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2013年9月

2013年9月17日 (火)

京都市のハザードマップ

台風で被害、3人死亡6人不明

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=2579972 

京都市はハザードマップを出している。

その中で、

この西京区。桂川周辺はかなり想定されていた場所だ。

http://www.city.kyoto.lg.jp/suido/cmsfiles/contents/0000089/89718/10WA_nishikyo_map_mizu.pdf 

こんな歴史的な場所がここまでの状態になっているなんて、

驚いてしまったが、もしかすると、地元では「あそこは水が出る」などのような噂があった場所かもしれない。

とは言うものの、

護岸工事などしてしまったら、せっかくの風情が台無しだ。

対策としては昨今、ニュースになっている、地下に巨大な貯水宮殿を作ることぐらいだろうか。

京都のような誰でも馴染みの場所がこのような状態になると、ニュースとしてもインパクトがある。それ以外にも、全国各地で土砂崩れなどの映像が流れている。おそらくどの地域でも、住んでいる者にとっては、この地域は危ない。うちの裏の崖は危ないなど、ある程度言われていたことなのではと思う。だが、何十年も大丈夫なのだから。。ということだったのではあるまいか。

こういうのは地価にダイレクトに反映する。

だから、自治体がハザードマップを作る時、住民の反対にあうという話がよくある。

昔から住んでいる場所が今更危ないと言われても。。というのはあるだろう。だけど、これから住む場所を選ぶなら、この視点は重要だと思うべきかもしれない。駅から近いことや値段ではなく、安全が第一と考える価値観。

とは言うものの、

このような水害。異常気象などと煽られてはいるが、格段に減っており、増えたのは報道数であるということを念頭においておかなければならない。昔は台風で2、3年に一度、数千人規模の死者を出していたのだ。今はそんな事はあり得ない。39人(2007年)という年すらある。

土木工事が批判されるが、こういう部分、日本はちゃんと先進国になってるのだろう。

http://www.bousaihaku.com/cgi-bin/hp/index2.cgi?ac1=B102&ac2=&ac3=4917&Page=hpd2_view 

自然災害による死者・行方不明者の推移(図2.1.1)をみると、戦後から昭和30年代前半までは、あいつぐ大型台風や地震等により、ほぼ毎年死者・行方不明者が1,000人を超えていた。なかでも昭和34(1959)年の伊勢湾台風は死者・行方不明者が5,000人を超える風水害では戦後最大の被害をもたらした。

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4365.html 

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2013年9月 9日 (月)

