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2011年5月

2011年5月31日 (火)

方策が無い中での批判

甘い被ばく対策、現場は悲鳴
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1619560&media_id=2


案の定、こういうニュースには、国や東電へのバッシング日記が並ぶ。
確かに、このままでは、作業員の健康が心配だ。
だけど、では、いったい、どうすれば良いというのだろう。

解決策の無い問題

労働環境の周りにはこういうのが多い気がする。
医師や看護師の過重労働の問題もそうだった。
確かに、30時間以上勤務して、医療ミスを起こすなって言われてもおかしい。
だけど、そう、せざるをえない環境も存在してしまう。
誰にも交代しないで帰ってしまったら、死んでしまう患者もいる。
交代の職員は募集しても来ない。
国や自治体はしらばっくれるしか無い。


このニュースの
現地の職員も同じではないだろうか?

被爆量は少なく設定できれば良い。
だけど、交代がいない中、彼らが帰ってしまったら、被災地は放置されてしまう。
とりあえず、まだ、国際基準内ではあるが、
今後、今のマンパワーでどこまで、維持して行けるだろうか。

バッシングは結構だが、
なぜ、
そうせざるをえないかという事に思いが及ばない日記が多いのには、驚かされる。

この国はめちゃくちゃだ。
枝野は自分で行って見てこい
想定できる事を想定してない。
馬鹿


もしかして、本当は職員の健康など、眼中に無いのかもしれない。
単に、東電と国を非難したいだけなんだろう。


基準値を下げて、
職員が確保できなくなったら、職場を放棄させれば良い?
他からローテーションで回せる?
ローテーションで、いつまでしのげる?
作業量を減らせば良い?

批判されるべきは、基準値の設定じゃない。

結局は、原発事故が
起こったらおしまいと言われていた、そのおしまいの後の世で、
どのリスクなら需要できるかっていうことだけだ。

そのリスクを負うのは
現地の当事者の人たちだ。

なのに、

安全な場所に住む我々が、
多数決を武器に、世論を作り上げてしまうことに、
何の不安も感じない人たちが、
こんなにもたくさん存在している。


それもまた、怖い。

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2011年5月29日 (日)

癌の告知とすずめ算

がん告知のすずめ算


癌って告知した方が良いか、
しない方が良いか。

最近は、好むと好まざるとに関わらず、
多くの病院で、
「あ、癌です」って
サラリと言われてしまう。

ずっと、癌告知にはいろんな議論があった。
自分は絶対知りたいという人も多いだろう。
そういう人は良い。
だけど。。。
本当にみんなそうだろうか?

すずめのパパが去年、亡くなった。
その前に、
医師はこんな風に言った。

あなたの命は、これから、この癌が奪うことになるでしょう。
これから、いろんな事が不自由になっていきます。
そして、それが改善していくことは、無いでしょう。
だから、その日、その日が、これからの人生で最良の日であると思ってください。

ドクターとはとても良い信頼関係を築けていたし、
すずめのパパはとてもドライな人だったから、
そんなに葛藤も無く,受け入れたように見えた。

だけど。。。
その後、どんどん悪くなっていく中、
その向こうに、確実な死があることを「知っている」のは、
恐ろしくなかったわけが無い。

だからすずめは思った。
すずめは絶対、知りたく無い。

癌は告知しないで欲しい。
上手に嘘付いて欲しいって。


さて、
本当に癌の告知をすべきかどうか、
ちょい、計算してみた。
イカサマすずめ算。

世の中で、癌の告知をして欲しい確固たる信念のある人を除いて、
どちらが良いか分からない人、100人

彼らが告知によって、ハッピーだったかどうかで考える。

先ず、

告知をされる時点で、100人の人の予後がどうなるか分からないんだけど、

とりあえず、

50人は予後が悪く死亡する
50人は予後が良く完治する

(この50:50ってのは、神さましか分からないんで、ホントは神さま係数ってする所だけど。。。当たるも八卦当たらぬも八卦なので、とりあえず50:50にしちゃう)

さて、そのそれぞれの50人に、
どう、告知するか。

もし、予後が悪い人たちに、癌ですって告知したとして、
彼らのうち、告知されて良かったと思う人はどれだけいるだろうか?
たとえば、半分だったら25人。
正確に言えば、
その割合って、ホントは分からないんだから、

告知されてハッピーだった人 ≦ 50
(50人か50人よりは少ない)

となる。


さて、残りの50人
予後が結果的に良いっていう人の場合。
誰だって、癌ですなんて、言われたく無い。
そんなコト、考えないで暮らしたいって思う。
余程のマゾじゃ無い限り。

彼らは、知っても知らなくても、同じ。
だって、もともと、助かる人たちなんだもん。
だったら、知らない方がハッピーに決まってる。
こっちは全員、告知されない方がハッピー。


ってコトは、

100人の中で、
告知された事によってハッピーになる人の割合は、

告知されてハッピーだった人 ≦ 50
(50人か50人よりは少ない)


ってコトだ。
(ホントは、予後が悪い運命でも、告知されたく無い人は、何人かいるはずだとしたら、50人よりも、もっと少ないはずだけどね)
ただし、この50っていうのは、神さま係数。
運を天に任せる数字。
常識的に言えば、生存率ってコトかな。


ってコトは

5年生存率が50%より高いなら、
告知しない方がハッピーになる人の確率の方が高い。

ってワケだね。

結論で言えば、

癌告知、
すずめにはしないでね。

っていうすずめ算。


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2011年5月27日 (金)

東電の現場にエールを送りたい!

班目氏「私は何だったのか」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1615662&media_id=2


今回のことで,初めて分かった。東電って、すごい。
現場の技術者は、国も上司/出世も、
何も関係無く、自分の信念を貫ける技術者がいるんだ!
これは、本当は、すごいことじゃないだろうか。
しかも!
こんな事態に直面して、
その中で、それができるっていうのは、すごい。

この時、国の指揮のもとに、東電が動くという形を作りつつあった。

確かに、あの夜のこと、すずめも覚えてる。
ニュースの下に、白い字で、
「原子炉に海水注入 中断」っていう文字が流れた。
あれ?もしかして、動力系統に不具合があった?このままずっと入れられなかったら、どうなるんだろう。。。って。だけど、そのうち、再開された。
あの日は、次の朝、テレビをつけるのが怖かった。日本が壊滅するっていうニュースが流れてたらどうしようって、思ったもん。


さて、上のニュースに戻ると。

この時、
結果的に見ると、
東電内部で、「総理の許可」を慮って、ストップの指示が出たのだった。(そこには国は関係無いんだけどね)
だけど、
現場のトップの判断で、注入はちゃんと、継続されてた。
この吉田所長って、すごい。
東電本店の事務方のトップマネジメントは原発には素人。
その上司の命令を無視したのだ。原発の所長にもなった人が、それを無視できるってのがすごい。プロフェッショナルとしての信念だったんだろう。
もちろん、この時も、彼だって不安な部分はあったはず。海水注入に関しては正しかったとしても、最終結果がどうなるのかは、この時、完全に不透明。メルトダウンを起してるっていうのも分かってただろう。その中で上司の命令を無視する判断。彼だけじゃなく、彼の部下たちも道連れに、良くて左遷。。。
そんな覚悟もしてたろう。
そして、その覚悟の独立性を保つために、
東電トップへ情報を流さなかった。
彼の部下もついてきたんだろう。チクったりするヤツもいなかった。
その後、世間がこんなに騒いでても、流そうとしなかった。
昨日になってやっと。。。ボケを装って流した。

東電って、こういうコトができない体質だと思ってた。
だけど、違ったんだ。
コレはすごい。


震災このかた、
東電の隠蔽的体質には、がっかりするものがあった。

だけど、
今回のことで、ちょっと、イメージが変わった。
私たちがメディアを通して見てるのと、全然別の姿があるのかもしれない。

コレ、隠蔽?
隠蔽の意味が違ったのかもしれない。


1つ前とその前の日記にも書いたけど。

そもそも、すずめ的には、保安院や政治家なんて、原発素人。
何で、東電の現場が分からない事が、彼らに分かる?って思ってた。
どんな学者を呼んだところで、この道何十年ってやってきた人たちよりも、分かるはずがある?
ましてやメディアが流した断片的情報を見て、ヤイノヤイノ言う世論にどれほどの意味がある?素人、1000人が言うことより、たった一人のプロの方が正しい。
(それって、デザイナの誰もが思うコト!)素人が増えれば増えるほど、バカな結果を作ってく。
今回の事で、また、ヒョーロンカは「国の指揮がナってない」って言ってるけど、指揮なんてできないコト、意味が無いコト、国が一番分かってるはず。だけど、こーゆーコト言われたら、また指揮ってるフリしなきゃいけなくなる。迷惑なハナシだ。

