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2011年11月10日 (木)

「ロービジョンを2008年流行語大賞にする!」

2008年 元日の日記


ってコトはさておいて。
さて、今年初めてのみくしー日記、何にしよー。

ハイ、
では、年頭の目標といきましょう。
2008年の目標
「ロービジョンを2008年流行語大賞にする!」
すずめ、毎年、ホザいております。
今年もそれでいきましょう。

さて、今年はのっけからサボって、昔、書いたメールから。
2005年、神戸で開かれたロービジョン学会の帰りの新幹線で書いたものです。学会のレポート、そして感想です。

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講演の中にあった言葉です。

「私(大学で教えていらっしゃる先天的にロービジョンでバリバリのおばさん)は盲学校を出て、中途失明をされた方にお会いして、驚きました。私のまわりの人たちは世界中どこでも飛び回る元気な視覚障害者ばかりだったのに、彼らは、日常の事すら自分でできないんです。そりゃ、目が見えないことは多少不便かもしれないけど、自分のことが自分でできないほどの大変なことじゃありません。それなのに、彼らは不幸のどん底!」
彼女はその何年も後、四国の大学に赴任し、そこでまたかつて出会った「亡霊」、中途失明のどん底の方々に出会うことになります。どうにかしなければいけない!


眼科医師の言葉。
「いろんなアプローチをしても、眼科医の中にロービジョンケアが浸透しない。
網膜色素変性症の患者さんを前に、治療法が無い、遺伝的、見えなくなる。。。不幸の3点セットを言うだけの医師がいる。教科書にはそれしか書いていないから。」
「患者さんたちを眼科医が福祉施設(ライトハウス等の訓練をしてくれる所)に送ることは『負け』であると考えられてしまう。眼科医も患者さんも、治せない、治らないということで、いっしょに敗北者。どこか、呵責のようなものを感じてしまうんだろう。。。。。せっかくそういう施設に紹介しても患者さんたちはセカンドオピニオンという事で別の医療機関に行ってしまう。」

でも、そうじゃないんです。
保有している視力(残存視力ではなく)は小さくても、無くても、お先真っ暗じゃない!

視能訓練士の言葉
「毎日、良い事を見つけて声をかけるんです。だって、検査の数字が悪くても、あんなことも、こんな事もできるようになった。そういう良い事が毎日いっぱいあるんですもん。ロービジョンケアじゃなくて、ビジョンケア。人生の喜びのケア」
(これは公演中のフロアからの言葉。隣に座ってた私は思わず彼女の手を握ってしまいそうになりました。会場は拍手!)

そうなんです。医師、福祉、教育、行政が連携して、サポートしてくれる。人生の質が落ちないように。そういう方法がある!それなのに、みんな知らない。知るまでに何年もかかったり。知らないで死を選んだり。知らないまま、どん底の生活を送り続けたり。
これって、ジャーナリズムの罪じゃありませんか?
視力を失ったら、「敗北」にしてしまうのは、みんなが知らないから。
知らせられていないから。
もちろん、この世界もいっぱい問題を抱えています。
でも、その中の何割かは、知る事によって変える事ができるかもしれません。

二次会の後ポートライナーの中で、酔った勢い、熱く語ってる人の言葉を聞きながら、思いつきました。
よーし!来年は、
年末の流行語大賞に「ロービジョンケア」をノミネートさせてやろーじゃないの!

こんなおもしろい世界ありません。是非、有名にしてあげてください!

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って、コトで、ずーっとホザいてるお調子モノのすずめ。
コレだから、おばあさんに舌切られちゃうのよね。
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去年はみくしーと出会って、いろいろ勉強させていただきました。
ありがとうございました。

新年早々、どこまでもふつつかモノでございますが、
みなさま、どうぞ、暖かい目でご覧いただいて、
今年もかまってやってくださいまし。

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