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2012年4月

2012年4月29日 (日)

車が王様社会での事故

亀岡暴走 重体の小3亡くなる
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2001821&media_id=2

ここ何年か、交通事故による死亡者数は激減している。
15年前には1万人を超えていたものが、ここ何年かは 5000人を切るようになった。
負傷者に関しても同様。
原因は分からないが、いろいろな交通関係の整備や警察の努力によるものではないだろうか。


その中での今回の事故は痛ましい。
犠牲になったのは、子供たち。

こんな事を起した犯人は憎い。
死刑にしろという日記が並ぶが、
本人に殺意が無ければ、過失だ。


過失に対して、どこまで問うて良いかという問題になるが、
確かに、社会として、
「過失」に対しても重罪/極刑というような方向性を選ぶべきという考えもあるだろう。


個人的には、もっと、車を減らさなければならないと思っている。
これから、電力は化石燃料に頼ることになるワケだし。
地方は車が無ければ暮らせないと言うが、車が公共交通を駆逐してしまった面もある。

車を運転する者は、
だれでも、極刑に処せられる覚悟を持ってすれば、
もっと安易な車の使用は減り、公共交通が戻ってくるのではとも思う。


個人的には、ペーパードライバーで、今後、自分が運転をするつもりも無いので、
それはそれでも良いかなとも思う。

ただし、
肝に銘じなければならないのは、
それでは、事故は決して無くせないということだ。
どんなに厳罰化しても、
何年かに一度、こういう事故は起こる。
それが、車というもの、
私たちが住む、車が王様で、
歩行者はその隙間を歩かせてもらってるという社会なのだ。

その部分に関して、頭の切り替えができないものか。


事故が起こった道にも歩道は無い。
なぜか。
歩道を作ってしまうと、車が二車線、走れないからだ。

車の二車線が優先というコトだ。
世の中に、こういう道がどれほどあるか。

歩行者が優先なら、
まず、歩行者が歩く道を作り、
余ったら、車の道を作る。
一車線しかできないなら、
信号で片道ずつ通す。
徐行厳守。
その位の事をしても良いはずだ。
国道と言えども。

車が便利なように作るから、
車があふれる社会ができる。

本当は、
人が便利な社会であるべきはず。


怒りを持つなら、
この部分に怒るべきだ。
過失ではなく。
どんな事をしても、ヒューマンエラーは決して無くせない。
人の起すエラーにさえ、寄り添える社会システムが作れたら良い。

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京都・亀岡の車暴走:事故前日、6人乗車 定員4人、2人は膝の上
毎日新聞 2012年04月27日 大阪夕刊

 京都府亀岡市で集団登校の児童らの列に無免許の少年(18)=自動車運転過失致死傷などの容疑で送検=の軽乗用車が突っ込み10人が死傷した事故で、事故前日の22日、運転していた少年を含め仲間6人が同乗していたことが捜査関係者への取材で分かった。定員は4人で膝の上などに乗っていたらしい。府警は同乗者への事情聴取を始めており、少年が長時間にわたって運転することになった経緯などを調べている。
 捜査関係者によると、少年らは事故の2、3日前、所有者から車を借りたとみられる。その後、一時は所有者を含めて8人が2台に分乗し、同市内や京都市のボウリング場などを転々としながら、両市をドライブしていたことも判明した。このメンバーは22日深夜から23日未明にかけて順次、帰宅するなどし、事故直前には少年と同乗者2人=いずれも道路交通法違反(無免許運転)のほう助容疑で逮捕・送検=の計3人になっていた。【堀智行、花澤茂人】

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2012年4月27日 (金)

冷夏の予感:アイスランド噴火から2年

東-西日本 GW後半は雲や雨も
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2000680&media_id=4


今日は、雨。
お天気の割にはまあ、寒くは無かったけど、
ココんとこ、ちょい、寒くない?
もうすぐゴールデンウィークだっていうのに、
この気温?
熱い年はもう、とっくにTシャツ一枚の季節だよね。

なのに、先週なんてダウンジャケット着たいくらいの寒さ。
何?