風立ちぬは喫煙シーンを子供見せても良いとする作品である

■宮崎駿監督のラスト映画「風立ちぬ」は、「未成年者喫煙禁止法」に違反するか?
(弁護士ドットコム - 09月08日 19:50)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=149&from=diary&id=2570530
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法的にはオッケーだが、世論的には別。1年後テレビで放映する時、私たちはそのスポンサーは子供の見る映画に喫煙シーンを入れても是とする企業だと認識しよう。
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通常、この手の作品にはバンダイやタカラトミーなどのおもちゃメーカー、食品会社、時期によっては予備校などがつく。こういう企業が、もし、スポンサーになったら、彼らは「喫煙シーンを子供見せても良いとする作品」を是としているということである。
1、2年後のテレビ放映時に、どういう企業がスポンサーになるか、
よーく、見ておきたい。
ネットでも流して欲しい。
そして、その事実を、社会の中で、きちんと、議論したい。
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昔の映画には、これでもか。。という位、喫煙シーンが出て来る。
コマーシャルも、ドラマもすべて。そういうものを見続けていた私たちは、慣れてしまっていた。喫煙シーンはいろいろな事情を説明する重要な小道具でもあり、「かっこよさ」の表現でもあった。
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子供たちは大人しか吸ってはいけないとされるタバコに興味を持ち、ちょっとだけ吸ってみる。だけど、おいしいと感じるわけが無い。だけどこれを楽しむのはかっこいい大人。そういうイメージがプリントされてる。なので、マズいのを我慢しながら、2度3度吸ってみる。そのうち、ニコチンが依存性を発揮してくれるようになり、おいしいと感じるようになる。
だから、まず、子供にかっこいい大人のシンボルとしてのタバコというプリントを止めなければならない。これは大人が意図的に行ってることなんだから。
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2000年ごろ、
ある日突然、JTはすべてのタバコの広告を止めると宣言した。
すずめ的には仰天した。なぜなら、広告業界のクライアント上位はタバコメーカーだったのだ。そしてどのCMも非常に秀逸。歴代の優れたコマーシャルや広告の何割かはタバコのものだ。パッケージデザイン、プロモーション、歴史、すべて市場で仕事をする者が学ぶネタの宝庫。これは、褒めちぎって良い。
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ところが、突然の引退宣言。嘘だろうと思った。
だが、本当だったのだ。その後、JTの宣伝はマナー広告になっていく。いくつかの海外メーカーのCMはつい最近まで(今も?)流れているが、JTは本当に撤退したのだった。
この件に関しても、すごいと思う。JTは単に広告を止めたのではなく、企業体全体として、構造転換したのだから。
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っというワケで、今や私たちはほとんど喫煙シーンを見なくなった。
時々、古い映画で出て来ると、いかにも煙そうだ。そんなのかっこよくは見えない。社会が映像媒体から喫煙シーンを放逐することで、私たちの意識というより、感覚的な嗜好もそう、変わってきた。これがもっと続けば、子供たちが少なくとも、「かっこいい」という勘違いから喫煙に走ることは無くなるだろう。
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とは言うものの、
これは、「法」では無い。私たちが自然に望む社会のコンセンサスだ。大人が吸うのは良い。健康に悪いってのも、アドバイスとしてはあるが、でも、どうせ私たちは健康に良いことばかりしてるワケじゃない。個人の自由だし、蔑まれるものでもない。
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さて、話をもとにもどして、宮崎アニメの喫煙シーン。
記事にある通り、twitterなどでは是非が盛り上がった。。。というより、単なる小道具がそんなに話題になるワケないので、要するに上に書いたような意味でNoとする意見が出てきたということだろう。少なくともすずめ同様、違和感を感じる人が少なからずいるということ、世論があるということだ。
宮崎ほどの人だし、というよりも、すでに喫煙シーンが無くなって久しいのだから、分かってやったことだろう。分かってやってるんだから、そういう作品として、認識してあげたい。
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「風立ちぬは喫煙シーンを子供見せても良いとする作品である」
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彼は自分の映画が何人の子供たちに見られるか、試算した上で映画を作っているのだ。スタッフの中にはこのシーンに反対する者もいただろう。だが、あえて入れた。そこには彼の意志と思想や哲学があるのだろう。それは事実として正当に受け止めたい。
今、いろいろな映像から喫煙シーンが消されてしまったことへのアンチテーゼなのだろう。その主張には非常に意義がある。我々も、社会として、そこをしっかり、議論してゆくべきだ。
そういう意味で、「風立ちぬ」は一つの提言になる。
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喫煙シーンを是とする者は、大いにこれを応援すれば良い。
是としない者は、これに反対すれば良い。
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さて、1年か2年後、この作品はテレビで放映されることになる。その時、スポンサーはどこがつくか。通常、この手の作品にはバンダイやタカラトミーなどのおもちゃメーカー、食品会社、時期によっては予備校などがつく。こういう企業が、もし、スポンサーになったら、彼らは「喫煙シーンを子供見せても良いとする作品」を是としているということである。
JTがどう出るかは見物だ。
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1、2年後、
テレビ放映時に、どういう企業がスポンサーになるか、
よーく、見ておきたい。
ネットでも流して欲しい。
そして、その事実を、社会の中で、きちんと、議論したい。
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今のところ、ポスターの下には、以下の企業名が並ぶ
日本テレビ 電通 博報堂 ディズニー 三菱商事 東宝 KDDI ローソン 読売新聞
(ちなみにちょい、ググってみたら、アリエッティでは同様のメンバーに損保会社が入り、ハウルでは徳間書店が入っているが、風立ちぬでは抜けてる)

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2013年9月 7日 (土)