だから、ここんとこ、ずっと、
東電も、国もGood Jobって日記に書き続けてるんだけどね。

メディアは国の指揮機能を批判するけど、
違う。
メディアも、コクミンも気づくべきだ。
自分たちの作り出す世論が、どんなに迷惑なモノか。
迷惑な世論から「本当にすべきこと」を守るために、
現場はどんな苦労をしなきゃいけないか。

もちろん、全部、隠蔽して良いっていうワケじゃない。
水や食べ物、放射線量に関しては、きちんと情報を流して欲しい。
コレは私たちにも、方策があるから。
だけど、東電の事故回避の方策/技術については、世論なんて、何のタシにもならない。

そこの所、
ちゃんと、区別すべきだよね。

 ◇「親分肌」本店に過去反論も…注水判断した吉田所長

 大阪府出身。菅直人首相と同じ東京工大で原子核工学を専攻。1979年に東京電力入社。昨年、所長に就任し、第1原発での勤務は4回目となった。

 身長180センチで学生時代はボート部に所属し、社内の評価は「豪快」「親分肌」。免震重要棟の廊下で眠る作業員に「もう帰れ」と声をかける一方、収束に向けた工程表を持ち出して作業を急がせる本店に「作業員の被ばく量をどう考えるのか」と反論することも。

 「発電所のことは自分が一番知っているという自負があるのだろう。それが時には頑固に見える」と元同僚。

 情報の混乱が、新たな物議を醸しているが、東電のある幹部は「大変なご迷惑を掛けていることに違いはないが、事故が今の状況で済んでいるのは吉田の存在も大きい」とかばった。


<福島第1原発>東電説明ちぐはぐ 海水注入問題
(毎日新聞 - 05月27日 08:52)


 東京電力福島第1原発事故で、1号機への海水注入は中断されていなかった。事故原因究明に重要な情報が、事故から2カ月以上たって公表されたのは、国際原子力機関(IAEA)による調査直前だった。これまでの東電や政府が発表したデータの信頼性にも疑問符が付く。つじつまの合わない説明も多く、近く発足する「事故調査・検証委員会」での徹底した解明が求められている。

 ◇初期データ「中断」一転覆る

「現場が錯綜(さくそう)する中で、事実が違っていたことは申し訳ない。コミュニケーションの悪さがあった」。26日、東電本店で会見した武藤栄副社長は謝罪した。
二転三転した情報の混乱は、なぜ起きたのか。海水注入継続の事実は、24〜25日に東電本店が実施した吉田昌郎・福島第1原発所長らへの聞き取りから明らかになったという。
東電によると、3月12日午後7時4分ごろから原子炉を冷やすための海水注入が始まったが、午後7時25分ごろに本店と現場とのテレビ会議で、「首相の了解が得られていない」との情報について協議。注水停止で合意したが当時、吉田所長は反論しなかった。ところが、吉田所長は注水をやめていなかった。その理由を「冷却が最優先でどうしても受け入れられなかった」と話しているという。
東電が過酷事故のため事前に策定していた安全対策(アクシデントマネジメント)では海水注入は発電所長の権限で実施できる。だが実際は、「海水注入は首相が判断する感じがあり、その判断がない中で注入できないという空気を(官邸にいた東電関係者が)伝えてきた」(松本純一原子力・立地本部長代理)という。首相の意向に配慮するあいまいな経緯で、原子炉冷却の鍵となる作業の判断がなされていたことになる。

 注水中断は今月20日の東電の会見で明らかになった。その経緯をめぐって、連日国会で取り上げられ、政府や東電、原子力安全委員会が追及を受けた。27日にはIAEA調査団が同原発を視察する。世界の原発の安全対策が問われる中での調査は、主要8カ国首脳会議(G8サミット)や6月のIAEA閣僚会議にも影響する。

東電が20日に会見で最初に中断を公表してから聞き取りに乗り出したのは24日。現場からも本店への報告がなかったとみられ、対応が遅れた上に「中断」という事実が覆った背景には、こうした国内外の外圧が影響した可能性がある。吉田所長も聞き取りに「新聞や国会で話題になっているのでもう1回よく考えた。IAEAのインタビューも受ける。正しい事実に基づいて評価されるべきだと考えた」と答えたという。

 一方で、東電は16日に公表した同原発の地震発生時の初期データ報告書で、海水注入の中断を記載している。「社内のメモや緊急対策本部の聞き取りでとりまとめた。吉田所長からは聞いていなかった」と説明した。現場との意思疎通が不十分だったことをうかがわせるが、中断から55分後の3月12日午後8時20分に注水が再開されたと公表してきたことについては、「発電所から出てきた報告」と説明する。東電は「この1件以外、報告しているものと違うものはないと聞いている」と強調するものの、他の公表内容への不信を生んだ。

 二ノ方寿・東京工業大教授(原子炉工学)は「注水を継続した吉田所長の判断は正しかった。だが、現場とのコミュニケーションがうまくいっていないことは心もとなく、心配になる」と話す。【足立旬子、永山悦子】

 ◇政府困惑 批判強める野党

 海水注入を継続していたとの東電の発表に、政府内では26日、困惑が広がった。枝野幸男官房長官は記者会見で「事実関係を正確に把握して報告、伝達していただかないと我々も対応に苦慮するし、国民が疑問、不審に思う」と不快感を示した。

 枝野氏によると東電から訂正の報告があったのは発表直前の午後3時前。東電が訂正するに至った原因について「しっかりした情報共有や意思疎通がないまま発表されたことが原因だろう」と語った。

 ただ、東電が重大事実を訂正したのは、政府発表の信頼性を揺るがす事態だ。政府は東電の報告を基に国会答弁などをしており結果的に誤ったことになる。2日の参院予算委員会では海江田万里経済産業相が「午後7時4分に試験注入を開始し、20分で停止した。重ねて(菅直人)首相から本格的な注水をやれ(と指示した)」と答弁した。注入中断は同日から独り歩きしており、誤った情報を見抜けなかった官邸や経産省の責任が問われる可能性もある。

 政府筋は「政府が促していた海水注入や(原子炉の圧力を下げる)ベントを東電はなかなかやらなかったが、それが東電の意思だったのか、(物理的に)できなかったのかすら分からない」と不信感をあらわにした。

 一方、自民党など野党は「隠蔽(いんぺい)体質があるのではないかという疑惑が広がっている」(谷垣禎一総裁)と批判を強めている。

 自民党は19日の時点で「首相が海水注入を中断させた」という情報をつかんでいた。20日にTBSがこの問題を報じると、安倍晋三元首相は「私も複数の人から聞いている。首相として万死に値するミス」と批判した。

 これに対し、首相は23日の衆院東日本大震災復興特別委員会で谷垣氏の質問に中断の指示を否定。「注入継続」は首相の主張を補強する形となり、民主党の安住淳国対委員長は「野党第1党の党首がメディアに検証もしないで乗っかり首相を攻め立てた。一言おわびがあっていいのではないか」と逆襲した。

 しかし、訂正が繰り返される政府・東電の混乱ぶりは、野党に再び付け入るスキを与えることにも。自民党幹部は「こっちは政府の資料をもとに追及してきた。独自のネタもある」と語り、27日にも野党で対応を協議する考えを示した。【中田卓二、影山哲也】

 東京電力福島第1原発1号機への海水注入問題は、現場の所長が継続していたことが26日、判明した。事故収束にあたる2700人の作業員を束ねる吉田昌郎所長(56)とはどんな人物なのか、東電幹部らの証言から探った。

海水注入「所長を支持」東電「あきれた組織」

海水注入 実際は続行 福島第1 所長が独自判断
産経新聞 5月27日(金)7時55分配信

福島第1原発の中央制御室


 東京電力福島第1原発1号機で地震発生翌日の3月12日、原子炉を冷やすための海水注入が一時中断したとされた問題で、東京電力は26日、実際には注入は中断していなかったと発表した。同原発の吉田昌郎所長(56)が注入した方が安全と判断し、続行していたという。本店の指示に反し、現場が独自の判断をしていたことになり、事故対応をめぐる連携の悪さが改めて浮き彫りとなった。