突然ですが、
ココですずめ占い

今年は冷夏です


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さて、ハナシは変わって、
1993年、
日本は記録的な冷夏だった。
梅雨が長引き、
なかなか梅雨明けしない。
梅雨開け宣言があってからも、毎日雨。
結局、梅雨明け宣言は撤回され、
梅雨の明けず、夏は来なかった。
当然、お米は壊滅的。
平成の米騒動とまで言われた。
その原因は、
その2年前の大噴火。

1991年6月 - フィリピンのピナトゥボ山。20世紀最大規模。

が、原因と言われた。
そう、安政の大飢饉とか、
江戸時代なんかにあった大飢饉は火山の噴火のせいだった。
この時も、ラキ山とかイロイロ噴火したんだった。
あれは、平成の大飢饉だったんだ。


さて、も一度
ハナシは変わって。(変わって無いけど)

そーいえば、震災のちょい前、アイスランドの噴火ってあったよね。
空港とか灰まみれになったってやつ。
あれ、いつだったっけ??
調べてみたら、2年前なのだ。


2010年4月14日 - アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトルが噴火。規模は大きくないが、強い西風により被害が拡大(2010年のエイヤフィヤトラヨークトルの噴火参照)。

やーだな、
2年前とはドンピシャじゃん。

それだけじゃない。
そうそう、このころ、やたらとイロイロ噴いてた。


2010年8月30日 - インドネシア・スマトラ島のシナブン山。
2010年10月26日 - インドネシア・ジャワ島のムラピ山。
2010年10月28日 - ロシア・カムチャッカ半島のクリュチェフスカヤ山とシベルチ山(英語版)が同時噴火。

さて、
何か、嫌な予感のする、寒い日が続く。

最近は寒さのせいか、温暖化諸悪の根源ニュースもあまり流れなくなった。
まさかね。
すずめ占いなんて当たらないと思うけどさ。
温暖化より怖いのは、寒冷化。
何十年じゃなく、明日からでも起こる。
でもって、
農業は突然壊滅。
しかも、地球なんて、北半球ばっかなんだから、霊長類はどんどん南に追いやられる。
海しか無いじゃん。


ってのは、ともかく。
もし、今年、冷夏だったら、
大飯原発稼働しなくて良いかも。
でも、お米とかまた大打撃かもだから、
パスタでも買いだめしとこーっかと思う今日このごろ。


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 気象庁は27日、ゴールデンウイーク期間(4月28日~5月4日)の天候予報を発表した。北日本(北海道・東北)では晴れが多く、東日本から西日本では後半に曇りや雨になる。沖縄・奄美は曇りや雨が多い。期間中は大荒れの見込みはないが、全国的に高温のため、積雪が多い地域では雪崩にも注意が必要という。

 同庁は連休終盤の5月5、6日について「現時点では1週間後の4日までしか高精度の予報は出せない」として発表しなかった。

 同庁によると高気圧に覆われるため、28日は全国的に晴れる。北日本は晴れが続くが、2~4日は気圧の谷の影響で雲が広がり、雨が降る地域もある。東日本と西日本では3、4日にかけ、雨が降りやすい。5、6日は、北日本から東日本は低気圧や寒気の影響で雲が広がるが、天気は数日周期で変わる。 

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2012年4月26日 (木)

もう一つの問題点/マスコミの人間に心はあるのか

こういうことか。酷すぎる。

報道の影には、こんな事があるのだ。
但馬救急センターのブログから。

現場でのマスコミの態度が伝わってくる。
以下、抜粋。

-----

結果,望まない終末になることもあります.その後のご家族の心のケアには人として,医療者として十分な対応を心掛けております.当然,院内や病院敷地内に勝手に入り込み,勝手に取材,写真をとるマスコミには取材の許可を出しませんし,取材拒否の旨をきちんと伝えております.もちろん必要があれば病院から情報を伝えます.

