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2011年6月17日 (金)

脱原発:中国モデル

脱原発弁護団 秋にも一斉提訴
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1640102&media_id=2

原発から減核へって思ってるすずめです。
日本は、どう、原発を廃止していくべきか、
ひとつ、モデルを考えてみました。


いつも、All or Nothingで考えられる原発。
だけど、全部廃止するなんてコト、主張しようとするから、ダメ。
先ずは、現実的に、廃止する道筋を考えるべきだ。

じゃあ、具体的に、どう、止めていけるか。

先ず、

http://eurofactory.dtiblog.com/blog-entry-733.html

ブログだけど、
データは
http://www5.fepc.or.jp/tok-bin/kensaku.cgi

電事連(電気事業連合会)の統計検索ホームページから2009年(2010年データはまだなし)の電力会社9社の総発電量と原子力発電量を取得
ってコトになってる。

さて、コレをみると、

中部電力の依存率は12.3%
でも、現在、浜岡の全部の原子炉が止まって、今の所、再開されるまでは脱原発した地域になっている。

次に、
中国地方、ここは20.9%
全発電量は60000000 MWH
ここの現状はどうだろう。

ここには、島根原子力発電所だけが一カ所あるのみ。


さて、その島根原発2つの炉と一つ、建設中のものがある。

1号機 [編集]
原子炉形式: 沸騰水型軽水炉 (BWR)
運転開始: 1974年3月29日
定格電気出力: 46.0万キロワット
2号機 [編集]
原子炉形式: 沸騰水型軽水炉 (BWR)
運転開始: 1989年2月10日
定格電気出力: 82.0万キロワット
3号機(建設中) [編集]
原子炉形式: 改良型沸騰水型軽水炉 (ABWR)
起工:2006年10月24日
運転開始: 2012年3月予定[2]
定格電気出力: 137.3万キロワット(予定)

1号機、2号機を合わせて120万キロワットちょっと。
6000万キロワットの2割。
これは止められるのではないだろうか?

特に一号機は古い。発電量も大して無い。
先ずは、今年、1号機を止めて、廃炉にする。そして、一年で準備して、二号炉も来年、止め、廃炉。


ところで3号機
来年の3月には137万キロワットの新しい炉ができてしまう。
工事の進み具合にもよるが。。。
できたら、建設中止と主張したいところだけど、でも、関西にある、美浜、高浜の原発を廃炉にした代わりに、ここから送電することもできるかもしれない。なので、ここまでできているのできちんと最新式のものとして、建設して、関西に売電する。っていうのが良いかもしれない。
(できたら、せっかく中国電力管内全域を脱原発にするように、島根のプラントは廃炉作業も含めて、そのまま関西電力に売ってもらえるとイイんだけどね)


確かに、原発依存率の高い地域を全廃するのは難しいだろう。

だったら、ヒロシマを擁する中国電力。
彼らに、日本最初の「脱原発社会」を目指してもらえないだろうか?

次の時代の新しいモデルとして。

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