 東電の武藤栄副社長は記者会見し「現場が錯綜(さくそう)する中で事実と違い、申し訳ない。コミュニケーションの行き違いがあった」と謝罪した。

 一方で、吉田所長の判断については「技術的には妥当だった」とした。吉田所長の処分については今後検討するという。

 東電によると、海水注入は3月12日午後7時4分に開始。21分後の午後7時25分に、首相官邸に派遣した東電社員から「首相の了解が得られていない」との連絡が東電本店にあったため、本店と原発でテレビ会議を行い、注入停止を決定した。しかし、吉田所長はその決定に従わず、注入を続けたという。

 東電本店の社員が24日から25日にかけて、状況を再確認するため同原発で吉田所長から事情を聴取し、事実が判明した。

 吉田所長は「新聞や国会で話題になっており、国際原子力機関(IAEA)の調査団も来ていることから、事故の評価解析は正しい事実に基づいて行われるべきだと考えた」と事実を明らかにした理由を説明したという。

 東電は21日に問題の経緯を初めて明らかにした際、3月12日午後8時20分に海水注入を再開したとしていた。

 海水注入について菅直人首相らと協議した際に、再臨界の危険性を指摘したと伝えられ、発言内容が注目されていた原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長は26日、「中断がなかったのなら、私はいったい何だったのか」と不信感をあらわにし、「55分間の停止命令を誰が出したのかという話をしていたのに、停止していなかったと。いったい何がどうなっているのか教えてほしい」と話した。


福島原発
 東京電力福島第一原子力発電所1号機の炉心を冷やす海水の注入が、東日本大震災の発生翌日に一時中断していたとされる問題で、東電は26日、「実際には海水注入は継続していた」と発表した。


 同原発の吉田昌郎
まさお
所長が、事態の悪化を防ぐため必要と判断し、東電本店の意向に反して独断で継続したという。この問題をめぐっては、政府・東電統合対策室が中断の根拠として示した班目
まだらめ
春樹・内閣府原子力安全委員長の発言内容が訂正されたばかり。政府・東電の情報発信のあり方が改めて問われそうだ。

 統合対策室は21日、海水注入中断の経緯を公表。その中で、東電は3月12日午後7時4分に海水の試験注入を始めた後、原子炉の再臨界を懸念した官邸の意向に配慮し、7時25分に独断で注入を中断。その後、首相の指示を受け、8時20分に再開し、55分間の中断が起きていたとしていた。しかし、実際には、官邸詰の東電社員から「首相の了解が得られていない」との連絡を受け、東電は東電本店と第一原発を結んだテレビ会議で中断を決定。吉田所長は、この場で反論はしなかったが、独断で注水を継続した。

 午後8時20分に注水を再開したとの連絡が、吉田所長名で入ったため、東電は中断が起きたと判断した。東電は今月24、25の両日、吉田所長らに聞き取り調査を実施。吉田所長は事実を明かした理由について「国際原子力機関(IAEA)の調査もあり、正しい事実に基づき評価が行われるべきだと考えた」と説明したという。吉田所長は1979年入社。昨年6月から所長を務めている。

 東電の松本純一・原子力立地本部長代理は「最初に公表した調査結果は、本店の関係者と、本店に残っているメモだけを基にした」と調査が不十分なまま公表したことを認めた。

(2011年5月26日21時09分 読売新聞)

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政争をしたいヒトビト

海水注入「中断せず」と訂正
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1615243&media_id=4


結果からも分かるように、この問題、
中断してても、してなくても、少なくとも、政治の問題じゃない。
現場の技術と、マネジメントの問題。


それを

誰かが、政治の道具に使いたかったワケだ。

でもって、
コレを政治の道具に紛糾してくれれば、
売り上げが伸びるって、思ったメディアが報道。

最終的には、
そういう構図がよ〜く見えちゃう
お粗末な結果。

おかげで、貴重な国会の時間は無駄に。。。
他に本当に話し合うべきコト、あるんじゃないの?


本当に日本のこと考えてたら、
今のソーリを降ろして、自分が成ろうとか、
そういう了見、止めて、
ちゃんと、みんなで協力して欲しいモンだ。
確かに、身内に電力族原発族ゾロゾロ族議員のいないミンシュはトロイ。
コレがジミンだったら、さぞ、天下った身内を使って上手にやってたろうって、考えると、残念。
でも、天下り費用はニホンジンみんなが払ってきたんだから、ジミンじゃなくても、使う権利あると思うんだけどな。

今度のコトで、つくづく、原発をつくったギインさんたちがキライになった。
ああいうヒトたちに、ホントはソーリになんてなって欲しくない。
どんなに有能でも。
選挙なんてしてほしくない。
今まで、理想的なソーリなんて一人もいなかったんだから。
誰がなろうと同じ。
みんな知ってるじゃん。
こういう無駄な政争は止めて欲しい。
ヒマになってから、いくらでもすれば?

原発の問題

どこからどこまでが、政治の範疇で、
どこからどこまでが、技術やマネジメントの問題なのか、
ちゃんと、分けて考えなきゃダメだよね。
技術やマネジメントの問題だったら、政治的方法では絶対決着できない。
そんなの分かりきってるじゃん。

もう、メディアなんかにひっかからないもんっ

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 東京電力福島第1原発1号機への海水注入が55分間、中断していた問題を巡る混乱が続いている。菅直人首相が中断を指示したと見て追及する野党に対し、首相は23日の国会答弁で「(注水開始の)報告がないものを『やめろ』と言うはずがない」と否定。だが、3月12日午後3時20分ごろ、東電が「準備が整い次第、海水を注入する」と経済産業省原子力安全・保安院にファクスで伝えていたことが25日、判明。事故発生直後の混乱ぶりを露呈する「新事実」が五月雨式に登場する中、政府が釈明に追われる展開となっている。

 ◇班目発言で政府混乱

 「(水素爆発は)起こらない」。3月12日午前、内閣府原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長は、格納容器内での水素発生の影響を懸念する首相に対し、こう助言した。ところが、水素は原子炉建屋内に漏れだしており、午後3時36分に水素爆発で建屋上部が吹き飛んだ。

 官邸の緊張が極度に高まる中、海水注入を検討する会議が同6時ごろ、始まった。東電幹部が会議の冒頭、1号機周辺にがれきがあることなどを理由に「海水注入の準備に1時間半はかかる」と説明したため、首相は「(その時間を使って)問題点をすべて洗い出してもらいたい」と、集まっていた海江田万里経済産業相、班目氏、原子力安全・保安院、東電幹部らに指示。さらに「再臨界の可能性はないのか」とただした。

 「この時、班目氏が『再臨界の危険性がある』と答えた」と政府は5月21日午後の会見で発表したが、「原子力の常識として、真水から海水にかえて再臨界の可能性が高まると私が言うはずがない」と班目氏は強く抗議。22日夕、班目発言は「可能性はゼロではない」と訂正された。

 ただ、班目氏が「起こらない」と明言していた爆発が起きていただけに、再臨界の「可能性」を認める発言を耳にした出席者の一人は「本当にびっくりした」と振り返る。班目氏は後の国会答弁で「事実上ゼロという意味だ」と説明するが、当時の官邸は「専門家の意見として大変重く受け止め」(福山哲郎官房副長官)、首相は安全委や保安院に再臨界の可能性の検討を指示した。

 原発の現場では午後7時4分に吉田昌郎所長の判断で独自に海水注入を始めていた。電話で保安院に連絡したとする東電に対し、保安院側は確認できないと説明。一方、連絡役として官邸の会議に参加していた東電の武黒一郎フェローはその前後に現場に電話して注水開始を知り、「官邸で再臨界の可能性を議論している。本店と対応を協議してはどうか」と伝えたが、官邸側に注水開始は伝えなかった。

 東電内の協議の結果、「政府の判断を待つ」として同25分に注水は中断。再開は同8時20分。同7時40分に保安院などが「再臨界はない」との検討結果を報告し、首相が海水注入を指示した後だった。

