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2011年6月 2日 (木)

スイミーの話/リーダーシップじゃなく。。。

永田町の政争 被災者はため息
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1622353&media_id=2

小学校2年生の教科書に載ってる話

スイミーは小さな魚。
ただ、兄弟がみんな赤い魚だったのにスイミーだけは真っ黒な小魚だった。
泳ぎも得意であり速かった。
大きな海で暮らしていたスイミーと兄弟たちだったが大きなマグロに兄弟を食べられてしまい、泳ぎが得意だったスイミーだけがなんとか助かる。
兄弟を失ったスイミーはさまざまな海の生き物たちに出会いながら放浪するうちに、岩の陰に隠れてマグロに怯えながら暮らす兄弟そっくりの赤い魚たちを見つける。
スイミーは一緒に泳ごうと誘うのだが、マグロが怖いからと小魚たちは出てこない。
そこでスイミーはマグロに食べられることなく自由に海を泳げるように、みんなで集まって大きな魚のふりをして泳ぐことを提案する。そしてスイミーは自分だけが黒い魚なので、自分が目になることを決意するのだった。
かくして小魚たちはマグロを追い払い、岩陰に隠れることなく海をすいすい泳げるようになったのであった。

(WIKIよりの引用)

スイミー(Swimmy)とはオランダ出身の絵本作家レオ・レオニ作の絵本の題名である。また、その主人公の黒い魚の名前。
谷川俊太郎が訳した日本語版の正式な題名は「スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし」。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%9F%E3%83%BC


http://blogs.yahoo.co.jp/sakura2003_12_01/4318573.html

こんなくだりが素敵だ。

「そうだ。みんないっしょにおよぐんだ。
 海でいちばん大きな魚のふりをして。」
スイミーはおしえた。
けっして、はなればなれにならないこと。
みんな、もちばをまもること。
みんなが、一ぴきの大きな魚みたいにおよげるようになったとき、
スイミーはいった。
「ぼくが、目になろう。」
朝のつめたい水の中を、昼のかがやく光の中を、
みんなはおよぎ、大きな魚をおい出した。

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確かに、首相には、スイミーのようなリーダーシップは無いのかもしれない。
だけど、今の日本で、スイミーになれる人がいるんだろうか?

この話のポイントは、
スイミー自身が、決して優れた逸材では無いことだ。
優れていなくても、全体がまとまれば、大きなことができる。その中で、一人一人が、目やヒレや、口になれば良い。
それは、誰かのリーダーシップを待つのではなく、
『けっして、はなればなれにならないこと。
みんな、もちばをまもること。』
という事を、一人一人が粛々と自分の個性を生かして行うことじゃないだろうか?


この期に及んで
選挙をすべしと主張する人たちには、どうしても共感できない。


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 東日本大震災からの復興の道筋も見えない中で、自民、公明、たちあがれ日本の3党が内閣不信任決議案を提出した。震災発生からまだ3カ月足らず。大津波や福島第1原発事故に見舞われ、避難生活を強いられている人たちからは、怒りとあきらめの声があがった。「私たちの暮らしに目を向けてほしい」。政争に明け暮れる永田町に、被災者の思いは届かないのか。

 「そんなことをしている場合なのか」。岩手県陸前高田市立米崎小学校で避難生活を送る藤丸秀子さん(62)はため息をついた。震災で勤め先の会社が被災して失業し、自宅も全壊した。現在は心臓病を患う夫(64)と認知症の母(84)の3人で暮らし、仮設住宅への入居を待ちわびる。「被災者の暮らしに目を向けてほしい。仮設住宅を出た後の住居が心配。首相が代わっても将来像が描けるとは思えない」と話した。

 同じ陸前高田市の市立第一中学校で避難生活を送る同市高田町の無職、藤村邦夫さん(69)は「野党なんだから内閣不信任案を提出するのは勝手だが、何がしたいのか分からない。どこまで足の引っ張り合いをするのか。これから何が変わるのかもぴんとこない。今は大変な時期だから、与野党関係なく一緒になって頑張ってほしい」と話した。

