ユニバーサルデザイン/ロービジョン

2013年11月11日 (月)

障害者虐待 国による初の集計

障害者虐待 国による初の集計
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=2646141
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昔は、虐待等、本当は日常茶飯だったのだろう。嫁いびりや家長の支配など当然のことで、精神障害ともなれば、座敷牢。
そういう情報は外へも出さない。近所には秘密。
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なので表面化しなかった。もちろんデータも無い。
だけど、小説や自伝そのほかにはたくさん出て来る。そういうのが、普通だったこともうかがわれる。
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ところが、
「虐待」やイジメなどのような「言葉」が作られるようになって、
外へ出始めたのだろう。
「最近増えてる」ように言われるが、実際、通報できる、通報がし易くなる。。。というファクターが大きいはずだ。
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そして、今回の集計。
これはまた、大きな進歩だ。
集計できるということは、どこからが虐待で、どこからが、誤解なのか、線引きができたということ。
おそらく、そのベースにはきちんとした研究があり、聞き込みの仕方、区分けかた。。。などバリエーションが集積できて、まとまったからだろう。
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ということで予言:
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おそらく、本当の量としては、
今も虐待は減っているはず。
だけど集計、最初の何年かは、増えて行くだろう。
調査対象が増えたり、確度が高くなって、データ量が増えるから。
それが、何年か経つとおちついて、
その後は減っていくのではないだろうか。
だから、最初の何年か、増えても、騒いじゃいけないだろう。
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っていう、すずめ占い。
世の中は、良い方に向かってるんだよ。きっと。
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障害者虐待 国による初の集計
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=2646141

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2013年8月14日 (水)

エスカレータ問題投書

最近のエスカレータ片側歩行の問題には、興味を持っております。

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http://suzume6.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-f1e4.html

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これは、以前、ブログに書いたものですが、

この夏から、実際にJRでは歩行禁止を示唆するキャンペーンが始まりました。

今現在、私鉄は片側歩行になっていますが、JRのみ、歩行してはならないということになります。

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駅のホームは、朝夕のラッシュ時、混雑する所は多くあります。現在ユニバーサルデザイン化とともにエスカレータが設置されていますが、多くの駅で階段を半分にし、エレベータもホーム上に作られているので、ホームの面積、階段の輸送量は少なくなっています。そこでのエスカレータの歩行禁止は、何らかの要因でホームに人が溢れた場合、重篤な事態を引き起こすリスクがあると考えます。

実際、朝夕のラッシュに、電車の故障、花火や野球等のイベント、大雨などの要素が重なった場合、思わぬ人数が駅ホームに溢れることになります。時折、人が溢れたため、駅に停車しませんという事態がありますが、これが何駅にも渡った場合は、停車しないということすらできなくなるでしょう。ここでエスカレータを歩行禁止にしたら、どういう事態になるか、容易に想像できます。このキャンペーンは、7月末の学校が休みになっている間に開始しました。9月になって通学人口が増えた場合どうなるかというのも心配です。

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重篤な事態を想像した時:

現在、視覚障害者は黄色い線の上、ホームの最も端を歩いています。混雑していても見えません。こういう人たちが真っ先に犠牲となるのではと思います。

JRのキャンペーンでは、片側歩行によって、高齢者や片側をつかまれない怪我をした人もいる。ということですが、

ラッシュ時のこのような人たちの割合は非常に小さいものです。全員、エスカレータを歩いてはならないことにするという方法ではなく、このような人たちを優先的にエレベータに誘導するという方法が適切ではと考えます。

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http://suzume6.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-6e19.html

.そこで、この件に関して、JRに問い合わせを致しました。

質問の趣旨は、「ホームに人が溢れる事態に対しては何らかの方策を取っているか」というものですが、

それに対しては、回答はありませんでした。

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 いつもJR東日本ならびにJR東日本ホームページをご利用いただきましてありがとうございます。

このたびは、「みんなで手すりにつかまろうキャンペーン」に関する貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。

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 弊社といたしましては、エスカレーターは様々な原因により緊急停止することもあるため、歩行でのご利用を前提としてはおりません。

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 また、手すりにおつかまりいただくこと、駆け上りや駆け下りは危険であることなどをお伝えする「みんなで手すりにつかまろう」キャンペーンを他の鉄道会社とともに実施するなど、エスカレーターご利用のマナーとお怪我等の危険性があることを皆さまにお知らせしているところでございます。