しかしながら,マスコミ各社の記者たちは霊安室の前にカメラをかまえ,お帰りになるご家族の映像を勝手に撮影していました.再三にわたって取材はお断りの旨を伝えていたにもかかわらず,一番大切にしたい瞬間に,ズカズカと土足で割り込んできました.


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そうだろう。
これだけ、繰り返し繰り返し、報道が流れるのだ。
加害者家族もそうだが、
被害者、その家族までもが
膨大な量のマスコミに取り囲まれると言う。
この事件に限らず。


これからは、
私たちも、これからはこういう視点を持とう。

マスコミの映像のカメラの位置に注目しよう。
違う角度の映像があれば、別のカメラだ。
違う場所の映像なら、また別の時間だ。
そのバリエーションが、マスコミが取り囲んでいる証拠だ。
普通の場所なら良い。
だけど、ありえない場所での撮影
ありえない人への取材があったら、
「悲痛な遺族」などという「見て来たような」言い回しがあったら、
イコール、マスコミの態度だ。

こういう視点を持ってやろうじゃないか。
見る方が喜ぶから、
彼らも撮るのだ。

本当は、もっと、抜本的な解決策が必要ではないだろうか。
業界ルールのような。


引用元:

http://teccmc.blogspot.jp/2012/04/423.html


■車の3人、全員ウトウトで児童らの列へ?
(読売新聞 - 04月25日 14:53)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1997473&media_id=20

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京都府警でまたも失態が明らかになった。京都府亀岡市で集団登校の児童らが無免許の無職の少年(18)=自動車運転過失致死傷容疑などで送検=が運転する軽乗用車にはねられて10人が死傷した事故で、亀岡署が被害者の連絡先を無断で少年の父親に提供していた問題。京都府警では、京都市東山区の祇園で軽ワゴン車が暴走して通行人19人が死傷した事故当日の12日夜、安森智司本部長と山形克己交通部長の飲酒が発覚し陳謝したばかり。被害者の親族は戸惑い、識者は被害者の感情を逆なでする無断提供を厳しく批判した。

 ◇識者「2次被害の典型」

 重軽傷を負った寺口結菜(ゆいな)さん(10)と歩璃(あゆり)さん(8)姉妹の父賢司さん(42)は、25日夜のテレビニュースで初めて知ったという。「被害者に一刻も早く謝罪したいという気持ちかもしれないが、警察の人が間に入るのが普通だと思う」と戸惑っていた。

 交通事故遺族らの自助団体「TAV交通死被害者の会」(事務局・大阪市北区)の西浦義朗代表は「被害者への配慮を欠き、あってはならないことだ。命を奪う意味で犯罪なのに、警察は事故だと軽視しているのだろう。本当に無念で残念な気持ちだ」と話した。

 また「全国交通事故遺族の会」副会長を務める戸川孝仁さん(67)は「とんでもない話で、同じような話は聞いたことがない」と驚きを隠さなかった。

 戸川さんは「被害者の家族は精神的にまだまだ不安定な状況。警察や加害者の父の行動は常識からずれている」と憤る。謝罪については「数カ月なり時間が経過し、家族の承諾を得てから行うのが最低限のルールだ」と述べた。

 常磐大の諸沢英道教授(被害者学)も「(事件・事故から)時間がたっていない中で加害者側が被害者側に連絡を取れば、被害者はパニックになる」と指摘。2次被害の典型的な例といい「警察は基本的なことを分かっていなかったのではないか。重大なミスで、頭を下げて済む話ではない」と話した。