 班目発言を巡る混乱では、安全委事務局の加藤重治内閣府審議官が政府の当初の発表の前に「(政府発表は)違うんじゃないか」と異議を唱えていた。しかし、発表にあたった細野豪志首相補佐官は「居合わせた人に確認した」と退け、本人への確認もしなかった。

 解釈のずれについて班目氏は25日の記者会見で「少しコミュニケーションのまずさは自覚するが、その時に周りの方が大変驚かれた印象はまったく持っていない」と発言。すぐそばにいて「本当にびっくりした」官邸関係者とまったく感覚を共有していなかったことが露呈した。

 枝野幸男官房長官は24日の会見で「緊迫してメモで正確に記録するゆとりのない局面があった」としつつ、「前後の記録から記憶を喚起すればしっかり検証できる」と強調。だが、今回の混乱は、記憶と当事者それぞれの感覚による検証の難しさを実証したと言え、政府が設置した「事故調査・検証委員会」による調査の難航も避けられそうにない。

 ◇東電と情報共有なく

 中断を巡る混乱は、事故発生当初、政府に東電の情報がほとんど届いていなかった実情を浮き彫りにした。12日は未明から朝にかけ、原子炉内の蒸気を放出し、圧力を下げる「ベント」実施を首相や枝野官房長官らが東電に繰り返し要求。しびれを切らした首相が早朝にヘリで原発に乗り込み、直接ベントを求めるなど、東電への不信感が高まっていた。

 水素爆発の報告も遅れた。枝野氏は再臨界検討の会議には出席せず、午後5時45分から記者会見に臨んだが「何らかの爆発的事象があった」としか説明できなかった。原発への国民の不安をかえって高めたと批判されたが、政府筋は「東電の報告が来る見通しがまったく立たず、会見をこれ以上遅らせられない、と判断した結果だ」と明かす。

 結局、政府と東電の情報共有が円滑になり始めたのは、首相が両者の「統合本部」設置を指示し、細野首相補佐官が東電本店に常駐するようになった15日早朝以降のことだった。【田中成之、比嘉洋】

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2011年5月25日 (水)

海水注入:おしまいの後の危機管理


海水注入中断、自らの判断で~東京電力
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1611798&media_id=88


はっきり言って、「誰」が、どう、っていうのを、
「今」議論したって始まらない。そんなコト、誰だって分かる中、メディアは重箱のスミをつつくような報道を重ねてる。

その目的って何なんだろう。
批判は良い。
だけど、視点がくだらなさ過ぎじゃないだろうか?

誰だって覚えてる。
この時、日本中が緊迫した状態だった。
毎日、朝、テレビをつけて、寝ている間に日本が即座に壊滅するニュースが無い事を確認する日々が続いていた。
海水注入だって、議論があった。
だから、途中で、ストップがかかっても分かる。
危ないと思ったら、即座にストップ。それもまた危機管理の一つだ。
もし、一度、海水注入を判断したら、誰が何を言おうと止められない仕組みの方が怖い。よく、パニック映画でもあるよね。主人公が、何かに大反対して、危機一髪、世界を救うってハナシ。

情報が錯綜って。。。
そりゃ、するだろう。
あんな事態なんだから。


東電も、国も、
本当は、日本のすべてが吹っ飛ぶような事になってもおかしくなかった事態を回避した(今の所)人類、未踏の技術だ。
これに関してはGood Jobって言える。

だって、
もともと原発は事故が起こったらおしまいで、
私たちは、おしまいの後を生きてるんだから。

この情報錯綜も隠蔽も、
対応の後手も、
方策が場当たり的なことも、
組織の軋轢も


そもそも!
原発自体、危機管理設計ができていなかったコトに起因する。
事故が起こってから組織を作って、
考えてるからダメなのだ。

本当は、原発も、
ちゃんと、
何が起こるか。。。事故別にシミュレーションができてた。
指揮系統も、情報発信も、もちろん、回避の仕方も。。。
だけど、ココまではできてなかった。
きちんと、ココまでの事故を想定した方策のデザインができてれば、こんなモタモタ問題にならなかった。

10年、20年前に、
もう、すでに不備だったのだ。
10年前にもう、危機管理としては、壊れてた。すでに。
今になって、直そうとしたって、無理。
今、がんばってる東電も、国も、
昔の人たちが間違って組んでた機械、
危機管理の尻拭いをしてるにすぎない。

それにしては、 Good Jobだ。


以下引用

福島第一原子力発電所1号機で事故直後の海水注入が一時中断していた問題について、「東京電力」は23日夜、「自らの判断で注入を停止した」と話した。

 この問題は、1号機で東日本大震災翌日の3月12日に原子炉を冷やすための海水注入が55分間中断されたもので、「事態を悪化させたのではないか」との指摘も出ている。

 国会では23日、野党側が「菅首相が指示したのではないか」と追及したのに対し、菅首相は「当時、海水注入を始めていたことは知らず、中断を指示したことはない」と述べていた。

 これについて23日夜、東京電力は「(再臨界の)懸念・議論がされていることがわかったので、私どもとしては、海水注入に関しては一旦停止をして官邸の判断を仰ぐということになった」と述べ、再臨界の懸念を受けて自らの判断で中断したと説明した。一方で、「海水を入れていたこともうまく官邸に伝わらなかった」と述べ、情報が錯綜(さくそう)していたことを明らかにした。

------

空白の55分、炉心への影響は 「損傷進めた」「大差ない」
産経新聞 5月24日(火)7時55分配信
 福島第1原発1号機への海水注入が中断された「空白の55分」は原子炉にどのような影響を与えたのか。原子力安全委員会の班目春樹委員長は23日の会見で「注水が中断したら悪い方向に行くことは確かだ」と強調。専門家の間では「損傷を進めた可能性もある」とする見解の一方、「大きな違いはない」との指摘もある。監督官庁の経済産業省原子力安全・保安院は見解を示しておらず、結論は出ていない。

 1号機が水素爆発を起こしたのは、震災翌日の3月12日午後3時36分。菅直人首相は午後6時から6時20分にかけ、安全委員会、保安院、東京電力に海水注入の検討を指示した。東電は午後7時4分から海水注入を始めたが、7時25分に停止、再開は8時20分だった。

 海水注入をめぐっては、班目委員長が「(再臨界の)可能性はゼロではない」と発言したとされる。

 再臨界とは、原子炉がいったん停止後、燃料のウランなどの原子核が分裂して飛び出し、別の原子核にぶつかって次々と核分裂を引き起こす連鎖反応「臨界」が再び起きることだ。

 水は、燃料を冷やすだけでなく、中性子を減速させて核分裂反応を起こしやすくする作用がある。通常運転では連鎖反応は制御されているが、当時、1号機は冷却水が失われ、核燃料が溶けて圧力容器の下部に落ちていたとみられている。

 このため、溶け落ちた燃料に海水で減速した中性子がぶつかって連鎖反応が起きる危険性が皆無とはいえない状態だった。

 「55分間は、燃料の熱により圧力容器に対して厳しい状態だったと想像される。圧力容器の損傷を防ぐためにも、海水注入は続けるべきだった」

 こう指摘するのは、北海道大学の奈良林直教授(原子炉工学)だ。

 一方、日本原子力学会の沢田隆副会長は「既に燃料が溶けていたなら、逆に再臨界に至る可能性は低い。燃料棒を等間隔に並べて水とウランの比率を一定にしないと、再臨界は起きにくい。注水中断は原子炉に大きな影響を与えた可能性は低い」との見解を示す。

 多くの専門家は「再臨界」の可能性については否定的な見方を示しているが、「中断」による炉心への影響については見解が分かれているのが現状だ。(原子力取材班)

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非常に幸せ やや幸せ 全然違う

■国民の幸福度、オーストラリア1位…日本は?
(読売新聞 - 05月24日 19:59)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1612896&media_id=20


詳細が分からないので、探してみた。2005年のデータが出てきた。
今回のデータとそう、大きく変わらないのではないだろうか?


http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/9480.html


日本が24位っていうのも同じ。
ニュージーランドが一位っていうのも。


ただ、下のニュースでは分からない部分がある。

この「幸福度の順位」は

非常に幸せ
やや幸せ
あまり幸せでは無い
全く幸せではない

分からない
無回答

の6つの答えをした中で、
非常に幸せと
やや幸せ。の二つのカテゴリーの人の順位を並べただけなのだ。


さて、では、

非常に幸せ

と答えた人たちの割合が最も高いのは、どの国だろう。
ちょっと意外な結果が見えてくる。

1位は メキシコの58.3%
2位はトリニダードトバゴの 51.6 %
3位はガーナの50.1%


これらの国々、「やや幸せ」を勘定にいれた順位では
メキシコは17位
トリニダードトバゴは28位
ガーナなんて43位だ


この記事。
確かに、やや幸せ度を比べると、
そこそこ豊かな先進国が並ぶ。
だけど、必ずしも全員が豊かなイメージの国ばかりではない。
マレーシア5位
タイ11位
。。。24位の日本はメキシコにもブラジルにもかなわない。

これはどう、考えれば良いのだろう。


ガーナやメキシコ。
もしかして、貧富の差などがあって、ものすごく幸福感の高い人たちと、不幸せな人たちと、二極化している?
いや、そんな事は無さそうだ。だって、50%以上が「非常に幸福」なのだ。

ちなみに非常に幸福
日本は、28.4%

ワーストで見ると。
香港は6.9%
イラクの6.2%に次いで、ワースト二位が香港?!