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 しかしながら、定着できるような呼びかけまで至っておらず、ご不快な思いをさせておりますことを、重ねてお詫び申し上げます。

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 エスカレーターのご利用の仕方につきましては、鉄道のみならず社会全体のお話となりますが、このたび頂戴しましたご意見をはじめ、多くのお客さまのご意見を参考にさせていただきながら、お客さまに安心してご利用いただける駅づくりに取り組んでまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

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 今後も、みなさまに愛され、親しまれるJR東日本をめざしてまいりますので、引き続きご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。

                          東日本旅客鉄道株式会社

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 なお、新たなるご意見・ご要望をいただく場合、誠に申し訳ございませんが、弊社ホームページの「ご意見・ご要望の受付」

https://voice2.jreast.co.jp/user_input.aspx 

の入力画面をご使用いただき、ご送信くださいますようお願い申し上げます。

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また、継続してのご意見・ご要望をいただく場合、以下の入力画面をご使用いただき、ご送信くださいますようお願い申し上げます。

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https://voice2.jreast.co.jp/re_user_input.aspx?un=ZkEpPVuT7d9.......

このメールアドレスは、送信専用です。

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に、対しての、再度の問い合わせ。

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≪ご質問・ご意見≫

●JR東日本の取り組み方針

「みんなで手すりにつかまろうキャンペーン」に関する問い合わせをいたしました者です。ご回答をいただき、ありがとうございます。しかしその内容には疑問を感じましたので、再度、お問い合わせをさせていただきます。

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エスカレーターは様々な原因により緊急停止することもあるため、歩行でのご利用を前提としてはおりません。

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今までも、エスカレータの緊急停止の例はあったと思いますが、それほどの事故になっていないよう、感じます。

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また、手すりにおつかまりいただくこと、駆け上りや駆け下りは危険であることなどをお伝えする

駆け下りがマナー違反であるのは、周知されていると思いますが、日本だけでなく多くの国でも行われている「歩く」ことを今回、禁止したのが、このキャンペーンです。

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そこに対する、私の指摘は、エスカレータの輸送量が半分になってしまった時の、ホームでの、人の溢れです。

これもまた、予期せぬ事態によって起こります。(ラッシュ時、鉄道の故障、花火などのイベント)この危険性に対して、どの程度、対策をしているか、その上での、キャンペーンなのかをお聞きしたいのです。

例えば、視覚障害者はホームの最も端である、黄色い線の上を歩きます。もし、ホームに人があふれた場合、この上にも人は乗ります。しかし、彼らにはホームの混雑は見えず、ホーム端での線路への転倒を招きます。これは、死亡事故になる可能性の高いものです。

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今回のキャンペーンでは、高齢者や怪我をした人を問題にしていましたが、そもそもそういう方はラッシュ時を避ける傾向にあります。そういう方をエレベータに誘導するキャンペーンの方が合理的であり、安全であると思います。が、その選択肢があるにもかかわらず、「歩いてはならない」を選択する事の、合理的な説明をお願い致します。

これは、命に関わる事故が想定できるにもかかわらず、あえて行っていることですから。

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これに対する回答:

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いつもJR東日本ならびにJR東日本ホームページをご利用いただきましてありがとうございます。

再度のご投稿ありがとうございます。このたびのご意見につきまして、以下のとおり回答させていただきます。

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エスカレーターの緊急停止に限らず、エスカレーターを歩行している際に転倒したり、エスカレーターを駆け上がる他のお客さまに接触されて転倒するなどして、けがをされるお客さまの転倒事故が弊社管内で数多く発生しており、お客さまに安全に駅をご利用いただきたいという思いから、今回のキャンペーンを行っております。

今後も、ポスターや案内放送等を通じて、他の鉄道会社とともにエスカレーターの安全なご利用についてお願いして参ります。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

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このたびは、貴重なご意見ありがとうございました。

今後も、みなさまに愛され、親しまれるJR東日本をめざしてまいりますので、引き続きご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。

                          東日本旅客鉄道株式会社

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実際、もし、ホームに人が溢れた時にはどうするか、などのような対策は全く書かれていません。

