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2014年9月20日 (土)

命の受け止め方

昔、公団住宅で一人暮らしをしていたことがある。
部屋に帰ると、何か気配がして、玄関の隣のパイプスペースを開けた。
中で、猫が子どもを産んでいたんだった。私も驚いたが、猫も仰天したのだろう。
子どもを加えて、廊下で食べ始めたのだった。
あまりのことに、その日は、家を出て、友人の所に行った。
しばらくして帰ってくると、パイプスペースには、何も残っていなかった。
生まれた子猫はどうなったのか。

でも、もし、子猫がパイプスペースに住み着いたら、
私はどうすれば良かったんだろう。
こういう記事には、
「かわいそう」
「酷い」という文言が並ぶが、
じゃあ、そういう人たちの誰かが、引き取って飼ってくれるのか。

酷いというなら、
こう、言って欲しいものだ。
「それは酷いので、うちに連れて来なさい。私が飼います」と。

ところで、
少し前、年配の友人が言っていた。
彼女の育ったのは、岡山の山村。
そこでは、皆、ヤギを飼っていたそうだ。ヤギはオスが生まれると不要。
なので、生まれた子どもがオスであった時は、お父さんが、
「川に捨てに行った」という。
猫の子がいても、皆、川に捨てるのが、普通だった。
その村は、ずっと、そうして暮らしてきた。
命とか、そういう概念ではなく、おそらく、
いわゆる 「循環」 リサイクル
のようなものだったんだろう。
そこにはセンチメンタリズムも無く、ただただ、人と自然の生活のリズムがあった。
今は違う。
どこが違うのか、命を大切にするようになったというのでは無い気がする。
だって、子猫が飼えないのは、今も昔も変わらないのだ。
命に対して、センチメンタルな色を付けるようになっただけではないのか。

都会の中の子猫
この子たちは、誰が飼うんだろう。


子猫放置、体には粘着シート
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3060637 

 名古屋市は19日、緑保健所(同市緑区)の前に18日朝と夜、虐待が疑われる子猫計4匹が段ボールや紙袋に入れて置き去りにされていた、と発表した。緑保健所は猫の虐待や遺棄を禁じた動物愛護法違反の疑いがあるとして愛知県警緑署に通報した。

 市によると、18日午前8時ごろ、緑保健所に出勤した職員が正面玄関前に段ボール箱が置かれているのを見つけた。箱には「ネコ生きている」と書かれ、底にネズミとりと見られる粘着シートが張られ、子猫3匹が身動きできない状態だった。午後7時45分ごろにも正面玄関前に紙袋が置かれ、子猫1匹が入っていた。子猫の体には粘着シートの素材のようなものがまつわりついていた。

 子猫はいずれも雑種で生後推定約6週間。雄が1匹、雌が3匹のきょうだいとみられ、同一人物が遺棄した可能性が高い。発見時に子猫は弱っていたが、その後回復した。市の担当者は「こんなことは初めて。20~26日の動物愛護週間の直前でもあり、許せない行為だ」と怒りをあらわにしていた。【岡大介】

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