うーん。
何がなんだか分からない。

少なくとも、香港の人と、
イラクの人の幸福感を一元的に比べちゃいけないだろうっていうのは、分かってきた気がする。

そもそも、数値化できないものを数値化したってコトだろう。


-----

 【パリ=中沢謙介】経済協力開発機構(OECD)は24日、各国の生活の豊かさを示す新たな指標「より良い暮らし指標」を発表した。

 国民の幸福度を国際比較することを目指しており、国民生活に密接に関わる住居や仕事、教育、健康など11項目を数値化した。11指標の平均でトップはオーストラリアで、カナダ、スウェーデンが続いた。日本はOECD加盟34か国中、19位だった。

 国の豊かさを示す指標には、どれだけ多くのモノやサービスを生み出したかを表す国内総生産(GDP)があるが、新指標は国民の実感に近い豊かさを示す狙いがある。

 日本は11指標のうち、殺人や犯罪の発生率に基づく「安全」が10点満点で9・7とOECD加盟34か国中トップで、「教育」も8・8とフィンランドや韓国などに続く4位だった。

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2011年5月24日 (火)

学校の放射線基準:本当の地元の人たちの気持ちは?

「年20ミリSv」撤回を~福島の保護者ら
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1611272&media_id=88

ここに集まった人たち、本当は、福島でも被災地から遠い所の住民か、都内の人たちがほとんどなんじゃないだろうか。

文科省の前に「福島県の保護者ら」が、集まってデモ。
すごくたくさんの人たちだけど、本当に彼らは「福島県の」被災地域の保護者なんだろうか。こんな事しに東京に出て来るなら、即!自分の家の子供を疎開させるべきじゃないだろうか。というより、普通の親だったら、そうしたはず。

地元の人だったら、
学校の運動場の土壌の入れ替えをするのが、この震災で資材が無い中、不可能に近い大工事か、知っているはず。よしんば、運動場の土壌だけ入れ替えたとしても、登下校の途中、住んでいる家。。。全部、同程度の汚染程度のはず。
そんなの、とっくに知ってるだろう。


今、いろんな所が疎開のバックアップをしている中、引っ越しすれば良い。
学区である家も、近所も同じように汚染されてるはず。
学校を閉鎖して、
どこかに移せば良い。少子化で多くの学校は空き教室だってたくさんあるはず。教師を移動させるのも簡単。

なのに、なぜ?

視点を変えてみると、
本当に学区の親たちは、自分の子供が行く学校を「閉鎖して欲しい」んだろうか。
という疑問がわいて来る。

そこが、報道されない。
「うちの子の行く学校を閉鎖して欲しいんです」
なんていう親のコメントを見た事無い。
だって、それだったら、「転校すれば良いじゃん。こういう事情で、当然認められるでしょう。県外でも、どこでも。」

なぜ?

もし、本当に、簡単に引っ越しできる家ばかりだったら、みんなとっくにしてるだろう。原発建屋が吹っ飛んだ時点で。
だけど、していない。20キロ圏にさえ、強制退去命令が出るまで、残りたいとしがみついていた人たちがいた。
家畜も財産もすべて投げ打つしか無いと思っても、愛情込めて育てた牛たちを、本当に見殺しにできるだろうか?かと言って、汚染させた牛を引き取る人は誰もいない。みんな、それぞれの生活があり、人生も、財産も、思い出も、そして、もっともっと複雑な事情があるだろう。
簡単に捨てられるんだったら、「強制」させられなくても、とっくに逃げてる。
強制されなくては、逃げられない。強制されたくて仕方が無い人って、本当にいるんだろうか。
そもそも、国が、そこまで人を、生活を、人生を縛って良いものだろうか。


もっと、縛れ!
強制しろ!

もし、それを、都会人が言ってたとしたら、おかしくないだろうか?
福島の人たちは、気づかないのだろうか?
遠い街に住む人たちが、
「福島の人たちの人生を国が縛れ!」って
世論を作ってることに。


------

 福島県の保護者らでつくる団体が23日、学校での屋外活動における「年間20ミリシーベルト」という子供の放射線量の基準値を撤回するよう文科省に求めた。
 要請をしたのは福島県の市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」で、福島県で子育てをしている親60人も参加した。
 文科省は、子供が校庭を制限なく利用できる放射線量の基準を、年間20ミリシーベルトを前提に一時間あたり3.8マイクロシーベルト以下と定めている。市民団体側は、この基準値は高すぎるとして撤回を要請した他、校庭の除染作業や子供を避難させる費用の支援を早急に行うことなども求めた。
 対応した文科省の担当者は「検討を進めていく」と述べるにとどまった。

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2011年5月21日 (土)

電気だけに復興税はいかが?


■2015年までに消費税10%…社保と一体改革
(読売新聞 - 05月20日 03:04)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1607871&media_id=20

私たちは緊急の問題として、電力他のエネルギー消費をカットしたい。だとしたら、その部分の消費を押さえる戦略として、「税」は非常に有効。だったら、消費税ではなく、電気料金そのものに、復興税をかけるのはいかが?


消費税のメリットとして、景気が下に向いたとしても、確実に税収を確保できるということにある。私たちみんな、何かを消費しなければ生きていけないから。
でも、その一方で、消費税って、益税や還付の問題とかもある。
どっちみち、どの税にも問題はあるので、置いておいたとしても。。。

結局、すべてのものが高くなるので、全体の消費/景気を冷やしてしまう。

どうせ、冷やすんなら、
この夏、電気の節約でエアコン自粛なんだから、
電気の消費を冷やしちゃうべきじゃないかっておもう。
(っ。。。ちょい、嘘)

まじめなハナシ、
各々の家庭や企業で、上乗せされる消費税額は概ね算出できる。
それと同額(その額が良いかどうか。。。その試算は別にするとして)
になるように、各家庭の電気代を上乗せする。。。。っていうんじゃ物足りない。

この際、ドカンと2、3倍にしちゃう。
でもって、子供のいる家とか、そのほか、苦しい家庭に、逆累進的に別の名目で「手当」をあげる。
たとえば、子供手当、障害者手当。。。ってな感じに。

でもって、
電気だけが一方的に高いと、また、電力消費がアンバランスだし、火力発電を増やすとしたら、石油や天然ガスなんかの輸入量も増えちゃうので、ガソリンやガス代にもかける。水道代にも。この際、がっぽり。
で、そういうので苦しくなっちゃう企業には、別途手当を出すことで、還付する。


そしたら、
きっと、みんな、必死に電気代減らすヨ。
増税はみんなが反対するだろうけど、今はチャンスかも。


-----
以下、引用


政府が6月下旬にまとめる社会保障と税の一体改革案に、2015年までに消費税率を5%引き上げて10%にすることを盛り込む方向で調整に入ったことが19日、明らかになった。使い道を社会保障目的に限る目的税とする。高齢化で毎年1兆円余り膨らむ社会保障費をまかなうには、消費税率の引き上げが不可欠と判断した。政府の「社会保障改革に関する集中検討会議」で具体的な検討を進める。

