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2011年11月10日 (木)

三河のエジソン 2

今までも、たとえば、視覚障害者用に音声のガイダンスをつけた家電など、いろいろあった。しかし、長期的に売れているものは少ない。
なぜか...高いのだ。当然かもしれないが、音声チップを付けた分、高くなる。しかし、その付加価値を分かるユーザのパーセンテージは非常に低い。

たとえば、100人のうち、健常者が90人、視覚障害が2人、聴覚障害が2人、四肢.....最後の二人は特殊な重度障害者。..だとする。
視覚障害者をカバーすれば、100人のうち92人になる。しかし、それによって製品が高くなれば、20%の健常者のユーザが逃げる。結果的には、82人しかカバーできないことになる。
じゃあ、そういう製品を安くすればいい。
本当にそうだろうか?確かにそうあって欲しい。環境負荷の高いものは高く、人に優しい物は,安く。
しかし、そういうしわ寄せは、永遠に続けられるのか?
メーカーは、音声ガイダンスのチップを,音声が不要な人の分も90個、作って、オマケして売るべきなのか?

ユニバーサルデザインを考える時、私達は、こういう、数字を考えなければならないと思う。これに無理があれば、サスティナブルではない。


どんなに完璧な製品でも、100人に便利なものを作るのは不可能だ。
普通の人に会わせて作るなら、90%。視覚障害をいれると、92%、聴覚を入れると94%...
しかし、様々な障害に同じ物で対応するのは難しい。どうしても特殊なパーツを使わなければならず、高くなる。
1000円が1050円になるのなら許せる。しかし、1200円になってしまうと、買わない人が出て来る。そのパーセンテージと、障害への配慮がカバーする人の割り合い。
それにきちんと折り合いをつけさせるのが、ユニバーサルデザインだと思う。

そこで、問題になるのが,残りの8%。
この8%の保証をしなければいけない。

これを解決するのが源重さん。
ああいう人がもっとたくさんいれば。

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