 ◇「配慮の足りない善意だったか」

 一方、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんは見解を異にする。「警察が連絡先を渡した経緯が分からないと何とも言えない」としたうえで、「勝手な想像だが、加害者側が謝りたいけれど被害者の家が分からないと相談された時につい教えてしまったとすれば、それは悪意ではなく、配慮の足りない善意だったのではないか」と話した。被害者の了解なしに提供していたことについては「個人情報の取り扱いはうかつだった」と指摘した。【酒井祥宏、村松洋、三上健太郎、馬場直子、山崎征克】

 ◇詳細明かさず…署長会見

 亀岡署は26日午前0時過ぎ、同署3階の道場で大棚吉一署長が緊急に記者会見した。「不手際で被害者を傷つけることになり、配慮が足りなかった」と深々と頭を下げた。少年の父親に被害者の連絡先を教えた署員の所属や、署長が決裁したのかどうかなど詳細な事実関係については「府警本部が改めて調査する」と繰り返し、明らかにしなかった。

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2012年4月20日 (金)

温暖化: 確かに言えること

地球温暖化に対して、
確かに言えることはただ一つ。

「分かって無い」

というコトだ。

二酸化炭素で温暖化するっていうのも、
太陽黒点でどーのっていうのも、
実は、分かっていない。


ほんの小さなパラメータの違いで

熱くなるという結果も
寒くなるという結果も出る。

そして、太陽黒点だの
地殻がイロイロしてて、明日どこかの火山が吹く可能性とかだの、
地球が明日から寒くなる可能性も
いろいろある。

そして、温暖化よりも、もっと怖いのはこちら。
なぜなら、今、私たちが食べている食物の殆どが
「冷害」にも弱いから。
誰でも思い出す通り、何年か前の日本は、お米が無くなったのだ。


ああいうことが、地球規模で起こったら、どうなるか。
それも、たとえば、この夏から。

本当は温暖化の方が良い。
なぜなら、地球は北の方が土地が広い。
ツンドラ、タイガ。。。もっと暖かくなれば、人が住めるようになる所は沢山あり、
資源だって豊富だ。

だけど、温帯の気温がもっと下がれば、地球の農業は壊滅的になる。
江戸時代、何度もの冷夏/冷害 があった。
それは、そのまま大飢饉となった。
あの頃は、プチ氷河期だったのだ。
あれから、100年、200年、
地球は氷河期から回復して、暖かくなった。

地球の気温がジンルイが調べた平均気温の通りだなんて、
アリエナイ。
ジンルイはそこまで思い上がっちゃいけないじゃん。
縄文時代はもっと、もっと、暖かかったし、海岸線ももっと内陸だった。。。
地球は、おおきな揺らぎの中にある。
地殻も、
大気も。


江戸時代のプチ氷河期から回復した今の暖かさが、
そのまま安定してくれれば良いけど、
もし、また下がったらどういうことになるのだろう。


とにかく、一つだけ言えることは、
分かっていないということだ。
分かっていないという事をベースに、
原発なんて進めちゃいけない。

そういえば。。。
この春、寒い。

太陽活動に長期低下の兆候か
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1991509&media_id=4


 太陽は南極と北極が逆向きの磁場を持つ巨大な棒磁石のような構造で、約11年の活動周期に合わせてN極とS極がほぼ同時に反転することが分かっているが、国立天文台と理化学研究所などの国際研究チームは19日、衛星「ひので」による観測で、北極だけがS極からN極に反転し、南北両極が同じN極になりつつあることを確認したと発表した。

 同様の現象は、17世紀後半から18世紀初めに長期間太陽活動が低下し、寒冷化をもたらしたとされる「マウンダー極小期」でも起きたと考えられている。近年、黒点数の減少や11年の周期が延びるなどの異変が続いており、国立天文台の常田佐久教授は「この状態が次の周期も続くと、マウンダー極小期のような時期に入ったと考えられる」と述べた。