 消費税収は1%が約2・5兆円で、5%引き上げると税収は年12・5兆円になる。政府内ではこの5%分の使い道について〈1〉社会保障改革による経費増〈2〉基礎年金の国庫負担の財源〈3〉高齢化に伴う社会保障費の自然増〈4〉高齢者医療・介護などの財源不足の穴埋め――にそれぞれ1%程度ずつ充てる案が有力だ。残りの1%分は、消費増税に伴って政府の物資調達費が増加する分に充てる方向だ。

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2011年5月19日 (木)

津波 地震 原発:人の想像力


想定外っていう言葉が飛びかう今回の震災。
人の想像を超えていた。

でも、本当に想像を超えていたんだろうか?
たとえば、このニュースのような出来事をネタにした小説、すずめは何冊か読んだことがある。小説なので。。。ちょい、科学的にどうなの?っていうのもあったけど、
でも、津波は、こんなとんでもなく大きなものが来る可能性があるっていうのは、ありえて、その状況を「想像」されてた。

ちょっと前のニュースでもあった。

此処より下に家建てるな…先人の石碑、集落救う
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110329-OYT1T00888.htm

(下に抜粋引用)


ちょい、調べると大阪でも、こんなものがあった。

http://blog.goo.ne.jp/tohl_august/e/0072cc3f15a31f35a663137f2c79a7d7

本当は、人の想像力を超えてなんていない。
人は1000年に一度の天災を超える想像力を持ってる。


今、私たちを取り巻く放射線の問題。
ホントは、ある危険値以上にならない限り、
本当は危なく無いんだろう。
将来にわたっても。
ただ、それが本当に危ないのか、危なく無いのか分からない。

たとえば、車を買う時、自分がコレで本当に事故を起こすのか、起こさないのか、分からない。
とりあえず、「起こさないだろう」と思って、買う。

放射線は、本当に危ないのか、危なく無いのか分からないけど、とりあえず、「危ない」と思っておこうと思う。

私たちは、放射線がとても「不潔」に思えるから。
だから、放射線に汚染されてる野菜は、「汚いもので染められてる」イコール不潔って思う。

えんがちょ
って世界。

その科学的確度はどうなのか。
そういう問題じゃなく。


その感覚は人の本能的なものかもしれないと思う。
科学的にはどういう機序で人間に害悪を与えるのか、解明できていくのかもしれない。だけど、どんなに解明できても、決して、コントロールできないだろう。
解明するのと制御するのは、全く違う。

人は、
解明できる前から、その先、制御できるかどうか、
できない時のリスクの大きさを「想像」することができる。
だから、本能が警告する。
放射線は汚い。

この本能の声には、真摯に受け止めるべきだろうと思う。

原発「紙一重」明暗分けた要因
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1606459&media_id=2

( 下に抜粋引用)
------


「此処ここより下に家を建てるな」――。

 東日本巨大地震で沿岸部が津波にのみこまれた岩手県宮古市にあって、重茂半島東端の姉吉地区(12世帯約40人)では全ての家屋が被害を免れた。1933年の昭和三陸大津波の後、海抜約60メートルの場所に建てられた石碑の警告を守り、坂の上で暮らしてきた住民たちは、改めて先人の教えに感謝していた。

 「高き住居は児孫の和楽
想へ惨禍の大津浪」

 本州最東端のとどヶ埼灯台から南西約2キロ、姉吉漁港から延びる急坂に立つ石碑に刻まれた言葉だ。結びで「此処より――」と戒めている。(●は魚へんに毛)

 地区は1896年の明治、1933年の昭和と2度の三陸大津波に襲われ、生存者がそれぞれ2人と4人という壊滅的な被害を受けた。昭和大津波の直後、住民らが石碑を建立。その後は全ての住民が石碑より高い場所で暮らすようになった。

 地震の起きた11日、港にいた住民たちは大津波警報が発令されると、高台にある家を目指して、曲がりくねった約800メートルの坂道を駆け上がった。巨大な波が濁流となり、漁船もろとも押し寄せてきたが、その勢いは石碑の約50メートル手前で止まった。地区自治会長の木村民茂さん(65)「幼いころから『石碑の教えを破るな』と言い聞かされてきた。先人の教訓のおかげで集落は生き残った」と話す。

(2011年3月30日07時22分 読売新聞)


-----

 東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の事故は、原発の津波対策の手薄さを浮き彫りにした。一方、同じ太平洋側にある福島第2原発(同県楢葉町、富岡町)や東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)、日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)は想定に近いか上回る津波にさらされながら、致命的な惨事を免れた。明暗を分けた要因を探った。【根本毅、八田浩輔、須田桃子、西川拓】

 ◇津波史を独自調査

 東電が福島第1原発で想定した津波の高さは5.7メートル。だが、平安時代の貞観(じょうがん)地震(869年)では、8メートル以上の津波が現在の敷地に押し寄せた可能性があることが産業技術総合研究所の昨年の分析で判明した。

 研究チームは東北地方太平洋岸で貞観津波による堆積(たいせき)物を調べ、原発に近い福島県浪江町では現在の海岸線から1.5キロ内陸まで到達していたことを突き止めた。この規模の津波を起こすには、南北200キロの断層がずれたと考えられ、コンピューターによる試算で第1原発付近の津波高を見積もった。

 東北電は貞観地震の津波による仙台平野の地層内堆積物の分布を独自に調査。貞観津波とともに、明治三陸津波(1896年)、昭和三陸津波(1933年)などの文献と堆積物を調査した結果、慶長津波(1611年)が女川原発周辺の過去最大級の津波だったと判断。敷地での津波の高さを最大9.1メートルと想定していた。

 しかし、東日本大震災の津波はこの想定さえも超え、高さ13メートルだったと推定される。敷地は海面から14.8メートルにあったが、2号機では、原子炉建屋1階に設置されていた非常用電源3系統のうち1系統が津波で機能を失った。残る2系統が維持できたことなどで辛くも事故を免れた。

 東北電は「敷地の高さに余裕を持たせたため、上から津波をかぶることはなかった」と強調する。しかし、同原発がある牡鹿半島は、地震の影響で1メートル地盤沈下するなど大きな地殻変動が生じており、対策の根本的見直しは必至だ。

 東海第2原発は最高5.7メートルの想定に対し、5.4メートルの津波が到達。非常用発電機を冷やすためのポンプ3台のうち1台が使用不能になり、100度未満の冷温停止状態に持ち込めたのは4日後の3月15日だった。

 福島第2原発は第1原発と同規模の津波を受け敷地が浸水したが、非常用発電機が気密性の高い原子炉建屋に設置されているなどの新しい設計が幸いした。

 ◇「揺れ」ばかり考慮の耐震

 
 06年の耐震安全設計指針の改定により、国が各電力会社に原発の耐震安全性の再チェックを求めたが、09年の中間報告段階では津波は「地震随伴事象」として先送りされた。


 入倉孝次郎・京都大名誉教授(強震動地震学)は「電力会社も国も(地震や津波に関する)最新の知見に基づき、敏感に問題を吸い上げる努力が足りなかったと言える。福島第1原発以外の全国の他の原発についても、従来の想定以上の地震・津波が起きた場合の影響、多重防護システムが働くかどうかの検証を進めるべきだ」と話す。

 ◇貞観地震

 869年、三陸沖を震源に広範囲に津波被害をもたらした地震。マグニチュード(M)8.5前後と推定されている。多くの家屋が倒壊し、津波が現在の宮城県多賀城市一帯を襲い約1000人が水死したとの記述が古文書に残っている。宮城県石巻平野から福島県北部にかけて、当時の海岸線から数キロ内陸まで浸水した。

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2011年5月18日 (水)

放射線値:今、食べているもの

ちょっと前に、この日記でご紹介したデータ集


http://suzume6.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-c690.html

すべての食品の放射線の測定値を表示したサイトがあった。

http://atmc.jp/food/

だけど。。。今は、何も検索できない。
最近、掲載を止めたのかと思ったんだけど。。。昔のデータも出てこない。
なぜ?
でも、公的団体のものじゃないので、しょうがないかと思いつつ。。。

今は、じゃあ、どうなってるんだろうと、
調べてみた。
農水省のデータのページ

http://www.maff.go.jp/noutiku_eikyo/mhlw3.html

だけど、毎日、大量のものが発表されてるので、コレをいちいちっていうのも大変なんだけど、
ココにまとめられてる。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000016nd7-att/2r98520000019y9t.pdf

