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2011年12月 3日 (土)

桜島と昭和南海地震

今、桜島噴火が大規模になりそうだという懸念があるというニュースを見た。(下にペースト)

中に気になるコメントがある。
1946年の昭和噴火との類似性

1946年というのには見覚えがあった。

昭和南海地震のあった年なのだ!

桜島の前回の大噴火、1946年の暮れには、M8の大地震があり、三重や四国に大被害をもたらした。


以前、今までの歴史を見て、火山の噴火と大地震の連動の発生頻度を調べたことがあった。震災前、九州では新燃岳が噴火していた。その後間もなく、東日本大震災。普賢岳の噴火の直後には、阪神淡路の震災があった。

下はwikiからの記述
1946年(昭和21年)12月21日 昭和南海地震:M8.0、被害は中部以西の日本各地にわたり、死1330、家屋全壊11591、半壊23487、流失1451、焼失2598。津波が静岡県より九州にいたる海岸に来襲し、高知・三重・徳島沿岸で 4 - 6 m に達した。室戸・紀伊半島は南上がりの傾動を示し、室戸で 1.27 m 、潮岬で 0.7 m 上昇、須崎・甲浦で約 1 m 沈下。高知付近で田園15km2が海面下に没した。

http://ja.wikipedia.org/wiki/東海・東南海・南海連動型地震

桜島のこのころの活動をみってみた。
(気象庁の火山情報より)

1946年 1月~11月(昭和21年)大噴火
1月から鹿児島市までときどき降灰,3月にはほとんど毎日となる。
3月 9日22時頃から南岳東斜面(標高800m)から溶岩を流し始め,東北と南に分流し,4月 5日に黒神海岸に,5月21日に有村海岸に達した。
山林焼失,農作物に大被害,死者 1名。
6月には次第に噴火は衰えたが11月頃までときどき降灰。
噴出物総量 8.3×107 m3。
1948年 7月下旬(昭和23年)噴火


うーん。
こわい。
偶然?この直後に、昭和南海地震が起こっているのだ。

1946年と同じならば、この桜島の噴火の後に、南海地震が来る?
桜島がこれから大噴火に向けて進行するなら、その前に東海地震が来る?


っという、すずめ占い。


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もうひとつ、参考までに、
 この2年前の1944年には昭和東南海地震が起こっていた。


wikiより
1944年(昭和19年)12月7日 昭和東南海地震:M7.9、静岡・愛知・三重などで合わせて死・不明1223、住家全壊17599、半壊36520、流失3129。津波のため尾鷲が壊滅した。このほか、長野県諏訪盆地でも住家全壊12などの被害があった。津波が各地に来襲し、波高は熊野灘沿岸で 6 - 8 m 、遠州灘沿岸で 1 - 2 m 。紀伊半島東岸で 30 - 40 cm 地盤が沈下した。最大波高は尾鷲市賀田地区で記録された9m。戦時中のため詳細不明。ニューヨークタイムズは「地球が6時間にわたって揺れ、世界中の観測所が、「破壊的」と表現した」と、大々的に報じた。

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もうひとつ、この時期の火山噴火を調べてみる。
wikiにはAクラスとした火山が列挙されている。この中で、南海、東海地震に関連しそうなプレートの近くにある火山は、9個。そのそれぞれが、この1946年近辺に起こした噴火を見てみたい。


43 浅間山 群馬県・長野県
1947年(昭和22年)8月14日 噴煙高さ 12,000m、噴石により11名の犠牲者。

56 伊豆大島 東京都
1950-51年(昭和25-26年)の噴火

60 三宅島 東京都

66 伊豆鳥島 東京都 (直近で以下)
1939年 8月~12月(昭和14年)大噴火
1949年 7月~10月(昭和24年)地形変動:火口原の地盤隆起。

82 阿蘇山 熊本県
 40年代の噴火は無し

83 雲仙岳 長崎県
なし

88 桜島 鹿児島県
1946年 1月~11月(昭和21年)大噴火
1月から鹿児島市までときどき降灰,3月にはほとんど毎日となる。
3月 9日22時頃から南岳東斜面(標高800m)から溶岩を流し始め,東北と南に分流し,4月 5日に黒神海岸に,5月21日に有村海岸に達した。
山林焼失,農作物に大被害,死者 1名。
6月には次第に噴火は衰えたが11月頃までときどき降灰。
噴出物総量 8.3×107 m3。
1948年 7月下旬(昭和23年)噴火

91 硫黄島 鹿児島県
1934(昭和9)年9 月~ 1935(昭和10)年3 月 付近で海底噴火(大噴火)
9 月6 日から地震群発。9 月20 日に東方2km の海底で噴火。12 月に硫黄島新島(昭和硫黄島)生成し現存。
1936(昭和11)年10 月26 日 地震、硫黄岳の噴煙増加、鳴動。


95 諏訪之瀬島 鹿児島県
1949年10月:ストロンボリ式噴火&ブルカノ式噴火

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鹿児島県垂水市から見られた桜島の1万1回目の爆発的噴火(2日午後7時12分、4秒露光)=浦上太介撮影

 活発な火山活動が続く鹿児島市・桜島で2日夜、爆発的噴火が相次ぎ、鹿児島地方気象台が観測を始めた1955年10月から56年間で、通算1万回を超えた。

 気象台によると、2日午後6時51分、昭和火口で起きた今年878回目の爆発的噴火で1万回に到達。同7時10分には1万1回目が発生した。3年連続で過去最多を更新するペースで推移しており、気象台は「すぐに大規模噴火が起こる予兆はないが、今後も爆発が繰り返されるだろう」としている。

 桜島にある京都大火山活動研究センターの井口正人准教授によると、桜島では100~200年ごとに20億立方メートル級の灰や溶岩を放出する大噴火、約30年ごとに2億立方メートル級の噴火が発生している。井口准教授は、

東京ドーム161杯分にあたる約2億立方メートルの溶岩や灰が放出された1946年の昭和噴火との類似性を指摘し、「本格的な噴火の数年前から爆発などを繰り返したプロセスが、現在の活動と似ている」と警戒を呼び掛けている。


桜島噴火、通算1万回…気象台観測56年で

読売新聞 12月2日(金)21時31分配信


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111202-00001089-yom-sci

日本の活火山は108。鹿児島・宮崎県境にある新燃岳が2011年1月から活発な火山活動。

すずめの今年2月の日記

http://suzume6.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-f351.html


■桜島噴火、通算1万回…気象台観測56年で
(読売新聞 - 12月02日 21:31)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1834063&media_id=20

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