意。(ただし、チャドクガはブツブツなので、一目見て分かる)

.

.

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ハネカクシそのものは、

よく見る虫だ。

夜、勉強してると、ノートの上に来たモンだ。

小さな羽根を持ってるんだけど、ノートの上を歩き回るうち、おしりをピョコピョコ上げる、何をしてるのかと思いきや、上手に背中のリュックみたいな部分に、この羽根をしまい込むのだ。ユーモラスで、結構、可愛い。

.

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っていう虫の世界。

でも、この虫はもちろん、都会の中で虫は嫌われ者。

エコを叫ぶ一方で、

虫はキライ。

なんか、嘘っぽくない?

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2013年4月22日 (月)

さむっ。

何か、寒すぎない?
今日はガッコにダウンジャケット着てる若いコがいっぱいいた。
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来週はゴールデンウィークだっちゅーのに、ダウンジャケット?
そんなコト、今まであった?
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そういえば、6月に、ウールのセーターを着た年があったっけ。。。あれは。。。もしかして、平成の米騒動の年じゃなかったろーか。
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昔々、何年だっけ?
日本は冷夏だった。
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毎日毎日雨が降り続いて、なかなか梅雨が明けない。
ちょっとだけ晴れた日があって、
気象庁は
「あけましたっ」
っと発表した。そしたらば、また雨が降り出して、結局、そのまま、秋の長雨の季節に突入してしまったんだった。結局、気象庁は「梅雨は明けませんでした」っと、
あけました発表を取り消したのだった。
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でもって、だれもが想像する通り、お米は全滅。
とくに、日本の農家は、付加価値の高いササニシキとかコシヒカリとかみたいな、
高級米品種を作ってたから、みんな惨憺たる状態になってしまった。
秋には
いろんな国から緊急輸入。
多くの人が生まれて初めて『タイ米』なるものを食べた。
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さて、
この平成の米騒動。
何が原因だったかというと、
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その2年前に噴いたフィリピンのピナツボ火山の灰だった。
コレが大気中に撒かれて、ちょうど、核の冬 みたいな状態になったんだった。
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それから、何年もして。。。
3年前、ちょい、ビビったコト。
そう、アイスランドの火山、噴いたよね。
とにかく火山灰が酷くて、ヒースロー空港とか閉鎖になったって。
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でも、まあ、去年はそんなに寒くなかったし、もう、3年目だし、
アイスランドの噴火の火山灰もピナツボ程じゃないって言うんで、まあ、大丈夫だとは思うけどね。

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2013年1月10日 (木)

すずめのかみさまとルリチラシ

某所でしてた話
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クローン技術とか、ステムセルとか、ナントカカントカイロイロ、
ぶっちゃけ、
全部一緒にしてキライっていうヒトは多いんじゃないかと思う。
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イロイロ詳しい話は別にして、
結局のところ、
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こういう
本当は神様の領域だったものに、
ニンゲンごときが、
手出しをしてもいいのか。。。っていう所にある。
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でも、
それって、どうなのか。
使い方やボーダーはあるにしても、
研究、好奇心そのものを封じるべきなのか。
それって、単なるセンチメンタリズムでは無いのか。
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ところで。。。
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すずめは上野の国立科学博物館が好きだ。
最近、行ってないけど。。。
毎週、土日にはディスカバリートークってのがあって、
筑波の研究者の人が毎回、いろんなテーマで話をしてくれる。
その研究の最先端、ど真ん中のひとだ。
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ってのはともかく、
その中の展示に江戸時代の朝顔の話があった。
あのころでも、朝顔はいろんな交配が行われて、多種多様な姿の朝顔が作られたのだった。
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ああいうのは、良いのか?
遺伝子組み換えはダメだけど、
朝顔みたいな品種改良は良い?
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でも、朝顔だって、ホントは神様は許してないかもしれない。
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もひとつ、
科学博物館の展示には、オキナワルリチラシの話がある。
1階だったか、入って右手に、チョウチョの標本がいっぱいかざってあって。。。っていう所。この展示、おもしろかった。うろ覚えだけど。。。
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ルリチラシに限らないことだろうけど、チョウとか、いろんな亜種がある。
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ルリチラシも、羽の模様とかでイロイロなバージョンがある。
沖縄から、八重山にかけて、このチョウが住んでる。
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で、面白いのは。。。
島ごとに違ったりするこのチョウの交配の様子を研究したもの。
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この島の子と、こっちの島の子。
合コンする。。モトイ、お見合いするコトはあるのか。
島の花嫁になる事はあるのか。。。
DNAを調べた研究。なるほど。。。ハイブリッドがいる。
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ここでなるほどと思うのは。。。
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おなじルリチラシでも、夜行性と昼行生がいるということ。
夜行性の種と、昼行性の種は交わらない。木の上で蜜を吸うチョウと、
木の下を活動拠点にする種とがいる。
夜遊びイケイケ女子と ガリ勉学生は知り合わない。。。
神様は、この二つの種が交わらないようにデザインしてるワケだ。
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一方は、お日様が出ると目が覚めて、
一方は暗くなると、目が光って、ツケマつけてご出勤。
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だから、本来は、フリフリ朝顔も、
お父さんがガリ勉でお母さんがキャバ嬢の娘もできない。。。
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おそらく、遥か昔、
一羽のルリチラシが
八重山の海を超えた。
その島につくと、それまで夜の蝶だった娘は、
昼間に働くようになった。
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幾星霜、
島それぞれに、夜の蝶と昼の蝶。。。
その多様性を神様が固定させた。
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それを、今、
ニンゲンどもは、いじってみようとしてる。
それって、イケナイことか。
その好奇心もまた、
ニンゲンの多様性の一部なんじゃないだろうか。
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ところで。。。
ルリチラシの神様って、いるのかな。
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http://shinkan.kahaku.go.jp/kiosk/kioskviewer.cgi?floor=A1&chunk=19&lang=JP&type=K1&page=01M

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