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2013年6月 7日 (金)

エスカレータ 片側歩行用

エスカレーターで歩行 対応は
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=2457056
この議論、
具体例無視で、十把一絡げ対応が先ずありきの発想だから、答えが見えて来ないのでは。
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まず、なぜ、危険なのかということ。
小さい子供や高齢者がいるから。。。
ということだけど、実際、朝のラッシュ時の小さい子供や高齢者の割合はものすごーーっく、少ない。
危険を回避するためだったら、彼らへのエレベータの優先を勧めることができる。特に朝、通学する子には、ルートなど教えてるはずなので、その中にエレベータを入れて教えることもできるだろう。
高齢者へのエレベータ誘導は、まず、サインを分かり易くすること。今の多くの駅での誘導では、エレベータによる導線はオマケ。本当はホームのどの位置に乗れば、自然にエレベータへのアクセスが確保されるようなルートがあるはず。
こういう事を親切に案内するコンシェルジュのような役割が、改札の駅員さんなんかにあっても良い。
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エスカレーターで歩いてはいけないというのを、もし、本当に徹底させてしまったら、輸送量に問題が出る駅は相当出るだろう。上りと下り、2本の車両が二本ずつ2分間隔で到着する駅ホーム。しかも、ユニバーサルデザイン化ということで、広かった階段をつぶしてエスカレータを作ってる所も少なく無い。階段は狭くなり、ホームも部分的に狭い場所ができている駅もある。こういう所で、ホームに人が溢れたらめちゃくちゃ危険だ。階段から落ちる。。ぐらいの怪我じゃ無い。ラッシュ時にホームから人が溢れて転落したら、恐ろしいことになるだろう。
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もう一つある。
都心に最近多い、距離の長いエスカレータ。これで歩いてはいけないとすると、急ぐなら、エレベータの方が早くなってしまう。すると、できるだけ車椅子や高齢者、弱者のために確保しておきたいエスカレータに、急ぐ人たちが来てしまう。
ただし、これはラッシュ時の話。
混雑しない駅、エスカレータの輸送量が充分な駅は、歩行禁止にしても良いかもしれない。
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でも、同様の理由(高齢者や子供はエレベータに誘導できる)から、歩行禁止にしなくても良い。
とは言うものの、結局、いろんな駅で違い、時間帯によって禁止など、利用者にとってはワケが分からない。。。ということになる。どちらか一つに決めなくてはならない。
原則論では、弱い人、高齢者や子供の安全確保が第一。
とは言っても、何万人もの群衆のマネジメントをしなければ、群衆という現象そのものが、凶器になってしまう。
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なので、もし、シンプルにするなら、
片側歩行可能というのはかなり合理的ではないか。
高齢者や小さな子供の安全確保という意味でも。
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以下、抜粋
駅のエスカレーターで片側を開けて、急ぐ人が歩く--。都市部で常識化しているこの慣行について、エスカレーター業者などが「事故のもととなり危険」として、止まって乗るよう呼び掛けている。業者の調査によると、高齢者の約3割が、エスカレーターでの転倒に不安を感じ、歩行をやめてほしいと考えていた。だが、片側開けをマナーと考える乗客も多く、3大都市圏で運行するJRと主な私鉄・地下鉄23社に「片側開け」への対応を尋ねたところ、歩かないよう明確に呼び掛けている社は11社にとどまった。
 6日朝の都営地下鉄大江戸線新宿駅ホーム。改札口につながるエスカレーターの右側のレーンを、大勢の客が歩いて上り下りする一方、左側は立ち止まって乗る人が長蛇の列を作っていた。都市部でよく見られる光景だ。
 だが、エスカレーターは本来、歩く前提で設計されていない。国土交通省によると、標準的なエスカレーターの傾斜は30度で、駅構内の階段(26~27度)より急。ステップの高さも20センチ程度と、階段(15~16.5センチ)より高い。
 ビル施設の管理業務を手がける三菱電機ビルテクノサービスが昨年、全国の60~84歳の男女を対象にエスカレーターの乗り方に関するインターネット調査で「安心してエスカレーターを使うための要望」を尋ねたところ、「エスカレーターでの歩行を禁止してほしい」の回答が33%と最多だった。同社は「高齢化社会に合った安全な利用法を伝える必要がある」と話す。日本エレベーター協会は「歩いたり、走ったりしないで」と注意喚起する。
 しかし、多くの鉄道会社は「手すりを持って」(南海電鉄)など、止まって乗るよう遠回しに呼び掛けるにとどめている。
 かつては鉄道会社自身、積極的に片側開けを勧めていた。1967(昭和42)年、阪急電鉄が梅田駅(大阪市北区)にエスカレーターを設置した際「歩いて上り下りする方のために左側をお開けください」と放送したのが広がったという。そのためか、利用客の多くは片側開けを「マナー」と考えている。鉄道の相互乗り入れなどに伴い長いエスカレーターが増え「急ぐ客は長い間立ったまま乗っていられない」(鉄道会社関係者)という事情もあるようだ。
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 しかし、東京都身体障害者団体連合会の宮沢勇会長は「エスカレーター歩きが、高齢者や障害者など多くの交通弱者を危険にさらしていることに気付いて」と、鉄道会社の積極的な取り組みを求めている。【太田圭介、中村かさね】
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 エスカレーターの「片側歩き」に関するご意見をお待ちしています。メールの件名を「エスカレーター」として、kurashi@mainichi.co.jpへ。

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コメント

エスカレーターを歩くなという話は20年くらい前からありますが、いい加減システム側で対応すべきでしょう。
駅に関しては様々な問題があるので「歩くな」とは言えないのが現状です。(事故が起きていて危険だというのなら、現状の輸送問題も無視してはいけないはずです)

片側の劣化が激しいから…と協会は言っていますが、それなら半分ずつメンテできるシステムにすれば良いのですし、長いエスカレーターなら例えば乗降口付近はゆっくりで中途では高速になるベルト構成も不可能ではないはずです。

文句を言うばかりで全然進歩しないのが不思議です。

投稿: hs | 2013年6月22日 (土) 16時38分

コメントありがとうございます。
全く同感です。
私も都内で駅を利用しますが、両側とも歩かないで使用されているエスカレータを見た事がありません。自然に、マナーのように、片側が歩行用にされています。
逆にそのような事実がある上で、こんな事を言い出すっていうのも、また、不思議です。
>長いエスカレーターなら例えば乗降口付近はゆっくりで中途では高速になるベルト構成

飯田橋なんかも、間に平たい所を設けていますよね。
ただ、速度が変わる時の慣性の人への不可なんかは、問題がありそうですけれど。
いずれにしても、機構的に人が歩いたら危ないなどという基準があったとしたら、危機管理ができてなさすぎです。

投稿: | 2013年6月23日 (日) 14時25分

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