今日の時点で120ページ以上あるけど。。。その終わりの方が
最近のデータになる。

ざっと、最初の方からスクロールすると、
どんどん数字が減って、今はNDが並ぶようになった。
とは言うものの、
検査項目は非常に限られているんだけど。

だけど、3月の最初の頃のデータと比べると、
その差の大きさに寒気がする。

この表を最後の方から拾うと、
さすがにまだ、福島産のものはかなり検出されているのが分かる。
魚介類など、まだまだ相当高いものがある。


しかし、そのほかのものは、そこそこNDが並んでいる
概ね、4月の最初の時点からかなり減り、
特にヨウ素はほとんど出ていない。

福島以外で目についたものを表の下の方から順に拾ってみた。

数値はヨウ素-131 セシウム-134 セシウム-137 の順 二つしか無いものは、ヨウ素とセシウムのみ

茨城県 鹿嶋市沖 - 水産物 エゾイソアイナメ H23.5.6 - H23.5.8
ND 224

2634 茨城県 茨城県 鉾田市 - 野菜類 パセリ H23.5.6 - H23.5.7
11 27


2635 茨城県 茨城県 鉾田市 - 野菜類 パセリ H23.5.6 - H23.
5.7 15 30

2633 茨城県 茨城県 古河市 - 野菜類 ほうれんそう H23.5.6 - H23.5.7
4 10

2582 千葉県 千葉県 御宿町 - 野菜類 ほうれんそう H23.5.3 - H23.5.6
ND 12.3

2470 群馬県 群馬県 片品村 農場等採取 野菜類 オゼビル H23.5.2 H23.5.4
ND 14.5

2440 茨城県 茨城県 鉾田市 - 野菜類 パセリ H23.5.1 - H23.5.3
33 29

2351 茨城県 茨城県 北茨城市沖 - 水産物 イカナゴ稚魚 H23.4.29 - H23.4.30
420 1374

3 千葉県 千葉県 市川市 - 野菜類 ほうれんそうH23.4.28 H23.4.29
ND 61

ただ、ちょっと気になっているものがある。
最近、スーパーで、牛肉の産地表示の無いものもあるのだ。特にひき肉なんかがそう。
福島は牛肉のブランド産地だから。。。気になって牛肉のみピックアップした。
一番新しいデータは4月28日のもの。


4月28日の時点での福島県産牛肉のデータ
数値は
ヨウ素-131 セシウム-134 セシウム-137
の順

2282
福島県 飯舘村 - ND 12.1 13.0
2283
福島県 飯舘村 - ND 36.1 34.1
2284
福島県 葛尾村 - ND 51.8 56.8
2285
福島県 葛尾村 - ND 51.5 51.2
2286
福島県 葛尾村 - ND 48.8 43.6
2287
福島県 田村市 - ND 10.1 8.07
2288
福島県 田村市 - ND 31.8 29.5


うーん。

どれも、今はヨウ素の数値が無くなってきたんだけど、まだまだ、セシウムは残っている。


ここ何日かは、お茶の葉から検出されたというニュースが出ていた。
でも、この農水省のデータにはお茶っていう項目が無い(今の所)ニュースを見ると、県による検査なんだろう。

うーん。
こういうの、もっと、見やすい形にしてくれないモンかな。


よくよくみれば、非常に検査項目が限られているのが分かる。
なので、これで放射線が出なかったとしても、だからゼロっていう事は無いだろう。
ちょい、勘ぐるとすれば、土壌の汚染はまだあるとしたら、根菜類/大根やタマネギなど。。。はどうなのだろう。検査項目に入っていないけど。。。

でも、まあ、
震災直後からは劇的に減っているのは確か。
これだけNDが並べば、まあ、大丈夫って言えるのかもしれない。
もう、2、3週間して、完全に、福島以外がゼロになれば、特定範囲以外は、終息したという発表しても良いのかもしれない。
(もちろん、それ以後も永続的にモニタリングは必要だけど)

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2011年5月16日 (月)

ユニバーサルデザインフォントの嘘

最近、ユニバーサルデザインフォントって、いろいろってほどでもないけど、出てる。ネットでググればいろいろあるので、あえてオトナのすずめはリンクしたり、たとえばコレって言わないけど。

概ね、どういうものかというと、モダンタイプのゴシック体だ。


先ずはこのモダンタイプのゴシック体という言葉の説明をしたい。
昔の日本の邦文タイプは、文字の枠の中に、80%~90%とか(文字によって全然違う)の枠を作り、その中にはまる文字をデザインしていた。枠いっぱいに文字を入れると、文字をタイプのように組んだ時、文字同士がくっついちゃう。文字と文字の隙間も文字を快適に読む一つの要素なのだが、その空きを10~20%取っていたわけだ。
そして、この枠はもちろん四角なんだけど。その四角に合わせるというより、文字本来の形を保たせてデザインしていた。たとえば、ひらがなの「し」や「も」は本来細長い外形を持っている字だ。だから細長い外見にする。しかしそうすると、文字の両側に空間ができてしまう。これは横書きにした場合、隙間になってしまうし、縦書きにした場合は、文章が左右に踊って見えるようになってしまうことがある。そこで、ここ何年かは、「モダンタイプ」という雰囲気の書体が出てきた。これは文字本来の形は無視して、四角い枠に文字を合わせてしまう。たとえば「し」はアルファベットの「U」を切ったような形になる。そして同時に、従来のタイプより、枠の中に大きく入れるデザインになっている。
だから、同じ12ポイントでも、断然、昔のタイプより見かけ上の文字の大きさは大きくなる。

大きいことは良いことだ。文字が大きいなら、見やすいはず。
そう思うかもしれない。だけど、デザイナにとっては違う。
結果的に、文字のポイント数が以下に高いかではなく、いかに読みやすいかだからだ。
モダンタイプの文字は文字は大きいが、文字の隙間は狭くなる。同じ面積を文字で埋めるとすると、ぎっしり真っ黒に入れられるか、隙間を作っていれられるかという事になる。


だがしかし。。
文字を評価する時は、単純な文字同士を比べてしまう。
従来タイプの12ポイントの文字と
モダンタイプの12ポイントの文字
当然、同じ12ポイントならモダンタイプの方が大きいわけで、「読みやすい」ということになる。

ただ、ぎっしり文字と、間の空いた文字、どっちの方が見やすいかというと、簡単に答えを出すのは危険かもしれない。
ひらがなばかりの文章なら、ぎっしり詰まっていた方が良いかもしれない。だけど、画数の多い漢字を多用した文章だとぎっしりつまっていると、真っ黒に見えてしまう。だから、モダンタイプとクラシックなタイプ、どちらが良いとは言えない。
だけど、単純比較をして、どちらかが読みやすいとしてしまってはいけないのは確かだ。


そろそろ本題。。。。に行く前に、もひとつ、前置き。

こういうユニバーサルデザイン書体、多くは「視覚障害者」に見てもらって良いと言われた。
とセールストークがつく。
みんな、信じちゃう。
しかし、すずめ的にはこういうモニターの信憑性、本当は疑わしいと思っている。特に文字の「読みやすさ」への評価は難しい。たとえば、あなたは同じ文字を見て、どっちが読みやすかったかなんて、簡単に言えるだろうか。朝日新聞と週刊新潮と、どっちが読みやすい?文字の読みやすさだなんて、新聞を一日分、本を一冊分、読んで見なきゃ分からないはず。だけど、そんな「感想」をデータにすることなんてできない。
いろんな実験をやってみるわけだけど。。。
実験の質はこういう宣伝文句からは見えてこない。結構想像できるのは、広い部屋に何人か視覚障害者を集めて、みんなに「自分たちが作ったフォントのサンプル」と「昔ながらの文字のサンプル」を並べて見せて、「どっちが読みやすいですか?」と聞いてみるようなの。(ここまで書いただけで、そっち系のヒトは頭の中で突っ込み始めてると思うけど)視覚障害ってたって、いろいろある。いろんなタイプ、いろんな種類。。。その誰を選ぶかによって、結果は違う。
でも、すずめ的には、そういう違いは、そんなに大きくないかもしれないと思っている。見やすいものは、誰にでも見やすいんだから。

