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2011年11月23日 (水)

新型インフルすずめの法則


2009年12月07日07:41
ここんとこ、毎日毎日、新型インフルエンザによる死亡ニュースがいっぱい。
今まで、そんな、インフルエンザでヒトが死んじゃうなんて、無かったよね。
それが今年ばっかり、こんなにインフル死亡のニュース。
うーん、やっぱし、新型はコワイ。死ぬほど怖いんだなあ。

っと、すずめ風に心配しちゃうヒトもいっぱいいそうなので、ちょい、調べてみた。


http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1955.html


まあ、ココ、全部載ってて、コレ読めばそっかって感じなんだけど。すずめ語でテキトー翻訳。


さて、このグラフ。
2000年から死亡者数にピンクの追加分がある。
これがバカにならない数字で、15000人に登ったりする。

ちなみに、グラフ中で最も多いのは、1957年のアジア風邪 7735人
1968年の香港風邪の日本での死亡者数 2003人と比べるとすっごく多い。
っていう数字の感覚で考えてみよう。


ってコトでピンクの数字に戻ると。


引用
インフルエンザによる死亡については、直接の死因がインフルエンザではなく、肺炎等の他の疾患による場合は、死因別死亡数にはあらわれない。従って、WTOや厚生労働省では、超過死亡(excess death, excess mortality)の概念でインフルエンザによる死亡数を推計している。これは、インフルエンザが流行した年に通常年と比較して死亡者数が多くなった場合、それをインフルエンザによる死亡と見なす考え方である(具体的にはインフルエンザ以外の諸要因による死亡者数をベースラインとして推計して実際の死亡者数との差をインフルエンザによる超過死亡とする)。

でね、グラフ中の2000年以降のピンクの数値はこの超過分を示している。
それが15000人。当然ながら、この15000人を記録した2006年、13000人を記録した2000年はまだ新型騒ぎの前だ。
従来のインフルエンザを直接死因とする数値はおよそ500人ほど。
それにしても、意外にたくさんのヒトがインフルエンザで亡くなってるんだ。ニュースにならなかったけどね。

ここのところ、毎日報道されている、不幸な新型インフルエンザによる死亡には、結構、「基礎疾患があった」とか、死亡後に検査したらウィルスが発見されたとかっていうのもある。今までだったら「インフルエンザが直接原因」とはカウントされなかたようなものも含まれてそうだ。
だとすると、今回の新型インフルエンザによるとされてる死亡数はこっちの「超過死亡概念による推定」と比較すべきかもしれない。
ということは、バチ当たりな言い方だけど、今年も1万人規模での事例が出ても不思議じゃないのだ。2000年ののような普通の季節性と同じ程度の「怖さ」だとしても。


ところが。。。
連日のこういう報道。
今まで普通のインフルエンザじゃ一人も亡くなったコト無かったのに、
新型では毎日何人もが亡くなってる。
っていう風な勘違いムードが感じられちゃう。

でもって、予防接種争奪戦になっちゃう。

って考えて。。。すずめの法則を思いついた。


ってコトで長くなっちゃったんで、
つづきのすずめの法則は明日


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新型インフルの死者数100人に
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1042079&media_id=4

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「チマタのウワサはインフルエンザの死亡データに加算される」

スペイン風邪のときも、
香港風邪のときも、
みんなコホンときたら、龍角散じゃなくてインフルエンザだと思ってたかもね。
肺炎で亡くなっても、ああ、XXおばあちゃんと同じくスペイン風邪だったんだわ。っと。
だったら、普通だったら、死因はインフルって思われないケースも、この年に限り、みんなインフルエンザって思ったんじゃないだろうか。
このグラフ中、2000年以前ももっとたくさん、「超過死亡概念による死亡者数」の上乗せはあったはず。
(あとで、調べられたらやってみよう。)
2000年の場合、超過死亡概念による上乗せは13000人もあった。
直接のものは575人。このギャップは大きい。20倍以上だ。
だけど、スペイン風邪の流行った年はこのギャップは意外に小さかったんじゃないだろうか。

インフルに名前が付くほど有名になると、
「ワタシもやっぱしインフルエンザ」患者が増える。
もちろん、データとして。

メディアなんかそんなに発達してなかった50年前でさえ、こういう現象が起きてた。
今年なんか、ニュースは毎日、ガンガンやってて、
検査までしちゃう。今までだったら、熱が高くても、病院行かなかったヒト、多かったよね。
でもって、仕事に出かけちゃったりとかもして。
だけど、今年はそんなことされたらめーわくだし、ってコトでみんな病院行って確定診断もらうじゃん。

さぞ「ワタシもやっぱしインフルエンザ」患者は増えてることだろう。

ってコトですずめ的推測

チマタでインフルエンザのウワサが流行ると
超過死亡概念による死亡者数と直接的原因の死亡者数のギャップが小さくなる。


ってコトは、
チマタのウワサ係数ってのも、重要なファクターだ。
この際だから、
世の中でどれだけ、「チマタのウワサ」が蔓延してるか、
スコア化してみるってのも一興。

毎年蓄積すれば、マスコミさん、ウワサおばさん、居酒屋おじさん
みんながどう、煽ってるか、推移も分かるってモンだ。
ってのはともかく、


もうちょっと考えると、。。

超過死亡概念による死者の数字って、後で出るものだ。
だから、後から考えると、ああ、去年のインフルエンザってすごかったのね。って分かる。でも、そのころには喉モト過ぎてるからそんなに騒がない。
だけど、直接原因の数字ってのは、そこそこ早く分かる。渦中でも、こうやってニュースになって。
だから余計、大流行に見えちゃう。
私たちは今、その「未曾有」の「大流行」の中にいるワケだ。


さて、すずめの推測は当たるかな?

新型インフルエンザ 国内死者101人に
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1042629&media_id=88

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