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2011年11月23日 (水)

社会を変える力/駅での事故


少し前の、東急線多摩川駅での事故につづき、
また、駅の管理責任を問われる事例だ。
裁判の行方/判決がどうなるかはともかく、こうやって一石を投じていくことには非常に意味がある。

■飛び込み自殺の巻き添えでケガ、賠償求めJR提訴
(読売新聞 - 10月14日 07:18)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=988682&media_id=20

以下、転載抜粋

 横浜市磯子区のJR根岸線洋光台駅ホームから電車に飛び込んで自殺した同区の男性(当時26歳)の巻き添えでけがを負ったのは、JR東日本の安全対策が不十分だったためとして、同区の女性(36)が13日、同社を相手取り、約470万円の賠償を求めて横浜地裁に提訴した。

2008年10月29日午後8時頃、男性がホームに入ってきた大船発大宮行きの普通電車に飛び込んで跳ね飛ばされ、ホームで電車を待っていた女性らと衝突。男性は即死し、女性は頸椎(けいつい) 捻挫(ねんざ)などのケガ、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負った。男性の両親は同年12月、相続放棄しているという。
原告側は「JRには、乗客を目的地まで安全に運ぶ責任があり、ホームでの自殺予防策も十分に講じるべきだった」としている。


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言うまでも無く、自殺した人間に非があるのは道理だが、しかし、この事故は彼が自殺でなければ起こらなかったのか。
否、
年間、何百件ものホームへの転落事故がある。すべてが「不注意」と片付けられるものばかりではない。誰かに押されてというのも、先日の多摩川の事故のように、車椅子が転がってというのもある。

利用者は多岐にわたる年齢、背景の人たち。天候や利用者の人数、その他様々な要素がある。基本的には何も起こらないはずの中、いろいろな要素、稀な出来事が複雑にからんで、「事故」となる。だから、利用者の心がけで事故を「減らす」ことはできても、「無くす」ことはできない。

そして、その結果、事故が起こる。上記のもその一つだろう。
多摩川の事故も、そして年間何百件もある重篤な転落事故も。


しかし、
一番重要なポイントは、
これらすべての事故、JR側に

防ぐ方法があった

ということだ。


ずばり、
ホームドアがあれば、事故は起こらなかった。

少なくとも、ここでは自殺できない。


多くの駅/路線でホームドアの設置が計画されている。
これは、伊達や酔狂で土木工事をするんじゃない。
こういう、防げるはずだった事故を「無くす」ために行われるのだ。

そういう声、もっと上げるべきだろう。
たとえば、こういう形で。

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ミクシーの日記。
ざっと見ると、
「裁判」イコール アレルギーという反応が多い。
即、お金儲け、クレーマー・・・
あんまりにも短絡的すぎやしないだろうか。

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