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2011年11月10日 (木)

地道な路線のバリアフリー

昨日は華やかな施設の不満を書いたが...
今日は、もっと小さな物について書いてみる。

お店のバリアフリー。
(マイミクさんの一人が何やらたくらんでるようなので)

車椅子用トイレには大きなスペースがいる。トイレだけでなく、そこまでの通路も回転半径を考慮した充分な広さが必要で、普通の店舗で確保するのは難しいだろう。
トイレが作れないということは、車椅子対応施設ということにはならないのかもしれない。だとすると、トイレ以外の店舗内のスペースを車椅子対応にすることの意味が無くなるのだろうか。

たとえば、喫茶店。

おそらく開店する方は、様々な物件を見て、その内装を考えるのだろう。
その中で、間口さえ確保できれば、スロープは難しくないはずだ。小さな店舗だったら、少々スロープがキツくても、外にベルなどを付けて、介助が欲しい時は中の人を呼ぶというようなこともできる。
中は、テーブルや椅子の配置でどうにかなりそうだ。
トイレはさすがにお金がかかりそうだが、付近の施設の中で、車椅子対応の場所の情報を掲示するだけでも良いのではないだろうか。

視覚障害に関しては、結構簡単かもしれない。
点字を貼付けたメニューを置く。
点字の読めない人にはスタッフが説明すれば良い。お砂糖やクリームなどのサービスも、聞きながらできるだろう。
視覚障害用トイレはこの春ごろだったか、トイレットペーパーやボタン類の配置が決まった。あれが順守できる製品は多いはずだから、それから選べば良い。また、ペーパーホルダーと壁の色、便器と床の色のコントラストを強くする事も一つかもしれない。ロービジョンの人に見つけ易いだろう。
もし、できなかったとしても、触地図で対応できる。水を流すボタン、全体の構造などを描いて、浮き出しコピーをして、扉に貼っておけばいい。(確か、点字図書館で1枚500円だ)スタッフが説明してもいい。
トイレに掲示するのが不潔であれば、こういう表示一式作って、視覚障害の人にメニューといっしょに渡すのも良いかもしれない。店内全体の構造も入れてあげてもいい。

盲導犬に関しては、ヘンな人間より、よほどお利口。ユーザも自宅でもいっしょにいるわけで、多くの犬は毛が抜けないように、服を着せられている。
「当店は盲導犬、介助犬などご利用のお客様もいらっしゃいます。」
という掲示とともに、他のユーザにも、盲導犬とはどういうものかという事を示すような案内をしても良いかもしれない。彼等がどんなに訓練されていて賢いか。それだけに、ちょっかいを出してはいけないことなど。犬がいることを快く思わない人にも、コンセンサスを得られ易いのではないだろうか。


高齢の方のためには、何種類か違う高さやデザイン、クッションの椅子を用意するのも良いかもしれない。低い椅子が腰に負担な方もいる。予備の椅子として、別途あっても良いのではないだろうか。そんなにお金もかからないだろう。クッションだけでも良いかもしれない。
お店の隅にいつも置いて、普段は、クマのぬいぐるみを座らせておいてもかわいい。

トイレに余裕があれば、ストーマに対応できるような工夫もできないだろうか。車椅子用よりもスペースは少なくてすむはずだ。洗面室とトイレ、両方に鍵のかかるようにして、二つのスペースを使えば対応し易いかもしれない。
できなければ、車椅子と同じように、近くの施設で使える所を掲示するのも良いだろう。

聴覚障害には、紙と鉛筆を各テーブルの上に置く。
最近は可愛い一筆箋もいっぱいある。そういうのを置くのもオシャレだ。他の用途にも使える。

こう考えると、どれもそんなにお金のかからないことばかり。

川内さんの話に、
車椅子不可マークというのがあった。
今は車椅子対応のお店は車椅子マークを表示する。しかし、もっと進んだ社会では車椅子が使えないお店だけ、それを表示するというのだ。
そういう試みがあっても良いと思う。
上記のような配慮で視覚聴覚などにはある程度対応できる。予算やイロイロな条件で入店はできても、トイレの無いお店は、車椅子トイレはありませんと表記する等...逆に良いアピールになるのではないだろうか。

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