自転車政策:人が死ねば分かるのだろうか。
ココ、知ってる。ものすごく、交通量が多い。
だけど、歩道の人が多いのは、三軒茶屋や駒沢駅の付近だけで、他はほぼ、無人。
車道はものすごく交通量が多く、店舗が多いのでバスレーンに駐車してる車もある。私も走る時、国道は車道を走るようにしているけれど、さすがにここは怖い。緩やかな坂道が続いているので、のぼりの場合はフラフラする。
何よりも、渋谷から続く国道。交通量がハンパ無い。
それだけじゃない。上の246を出たばかりのスピード感の車もいるのか、混んだ道路をすごいスピードで走っていく車やバイクもいる。
池尻の当たりは工事をしていて、自転車は歩道から通り難い。だけど道も整備されていないし、車もスピードがすごいので、さすがの私もこの道は通らないようにしてるくらいだ。(それでも、代替が無い時もある。)
加えて、暗い。昼もだけど、夜も暗いので、ヘッドライトで照らされた自転車を、車が見分けられるのか。
街灯増やすような工事するんだったら、自転車専用道路を車が踏み込めない別レーンで作るべきだ。繰り返すけど、専用レーンじゃダメだ。結果として駐車スペースに使われてしまい、自転車は路肩の駐車された車の影から車道に飛び出すことになる。車が駐車できない専用レーンを作らないんだったらかえって危ない。
しかも、こんなのまであるんだから、
https://twitter.com/nyancow/status/468727383520841731
こんな狭い道の隣を車が走ってフラついたら、即死亡事故。
コレ、古い道じゃないからね。作ったばかりのだからね。
警察さんは、コレで良いと思ってる。笑っちゃう難易度。
はっきり言って、無い方がマシ。無ければ車道1レーン取って走るけど、あれば、ココをフラフラ走るしか無いんだから。
とにかくこの道路はスピードが酷いので、車に横を走られたら命が無い。なので、車道のど真ん中を1車線しっかり取るしか無いのだけど、その姿を車が見えるのか不安だ。位道で対向車のヘッドライトの中で霞むのではないか。
もう一つ言えば、ここに併設された歩道はものすごく狭くて、自転車でもスピードなんて出せない。自転車がスピードを出して、この歩道で、人に重篤な事故を起こしたという例が何件あるか、出してみるが良い。
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前にも書いたけど、自転車が歩行者を殺すような事故は
30年に5件
一方、自転車が車に殺される事故はその何万倍も起こっている。単位の差が比較にならない。
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さて、記事にもどって、
246はバス通り
その脇に車も停まってる。
店舗のそばなんて、そりゃそうだ。納品もあるし、停めてくお客さんだっている。そんなのを交通監視員で取り締まるって限りがある。
結果、車が停まってる時は、車の脇から自転車が飛び出す形になる。
それ、ドライバーさん、怖くないですか?
しかも、交通量が多いのに、スピードがハンパ無い国道で!
車の影から、フラフラ時速10キロの自転車が出て来る!
子供を乗せたママチャリの隣を
車が走って。。
もしくは駐車中の車が不用意に開けたドアを避けた自転車が車に接触したら、
それだけで命が無い。
何度も書くけど、
自転車が人と接触して、人を殺すようなダメージを与えることは滅多に無い。
どれほど滅多に無いかというと、30年に5件という程の希さだ。
だけど、
自転車がここで車に接触したら、即、死亡事故だ。
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子供を乗せたママチャリが車道を走って、死亡事故が起きたら、
この方法は止めてくれるんでしょうね。
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で、これで事故が起きたら、
被害者は、車と同時に、
世田谷警察も訴えると良い。
ドライバーも一緒に世田谷警察署長から、賠償金をせしめるべきだ。
こんな危険なこと、
最初から分かってるんだからね。
人が死んでみせなきゃ分かんないんだろか。警察って。
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さて、この日記は、ネットにもアップしておきます。
下に記事の文言
東京都世田谷区の国道246号
自転車
事故
死亡
警察
などのような言葉は、検索で引っかかるようになるでしょう。
自転車で歩道を走り、
不幸にして事故にあわれた方、
車でそういう自転車をひき殺してしまったドライバーの方がいらしたら、
是非、警察を訴えましょう。
http://suzume6.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/30-0e97.html
警察は自転車が歩行者に怪我をさせる事故があると煽っていますが、
実際には、自転車が歩行者を死亡させるような事故は、30年に5件しか起こっていません。どれも特殊な背景のケースです。(上のURLにその記事前例を掲載しています)
こんな滅多に無い例を元に、ママチャリ自転車を車道に出すような方策を立てています。
車という凶器の側をママチャリが走るのは、
ドライバーも、迷惑なはずです。
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■国道246、自転車とバスレーン共用へ 大都市初の試み
(朝日新聞デジタル - 06月06日 12:07)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=2912997
交通量の激しい東京都世田谷区の国道246号で、自転車とバスの走行帯が共用化される。大都市で初の試みで国土交通省が年度内の実施をめざす。自転車が安全に車道を走れる環境を整えることで、歩く人と自転車の接触事故を減らすねらいもある。
共用化されるのは三軒茶屋―駒沢(約2キロ)。1日5万台以上の車が通り、朝夕のラッシュ時にはバスが1時間に10~20本運行する。健康志向から自転車で通勤する「自転車ツーキニスト」が増えている区間だ。
3日午前7時から1時間、この区間(世田谷区上馬2丁目)で都心へ向かう自転車を観察した。スポーツタイプで疾走する男性、ママチャリで子どもを乗せた女性……。車道を86台、歩道を34台が通った。自転車はバス、乗用車、オートバイに挟まれるように走り、危険だと感じた。
渋谷―駒沢(約5キロ)はほぼ片側3車線で、左端の車線が、渋谷方面は午前7~9時(一部午前9時半)、駒沢方面は午後5~7時にバス専用レーンとして運用されている。このうち三軒茶屋―駒沢に限り自転車の走行帯を併設する形となる。期限は設けない。
そもそも自転車は車道を走るのがルール。ただ、この区間では歩道も通行できる。国交省東京国道事務所は、自転車をなるべく車道に誘導したい考えだ。ドライバー側に自転車が通ることを意識してもらうため、①路面に自転車の図柄を入れる②進行方向へ青色の矢印を示す③路肩をカラー舗装にする――などの案を検討する。
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