 理研の塩田大幸研究員らは、ひのでの高性能望遠鏡で太陽両極の磁場を詳細に継続観測。昨年10月、北極だけが従来のS極からN極に変わりつつあるのを確認した。一方、南極は今年3月時点でN極のままで、5月中にも両方がN極になる見込みとなった。

 極域の磁場は、太陽活動の指標となる黒点の生成に密接に関連しており、こうした変化が近年の異変に影響している可能性もあるという。 

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2012年4月19日 (木)

社会システムとゼマンティク すずめ的妄想

社会システムとゼマンティク

この二つは、「相関」しているという。
ルーマンとコゼレックは、同じテーマを扱いながらも、対立している。その論点の一つが、社会構造とゼマンティクの関係。
ルーマンは 因果関係ではなく相関関係  にあるという。

さてでは、相関関係とはどういうことか?
一人の学生さんが面白い事を言った。
「相関関係にあるかどうかは、その二つを、一つずつ別々に観察して、その上でしか、分からないはず。」

なるほど。。。ってコトですずめの妄想。

じゃあ、社会システム と ゼマンティク を別々に観察できるのか。

ルーマンによれば、ゼマンティクには、(意味論と訳されるが)かならず、「テキスト化」が必要だとのこと。
では、テキスト化のできないものは、ゼマンティクになり得ないと言うことだ。

そこで、すずめがまず、思いつくのは、伝統工芸なんかの職人の世界。
弟子は、親方の技術を見て盗めという。線の引き方ひとつ、何年もかけて盗み、やっとできるようになる。説明されればもっと早く習熟できるはずなのだが。。。でも、その実、親方自身、説明できないのだと思う。身体に覚えさせているから。そこに技術の価値があるし。
これは、まさにゼマンティクの無い世界と言っても良いのではないだろうか。そして、ここには、しっかりと分化された「社会システム」が存在する。
職人の中では序列が明確に決まり、家族や、顧客まで巻き込んでの、めちゃくちゃ厳格な「社会」が存在している。お茶を出す順番まで決まっている。
。。。っということは、これは、社会システムだけの世界。

これと、ゼマンティクだけの世界を一つ一つ観察できれば。。。本当に「相関」しているのかどうか、分かる。
でも、ゼマンティクだけの世界って、何があるだろうか。

うーん、思いつかない。
あるとすれば。。。「星の王子様」ぐらいかな。ロビンソンクルーソーっていうと、ちょい、違う。だって、彼には社会的背景があるから、そこへ戻っていくっていう解決策だってあるし。なので、全く、背景が無いっていうと、星の王子様ぐらいしか思いつかない。
ここでは、王子様にも、ぼくにも、名前が無い。二人いるんだから、社会って言えなくも無いけど、でも、ルーマンが言うような「分化」が無いし。


さて、この二つ、
考えてみると面白い。
両方とも、「進化」はするけど、サスティナブルではないのだ。
王子さまは、なぜか理由無く死んじゃう。
バラの花に恋して。
職人の世界は。。。何百年もサスティナブルであり続けたのだろうけど、
一度壊れると、修復は不可能。
誰も何のテキストでも保存されていないので、親方が仕事をやめたら、断絶だ。
もう一度作り出すこと(別の人が始めること)もできない。


社会システムとゼマンティク

両方とも、単体では、「進化」はできるけど、「サスティナビリティ」は持てない。
社会システムとゼマンティクを両方持つことによって、
社会は「サスティナビリティ」を持つことができるようになるのでは?

