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2014年3月 5日 (水)

自転車は歩道に!

まず、この記事(下に全文)、おかしい。
香川県は、ここ数年の間に、自転車による死者数は11人から6人に激減していて、事故数も4分の3に大きく減っている。
http://www.pref.kagawa.lg.jp/police/koutsuuanzen/koutsutoukei/pdf/h25jitensha.pdf
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事故数が多いとしても、それは自転車分担率の高さからであろう。
上のデータを見ると、大きいのは10代と高齢者の事故数だ。
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本当に彼らを全員車道に出すべきなのか。
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高松はまだ良い。
ちょっと前に行ったなので、この地図のあたりもイメージできる。なるほど、道路は広い。大勢走っていれば、車も遠慮するだろう。
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だけど、こんな広い場所ばかりではない。
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まず、
この、基本的な問いが考えられていない。
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「なぜ、自転車は歩道を走りたいのか。」
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本当に車道を走って良いなら、車道の方が「断然!」快適だ。
なのに、これほどまで言っても、歩道を走るのか。
答えは
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「怖い」のだ。
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この怖さは、「邪魔ね」って言われるような怖さじゃない。
殺される怖さ
一生を障害者で送らなければならないような怖さだ
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だから、車道は走れないのだ。
車道を走れと主張する者は、考えてみれば良い。
3歳の娘を後ろに乗せた、妻に、
保育園の送り迎えの 夕暮れの道、
車の行き交う大きな国道
違法停車のずらりと並ぶ脇の
車道を走って欲しいか。
中学生の息子に、塾の帰り、
誰も走っていないトラックの走る国道を自転車で走って帰って来て欲しいか。
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ドライバーはどうだろう。
あなたは、3歳の娘を乗せた母親の自転車を、
絶対に、見逃さないで、追い越さず、後ろを走ることができるか。
中学生が道路脇のゴミを避けて、ふらついた時、夕闇の中で、絶対に、瞬時に反応して避ける注意力を常に維持できているか。
もし、できなかったとしたら、明日から、あなたは、殺人者だ。
3歳の子供と母親を殺す罪は大きい。
前途ある中学生の将来を奪った記憶は一生、残るだろう。
そして、もし、あなたが、自転車は車道を走るべきと主張してる上で、
そんな事故を起こしたのなら、
それは事故ではない。殺人だ。
過失相殺は要求しないで欲しい。
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多くの車を運転する人たちは分かるはずだ。
交差点で、バイクを巻き込む事故の起こり易いこと。
横断歩道を渡る歩行者については、定位置を注意すれば良いが、
車道の脇を通るバイクは別の場所なので、見落としが起こり易い。
でも、まだ、バイクはそこそこ車両が頑丈だ。
だけど、自転車は生身の人間をひっかけることになる。
子供や高齢者なら、死ぬほどのダメージになる。
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すべての車が違法停車せず、巻き込み確認も、
前方注意も完璧に行うのは当然だろう。
だけど、それはゼロには決してできない。
どんなに完璧なドライバーも完璧では無い時があるからだ。
そこは不確実だが、
確実に存在するのが、
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自転車と車の殺傷能力の違い。
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これに比べたら、人と自転車の殺傷能力の差は格段に小さい。バカバカしくて比較にならないほど。
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なるほど、自転車の行為が悪質で歩行者に重篤な怪我を追わせた事例は有る。
だが、統計にできないほど、稀なものだ。
ある年の事故を調査したものがある。
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http://d.hatena.ne.jp/delalte/20111025/
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歩道は関係無い。
そりゃそうだ。
歩道で自転車が歩行者を殺すほどの事故が起こる可能性があると、想像する人間は、自転車に乗ったことがあるのだろうか。歩道ではそんなにスピードは出ない。一番自転車がスピードを出すのは、坂道の車道を走る時だ。その場合、車に匹敵する殺傷能力があるかもしれない。
自転車の歩行者への加害に、歩道は関係無い。
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自転車の平均速度は、ママチャリなら10キロ
彼らはは、果たして軽「車両」なのか。
 