 宮城県の被災者からも、疑問の声があがる。仙台市若林区の荒浜地区から若林体育館に避難している農業、安達嘉博さん(77)は「政争によって、被災者支援や復興に向けた政策の策定が進まなくなる。津波で家を流され、塩害で農業もできなくなった。震災前のように暮らせるよう政府に期待したいのに、またごたごたが始まるのか」とうんざりした表情で話した。

 宮城県山元町の山下中の避難所に同町山寺から避難中の農業、岩佐としみさん(71)は「力を合わせて震災対策をやるべき時に政治家同士で何をやっているのだろう。家族を失い、財産を失った人たちがいまだにこうやって避難所にいる。政治家は私たちの話をほとんど聞きにも来ない。私たち被災者の気持ちは何も分かっていない」と話した。

 原発事故の影響にさらされる福島県。福島市のあづま総合体育館に、警戒区域に指定された南相馬市小高区から避難している無職、佐藤節子さん(75)は「首相なんて誰がやっても一緒。政治家同士で足の引っ張り合いをしないでほしい」と突き放すように語った。「私の希望は原発事故が収まって、一日も早く自宅に帰ること。それが実現するように、協力し合ってもらいたい」。

 会津坂下町の旅館に葛尾村の警戒区域から避難している畜産業、松本英正さん(69)は、和牛9頭を飼って暮らしていた。何十年もかけて改良を重ね、ようやく軌道に乗り始めたところで震災と原発事故に遭ったといい「今の政権は頼りないが、誰がやっても同じではないか。あんな騒ぎして、復興のためになるのか。われわれのことを考えてやっていることなのか」と語気を強めた。

【中川聡子、前田洋平、伊澤拓也】

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コメント

選挙には、戦略というものがあります。
また、党という集団には目的がありますよね。
この時点での自公の目的は、政権奪回。
そのための戦略が、そのときの与党政権に揺さぶりを欠けることだと思われます。

いわば、自公の政権奪回のための戦略に多くの国民が乗っかってしまったんですよね。

すし前の、自公が民主を破ったのだって目標が政権奪回だし、そのための口実が経済再生だったんでしょうね。

いま(2013/7)、まさに完全な政権奪回(自公
立場での、ねじれ解消)のために、昨年からの戦略にのっとり経済・外交・領土問題を利用して多くの国民からの支持を得ていますね。
こうした、選挙戦略が分からない人達は踊らされているんですよね。
思うんですが、目先の問題というものがありますよね。そうした目先の問題で、他のことが見えなくなる人が多い気がします。

投稿: ボス | 2013年7月 6日 (土) 09時21分

コメントありがとうございます。
これは、震災直後、日本中が菅バッシング一辺倒で、選挙までさせた頃、書いたものです。この日記の前の数本も、同様の内容が書いてあります。
当時、被災者は「国に早く決めて欲しい」と主張していました。本当に彼らは東京という多数決の強者に、自分たちの生活の将来を決めて、強制して欲しいのか。。。とても疑問でしたけれど、マスコミは、総理の「リーダシップ」を批判していました。それは、右傾化では。。と。

私がスイミーが好きな所は、彼が「目」になったところです。先頭は口や鼻先ですが、情報を入れる目になったこと。
日本の本来のあり方は、首相は目で、先頭は地方の現場。本来はそう、あるべきだったはずなのに、鼻先にならない首相をマスコミは批判したんでした。

2013年7月夏の陣
>いわば、自公の政権奪回のための戦略に多くの国民が乗っかってしまったんですよね。...そのための口実が経済再生だったんでしょうね。

国民は、目と鼻先、口。。。全部を国に任せて、シッポになろうとしてるんですね。ダメなら、他の魚に寄生すれば良いと。。でも、もう、海は死滅してるのに。

投稿: | 2013年7月19日 (金) 10時42分

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