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2013年10月21日 (月)

本棚の後ろ側しか見られなかった15歳

「新聞広告クリエーティブコンテスト」最優秀賞が衝撃的 / 小鬼が泣きながら「おとうさんは、桃太郎というやつに…」
http://youpouch.com/2013/10/18/139030/
この広告、クライアントはどこだろう。
テーマは「幸せ」
だけど、
広告っていうのは、「目的」があってこそ。
その目的がどう、果たせるかこそ。
単なるイラストじゃダメだというのが、広告の真髄。
.
この広告、
公共広告機構のじゃつまんない。
「見方を変えて」なんていうのが、何の役に立つのか、きちんとした考察のもとでなければ、意味が無いから。
.
さて、じゃあ、どこだろう。
.
トヨタの新型自動車
(うーん、。。でも「殺された」というキーワードがNG)
何か新規性のある製品。。。。でもやはり、「殺された」というのが、NG
.
あるとすれば、
グーグル?
見方を変えると違う検索ができる--みたいな?
やはり、暗さが気になる。
赤十字や国連なんかの、NPOかな(だったらやはり公共広告だなあ)
.
ひとつ、あるのは、
新潮文庫
.
まあ、そんなところかな。
.
.
ところで、表題の
.
本棚の後ろ側しか見られなかった15歳
新潮文庫
.
この広告コピー。
昔、中学の頃だったか、見たもの。
新聞広告だった。
アンネフランクの本棚の写真があって、
そこに書いてあったコピー。
.
あまりに秀逸
.
このころ、企業広告が盛んになって、熟してきたころで、こういう優れたコピーや広告がたくさんあった。こういうのを見て、グラフィックデザインを志したんだった。
本棚の後ろ側しか見られなかった15歳
新潮文庫
.
古い本箱の写真
そこに小さく記されたコピー。
.
今考えれば
これでアンネフランクを想像する者は、
それほど多く無いかもしれない。
でも私には衝撃だった。
説明無く、一瞬で伝わるものの価値。
それは、人を選び、
文学少女だけにピンポイントで伝えてくる。
その合理性と強さ。
一生、忘れられないほどの。
たしか、夏だった。
.
夏休みの読書感想文宿題用の広告だったんだろう。
おそらく、原爆記念日やいろんなイメージのある季節。
.
広告とは、そういうもの。
だからこそ、
この鬼の子どもには、
意味が必要なのだ。

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