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2011年11月23日 (水)

ネットでクスリ

すずめはずっと医療の問題を一般産業の問題と一元化するといいんじゃないかって、思ってきた。
もちろん全部ってワケじゃないけど、一部、特に、受け手と関わる部分やQC系のこととか。
なぜなら、蒟蒻ゼリーの話でも書いてきたけど、一般消費材にたいする私たちの目、企業の姿勢、ものすごーっくレベルが高い。たとえば、企業がチョイとしくじると,即日回収とか、いろんな対応を瞬時に取るシステムができている。データベースの蓄積と公開についても(って、褒め過ぎだけど)....ところが、医療に関しては、それほどでもなく感じる。

なので...って思ってたら、
消費者センター系活動も、そろそろ裾野を広げつつあるって一般消費系の友達が言う。たとえば、今、流れができつつあるのは、金融と、薬。
で、今週、2つ程、そっち系の人たちが関わる団体がやるシンポジウムがあるって事で、お誘いが来た。

一つ目は、インターネットで薬が買えちゃう問題について、
もうひとつは行政とクスリ。

でも、インターネットクスリには行けなかったんだけど。

ちょい、考えさせられることがあった。


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大阪府じゃチジが学校ではケイタイ禁止って、ノタマワっている。
そりゃ、どうなのかなあっとは思うけど、
その危険性を考えたら、持たさない方に「是」だとすずめ的には思う。
親たちは「危険な世の中だから」ということで、持たすっていうけど、
それより、もっと危険な口がネットにはバックリ開いている。高校生ぐらいになれば、ウスウスこれってヤバイ?って気がつくかもしれないけど、小学生、中学生じゃどうか。。。

たとえば、普通にネットサーフィンしてると、レッキとした麻薬販売サイトにだって行き当たっちゃう。
パタパタ製薬会社の名前をググってたら、
「マジックマッシュルーム」の標本だってさ。
でもって、
細かく切って
紙に巻いて、
火をつけて吸ったりしてはイケマセン。

って、すっごく親切にアドバイスしてたりする。

。。。だけじゃなく、すずめ、別に悪いコトしてるわけじゃないんだけど、なぜか、一日に何十本もバイナントカってゆー薬が激安ヨっとかって、写真付きでメールが来る。

メールだと簡単に買っちゃったりするんだろうなあ。。。

一方、
薬屋さんって、昨今、マツモトキヨシとか、いろいろ売ってたりして、とってもアバウトに見えるけど、でも、本当の薬は、カウンターの中とか、レジのそばとか、ちゃんと店員さんが監視出来る所に売ってる。で、すずめが愛用してる咳止めも、飲んでラリって遊ぶ子がいるとかってウワサで、お店の棚には、空の箱が並べてあって、万引きとかできないようにしてるんだよね。
もちろん、睡眠薬なんて、カウンターの中だから、カートンごとオトナ買いしようったって、できない。
やっぱり、薬局って、地元の商店でもあるんだし、アコギな事やったり、いいかげんな態度だと、みんなに信用されない。だからとんでもないお店はまず、無いだろうな。顔と顔を合せるという形がやはり、大きいんだろうな。
だから、彼等から、睡眠薬をオトナ買いなんてできない。
もちろん、マジックマッシュルームも売ってない。(これは標本なんで、薬とは無関係だけど)

だから、欲しいヒトはネットで買いたくなっちゃうんだろうね。


っていう野放し状態の今日このごろ。

ここ何年かでウンkg太って、だけど、元に戻す予定なんで...今のすずめは世を忍ぶ仮の姿。
で、どうにか、他力本願で痩せないかって思ってるすずめに送られてくる宣伝メール。

(楽天さんからきました。)

原文の抜粋は一番下に貼付けちゃいました。

>厚生労働省に届けよう! 医薬品ネット販売の継続を求める【ネット署名】はこちらから

だってさ。


ネットで薬。いっぱい売ってるし、反対多いだろうな。
だけど、本当に、規制しなくていいんだろうか。
すずめなんて、やせ薬がでたら、3倍位飲めば効くだろうかとか、ヤバい薬でもオッケーよ。なんて思ってたりするし、薬局の対面販売じゃ怒られそーだから、ネットがいいじゃんなんて、思っちゃう。そういうヒトにも際限なく、注意なく、売ってくれるネット。
規制されたら困るよねえ。

こういうの、
蒟蒻ゼリーの時も、いろいろ描いたけど、
結局、産業界ではベースは「業界内の自主規制」
これが一番厳しく、細かく、さすがによくできている。

でも、今回のこの規制は、国による動き。「自主的」にじゃなく、問答無用の「禁止」

これが、小売店さんだけだったら、すずめ的には、良心的なお店が99.9999%だと思うので、自主規制でオッケーのはず。
でも、ネットじゃ、そうはいかない。

キチンと、「禁止」できないと意味が無い。
良心的な所は、別に誰に規制されなくたって、アコギな販売はやらない。
そうじゃない所を「取り締まる」法律。
必要なはず。

だけど、下みたいな異議アリ!運動にはどう、立ち向かえばいいんだろうね。


以下、抜粋------

厚生労働省は、一般用医薬品の67%を占める1類医薬品及び2類医薬品のネット販売を2009年6月から禁止する薬事法施行規則改正案を示しています。このまま内容が確定すると、以下のような重大かつ深刻な問題が起こります。