自転車でも、30キロが出るものもある。
こういうのは、全く別
こういう自転車は装備も、乗る人の意識も全く違う。
まさに車両並みだ。
 
すべての自転車を歩道へとは言わない。
そんな事を言ったら、ちゃんとしたロードバイクを乗るアスリートには迷惑だろう。
 
自転車は
走行速度で
歩道を走るべきものと、そうでないものを分けるべきだ。
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ただ、そんなのは、本当は昔からやってきたことだ。
言わずとも、ちゃんとしたロードバイクを乗るアスリートはそうしてた。
そして、子連れのママチャリは普通に、歩道。
中学生も自分であぶないと思えば歩道。
スイスイ走りたいと思えば車道。
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昨今、こうやって世の中が主張してるのは、
要するに、今まで、自分の判断で車道が怖かった人たちに、
車道を走れと要求してるということなのだ。
この流れ(法の厳重化)は、
坂道で猛スピードで冒険する高校生を車道に出せということじゃない。
(彼らはもともとスピード出したい時には車道を走ってる。)
子連れのママチャリと
塾帰りの中学生に、
国道を走れということなのだ。
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まあ、
こういう悲劇的事故は有名になればインパクトが強い。
そうなったら、ネットピープルさんたちのことだから、
今まで「自転車マナー」とかって言ってきたヒトたちも、手のひらを返したように、方向転換するに決まってるから、それまで待てば良いだけだけど。
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それまでは、仕方ない。
でも、
中学生たち、君たちは、怒られても歩道をはしろうね。
保育園のお迎えのおかあさんたちも。
自分の命を守るのは、自分しかいない。
文句を言ったって、所詮他人。あなたの将来を保証してくれるわけじゃない。
よしんば、警察に連れていかれても、悪質では無ければ大丈夫。
裁判になっても、罰せられないからね。
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で、
それ以外の、勇気のある人たちは、
是非、車道を走ろう。平均時速10キロで
危ないので、絶対に、道路脇は走ってはならない。
かならず、車が追い越せないように、道路脇からの距離を充分取ること。
車は充分距離が無くても追い越す可能性は高い。後ろからなので見えない。
道路脇にはどんな障害物があるとも限らないから、とにかく、追い越されることを防止しておかなくてはならない。車線の真ん中まで出たって良い。
これは合法。
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すずめはよく、目黒通りへ上る自由通りの坂道を自転車で上る。
平均時速、5キロ位。
車は混んでて、追い越せない。そこへ自転車がのろのろ。。。渋滞の先頭はのろのろ自転車。車はイライラしてると見え、対向車線が空くと、ブーーんと飛ばして、追い越していく。対向車線の車も危ないよね。
みんなでやれば、そのうち、ネをあげると思うよ。
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香川、自転車走行ルールが混在
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=2789434
 自転車事故率が全国最悪レベルの香川県。都道府県で最も面積が小さく、地形は平たん、雨も少ない。そうした土地柄が自転車の利用を促している。2010年国勢調査によると、通勤・通学に自転車のみを利用する人の割合(自転車分担率)は全国6位の13.8%だ。朝の通勤・通学時間帯に、高松市中心部を歩いてみた。
 国道11号と商店街が交わる交差点の北側にはJR高松駅がある。信号が青に変わると、南側から次々と自転車が現れ、一斉に国道を渡った。しかし、北側に続く丸亀町商店街は自転車乗り入れを禁じており、自転車の一団は左折して歩道を埋め尽くした。何台もの自転車がスピードを出したまま歩行者のすぐ横を追い抜いていく。
 役所や学校が集まる地区につながる市道天神前瓦町線(通称・菊池寛通り)の車道両端には、青いカラー舗装の自転車走行指導帯が700メートルにわたって設けられている。一方、交差する国道11、30号(通称・中央通り)には幅広の歩道(自転車歩行者道)がある。
 このため自転車が中央通りから菊池寛通りに曲がると、歩道から車道に通行方法が変わってしまう。指導帯自体も交差点の手前で途切れ、歩道に上がるよう誘導している。車道を走ったり、歩道を走ったり……。利用者は戸惑うだろう。菊池寛通りでは指導帯があるのに歩道を走る自転車も目立つ。
 交通ルールが徹底されないまま自転車利用が広がり、通行方法が違う走行路が混在していることも事故率が高い一因だ。土井健司・大阪大大学院教授は「自転車レーンや指導帯を整備すれば『自転車は車道を走るもの』というメッセージになる」と指摘している。【馬場直子、写真も】=つづく
    ◇
 毎日新聞のニュースサイトの特集ページ「安心のペダル」(http://mainichi.jp/journalism/bicycle/)で、都道府県別の事故率や動画などが見られます。情報を図解して分かりやすく見せるインフォグラフィックスを活用しました。