今後、もし、このような理由による事故が発生した場合、

JRはあらかじめ、警告されていたのだという、ことの言質として保存しておきたいと思っております。

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2013年6月 7日 (金)

エスカレータ 片側歩行用

エスカレーターで歩行 対応は
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=2457056
この議論、
具体例無視で、十把一絡げ対応が先ずありきの発想だから、答えが見えて来ないのでは。
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まず、なぜ、危険なのかということ。
小さい子供や高齢者がいるから。。。
ということだけど、実際、朝のラッシュ時の小さい子供や高齢者の割合はものすごーーっく、少ない。
危険を回避するためだったら、彼らへのエレベータの優先を勧めることができる。特に朝、通学する子には、ルートなど教えてるはずなので、その中にエレベータを入れて教えることもできるだろう。
高齢者へのエレベータ誘導は、まず、サインを分かり易くすること。今の多くの駅での誘導では、エレベータによる導線はオマケ。本当はホームのどの位置に乗れば、自然にエレベータへのアクセスが確保されるようなルートがあるはず。
こういう事を親切に案内するコンシェルジュのような役割が、改札の駅員さんなんかにあっても良い。
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エスカレーターで歩いてはいけないというのを、もし、本当に徹底させてしまったら、輸送量に問題が出る駅は相当出るだろう。上りと下り、2本の車両が二本ずつ2分間隔で到着する駅ホーム。しかも、ユニバーサルデザイン化ということで、広かった階段をつぶしてエスカレータを作ってる所も少なく無い。階段は狭くなり、ホームも部分的に狭い場所ができている駅もある。こういう所で、ホームに人が溢れたらめちゃくちゃ危険だ。階段から落ちる。。ぐらいの怪我じゃ無い。ラッシュ時にホームから人が溢れて転落したら、恐ろしいことになるだろう。
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もう一つある。
都心に最近多い、距離の長いエスカレータ。これで歩いてはいけないとすると、急ぐなら、エレベータの方が早くなってしまう。すると、できるだけ車椅子や高齢者、弱者のために確保しておきたいエスカレータに、急ぐ人たちが来てしまう。
ただし、これはラッシュ時の話。
混雑しない駅、エスカレータの輸送量が充分な駅は、歩行禁止にしても良いかもしれない。
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でも、同様の理由(高齢者や子供はエレベータに誘導できる)から、歩行禁止にしなくても良い。
とは言うものの、結局、いろんな駅で違い、時間帯によって禁止など、利用者にとってはワケが分からない。。。ということになる。どちらか一つに決めなくてはならない。
原則論では、弱い人、高齢者や子供の安全確保が第一。
とは言っても、何万人もの群衆のマネジメントをしなければ、群衆という現象そのものが、凶器になってしまう。
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なので、もし、シンプルにするなら、
片側歩行可能というのはかなり合理的ではないか。
高齢者や小さな子供の安全確保という意味でも。
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以下、抜粋
駅のエスカレーターで片側を開けて、急ぐ人が歩く--。都市部で常識化しているこの慣行について、エスカレーター業者などが「事故のもととなり危険」として、止まって乗るよう呼び掛けている。業者の調査によると、高齢者の約3割が、エスカレーターでの転倒に不安を感じ、歩行をやめてほしいと考えていた。だが、片側開けをマナーと考える乗客も多く、3大都市圏で運行するJRと主な私鉄・地下鉄23社に「片側開け」への対応を尋ねたところ、歩かないよう明確に呼び掛けている社は11社にとどまった。
 6日朝の都営地下鉄大江戸線新宿駅ホーム。改札口につながるエスカレーターの右側のレーンを、大勢の客が歩いて上り下りする一方、左側は立ち止まって乗る人が長蛇の列を作っていた。都市部でよく見られる光景だ。
 だが、エスカレーターは本来、歩く前提で設計されていない。国土交通省によると、標準的なエスカレーターの傾斜は30度で、駅構内の階段(26~27度)より急。ステップの高さも20センチ程度と、階段(15~16.5センチ)より高い。
 ビル施設の管理業務を手がける三菱電機ビルテクノサービスが昨年、全国の60~84歳の男女を対象にエスカレーターの乗り方に関するインターネット調査で「安心してエスカレーターを使うための要望」を尋ねたところ、「エスカレーターでの歩行を禁止してほしい」の回答が33%と最多だった。同社は「高齢化社会に合った安全な利用法を伝える必要がある」と話す。日本エレベーター協会は「歩いたり、走ったりしないで」と注意喚起する。
 しかし、多くの鉄道会社は「手すりを持って」(南海電鉄)など、止まって乗るよう遠回しに呼び掛けるにとどめている。
 かつては鉄道会社自身、積極的に片側開けを勧めていた。1967(昭和42)年、阪急電鉄が梅田駅(大阪市北区)にエスカレーターを設置した際「歩いて上り下りする方のために左側をお開けください」と放送したのが広がったという。そのためか、利用客の多くは片側開けを「マナー」と考えている。鉄道の相互乗り入れなどに伴い長いエスカレーターが増え「急ぐ客は長い間立ったまま乗っていられない」(鉄道会社関係者)という事情もあるようだ。
    ×    
 しかし、東京都身体障害者団体連合会の宮沢勇会長は「エスカレーター歩きが、高齢者や障害者など多くの交通弱者を危険にさらしていることに気付いて」と、鉄道会社の積極的な取り組みを求めている。【太田圭介、中村かさね】
    ×    
 エスカレーターの「片側歩き」に関するご意見をお待ちしています。メールの件名を「エスカレーター」として、kurashi@mainichi.co.jpへ。