厚生労働省に届けよう! 医薬品ネット販売の継続を求める【ネット署名】はこちらから


注:我々の求めている「医薬品のネット販売」とは、下記の条件を満たすものです。
 1.薬事法の許可を受けた薬局・薬店が行うインターネット販売で、薬剤師等の専門家が対応するものです。
 2.扱う医薬品は、通常の薬局・薬店で販売されている承認を受けた一般用医薬品(大衆薬)です。

H2ブロッカー含有薬「ガスター10」風邪薬「ルル」便秘薬「コーラック」痔の薬「ボラギノールA」妊娠検査薬「ドゥーテスト」水虫薬「スコルバ」禁煙補助「二コレット」


厚生労働大臣をはじめ関係者に皆さんの思いを伝えたく存じますので、ぜひ署名をお願いします。

【皆様のご意見をお聞かせ下さい!】


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さて、
後回しになったけど、日曜日のクスリのシンポジウムの話。

こっちはもっと重い。
薬害の話。

この問題の実態は、
「科学の外観をまとったブローバルビジネス」
そして、
情報が、きちんと届かないこと。

薬害は、誰も知らない危険性の為に被るのではない。
その時点でも、ちゃんと、危険を知っている人はいて、
報告もされていて...それでも、その危険を回避しようとすることがされなかった。
もし、その危険が正しく本人に知らされていたら、
自分の事として、リスクと、効力を計算し、判断しただろう。
しかし、そういう情報が届かなかった。

そして、科学の外観をまとったビジネス。

配られた資料に、興味深い事例が載っていた。(アメリカでの事例)

ある新しいタイプの抗うつ剤
これは小児には無効で、且つ自殺や異常行動の原因となっているそうだ。
しかし、それを指摘しても、製薬会社お抱えの偉いセンセイがりっぱな論文を描いて反論キャンペーン。
(結果的に、薬害による自殺や殺傷事件の裁判の中でこの問題が明るみに出た)
しかし、それだけではなかった。
製薬会社のセールスプロモーション活動。
精神科だけでなく、小児科,皮膚科、婦人科まで、販路を広げる。
資料の中にはこんな例が描かれていた。
双極性障害とされた男の子に、
「君の病気は遺伝子でそうなってる。そのソウキョクセイショウガイっていう病気はね。。。。でも、良い薬があるんだよ。」
優しい声で説明すれば、みんな信じる。

考えてみると、
病気って、なぜ、名前があるんだろう。
だれがつけた名前なんだろう。
なぜ、みんな、肝臓病、糖尿病....なんていう、同じ名前の病気になって、同じ薬が必要になるんだろう。
肝臓病や糖尿病だったら分かる。
だけど、
「チョコレート好き病」(すずめが罹患)
「自転車運転へたくそ病」
「英語の仮定法過去形理解出来ない病」
とかって、名前をつけたら、
病気って創作できちゃう。
高校の期末テスト前には、
仮定法過去が分かんない学生たちにバカ売れする薬ができちゃう。
「チョコレート好き病」には、「メタボ病」の「薬」の販路が広げられるね。
おお、グローバルビジネス!
なーんて、思ったりした。

もひとつ、


会場で話題になったのは、タミフル。
厚労省が計算マツガイでどーのともめてたけど。

これ、どう考えたらいいんだろう。
すずめの近所の病院では、インフルエンザの予防接種、一回6000円。2回で12000円。
子供二人いたら24000円
平均的家族って、4人っていわれてるけど,4人分だとざっと5万。
(つい、ディズニーランド行きレジャー予算と比較しちゃったりする。)
だけど、タミフルだったら、保険診療じゃん。
せいぜい、300円とか?子供はほとんどタダ。


って、会場でばったり会ったヤクザ イ シさんで、
去年、落ち武者の霊がいっぱいの温泉にバイクで行って以来、消息を断っているマイミクさんが、
6000円なんて、バカ言ってんじゃない。
自由診療なんだから、ネットで探せば安い所いっぱいあるよ。
えー!目からウロコがポロリのすずめ。
そりゃ、自由診療だとは思ってたけど、そこまで値段が違うとは思って無かった。
そっか。そんなに違うんだ!
でも、インフルエンザの予防接種、(予防接種によっては霊験アラタカなのもあるけど)効果の程はいかがなモノか。。。。うーんよく言われてるけど、プロが言うわけだから、やっぱしそうだろうなあ。

でもねえ。
予防接種を受けさせない親とか、ネグレクト扱いするような風潮もあるよねえ。ちゃんと、「確率」のデータはあるんだろうか。

こんな問題とか、イロイロ
クスリの周りにはいっぱいありそう。

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