それをもって、「相関関係」と言えるかどうか。。。


な〜んて、思ってみた。

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2012年4月15日 (日)

社会的ヒューマンエラー

少し前に11ヶ月の子が自宅のこたつの中で亡くなったという事件があった。原因や詳細は分からない。だが、この親は5時間、寝ている子を置いてでかけたという。

こういう記事がネットに出ると、その手の人たちの罵倒日記が並び、フレアする。確かに信じられないような怠慢だ。だが、本当にあり得ないことだろうか。
事件的には、類似のものがたくさんある。どれも、やってはならない事だと、100%の人が知っていて、しかし、やってしまったというものだ。たとえば、飲酒運転も麻薬も、強いて言えば、ほとんどすべての犯罪が該当する。100%の人がやってはならないと思っていても、つい、やってしまうことは、他にもたくさんある。遅刻も、食べ過ぎ飲み過ぎさえそうだろう。

こういうものをどう、防ぐべきかということを考えたとき、最終的にぶつかる壁がある。
決してゼロにはできないということだ。

犯罪というのは除外して、事故についてのみ考えると、
事故というのは、様々な偶然が重なって起きる。普通は起きない。だけど、或る偶然と或る偶然が連鎖してしまったとき、予想外の展開が置きてしまう。
横浜市立病院での患者取り違え事故も、取り違えを回避できる局面はたくさんあった。どれも小さなことだ。そのどれか一つで、気づいていれば、回避できた。
しかし、そのすべての局面で誰も気づく事が無く、事故は起こってしまった。
例えば、エレベータで看護師が二つのストレッチャーを担当してしまったが、たった二つしか無いストレッチャーの行き先を間違えるなんてありえない。この看護師にしてもそうだろう。一日に何回も、職業人としては何万回も同じような仕事をして、たった1度、間違えたのが、肺の手術と心臓の手術をする患者の取り違えだったのかもしれない。
取り違えた後、別の看護師が本人の名前を呼んで話かけたが、本人は別の名前を呼ばれたのに、「はい」と返事をしてしまった。それも、ふたりとも。
これも、ありえないことだ。
どれも、責めようと思えば責められる。取り違えが重篤な事態を引き起こすことは、十分知っている。

これがヒューマンエラーだ。ヒューマンエラーは防げない。
減らすことはできるかもしれないが、決してゼロにはできない。だからもし、これを限りなくゼロに近づけるためには、もっと別のアプローチ、フールプルーフなどによる、人を介在させないことによる方策が取られる。どう間違えても、絶対に、エラーが起きないような。
たとえば、三方活栓のようなアプローチで。

三方活栓のエラーについて
http://suzume6.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-49d7.html

さて、冒頭のテーマ、11ヶ月の乳児のケースにもどる。
5時間乳幼児を放置するというのは、普通なら考えられない。100%の親が、それをしたらどういう危険があるか、しっており、してはならないと思っている。
しかし、たとえば深夜は親も寝てしまう。4時間なんて普通に熟睡している。子供だってそうだ。普通は寝ている子を4時間やそこら、一人にしておいても、何も起こらないのだ。ここに油断が生まれても不思議ではない。
とは言うものの、この場合は8時から寝ている子を置いて家族(2歳と6歳の子を含む)は出かけ、深夜12時に帰宅したというものだった。こういう事をする親は滅多にいない。滅多にいないから、これまで起こらないケースだったと言える。
更には、この母親は若い。25歳で6歳の子どもがいるということは、10代で出産している。教育という意味で言えば、高校の技術家庭などの科目で子育てについて学ぶが、もしかすると、そういう事も無かったのかもしれない。25歳といえば、ほとんどの女性はまだ子供はいない。結婚すらしていない人の方が多く、学生もいるだろう。周りは深夜まで外出している人が多いかもしれない。その中で流されてしまったという可能性もある。
こうした事を防ぐにはどうしたらよいか。
防ぐと言っても、非常にまれな事故だ。要するに0.000,,,,1%しか無い事故をゼロにするにはどうしたらよいかということになる。

普通は起こらない。普通はこういう人間は存在しない。そのために、母親学級なり、学校教育がある。でも、起こってしまう。事故につながるか否かは別にして、同様の事を重ねる親はこれからもいるだろう。減らせることはできても、決して、ゼロにはできない。

社会は、こういう親が生まれないように、様々な手はずをたてるが、どんなにやろうとゼロにはできない。

これは、
社会的ヒューマンエラー
と呼べるのではないだろうか。


ヒューマンエラーには、個人や組織内の要素に帰着するものだけでなく、
犯罪やドロップアウトする人間が常に社会の中に存在してしまうのと同じく、
決してゼロにできない事に起因するエラーがある。
たとえば、このケースがそうかもしれない。


そして、この社会的ヒューマンエラーを防ぐのは、
やはり、社会的インフラ(産業/製品設計も含む)なのでは?