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2012年4月15日 (日)

社会的ヒューマンエラー

少し前に11ヶ月の子が自宅のこたつの中で亡くなったという事件があった。原因や詳細は分からない。だが、この親は5時間、寝ている子を置いてでかけたという。

こういう記事がネットに出ると、その手の人たちの罵倒日記が並び、フレアする。確かに信じられないような怠慢だ。だが、本当にあり得ないことだろうか。
事件的には、類似のものがたくさんある。どれも、やってはならない事だと、100%の人が知っていて、しかし、やってしまったというものだ。たとえば、飲酒運転も麻薬も、強いて言えば、ほとんどすべての犯罪が該当する。100%の人がやってはならないと思っていても、つい、やってしまうことは、他にもたくさんある。遅刻も、食べ過ぎ飲み過ぎさえそうだろう。

こういうものをどう、防ぐべきかということを考えたとき、最終的にぶつかる壁がある。
決してゼロにはできないということだ。

犯罪というのは除外して、事故についてのみ考えると、
事故というのは、様々な偶然が重なって起きる。普通は起きない。だけど、或る偶然と或る偶然が連鎖してしまったとき、予想外の展開が置きてしまう。
横浜市立病院での患者取り違え事故も、取り違えを回避できる局面はたくさんあった。どれも小さなことだ。そのどれか一つで、気づいていれば、回避できた。
しかし、そのすべての局面で誰も気づく事が無く、事故は起こってしまった。
例えば、エレベータで看護師が二つのストレッチャーを担当してしまったが、たった二つしか無いストレッチャーの行き先を間違えるなんてありえない。この看護師にしてもそうだろう。一日に何回も、職業人としては何万回も同じような仕事をして、たった1度、間違えたのが、肺の手術と心臓の手術をする患者の取り違えだったのかもしれない。
取り違えた後、別の看護師が本人の名前を呼んで話かけたが、本人は別の名前を呼ばれたのに、「はい」と返事をしてしまった。それも、ふたりとも。
これも、ありえないことだ。
どれも、責めようと思えば責められる。取り違えが重篤な事態を引き起こすことは、十分知っている。

これがヒューマンエラーだ。ヒューマンエラーは防げない。
減らすことはできるかもしれないが、決してゼロにはできない。だからもし、これを限りなくゼロに近づけるためには、もっと別のアプローチ、フールプルーフなどによる、人を介在させないことによる方策が取られる。どう間違えても、絶対に、エラーが起きないような。
たとえば、三方活栓のようなアプローチで。

三方活栓のエラーについて
http://suzume6.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-49d7.html

