« The Tudors : ヘンリー8世のドラマ | トップページ | 市場とはそういうもの »

2014年10月27日 (月)

自然から学ぶこと:ニラハウス

ちょっと前、
裏庭に、どー見てもニラだと思える花がさいているのを見つけた。
それも、かなりたくさん。

葉っぱをちぎっても、
ニラの匂いがする。
もちろん、植えた覚えは無い。

この花、結構前からチラホラ見てた気がする。
今年になって群生しはじめたみたいだ。
食べてみたいとは思いつつ。
放置。
ここは、ムスカリやスイセン、その他、ユリ科をいっぱい植えてたので。
(ユリ科や似てるものには毒草も多い)
さて、何でこの日記にニラか。

赤瀬川氏と言えば、個人的にはニラハウスなのだ。

http://special.nikkeibp.co.jp/ts/article/0ia0/104120/

こんな感じ。
かなり前、建築の分野では話題だった。
まだ、エコがそれほど、流行ってないというか、
話題ではあったけど、すごいっていうような例はそれほど無かった。
その中で、!って思わせたのが、ニラハウス。
当時は、いろんな賞をもらって、話題だった。

屋根にいっぱい、ニラを植えるのだ。この後、この手の植物が繁る家がいろいろ出た、
タンポポハウスとか。。。


しかし、そのうち、問題が発覚。
違法建築だと言うのだ。
だって、屋根が防火になってない。
いつも手入れされたニラが生えているなら、良いかもしれないが、手入れを怠ったら、
枯れた草ぼうぼうになってしまう。


http://217.aaf.ac/13/05.htm

だけど、何だか良く分からないお役所仕事の力で、
「合法」になったようだ。


こういうのが是か非か分からない。
だけど、建築における施主さんの存在って大きいのだろう。
施主さんのロマンが形になるのが建築。

だけど、エコはロマンじゃないかもしれない。
上のリンク先のコメントにもあるように、

植物って暴れると汚いんです。

現在の屋上庭園にもあるような緑化の手法や壁面緑化の世界の例はたくさん見ましたが、すべて絶望的に失敗していますからね。とくに壁面緑化の失敗は山ほど見てきて、とても難しいですよね。


ニラハウスも、主がいなくなったら、どうなるのか。
すずめのお宿の裏には毎年生えるヒナタイノコヅチが巨大になってる。
ココ、草が生えないように、地面をコンクリートで固めた場所なのにだ。
冬に枯れたら始末したいと思いつつ、彼らの生命力にはかなわない。ニラハウスの屋根にも、草は相当生えるはず。屋上や壁面の緑化部分にイノコヅチが生えたらどうなるのか。

要するに、エコなんて、ロマンじゃできない。
丁寧に手入れができるのも人間だが、気が向かなければ放置してしまうのもニンゲン。間違うのもニンゲン。

そもそも
自然が制御できるなんて、思い上がりだ。たった小さな草にでさえ。だから、ニラハウスのようないろんな試行錯誤をしながら、その制御の仕方を学んでいく。

小さな草でさえ、難しいのに、
気候だとか、自然災害を人間が制御できると思ってる。
津波だとか地震だとか制御して、核分裂や核融合させても大丈夫だと思ってしまう。
核の大きさがどれ程なのか、地震の力がどれ程なのか、
草の力も分からないのに、分かると思う方が不思議

自然を知らない現代人、
草から学べないからじゃないかと思う。

草の名前も云えないニンゲンが、自然の力を語っちゃいけないんじゃないか。
だから、過小評価してしまうのだ。
草や虫からも学べない者に、自然の力の大きさが分かるはずが無い。



草から学ぼうとした方が、
云ってしまった。





「老人力」赤瀬川さん亡くなる
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3113549

|

« The Tudors : ヘンリー8世のドラマ | トップページ | 市場とはそういうもの »

環境」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1210811/57799890

この記事へのトラックバック一覧です: 自然から学ぶこと:ニラハウス:

« The Tudors : ヘンリー8世のドラマ | トップページ | 市場とはそういうもの »