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2011年6月28日 (火)

原発を太陽で賄うという意味

脱原発を実現するための1つの手として、
ソーラー発電。

確かにピークカットという意味は大きい。
だけど、よくよく考えると、そのピークカットというのは、どういう量を意味しているのだろう。それによって、太陽光発電に対する期待値が変わる。


先ず、

http://www.fepc.or.jp/present/jigyou/japan/sw_index_05/index.html


1_2

(上記グラフ)

真夏の一日の消費電力の推移。

確かに、一日の電力需要の差は大きい。
結局、この昼間のピーク時というのを賄うために、原発が電力供給の底上げをしなければならないといわれている。


脱原発の為には、
電力を真夏のピークだけ補うべきとは思ってたが、
たとえば、どの程度なのか。
(単位 百万KW)

グラフのピークは183
コレを160以上にならないようにカットするなら、(多少の節電を前提にして)

10時から19時まで。
ギリギリ、お日さまが照ってる時間。

これが実現できれば、
およそ、20
2000万キロワットをカットすることができる。
これは、ざっと、183の1割弱だ。

うーん。厳しい。
太陽光発電がカバーできるのは、もし、蓄電池を持たないとしたら、
マキシマムで、1割でしかない。


ところで、
ざっと、

http://eurofactory.dtiblog.com/blog-entry-733.html

電力9社の原発依存率。


各電力会社の原発依存率を考えると、
1割ちょっとの中部電力、2割の中国電力は、どうにかなるかもしれない。
だけど、5割を越える九州電力は無理だろう。


では、120(百万キロワット)をターゲットにするならどうだろう。
120以上の電力を必要とするのは、
朝、8時から夜24時までだ。
これをソーラーで賄うとすると、
8時からっていうのは良いとしても、日没以降24時まで6時間?なんらかの補助が必要になる。
正確には、概ね、40(百万キロワット)分の蓄電池が欲しいということになるだろう。

183の中で、60を減らせれば、3分の1を減らしたことになる。
これは、東京電力の原発依存率である30%に相当する。


これは、大雑把な計算。
実際には、火力を増量して努力目標にしても良いかな。


ただし!
このレベルの需要が賄えるだけの太陽光発電のインフラが各地、各家庭に普及するまでには、5年?もっと、10年はかかるかもしれない。
すくなくとも、後3年は、今のインフラでやりくりしていくしか無いだろう。


これは、
原子力の将来を考えるって言うコミュに書いたもの。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=5666985

よろしければ、どうぞ、


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