さて、冒頭のテーマ、11ヶ月の乳児のケースにもどる。
5時間乳幼児を放置するというのは、普通なら考えられない。100%の親が、それをしたらどういう危険があるか、しっており、してはならないと思っている。
しかし、たとえば深夜は親も寝てしまう。4時間なんて普通に熟睡している。子供だってそうだ。普通は寝ている子を4時間やそこら、一人にしておいても、何も起こらないのだ。ここに油断が生まれても不思議ではない。
とは言うものの、この場合は8時から寝ている子を置いて家族(2歳と6歳の子を含む)は出かけ、深夜12時に帰宅したというものだった。こういう事をする親は滅多にいない。滅多にいないから、これまで起こらないケースだったと言える。
更には、この母親は若い。25歳で6歳の子どもがいるということは、10代で出産している。教育という意味で言えば、高校の技術家庭などの科目で子育てについて学ぶが、もしかすると、そういう事も無かったのかもしれない。25歳といえば、ほとんどの女性はまだ子供はいない。結婚すらしていない人の方が多く、学生もいるだろう。周りは深夜まで外出している人が多いかもしれない。その中で流されてしまったという可能性もある。
こうした事を防ぐにはどうしたらよいか。
防ぐと言っても、非常にまれな事故だ。要するに0.000,,,,1%しか無い事故をゼロにするにはどうしたらよいかということになる。

普通は起こらない。普通はこういう人間は存在しない。そのために、母親学級なり、学校教育がある。でも、起こってしまう。事故につながるか否かは別にして、同様の事を重ねる親はこれからもいるだろう。減らせることはできても、決して、ゼロにはできない。

社会は、こういう親が生まれないように、様々な手はずをたてるが、どんなにやろうとゼロにはできない。

これは、
社会的ヒューマンエラー
と呼べるのではないだろうか。


ヒューマンエラーには、個人や組織内の要素に帰着するものだけでなく、
犯罪やドロップアウトする人間が常に社会の中に存在してしまうのと同じく、
決してゼロにできない事に起因するエラーがある。
たとえば、このケースがそうかもしれない。


そして、この社会的ヒューマンエラーを防ぐのは、
やはり、社会的インフラ(産業/製品設計も含む)なのでは?

それが、次世代のユニバーサルデザインかもしれない。

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2012年2月 9日 (木)

車椅子:触らないでっ!

今日、駅での話。

或る駅で
ばっちりメイクして、
ヘアスタイルも完璧。
って、美女が、後ろからすーっとやって来た。
車椅子。車輪の所にはLEDとかついてて、
すーっと、完璧な車椅子さばき。

車椅子って、イロイロあるんだけど、
達人?はオーダーメードとおぼしき、かっこいいのに載ってる。
そういうヒトは、まあ、誰もサポートもいらないので、
すずめもスルー。

で、
乗り換えの時、
すずめと同じ駅でドアの所に来た。
本当はすずめの方が先だったんだけど、
もし、何かあったら多少、サポートができるかもと、思って、後ろに下がった。
だけど、こういう人、
プライドもあるだろうし、何もコンタクトはしない。

前にも書いたけど、すずめ的に、必要以上に声をかけることはしないようにしてる。。。。(ただし、視覚障害は向こうからこちらが分からないので、近くにいた場合にだけ、声をかけたりするけど。)


ところが、この駅、段差が大きくて、
ダンっと 落ちた。。みたいになって、バランスを崩しそうになった。

向かい側にもう一台の電車が待っていて、
それに遅れると、ドアに挟まれたりすると思って
(もし、そうだったら、ドアが閉まらないようにするボタンもあるので)
「大丈夫ですか?何かお手伝いしましょうか。」
って、後ろからそれだけ言ったんだけど。

さっと、手を払うようにして(って、すずめは触ろうともしてないんだけど)
「触らないで!」

っと、キツイ一言。


まあ、
相手は美女だし。。。それはそれで良いんだけどね。
すずめは、別に、車椅子とかナントカじゃなく、今まで、善意で声をかけた人に、そんなコト、言われたこと無かったので、かなりびっくりした。


だけど、それって、もし、あなたが車椅子じゃなかったら、
すっごく失礼なコトよ。
本当は、車椅子でも、失礼。

あなたが、もし、ブサイクなおじさんで、書類をばらまいたんだったら、
お手伝いしましょうか?っていう知らない女性に、
「触るな」
って言わないはず。
「すみません。でも、結構です」とかね。
それがマナー。


別に車椅子の人がどーのっていう意味じゃない。。。それから、これは普遍的な例だとも思って無いっていうか、わざわざ日記に書いちゃうくらい、あまり無いコトだと思ってる。


