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2011年11月10日 (木)

マヌケなすずめにゃ分からないっ 

昨日、東京国際フォーラムへ行った。
何度行っても分かりにくい。
自分がおのぼりさんであることを意識させてくれる、親切なデザインだ。

この建物ができたのはいつ頃だったろう。まだ、ユニバーサルデザインが叫ばれていなかったころ?
どこにも点字ブロックは無い(ように見える)。1階から5階まで上がるのも、エスカレータ。(5階だというので、先ず、エレベータを見つけようと見回したが見つからなかった)エスカレータにも、誘導ブロックは無かった。無かったように見えた。もしかして、テクスチュアによる特殊な配慮?気がつかなかったが...

下りは勝手を知った友人に付いて行ってエレベータの在処を知った。エレベータはホールの裏にあるので、見つけにくい。広さは車椅子が使用するに充分だが、正面に鏡は無い。後からでも付けられるだろうに。もちろん、車椅子用のボタンなど....あるわけが無い。なのに、エレベータ内に高級そうな手すりは設置されている。1階に降りると立ち入り禁止区域に入っていた。降りるのは降りられても、登るのは、禁止ということか。

昨今、叫ばれているユニバーサルデザイン運動。こんなのを見ると、その成果の多きさが分かる。

ここが不便なのは、障害者だけではないだろう。私のようなマヌケなオトナにもものすごく不便だ。
ずっと前だが、東京駅側から歩いて来た事がある。入り口を間違えて...というより、そういう表示も何もなかったので、入り口が分からない。扉があるので入ろうとすると。どれも締まっている。建物をぐるりと回って、やっと入り口を見つけた。ナンダココハ?
そんなに複雑な建物じゃあない。何で、こんな分かり難い作りにするのだ!


昨日は学会のシンポジウムのサクラで行った。
でも、先ず、入っても、それがどこで行われているのか分からない。そこそこの学会が行われているはずだが、表示は無い。
迷うのもばかばかしいので、受付で聞いた。看板位、あっても良いんじゃないか?

っと、ここまで書いて、気になったので調べた。
国際フォーラムのホームページ。

HPでは、ちゃんとアクセシビリティに配慮しているという。点字ブロックもあると???
無かったように見えたが...私に見つけられないのを、彼等にどうやって見つけさせるのだろう。

http://www.t-i-forum.co.jp/access/guide/index.html
国際フォーラム、車椅子用ルートと、一般者のルートが別なのだ!
確かに大勢の人間を一斉に移動させるのにはエスカレータが良いだろう。
しかし、両方が同じ分かり易さであって、同じレベルで選択できるようにするべきではないのだろうか。
しかも車椅子ルートはあらかじめホームページを見た人しか分からない。視覚障害の点字ブロックも、こっそり説明してるんだろうか?学会会場の案内も無いんだから、そんなものが、あるようにも思えない。

最初っから、こんな設計をしてたとしたらおかしい。
好意的に考えると、後から苦肉の策でつけた?

HPの地図を見ると、車椅子ルートは私達が使った「禁止区域内」エレベータの位置と同じに見えるが...もう一つあるのだろうか。
鏡も、もしかして、天井とか、普通じゃ見えない所についてた?...気がつかなかったが。少なくとも車椅子用操作ボタンパネルは無かった。

いずれにしても、私レベルのマヌケな利用者にはワケガワカラナイ。
でも。マヌケな人対応のユニバーサルデザインにしてくれないと困る。
こんなワケが分からない構造で、火災や地震でも起きたら、どうするのだろうか。

これは、最初からアクセシビリティに関する知識があった上で、ワザとここまでずらしたのか。だとしたら、悪意を感じる程だ。
それとも、全くそういう発想が無くて、後からこれしか出来なかったのか...

一番の問題は、よしんば、そういう構造になっていたとしても、「運営」をしていく中で、ソフトウェアとして、もっとアクセシビリティを付加できたはずだ。そういう事をされなかったのではないか?ユーザのクレームを吸い上げていく、仕組みも無いのでは?
っと思った。

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