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2013年11月23日 (土)

私たち自身の病巣としての嬰児殺し

先ず、こういう犯罪は現代では劇的に減っている。昨今の若いモノはという勘違いを止めて欲しいという事が、第一。
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その上で、
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詳細は分からないから、憶測であるが。
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生後3ヶ月の赤ちゃんはまだ、そんなに強い働きかけができる存在にはなっていない。
かなり弱々しい状態。そんな子の口を塞いでいるところを、
もう一人が写真に撮っているという行為自体、かなり病的なものを感じる。
しかも、ケイタイのような手近なものではなく、
別のインスタントカメラ?
まさか、この殺人のために購入したのだろうか?
(これはおそらく捜査の過程で見えてくるだろう)
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この二人、
どういう子たちなのか。
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ただ、これが、現代の問題であるかどうかは疑問だ。
この手の犯罪は昔から存在する。
古くは文学作品にも登場するが、
犯罪の記録としても多々あるが、おそらく、もっと多かったのではと想像できる。
昔は乳幼児の死亡率は今とは比べ物にならないほど高く、
単なる死亡として片付けられていたとしても不思議は無い。
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単純に、
戦後だけでも、
http://kodomo.s58.xrea.com/gbaby.htm
戦後の最高値は321人
未成年だけで41人が嬰児を殺害している。
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ここには14歳以下は含まれないが、14歳以下でも
たとえば昭和28年は6人が嬰児殺を犯しているとなっている。
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それぞれの背景はともかく、昨今は劇的に減っている。
現代はこういう殺人がそれこそ、ニュースになるほどしか行われないが、
それでもゼロにはならないのだろう。
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そこには、どのような社会にも残ってしまう
人間の病理のような部分が存在するのかもしれない。
確かに、普通の人間はやらない。
肯定の余地は無い。
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だが、人間の社会が100%健全になれないという根源的な問題でもある。
躾や教育で99.99999%は健全な人間に育てることはできるのかもしれない。
しかし、100%全員を完全に健全な人間に育てることは不可能だ。
それが人間という種の本質でもある。
どんなに理想的な国家を形成しても、どこかに、こういう悲劇の余地は生まれてしまう。
これを防ぐためには、赤ちゃんを持つ者を全員監視下に置くような体制を組むしか無い。
もちろん、そんな社会は到底受け入れられないので、こういう悲劇は0%にはできない。
そういう監視社会を受け入れたく無いという、我々の本質も存在する。
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そう、思うと、
もちろん、この少女たちがやったことは侮蔑されるべき犯罪ではあるが、
問題は、この少女たちを罵倒するような所には無いということが分かる。
自分はやらないから、その比較でこの子達はカスではなく、
自分自身に繋がる社会は、こういう病巣を持ち、
その病巣に自分自身が繋がっているのだということでもあるのだ。
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そこに幼い命を守ることの難しさがある。
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■乳児虐待死?少女2人逮捕…同居女性の子預かる
(読売新聞 - 11月23日 10:17)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2662148
 東京都渋谷区のマンションで、同居女性から預かった生後3か月の女児の口をふさいだとして、警視庁が18歳の少女2人を暴行容疑で逮捕していたことが捜査関係者への取材でわかった。女児は今月1日に死亡しており、同庁が虐待死の可能性があるとみて調べている。
 捜査関係者によると、2人は先月、同区道玄坂のマンション6階の一室で、同居する20歳代の女性から預かった女児の口をふさぐなどの暴行を加えた疑い。2人は「泣きやまない時に、口をふさいだことがある」と供述している。
 少女2人はこの女性、女児との4人暮らしで、留守がちな女性の代わりに女児にミルクを与えるなどしていた。今月1日午前10時過ぎ、少女の1人が「気がついたら赤ちゃんが布団で冷たくなっている」と119番し、搬送先の病院で死亡が確認された。
 その後の捜査で、少女が近所のコンビニ店のゴミ箱にインスタントカメラで撮影した写真を捨てていたことが判明。2人が女児の口をふさいでいる様子が写っていたことから、逮捕に踏み切った。

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