餓死=お金の問題 では無い

■冷蔵庫カラ…母死亡、娘は2週間前から水だけ
(読売新聞 - 09月06日 11:59)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2568180
餓死と言えば、必ず、お金に困っていたのだという推測がされる。そして行政は彼らにお金を与えるべだったと。しかし、問題はそんな所では無いのでは?
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この記事に関しては分からない。
しかし、記事中に民生委員とのやり取りが存在したことがうかがわれる。また、二人のこの年齢を考えると、もし、年金の金額では餓死するほどであれば、何らかの経済的支援を受けられていたはずだということも推測できる。
コメントには行政への批判が散見されるが、この問題を行政による経済支援という回路で解決できたのか。
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個人的な経験がある。
隣家は近所では資産家であると言われていた。無くなった当主が大きな資産を持っていたそうだ。今は分からないが、少なくとも高級住宅街の駅に近い自宅は、土地だけで億単位の資産であるのは、容易に想像できる。
しかし、その生活は酷いものだった。
住んでいたのは、上品な夫人。そして、離婚して戻って来たといういかにも偏屈な男性。年齢的にはこの親子と同じような組み合わせだったろう。90歳と還暦近い母と息子。
時々母は庭先を掃除していたりして、顔を合わせることがあった。しかし息子は、仕事もしていないのだろう、いつも近所をぶらぶらと歩いていた。
そのうち、その臭いが強烈なのが分かった。通るたびに、浮浪者のように臭うのだ。着替えも風呂も入っていないのが分かる。時々近所のコンビニで弁当を買っているのを見かけるようになった。以前は母が調理していたのだろうが、しなくなったのだろうことが、想像できた。着替えもせず、風呂も入らない。おそらく冷蔵庫は空っぽだろう。
息子が心を病んでいるのは疑問の余地は無い。とは言うものの、偏屈な大人に「お風呂に入りなさい」などという事が言える人間はいない。いても、そんなアドバイスを聞くようなヒトではない。アドバイスを聞くような人だったらとっくにそうしてる。
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しばらくすると、
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近所で、その母の方を最近見かけなくなったという話が出ていたそうだ。どうしているのか。しかし息子は聞いても答えない。思いあまって、警察に相談したそうだ。警察は中には入れないが、警備を理由に訪問することはできる。しかし、息子が「母は元気だ」と言えば、それまでだ。そのほか区の福祉にも相談したらしい。相談員が訪れても、息子が「母は元気だ」と言えば、それまでなのである。
何度も訪問し、息子の状態が精神的にも明らかにおかしいということが分かっても、本人が拒否すれば、強制捜査などはできない。しかし、いろいろな手続きをして、結局は警察に踏み込んでもらったそうだ。すると、家の奥で瀕死の状態の母親が発見された。この時、彼女が亡くなっていたら、これと同じニュースになっていただろう。彼女は病院に入院し、ほどなく亡くなった。息子も同時に、M病院に入れられたとのことだった。M病院といえば、精神科で有名な所だ。以来、3、4年になるだろうか、隣家は空き家のままだ。そんなワケで家はボロボロで、ゴキブリやら鼠やら、酷い状態だろうと想像できるが、土地は資産としては相当だろう。
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隣家の場合、この近所に昔ながらのコミュニティがあり、近所付き合いがあったということで発見された。しかしそんなものが無いところはたくさんある。よしんばあったとしても、「最近、見かけない」「息子は頭がヘン」位で、近所同士、「通報」しても良いものだろうか。そして個人の家を警察が簡単に強制捜査しても良いだろうか。
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実は、我が家にも、おまわりさんが来たことがある。何も理由は無くても、近辺の様子を聞きに回っているのだとか。何か気づいたことは無いかなどと。こういう事をしている所は多いのではと思う。こういうのを蓄積していくと、どの家にどんな人がいるか、薄々分かる。こういうのを聞いていくと、「あの家はおかしい」という事を教えてくれる人がいたりする。だけど、近所の話を総合すると、実際はその家が一番おかしかったりする。。。などと。なので、隣家の場合も、交番はこの事態を把握していたかもしれないが、それ以上の具体的な行動には出られない。
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この悲劇は「例外」だと思っている。
もし、この「例外」を無くそうと思ったら、住民漏れなく、全員のプライバシーに介入してゆく体制をとらなくてはならない。なぜなら、「例外」になる人たちは通常のサポートを拒否する人たちなのだ。拒否する人たちをスクリーニングしようとすると、「全員」への強制しかできなくなる。
私たちは、そんな社会を望んでいるだろうか。
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この例がどのような背景を持つのかは分からないが、隣家のような例は数多くあるはずだ。この問題、餓死イコールお金 としか考えないうちは、解決しないだろう。
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(だけど、もちろん、民生委員も福祉の担当者も現場を見てればそれを知ってるだろうから。。。彼らが知らないってことを批判してるんじゃなく、世間の批判を批判してるんだけどね)
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 5日午前10時35分頃、札幌市東区北7東13、2階建ての民家1階の寝室で、住人の女性(91)とみられる高齢女性が死亡しているのを札幌東署員が見つけた。
 同居の三女(59)とみられる女性も別の部屋で衰弱した状態で倒れており、病院に搬送されたが、命に別条はないという。同署は、高齢女性が死亡した経緯を調べるとともに、司法解剖して死因を特定する。
 発表によると、回覧板が玄関ドアの郵便受けに残されたままになっているのを不審に思った近所の住民が民生委員に相談した。民生委員が東区役所に連絡し、区職員と訪れたところ応答がなく、家の鍵も施錠されていたため、110番した。
 札幌東署員が家に入ったところ、高齢女性は寝室のベッド脇の床にパジャマ姿で倒れていた。三女とみられる女性は1階居間のソファでぐったりしていた。病院に運ばれる際、同署員に対し「母親とは約3週間前から顔をあわせていない。死んだかもしれないと思った。自分も死んでもいいと考え、2週間前から水しか飲んでいない。お金も食べ物もなかった」と話したという。
 同署幹部によると、民家では、認知症の母親と三女の2人暮らし。三女は、数年前に仕事を辞めていた。母親は年金を受給していたが、家には数十円しかなく、冷蔵庫の中は空だった。この家に通っていた民生委員の男性(63)は「おばあちゃんとは面識がなかった。娘さんは気さくな人で、仕事を辞めて介護を頑張っていた」と話した。

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