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2011年11月23日 (水)

癌ってお金が大変?...実態とデータ

2010年03月21日10:17
日本医療政策機構の調査なのね。ってコトで、ちょい、興味を持っちゃった。

■がん治療費、年平均133万円…7割が負担感
(読売新聞 - 03月20日 19:27)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1148642&media_id=20


多くの人は知ってるだろうけど、
ここ何年か、「病院ランキング」みたいな「流行」があるよね。コレをもともとしっかりやってた、某新聞社のマニアがいて、そこの病院ランキングはすごかった。よくあるランキングじゃいろんなバイアスがかかってるけど、それを細かくできるだけ排除して...
でもって、コレをやってたヒトが、ある日突然、新聞社辞めて、ココの理事長になっちゃった。だから、また、ああいうマニアックな統計処理やってんだろうな。だから、きっと、突っ込みどころ、いろいろ回避する方策も取ってんだろう。最近あんまし会わないけど、そっか、ちゃんと活躍してたのね。な~んて。

さて。

この記事、ソースを調べたいと思って、飛んだら、
この日本医療政策機構、ホームページではいろいろ今までの調査を発表してるけど、最後のプレスレリースは3月の8日、やはり癌の意識調査2をやってるけど、コレとは違う。
上の記事のローデータはまだ無い。


ってコトで、調査結果に関してはよく分かんないので、
すずめ的に、もし、こういうアンケートに答えるんだったらっていうコトで、
考えてみた。


------

さて、ここ何年か、すずめのパパが癌で、
それでもって、実は先月旅立ってしまった。
その中での経済的負担に関する感想。

経済的に負担だったか。

そう聞かれれば、誰でも イエス と答える。

当たり前だ。今までかからなかった医療費がかかるようになるんだから。
だけど、本当にそれは負担が大きかったと考えて良いものなのだろうか。


以下引用

>保険診療や健康食品などに使った総額は平均で年132万9000円。患者世帯の年収は200万~300万円が16%と最も多く、「とても負担が大きい」「やや負担が大きい」が合わせて71%に上った。経済的理由で治療を断念したり、別の治療に変えたりした患者も7%いた。

ここまで


父の場合はどれだけかかっただろう。

先ず、基礎的な情報として、
医療費は、月額
通院の場合 12000円
入院の場合 40000円
を上限に、それ以上かかった場合は帰って来る。

なので、本来、年間48万しかかからない。だけど、もちろん、その他のいろんな費用はあるワケで、それが10万を越えたら、その分は税金が控除となる。(あんまし払ってないなら。。。というか年収200万の場合は、あんまり効果無いかも)

なので、平均、132万っていうのは、どういう数字なのだろう。
上記の戻ってくるっていうのは、何ヶ月か後に通帳に振り込まれるので、実はすずめのパパたちも知らなかった。気がついて無かった。(知らない所からお金、ふりこまれてるのにね
だけど、全員がそれを知ってたとしても、おおかた100万以上の金額が、「医療費以外の医療関係費用」ってコトになる。
通院費?病院の個室用差額ベッド?

更には、癌も末期になると、だんだんいろんな運動能力が削げていく。そうすると、いわゆる「介護」の対象。たとえば、お手洗いに自分で行けないとか、ベッドは特殊なのが欲しいとか。。。いわゆる、介護保険を利用することになる。
でも、コレ、すずめパパで利用してみて、分かったんだけど、びっくりするほど、安い。たとえば、ポータブルトイレ。
http://www.scrio.co.jp/store/images/item_images/04-168-3/4-168-3_1.jpg

こんなやつね。コレ、自己負担、3000円。

訪問の入浴サービス。
1回1200円

うーん。後、何に、100万もかかるんだか。
実はすずめの場合は、すずめが東京で、パパが広島で、イロイロ考えて東京で治療をしたので、交通費などかなりかかったかもしれない。それから、末期には入院は個室。1日3万でも10日入れば30万だし。
だけど、それはすずめのパパの勝手。それから、すずめのパパの場合は、癌でのターミナルケアをした期間はそう、長く無い。せいぜい3ヶ月。
それから、その3ヶ月間、これが永遠に続くとは思って無かった。もう、長く無い。。。だから精一杯のことをしようというのがあった。これがもし、何年もの事になるんだったら、差額ベッドの個室代は高い。


さて、すずめパパは高齢者だ。
癌のほとんどのケースは高齢。
だから、そのデータで考えると、
高齢者の9割は持ち家。
そして、どっかに書いたけど、貯蓄額も多い
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2009/02/post_4497.html

ナント、17%が4000万以上貯めてる。
(もちろん、100万以下の人もいるけど、4.9%だ)

うーん。
高齢者、平均で考えると、この「負担に感じる」ってのは、
本当に、鵜呑みして良いのだろうか。

少なくとも、制度的には、そこそこ恵まれているように見える。


ただし!
問題が大きく違うのは、
高齢じゃない、働き盛りの場合だ。
彼らの場合、高齢者とは治療の方針も違う。抗がん剤も、強いものを使い、身体の負担も大きい。とにかく、生き延びて欲しいから。
そして、仕事や家族もある。就労を続けることが難しい場合もあるだろう。

この二つのケース、
分けて考えないと、分けて訴えないと、
ダメなんじゃないかと、
思ったり。

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