彼女のマナーは
少なくとも、一般的じゃない。
でも、私は、許される存在なのって、
もし、思ってたとしたら、一つの甘えじゃないかと思うけど。

そして、もし、他でも何度もこういうマナーを通していて、
すずめと同じ経験した人が、
すべての車椅子の人は「触るなっ」って思ってると解釈したら
それは迷惑かもしれないって、思ったんだけど。

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2011年12月17日 (土)

ハヤブサとホームドア

http://www.youtube.com/watch?v=kMFEr7GizcU&feature=related


21世紀の夢の超特急を形にしたら、こうなりました。


っていうCM
モンク無くかっこいい。

でも、
その「夢」
ちょっと、薄っぺらくないかな。


止まる駅がショボい。
何がって、
ホームドア、無いのよね。
このCMの駅には。

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2011年12月 8日 (木)

視覚の状態と近いもの


画像サンプルのご案内

http://www.geocities.jp/fromyurikoy/NewFiles/g1menu1.html


生活の中でのいろいろなシーンで画像を作ってみました。
人の視覚は再現できませんが、
近いものを選ぶことはできるかもしれません。
ぼんやりしているとは、どういうことか、
まぶしいって。。?
言葉で言うよりも、こうやってみせられた方が分かり易いですよね。


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すずめ的考察

視覚障害の人には、自分の状態を説明できない場合もある。
ぼんやりしているのですか?と聞かれても、はっきりした映像と比較しないと、それがぼんやりしているかどうか、分からない。
見えないということで、仕事を失うこともある。
確かに仕事上、できない部分もあるだろう。だけど、できる部分もある。
まぶしくて白いPCのキーボードは見えなくても、黒いものなら見える。
でも、言葉で言っても伝わらないこともある。光ってもいない白がなぜ、まぶしいのか。どう、まぶしいのか。
それを伝えることで、小さな改善ができ、仕事を失わない方法があるかもしれない。

同じような問題は学生さんにもあるはずだ。

上のリンクの画像は、
そのままコピーすれば、ワードなどの書類に貼付けることができる。


視覚障害
手帳を持つ人は30万人
でも、160万人の人が同等の目の不自由さを持つという。

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2011年11月24日 (木)

疾走のための義足

2011年03月10日08:12
昨日は、イロイロあって、
コーロー省さんの福祉関係の技術開発系の
展示会に行ってきた。

マイミクのみなさま、ありがとうございました。
なぜか、懐かしいヒトにも偶然会ったりして、
いろいろ楽しい一日でした。


って中で、
ちょい、おもしろいなって、思ったもの。

疾走のための義足

http://www.imasengiken.co.jp/lapoc/sport.html

うーん。
ホームページには良い写真が無くて残念。

会場には、何人もこの手の義足?を付けた人がいて、
走ってた。


それが、かっこいいのだ。
(ここでのかっこよさっていうのは、いわゆるワカイ子がイケメン歌手なんかにキャーキャー言うのと同種の、単純な意味なんだけどね)

そりゃ、彼らは本物のアスリートだろうから、全身がシェイブされてて、
シンプルなTシャツなんかだと、そういうのがよく分かって。。。
だけど、
ハイテクなマシン風の足が見えてる状態って、
何ともかっこいい。
萌え~って感じ。

もし、ああいう系の人たちが、バンドとか組んだら、
か~なり、キャアキャア言うヒトたちが出るんじゃないだろーっか。
(もちろん、イケメン/美女 っていうのは、ベーシックに必須条件だけどね)

そういう人たちが何人も会場にいると。。。
すずめなんて、なんて自分はずんぐりカッコ悪いんだろーって、
思えちゃう。
しかも、両方ともナマ足なんて。。。



は、とっても、レベルの低い「感想」で、
そんな甘いモンじゃなく、
イロイロ問題もあるんだろう。

だけど、
すずめ的にすっごく興味深いのは、
こういう何かを「かっこいい」って思う感覚は、
結構、ストレートで、正直ってコト。
偏見とかすっとばしちゃう。

やっぱり、
「かっこいい!」って、
蔑ろにできない重要なファクターかも。

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ホームドアの無い新設ホーム?

