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2012年2月 6日 (月)

すずめ的 社会科学

ご存知の通り、すずめは最近、原発系討論コミュで、暴風雨の中、飛び回ってんだけど。
そこでつくづく思うコト。

やっぱし、科学的って大切なんだろーな。


で、
思ったコト。
ここ何年か、すずめは知覚心理学の学者さんたちとイロイロやってた。でも、彼らが学会に出すのって、意外に、すずめたちデザイナは昔から知っているコトだったりする。それを学問で証明してる。
逆にデザイナが知ってるコトを洗い出して、それを知覚心理学でまとめていったら、かなり高度なコトができるんじゃないかなって、思ったりする。

って、デザイナの感覚って、ホントは侮れないんじゃないだろうか。

例えば、日銀 短観なんて発表されるけど、ああいうの、みんな、どこまでマに受けるんだろう。でも、デザイナはもっと大まじめにああいうの、やってきてるのだ。そして、大きな確率で当たってきた。
デザイナがデザインするものって、だいたい、6ヶ月後にやっと市場に出る。だから、今企画してるものは、6ヶ月後に、流行るものなのだ。しかも、具体的にシビアに考える。
たとえば、6ヶ月後に景気が低迷すると思ったら、いろんな機能をくっつけてゴージャスにするんじゃなく、そぎ落として、価格を下げる。。。。それも大きく落ち込むと思ったら、いっぱい削ぐ。それほどじゃないと思ったら、少しだけ。それが100円分なのか、300円分なのか。。。具体的にシビアに決める。
で、コレが外れたら倒産だ。多くのメーカーが倒産して無いってコトは、かなりの確度で当たってるってコトだ。

ってエラそうに言ったけど、実は常識。

ニチギンとかの偉いヒトは、「じゃあ、具体的に市場がどうなるか、言ってみろ」って言われても、答えられないんだろう。だって、6ヶ月後にはどうなったか、すぐバレちゃうし。

さて、じゃ、何が流行るか。

ファッションの科学

どうやって見つければ良いか。
昔すずめがずずめのガッコのセンセをしてた頃、
チイパッパってどう説明してたかというと。

丸井(近所にあったデパートね)の一階から
ざっとその階の全体を見渡して、一番きれいな色をめっける。
2階でもざっと、見て、一番きれいな色。。。
だいたいきれいな色っていうのは、店員さんたちが、自分の受け持ちのブランドの一番売れそうで目を引く商品を上の方にディスプレイしてる。他にもそのブランドのテーマカラーとかをメインに使ったポスターとかがドンっと出てたりする。だから、普通に見てるだけで、それが目にとまる仕掛けになってるのだ。
で、最上階に行くまでに、その年の一番の「素敵な色」が分かる。
で、上まで行ったら、今度は、その色のコートを買おうと思いながら降りて来る。
その時に、その色のコートと一緒に並んでる他のコートの色を一緒に見る。
たとえば、オレンジって言ったって、いろんなアプローチがある。ナチュラルなイメージの中でのオレンジ。たとえば蜜柑のような。。なのか、もっと人工的な扱いのオレンジ。たとえばブラックやホワイト、グレイと組合わさってるのか。。。
コートの棚には、同じデザインで、ベージュやグレイ、黒。。。なんかもある。オレンジと同じラインにある色が、有彩色(例えば茶系)か無彩色(グレイや黒)か。白っぽいのか、黒っぽいのか。ナチュラルテイストなのか、人工的なのか。。。
同じデザインのコートのラインナップを見ると、全体の色としてのコンセプトが分かる。
これを見ながら降りてくる。

さて、この時、頭の中に仕入れた色が、
今、一番イケてるカラーリングだ。学生さんたち、課題の平面構成とかに使うとイイかも。センセイも世の中も、みんなその色の気分だし、何よりも自分自身、その色がキレイにみえるはず。

で、

でも、これだけでは芸が無い。
その次を考えなければ先端じゃない。
その次は、どうやって考えるか。すずめ流。

そのコートを買った気分になる。今年はそのまま着る。
で、来年もそのコートを着るとき、マフラーをどんな色にするか考えてみる。
去年、同じラインに並んでた色をヒントに。
オレンジを基本に、自分らしい新しさを出すために。
たとえば、若草色を合わせてみようとかね。