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コメント

普段自転車に乗っていて自分が思っていることが全て書いてありすごく賛同できました。
自分は、違反になってもいいので歩道を走ってます
自分の命を車の運転手に預けるなんて絶対にできない、ロシアンルーレットみたいなものですよ…
歩道を走っていて事故を起こした人の罰則を強化すればいいだけだと思う。
自転車専用レーンもほぼない日本の道で、こんなルールは絶対に間違ってる

投稿: | 2014年3月29日 (土) 10時57分

車道は危ないと言ってるおばさんが、歩道を歩いている人間を、邪魔とばかりにチリンチリン鳴らして追い越していく。自転車進入禁止の遊歩道もお構いなし。バスから降りた途端に無灯火の自転車にぶつけられそうになったことも何度かあります。赤信号は止まらず、左側通行は守らず、どこでも駐輪。多くの自転車は迷惑、邪魔者です。自分は自転車を乗るのは止めてます。この状況では法律にも違反しますし、他者にも危険極まりないからです。国民皆免許時代にしては交通規則を知らなすぎでしょう。道路を整備するにしても財源の問題もあり、少なからず自転車に課税する必要があると思いますし、自転車交通に関する法規の励行を徹底させる必要もあります。今の酷い状況は、日本の行政いい加減さが招いたものとも言えますが、みんな免許持ってるんでしょう、みんながやっている自転車の乗り方では違反が沢山なことは解っているはず。歩道を走るなら、歩行者最優先してますか、自転車が歩道で重大事故を起こした場合は、罰金に前科ですよ、反則金では済まないことを肝に銘じるべきです。小さなお子さんや高齢者を歩道ではねたら、それがあなたの家族であっても、あなたは今の主張を続けますか?私は自転車を止めました。歩道を逆走する自転車は、クルマのドライバーからはとても見落としやすいのです。歩行者よりもスピードも速いですしね、夜の無灯火ならもっと危険。今の自転車は迷惑な存在でしかないんです、実際問題。最期に、自転車は人とぶつかっても大半は逃げます、歩道を走る自転車は歩行者との事故では過失相殺はありません(裁判所の判例)、賠償金を払える方のみ交通法にしたがって走ってください。

投稿: | 2014年7月17日 (木) 14時26分

>道路を整備するにしても財源の問題もあり、少なからず自転車に課税する必要があると思いますし、

道路整備の為の税金を払っているドライバーは存在しませんよ(笑)


ところで、警視庁は「自転車はマナーを守れ」とポスターやHP、特設ホームページなどで啓発していますが、内容が祖末すぎて見ていられません。
「自転車は道路の一番左端を走れ」とか書いてありますが、車両通行帯の場合はその必要はなく、実際の場面でも第一通行帯中央を走行したほうが安全が確保される場合が多いのです。
車が自転車を追い越す時の安全な追い越し方にも方法や安全な側方間隔があるのに、その指導は一切無い。これじゃあ、ドライバーがどんどん傲慢になっていき、「自転車は車両!」なんて警察がいくら叫んだところで、命が大事な自転車はみんな歩道に上がりますわな。警察が不適切な啓発をし、行政危険な道路を増やす。交通後進国ですよ日本は。

いまも住まいの近くにある大通り、幅6mの歩道に人はまばらです。この歩道を削って自転車専用道を作らず、お金をかけて歩道内に自転車マークを付けるなんて、明らかな失策ですし、自転車は車両という警察の指導と真っ向から対立します。(だだっ広い歩道と危ない幹線道路、どちらを走行したいか。自明ですよね。)

二段階右折だって馬鹿げています。二段階右折を義務づけているのは世界でも日本含めて3カ国です。(実際に自転車で車道を走らないと二段階右折の安全上の愚かさ加減は理解できないでしょうが)

投稿: | 2016年4月28日 (木) 16時23分

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