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2012年1月16日 (月)

関西と原発/脱原発は戦略的に


すずめ的に、
原発っは10年かけて止めるべきだと思っている。
というか、それしかできないだろう。

今現在、日本中の原発は停まっている。
電気は足りるって言う議論がある。

でも、それは甘いと思っている。なぜなら、関西があるから。


たとえば、中国、四国はこのまま原発を止めたまま、夏を乗り切ることができるかもしれない。東京はさすがに難しいだろうけど、
少なくとも、今まで稼働してた老朽炉ではなく、新しい新型だけを稼働させることはできるだろう。

http://suzume6.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-70b0.html

この中の。。。
柏崎刈羽原子力発電 1号機 沸騰水型 1985年

これは、廃炉にできるかもしれない。
しかし、関西はどうだろう。

以下、wikiより抜粋
高浜原発の稼働率のみ以下より。(2009年度のもの)
http://www1.kepco.co.jp/knic/library/unten/setubi.html


炉型  定格電気出力 運転開始日 設備利用率(2009年度)の順

美浜 166.6kw
1号機 加圧水型軽水炉 WH 34万KW 1970年11月28日 73.7%
2号機 加圧水型軽水炉 50万KW 1972年7月25日 72.8%
3号機 加圧水型軽水炉  82.6万KW 1976年3月15日 75.2%

大飯 471kw
1号機 加圧水型軽水炉 WH 117.5万KW 1979年3月27日 53.9%
2号機 加圧水型軽水炉 WH 117.5万KW 1979年12月5日 67.5%
3号機 加圧水型軽水炉 118万KW 1991年12月18日 77.4%
4号機 加圧水型軽水炉 118万KW 1993年2月2日 86.8%

高浜 339.2kw
1号機 加圧水型軽水炉 82.6万KW 1974年11月14日 85.6%
2号機 加圧水型軽水炉 82.6万KW 1975年11月14日 93.2% (プルサーマル)
3号機 加圧水型軽水炉 87.0万KW 1985年1月17日  78.5%
4号機 加圧水型軽水炉  87.0万KW 1985年6月5日  87.6%

976.8 kw/ 566.8kw

怖く無いだろうか?

関西電力の11機のうち、
7機は1970年代に運転を稼働した40年炉だ。
しかも! 震災前の2009年は高浜の2号機(1975年稼働開始の老朽炉)は、93.2%の稼働率。ほとんど止めていない。定期点検は30日程。

ちなみに、定期点検って書類上なってても、実際にはフル稼働/発電してる場合もある。この高浜の場合は分からない(リアルタイムの発電量は見つかったけど、過去のデータは出てこなかった)
http://www1.kepco.co.jp/knic/library/unten/setubi.html
ここによれば、
2005年の高浜2号機の設備利用率は104.9%となっている。

%表示は、設備利用率=発電電力量/(出力×暦時間数)× 100(%)

だそうだが、どういうことだろう。少なくとも、マトモな定期点検をしていない、もしくは定格の出力を守っていないというののどちらかだ。
(両方かもしれない)

っていう、かなり怖い稼働をしてきた関西。


さて、電卓をはじいてみた。
すべての発電プラントの能力を足すと、976.8 kw
そのうち、70年代に建てられた7機の発電量は  566.8kw

もし老朽炉をすべて廃炉にしたら発電能力(定格)は半分以下になってしまう。
これで乗り切れるか。。。でも、ここまでは、止めて欲しいと思う。
この夏には動かさないで欲しい。。。

方策は節電。
できるだろうか。できなさそうだ。。。
後は、
周辺の電力会社から、買うしかない。幸い。。と言えないかもしれないが。。

島根にこの3月稼働開始になる中国電力のものがある。
四国は送電してくれていた。
こういうのを利用すれば、どうにかなるのかもしれない。
でも、そういう支援が無かったら、関西はどうなるコトか、どんな稼働をしてしまうか。。。分からない気がするなあ。

脱原発への一里塚は、
まず、危ない原発を止めることだと思うが、
それだけに、やみくもに止めれば、結局は、脆弱な場所に歪みが来るかもしれない。
しっかりとしたプランが大切だろう。

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