2011年02月14日10:26
九州新幹線試乗会で3歳児転落
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1501632&media_id=2

今から新設してる新幹線のホームにホームドアが無かったのだろうか?
それとも、ホームドアがあった上で、車両とホームの隙間、「16センチ」の所から落ちたのだろうか?


今から作る新設線の駅にホームドアが無かったら、逆にびっくりなんだけど。。。

ネットで、
熊本駅 新幹線 ホーム
 
ってググっても駅の写真は出てこない。


それにしても、16㎝、
私が手のひらを広げて親指と小指の先が作る一番大きな長さが16㎝。
3歳児というと、靴のサイズが、もう、その位あるはず。
しかも、落ちても尚、自分で隙間を歩ける程の子供が、落ちてしまう。。。

もし、それが、ホームドアの隙間だったら、
もちろん、できる限り狭くしようとして、技術的な限界だったのだろう。


いずれにしても、
どういう構造になってるか、
知りたいなあ。


試乗会での事故。
しかも、怪我はなし。
良い教訓だったかもしれない。

12日にあった九州新幹線の試乗会で、熊本県宇城市の3歳男児が車両とホームのすき間から線路に転落した。男児にけがはなかった。

 JR九州熊本支社によると、男児は祖母と一緒に試乗会に参加。熊本駅ホームで車両から降りる際に、約16センチ離れたホームと車両のすき間から、約2.6メートル下の線路に落ちた。男児の乗っていた車両は福岡寄り最後尾だったため、ホーム端の階段まで作業用通路を自力で歩いてホームに戻った。

 熊本駅の新幹線ホームには、通常時の転落防止用の柵はついている。ただしホームにカーブがあるため、乗降時に車両によってはホームとのすき間が広くなっていることから、同社では注意するよう呼びかけている。

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2011年11月23日 (水)

コースター転落死/安全設計の瑕疵

2011年01月31日10:20
■コースター転落死、安全バー「触って確認せず」
(読売新聞 - 01月31日 01:47)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1486455&media_id=20


触れて確認しなかった この主語はアルバイトの女子大生なワケだけど、彼女の責任では無いのではないだろうか?
アルバイトの仕事の設計に問題があったのでは?

この記事には、何人乗りのものかは書いていないが、30人や40人はいるのではないだろうか。その1人1人の,安全バーに手をかけ、触って確認するだけの、人員、時間等を施設側は見込んでスケジュールその他を組んでいたろうか?
また、アナウンスの中に、きちんと、カチンと言うまでバーを確認し、大柄な人は特に注意するような内容を盛り込んでいただろうか。こういうアトラクションに慣れた人ばかりではない。バーはカチンとロックをかける仕組みではなく、機械的に止めるものも多いだろう。だとすると、カチンを確認しない人もいるだろう。
バイトのスタッフにとっても、混雑時に、一度に乗客が入り、座ってしまうと、体格が分からなかったりするかもしれない。ちょっとした事で、大柄な人を見過ごしてしまうエラーは起こりううるので、対策を講じなければならないはず。

そこまで見込んだ設計がされていたのだろうか?

されていなかったとしたら、
これは、アルバイトの学生と、亡くなった本人のヒューマンエラーではなく、
安全設計の問題であったと言えるのではないだろうか。


おそらく、
同様のアトラクションを運営する施設でも、
同じ事を考えて、
今日あたり、チェックしてるに違いない。
尊い犠牲が学ばせてくれる事は大きい。


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死亡した会社員倉野内史明さん(34)(東京都羽村市)はスタートから約30秒後に転落した。

 安全バーは各座席に設置されている。客が手前に引いて腹部のあたりで固定し、締まるとカチッと音がする仕組み。体形に応じて8段階で固定されるが、自動で確認する装置はなく、係員が目視や手で触れて固定具合を確認する。大柄などの理由で安全バーが固定できない場合は、乗車させない規定になっていた。

 倉野内さんは身長1メートル85以上で体重も100キロ超という大柄な体格だった。

(中略)
事故当時、安全バーの点検はアルバイトの女子大生が担当しており、女子大生は同庁の事情聴取に対し、「口頭で『安全バーを下ろしてください』とアナウンスしたが、手で触っては確認しなかった。バーが下りているように見えたので、発車しても大丈夫だと思った」と話したという。

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