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2013年8月19日 (月)

バイト不祥事・広告的視点から

従業員がピザ生地を顔に貼り付けた写真を投稿し炎上 ピザハット運営元が謝罪

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=2545113 

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これ、そろそろ企業も見る方も楽しみ始めてる。。。と思っても良いかも。

これシキのことで、売り上げが落ちたとは思えない。広報にとっては、こんな文書書くのはお手の物。で、twitterやらmixiやらでこれだけ炎上してくれれば、パブリシティとしてはなかなかのはず。

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このニュースそのものは、ネガティヴだ。だけど、本当にブランドイメージを壊滅させるほどのものでは無い。おそらく、これを読んだ人たちも、そのうち忘れてしまう程度のものだ。だけど、「ピザハット」というネーミングを一度聞いたという経験は、記憶の中に残る。

実はこれは大きい。

人にブランド名を覚えてもらうのは、容易なことではない。「コイケヤコイケヤコイケヤ」と何度も何度も繰り返し、何十年も続けてやっと覚えてもらえる。

そんな名前、覚えてる必要なんて無いと思うかもしれない。だって、ポテトチップなんて、「コイケヤのください」なんて買いに行かないし〜。

だけど、これが非常に重要なのだ。人は自然に、聞いた事のあるものしか記憶できない。そして「見た事のあるもの(記憶しているもの)」に好感を持ってしまう。なので、いろんなCMでは最後に社名を出したり、あの手この手で名前を覚えてもらおうとする。

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みんなコイケヤの宣伝は忘れてしまっている。だけど、コンビニに行って、ポテトチップを見た時。。。まず、カルビーのが目に入る。普通はコレを買う。だって聞いた事あるから,

何となく目立つのだ。で、その隣にあるコイケヤは普通は目に入らないのだが、テレビコマーシャルを聞いたことがあると、カルビーと同じように目に入り、どっちにしようか。。。と思ってくれるのだ。もし、その隣に、「水無月屋のポテトチップ」っていうのがあっても、それは眼中に入らない。見た事も聞いた事も無いから。余程ヒマな人で無い限り。

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ちなみに、昔からよく言われるセオリーがある。

売れているラーメンが何かを調べる時、

「あなたの好きなラーメンは何ですか?」

というアンケートではダメ。

「あなたの知っているラーメン(嫌いなのも含めて)言ってください」

と聞くのだ。前者の質問の結果は売れてるラーメンと一致しないが、後者は一致するのである。この「知ってること」と購買行動の相関関係はナントカの法則みたいな呼び方もされて、広告業界がいろんな形で使ってきた手法だ。

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ってコトで、

今回のピザハット。こうやって、ニュースになってくれた。

普段はピザ屋の名前なんて見ないヒトも読んだかもしれない。ニュースそのものはそのうち忘れるだろう。だから、ピザハットさんは、みんなが忘れた頃、例えば3ヶ月後位?に、大々的に、CMを流すと良い。その時は、ピザハ〜ット♪ っていう、例のブランド名を歌う音楽を使って。そうすると、みんな、このニュースは忘れてても、

「あれ?ピザハットか。そういえば、最近聞いたなあ。。」っと、思ってくれる。同じように流れてるドミノピザよりも記憶に残る。そして、郵便受けに割引券が入ってたら、「今夜はピザにしようか。。」という気になるかもしれない。

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そういえば、3ヶ月後というと、年末。

宅配ピザ、激戦シーズンになる。

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良かったんじゃないの?ホントは。

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