それが、次のトレンド(のキーワード)だ。流行って、突然、ぶった切ったように新しいものは始まらない。必ず、前の要素を引きずってくる。コートの色はそのままで、そこに方向性を変える色として何か。
これが今の色、次の色のめっけ方。

すずめオリジナル。


さて、元に戻って、
ニチギンの予測なんてあてになんない。。。

そんな批判ばっかしてもしょーがないので、すずめはどう、予測してるか。
書いてみる。
当たるか当たらないかは、1年後に分かる。乞うご期待。


さて、
何がどう、流行るか。実は半分は決まってる。
目先のハナシとして、この春夏の流行色協会の発表によれば、
きれいなお花。それから、空の明るさ、暗さ。。という明暗のくっきりしたイメージ。

モノトーンじゃなく、水や花や、自然由来のきれいな色。
明度のコントラストも効かせたデザイン。
丸井のエスカレータを登っていくと、そういう色が目についたんじゃないだろうか。


そして、秋冬はまだあまり見えてないけど、ブラウン系、ペールなパステル。サンド(砂)をイメージするような。。。。

要するに、この二つの方向性は、有彩色だ。

というのが、目先の話。

さて、じゃあ、すずめ的には、この後を占いたい。
来年の暮れ、新年。
どういう流れにあるか。


おそらく、
東北の復興の具体的なイメージが見えてくるだろう。そういう写真が、映像でたくさん流される。本物はできていなくても、CGもあるし。

さて、その復興の形 デザインはどういうイメージになるか。

すずめ的には
コンクリート プラス きれいな有彩色

だと思っている。
経済的理由で、たとえば重厚感のある木、マホガニーや、大理石は無理。
しかし、明るいナチュラル系、たとえば、明るい木の北欧風イメージもNGだ。
なぜなら、今、東北では、津波にさらわれた木々やそういうナチュラルなものが腐った臭いで辟易してるだろうから。
だから、素材のベースはコンクリートだろう。
コンクリートなら、津波に流されない。
でも、コンクリート、そのままだと、津波の廃墟に荒涼としたイメージになってしまう。
だから、ここに、きれいなイメージの「色」をプラスする。
ペンキだとか、安価な方法で。

ここに合わせられる色の可能性としては二通り
ベースはコンクリートカラーだけど、その上に、

パステルカラー 
ビビッドカラー (もしくは強い色、例えば濃紺。。プラス ピンクなどというように)

さて、どっちだろう。すずめ的に、後者が先に目立つと思う。
なぜなら、震災以来人は「強い日本」を望んでいるから。

コンクリートのグレイ プラス ストロングカラー
近くで見ると、それほど高級には見えないけど、写真で映像として流すと、そこそこインパクトがある。マスメディアジェニックなデザイン。

東北におけるコンクリートっていうのは、それなりに骨太で、良い選択だと思うけど。
このイメージをそのまま他のデザインに流用するとどうだろう。

マスメディアジェニックって、要するに見かけ倒しのかっこよさ。
だけど、家具にしてもアパレル(ファッション)にしても、それほどお金(無いし)がかからなくて、インパクトはある。
そういうものを、世の中は望むようになるのでは?

ファッションでは、スキッと強い、マニッシュな感じのものが出て来るかもしれない。ちょっと、コンサバティヴな。


そして、その次は。。。世の常として、強いものへの失望から、今度はフェミニンな方向へ行くかも?

ここから先は遠い所までの推理。

流行とは、流れをぶった切って突然始まるのではなく、
前の流れを残す感じで始まる。ちょうど、コートのマフラーのように。
強いものを残して、もしフェミニンが現れるとすると。。。
いわゆる、家長 VS 妻 という形でのフェミニンかもしれない。
強いものに頼る意味での美しきフェミニン。要するに保守的な構造の。。。たとえば、クラシックな。
洋服だと、今のような露出の大きなものではなく、胸の空きも小さく、
ウェストマークした女性的なもの。ピンクや甘さの効いた。


ただ。。。これは、きっと2、3年以降。
流行としては、そうだけど、
社会的方向としては、もっと違う形かもしれない。
強い存在は、必ずしも家長や男性ではなく、
女性かもしれない。若者や、(家長という意味ではない)高齢者かも。
そういう新しいパワーバランスが生まれる、端緒ができてくるかもしれない。


っていうすずめ占い。

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