それが、次世代のユニバーサルデザインかもしれない。

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2012年4月14日 (土)

大飯原発停止のリスク

■大飯再稼働は必要、正式要請へ…原発事故後初
(読売新聞 - 04月13日 20:40)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1985785&media_id=20


すずめ的には、原発は反対だし、今までこの日記にも、原発に反対する意見をいろいろ書いてきた。

しかし、大飯原発だけは違うかもしれない。
原発を止めさえすれば安全になるのではない。それなりの準備と覚悟が必要だ。


http://suzume6.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-9526.html


電気を止めるリスク

http://suzume6.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-41da.html

すずめも原発は止めるべきだと思っている。多くの有識者が計算する通り、この夏でさえ、原発無しでもやっていけると思っている。ただし、例外がある。彼らの計算は、日本全国のトータルの電力需要と供給の数値だ。個別の電力会社圏の物ではない。

例外とは、関西電力圏。
融通するといっても、限界がある。東と西、ワット数が違い、遅れるキャパシティには限りがある。それ以前に中部電力は足りなければ、首都圏にまわさなければならず、関西には送れないだろう。
関西の原発依存率は50%を超えている。それだけではない。関西原発が持つ原発プラントは美浜 高浜 大飯の3つ。この美浜高浜はあまりに古い。このあまりに古い恐ろしいものまで100%を超える稼働率で運転してきた「実績」があるのだ。
普通、原発の稼働率、悪いということが、批判の対象になっている。しかし、点検をし、休ませることは安全性の担保でもある。しかし年間の稼働率が100%を超えるということは、点検期間さえ無いということなのだ。
こんな事をしてやっと足りてきた関西電力の電気。
本当に、原発無しでやっていけるだろうか。

ただし、大飯原発の3号機と4号機のみだ。1,2号炉は古い。これも動かしてはならない。


原子炉 炉型定格電気出力 定格熱出力 運転開始日

1号機 加圧水型軽水炉 WH 117.5万キロワット  1979年3月27日
2号機 加圧水型軽水炉 WH 117.5万キロワット  1979年12月5日
3号機 加圧水型軽水炉 118万キロワット 1991年12月18日
4号機 加圧水型軽水炉 118万キロワット 1993年2月2日


代替え案としてはもう一つある。
島根に昨年、作られた新型炉がある。ここから融通をしてもらうか。ただし、島根は県庁所在地にある原発だ。島根県民が受け入れるかどうか。中国電力圏は原発無しでもやっていけるはずだが、隣の大阪のために、自分たちの原発を動かすかどうか。

止まるなら、真夏の昼間12時から6時。
本当に、これが起こったら、どうなるか。

たとえば、今現在、関西圏で
人工呼吸器の人がどのくらいの人数いるのか、どこにいるのか、
調べられていない。もし、電気が止まったら、自家発電を持たない病院がどのくらいあるのか、調査されていない(神奈川の場合は2割の病院が自家発電を持たず、2年計画で整備を始めたところだ)未熟児の赤ちゃんは死ぬ可能性すらある。もちろん、無いかもしれない。だけど、そんなリスクがあることを知らない人もいるのではないだろうか。

