« 日本人の動物的なカン 生存能力 | トップページ | 今後の月食情報 »

2011年11月23日 (水)

子供手当の景気刺激効果 を証明してみよう

2010年12月21日10:29
子ども手当 上積み分は国費で
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1445823&media_id=2

なぜ、メディアは財源問題一辺倒なのだ。煽られる方も煽られる方
子供手当ほど、良質な消費を刺激するものは無いはず。少なくとも、必ず市場に撒かれるお金だ。今、一番有効な経済対策は、ちゃんとした消費をする事!

それをデータからすずめが証明してみてあげる。

子供手当の景気刺激効果


まず、この調査から


http://www5.cao.go.jp/keizai3/2010/0115kyufukin.pdf


内閣府の行った定額給付金に関する調査。今年1月に発表されたもの。
(概要を下に貼付けた)


定額給付金が消費として支出された割合は、「100%」とする世帯が50.0%、「80~
99%」が7.3%、「60~79%」が5.8%となる一方で、「0%」とする世帯は26.9%
であった。1世帯あたりの平均は、64.5%であった。


というコトは、
6割以上が消費に使っている。
特に、子供のいる世帯の方が消費行動に結びついている割合が大きいとしている。
(しかし、数値的には微々たる差)

この調査、
設問の多くを「何に使ったか」に費やしている。
しかし、お財布のどのお札を何に使ったかなど、誰も分かりはしない。
貯蓄も含めて。

定額給付金が貯蓄以外に使われたかは、結果論として、
貯蓄額が増えたかどうか、
に尽きるはず。

残念ながら、ネットを叩いても、まだ、
日本の家計貯蓄率は2008年までしか出ていない。

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4520.html


順調に、下がっている。
コレが、定額給付金で下げ止まるとは思えないのが普通だろう。
みんな、結果的に使っちゃってるって。

この調査のいい加減さは、ここでも分かる。

>定額給付金による消費増加効果
定額給付金がなかった場合と比較して消費が増加した金額は、定額給付金受取総額
に対する割合で、「定額給付金がなければ購入しなかったとするもの」が29.0%、
「定額給付金がなくても購入したとするもの」のうち「定額給付金によって増加し
た支出額」が3.8%となり、合わせて32.8%となった。

実際のところ、ナンノカンノ言っても、一世帯あたり65%は使ってると言っている。30%のギャップは何?

本来だったら、
「貯蓄額が定額給付金でいくら増えましたか?」
その質問一本で良い。
65%どころか、ほぼ100%使っちゃったっていうような結果が出たに違いない。特に子育て世代じゃそうだろう。


でも、まあ、それでも、65%って数字にはなってるんだけどね。

-----


さて、
子供手当の場合はどうだろう。
メディアは
盛んに財源の問題だけを煽る。
子供手当が、消費刺激にならない根拠として、
街角のヒトたちに、
「ウチは貯金します。」
っていうコメントを言わせている。
だったら、こう、聞いてみるべきだ。
「お宅の貯蓄額はいくら増えましたか?」

でも、まあ、定額給付金と違って、子供手当の貯金は、遅かれ早かれ使われてしまう。
中学生を持つ世帯なら、2年以内の高校受験時に。小学生を持つ世帯でも、高学年になる3年以内に。昨今、塾代でも年間100万以上かかるんだからね。
これが高齢世帯だったら、ヘタすると、支出は遺産相続の時。一度も市場に出ずにタンス預金ってコトになりかねない。


誰がどういうリクツを言おうと、
確実に、子供手当は市場に出ていく。
彼らが何に使うか。
食べ盛りの子供、
「おいしい!」って言ってくれる子と家族の団らんのために、
おかあさんはいつもより、ちょっと贅沢なお肉を買うかもしれない。
塾か、洋服か。。。
(って言うと、また、外国人にとかパチンコに使う親がいるだのなんだの言いそうなヒトもいるかもだけど。。。じゃあ、同じように、定額給付金や子供手当でパチンコ業界がどれだけ潤うか、データに出る程か、考えてみると良い。あなたの近所の親はそうかもしれないけど、経済をマクロで考えると、そんなヒトは極々わずかであり、景気刺激的には無視すべき数字であるのは間違い無い。ルールの微調整で良いコトを根本的欠陥のように煽るべきじゃない。また、のせられるのがいるんだから)

財源無いんだったら、増税してでも良い。増税して、ちゃんと(国産)食料品を買ってくれる食べ盛りの世代に再配分すべき。農家さんや企業に、設備投資や運転資金を貸し付けても、売れなかったら、彼らは借金をかかえるだけ。売れないコトが一番の問題なんだから、買いたい人が買えるようにしてやらないかぎり、消費も伸びないし、企業も立ち直れないヨ。


もちろん、こんな日々の消費行動がデータになるまでには、時間がかかるかもしれない。
だけど、のっけからどーよ。
こうやって、
財源だの何だのって、せっかくの方策を台無しにするような報道してりゃ、
世の中,暗くもなるよ。

-----

「定額給付金に関連した消費等に関する調査」の結果について

-概要-


1.調査時期
平成21年4月から9月末までの半年間。

2.調査対象
全国の15,000世帯。有効回収数は9,194世帯、有効回収率は61.3%。

3.主な調査結果
(1)定額給付金の受取状況
家計が市区町村から受け取った定額給付金の金額は、「4~5万円」とする世帯が
28.2%、「2~3万円」が17.2%、「3~4万円」が13.9%、「6~7万円」が13.7%
などとなった。1世帯あたりの平均は、4万4840円であった。(図表2)

(2)定額給付金が消費として支出された割合
定額給付金が消費として支出された割合は、「100%」とする世帯が50.0%、「80~
99%」が7.3%、「60~79%」が5.8%となる一方で、「0%」とする世帯は26.9%
であった。1世帯あたりの平均は、64.5%であった。(図表4)

(3)定額給付金による消費支出の内容
定額給付金がどのような商品・サービスを購入するために支出されたのかをみると、
「教養娯楽」が37.6%、「食料」が11.7%、「家具・家事用品」が10.0%、「被服
及び履物」が8.6%、「交通・通信」が8.3%などとなった。(図表6)

(4)定額給付金による消費増加効果
定額給付金がなかった場合と比較して消費が増加した金額は、定額給付金受取総額
に対する割合で、「定額給付金がなければ購入しなかったとするもの」が29.0%、
「定額給付金がなくても購入したとするもの」のうち「定額給付金によって増加し
た支出額」が3.8%となり、合わせて32.8%となった。(図表11)

(5)世帯構成別にみた定額給付金による消費増加効果
定額給付金による消費増加効果を世帯構成別にみると、「子がいない世帯」では
27.3%となっているのに対し、「子(18歳以下に限る)がいる世帯」では33.8%と
なり、子がいる世帯の方が高くなっている。(図表12)

|

« 日本人の動物的なカン 生存能力 | トップページ | 今後の月食情報 »

異議有り!」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1210811/43117587

この記事へのトラックバック一覧です: 子供手当の景気刺激効果 を証明してみよう:

« 日本人の動物的なカン 生存能力 | トップページ | 今後の月食情報 »