難しい問題があるのは、この場合、本当に命に関わるのは、弱者だけだ。障害者、赤ちゃん、高齢者。小さい店舗などの冷凍庫などは全滅すれば倒産の危機さえある。。が、大企業は自家発電を持っている。大規模店舗もこの1年で準備できただろう。だからこのリスクは、弱者だけのものでもあるとも言えるかもしれない。それをどう、とらえることができるか。
だけど、もし、赤ちゃんでも亡くなろうものなら、原発反対運動も、一気に冷める可能性すらある。原発反対をしている人たちの感情的な対応を見ると、余計そう、思う。

繰り返すけど、すずめは、原発は止めるべきだと思っている。
ただし、とにかく原発を止めたいのではなく、どれだけリスクが減らせるかということで、考えなければならないと思っている。停電のリスクと、
稼働中に大地震がくる可能性の持つリスク、どちらが高いか。
きちんと、考えなければならない。

---

ところで。

橋下市長、再稼働には反対してる。
ちょっと、驚いた。

上のような事情では、橋下氏にこそ、停止に関するリスクは切実なんじゃないだろうか。
彼が止めても良いと言うなら、止めちゃっても良いのか。。。
ただし、リスクを一身に受け止めるのは、彼じゃなくて弱者だけなんだけど。。。それが、大阪ポピュリズムなんだろうか。


補足:
ただし、戦略として、反対するのは良いと思う。

原発の稼働状況を見ると、
稼働開始から、次の日には、臨界に達している。よく、稼働には一ヶ月ほどかかると言われているが、出力としては、次の日から100%に近く出ているようだ。
1ヶ月かかるというのは、運転が安定して、書類上も正式に開始したということではないだろうか。

なので。。。今年が猛暑であり、危ない局面になってきたら、急遽、稼働させることもできるのではと想像しているのだけど、どうだろう。(分からない)

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大飯再稼働、橋下市長「民主政権倒すしかない」

電力
 大阪市の橋下徹市長は13日、政府が関西電力大飯原子力発電所3、4号機の再稼働が必要と判断したことを受け、「民主党政権を倒すしかない。次の(衆院)選挙の時に(政権を)代わってもらう」と市役所で記者団に語り、民主党政権への対決姿勢を鮮明にした。


 橋下市長はその理由について「(内閣府の)原子力安全委員会に大飯原発が安全なのかどうか、コメントをしっかり出させないといけない。(安全委は)ストレステストの一次評価の結果を了承したが、安全だとは一言も言っていない。民主党の統治のあり方は危険だ」と説明。そのうえで、「次の選挙では絶対(再稼働)反対でいきたい」と次期衆院選で争点に据える考えを示した。

 安全委の班目春樹委員長は3月13日、同原発のストレステスト(耐性検査)1次評価について、「(経済産業省原子力安全・保安院による)審査手法に問題はない」と了承したが、安全性評価は不十分との見解を示していた。

(2012年4月13日22時50分 読売新聞)


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120413-OYT1T01065.htm


大飯再稼働は必要、正式要請へ…原発事故後初
(読売新聞 - 04月13日 20:40)


関係閣僚会合後に記者会見する枝野経産相(13日午後8時6分、首相官邸で)=三輪洋子撮影

 政府は13日夜、関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)について6回目の関係閣僚会合を開き、地元自治体に再稼働を要請することを決めた。

 枝野経済産業相は会合後の記者会見で「大飯原発の安全性を最終的に確認した」と述べた。そのうえで関電管内の今夏の電力の需給予測からみて「再稼働の必要性がある」と結論付けた。枝野経産相は14日に福井県を訪れて西川一誠知事らと会談し、再稼働に理解を求める。

 会合には野田首相、藤村官房長官、枝野経産相、細野原発相らが出席した。9日の4回目の会合で政府は、大飯原発の安全性について「おおむね確認された」としていた。13日の会合では、さらに原発事故時の住民の避難体制や政府の対応方針などを詰め、安全性を最終確認した。福島第一原発事故後に政府が再稼働が必要と判断したのは初めて。

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