本当の問題は。。。そういうテストされる視覚障害のヒトのメンバーが意外に決まってるってコト。企業さんや研究機関と仲の良い人って大体決まってる。ヒト聞き悪く言っちゃえば、モニター慣れしてる。そういうヒトがいる。こっちが、どういう答えを出して欲しがってるか、分かる人もいる。

でも、実験の質、一般人がその差を見分ける術は無い。(オタクなヒトなら発表された学会名とかで見分けるかもしれないけど)特に「宣伝」トークの実験とちゃんと仕立てられた実験。同じ質だと信じて良いのか。。。
「ユニバーサルデザインフォントって、視覚障害のヒトも見やすいって言ってる!」になる。


そして、もひとつ、謎もある。
「統計的有意差」
文字が読みやすいかそうでないか、どれほどの差があれば、わざわざ選ぶ価値があるのか。たとえば、ほんの3行程の文字が読みやすいか読みにくいかで、どれほどのパフォーマンスの違いがあるか。
うんと無ければ意味が無いのではないだろうか。でも何ページにも及ぶならほんの少しの違いでも価値があるのかもしれない。
だから、本当は、どれほど「良さの差」があるかどうかがポイントじゃないだろうか。

さて、やっと本題。

ユニバーサルデザインフォントは、ナンと能書きつけようと、「モダンタイプゴシック体」だ。ここに落とし穴がある。
なぜ、ヒラギノゴシック、コヅカゴシック、新ゴシックなんかより、ユニバーサルデザインフォントが読みやすいってコトになるのか。

また、本題からそれちゃうと。。。
ゴシック体は欧文書体の『サンセリフ」をまねて人工的に作られた書体だ。だから、ふだん私たちが書いている文字とは違った、不思議な処理がされている。
そのひとつの例は、ひらがなの「さ」だ。
私たちはさの三画目をつなげない。
(この日記をご覧の方の多くの書体はもしかして、こういう形をしていると思う)
他にも本来の文字の形とは違う文字の例がいくつかある

さ き ふ 衣 心 必 

ここらアタリは書体によってかなり形が違う。

他には、文字の形をちょっと変えてるのもある

で ぴ 


この中で、可読性を落としてしまいそうなものは、

さ き ふ 

アタリだろうか。

これは、今まで何十年も作られてきた邦文フォントのあら探しでもある。
しかし、今使われている、ヒラギノその他、一般書体の製作技術のレベルはそこそこ高い。否、ものすごく高い。
そのレベルの高さは、レベルの低い書体と比べると、一目瞭然だ。レベルの低い書体、たとえば、「MS明朝」「MSゴシック」で何か印字して、何か、ちゃんとした本の紙面(プロ用の書体が使われている)と比べてみるといい。縦書きの文字の安定感なんて、全然ちがう。MS明朝で打った縦書きはふらりふわりと左右に踊ってるのが分かるはずだ。


さて、本題、そろそろ。

ユニバーサルデザインフォントの売りは、
たとえば、文字の画線がくっついたりしないよう整理して、懐を充分に。。。トカナントカ作ったとしている。

しかし、こういうのは、文字のデザインの基本中の基本。上で書いた従来のヒラギノや小塚ゴシック、だけじゃなく、ナール(懐かしい響き)やその他、大昔の書体だって、そういうテクニックを基本にして作られているのだ。当たり前すぎて、誰もバカバカシいから言わないだけで。

もひとつは、上で書いた「文字の大きさ」のからくり。枠の中で文字を大きくしても意味は無い。文字の隙間が減るだけ。もし、大きな文字を使いたければ、デザイナは文字の大きさを12ポイントではなく、12.3ポイントとか、大きくすればいい。文字の隙間も、狭めたかったら、そう指定すればいいだけのことだ。
基本的に新ゴシックとユニバーサルデザインフォント、質の点では同じだ。(ホントのコト言うと、新ゴシックなんか、今のすずめたちが文字の神様って思っちゃうような大御所が作った書体。それに対して、最近のは若手の???なので、比べるのも悪い気がするんだけど)


だけど、それでも、昔の書体にはミスがある。
そのミスは

さ き ふ 

この3文字。 加えるとすると、心、衣
この位のはずだ。

細かい事を言えば、

の三画目の 「の」最初が突き出るかで無いか、とか、いろいろあるかもしれないが、こういうのは、今までいろんな書体で出たり出なかったり。。。別にどっちが良いなんてモンじゃない。

ウソだと思ったら、ユニバーサルフォントと、新ゴシックやヒラギノ、小塚ゴシックと、どこがどう、違うか、一文字ずつ見てみると良い。ユニバーサルデザインフォントの方が決定的に「勝ち」となる文字が、他に何文字あるか。

さて、その上で、比較評価を考えてみよう。
日本語の中で、この3文字、加えて、心と衣。
この5文字の出現率はどれほどだろう。
この5文字が読みやすくなって、文章全体がどの程度読みやすくなるのか。


さて、実験
(以下の文章、別に読まないでオッケー)


民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」が2004年に購入した土地を巡る問題で、同会が「土地代金に充てた」と説明している融資を受ける前に、別途調達した資金で土地代金約3億4000万円を先払いしていたことが、関係者の話で分かった。 土地代金の原資を含め4億円以上の収入が、政治資金収支報告書に記載されていないとみられる。東京地検特捜部は、政治資金規正法違反の疑いが強いとみて、同会の事務担当者だった石川知裕衆院議員(36)(民主・北海道11区)から今後事情を聞くなど、本格解明に乗り出す方針を固めた。 問題の土地は東京都世田谷区深沢の宅地で、同会が04年10月29日に約3億4000万円で購入したにもかかわらず、05年分の収支報告書に支出計上していたことが判明している。同会は読売新聞の取材に、この土地代金について「4億円の定期預金を担保として金融機関から借り入れた4億円を充てた」と説明していた。 しかし、関係者によると、同会は10月29日午前、まず不動産会社に土地代金を振り込み、その後、銀行で組んだ4億円の定期預金を担保に同額の融資を受けていた。同会が土地代金を払ったのは4億円を借り入れる前で、


今日のミクシーのニュース、500文字分だ。
この中に
「さ き ふ 心 衣」
は、いくつあるか。

「さ」が1個だけ
「き ふ 心 衣」
は、一つも無い。

500文字の文章の中の、「さ」、1文字が読みやすくなったとして、どれだけ、可読性が上がるだろうか。

ユニバーサルデザインフォントは読みやすいってののウソ。

ね、ウソだって思わない?

----------

って、さて、
本当はどんなものなら、ユニバーサルになるのか、
ヒトのシゴトにケチつけるだけじゃなく、
ちゃんと、アイデアを言いたい。

すずめは昔、そういう試作をやっていた。
その時の、答え。
ゴシック体、
明朝体ではいけない
理由は、これまでに書いたとおり。

何千年もの文字の歴史が培ってきた文字の文化。
先輩たちの仕事は、そんなにお粗末じゃない。
だから、今更、彼らの作品よりも「読みやすい」フォントをどう、作るのか。

だから、彼らが作らなかったコンセプトの書体でなければならない。

すずめたちが、注目したのは、「手書き」だった。
なぜなら、文字は文化だからだ。
文字を歪めて、ゴシック体にする「記号化」ではなく、本来の味、情緒を伝える文字であるべき。
情緒的という意味では、明朝体もそうだが、明朝体は読みにくい。
しかし、明朝体のあら探しをして、改善するのではなく、新しい別の情緒を語るものを元にしたい。
それが「手書き」だった。
どんなものか、
一番近いのは「教科書体」だ。
だけど、教科書体でヘンにくっついた所や空きを整合させるのは難しい。
なぜなら、教科書体は子供が学校で「かきかた」のお手本とする文字だからだ。子供がお手本にして、美しく、正しい文字としてつくられなくてはならない。活字としての読みやすさと、書き文字としてのあり方は同じではないが、後者は犠牲にできないのだ。

もひとつの問題としては、限られた文字数にしか対応できないということもある。なぜなら、画数の多い漢字には対応できない(難しい)からだ。
たとえば、漢字には、「龍」という文字を3つ重ねたような文字もある。ただでさえ画数の多い文字。これ、重ねちゃう。
横線の量が膨大になっちゃう。
明朝体の横線がなぜ、細いか。こういう事に対応しなければならないからだ。
明朝体は横線が細く見難いとされるが、実際、画数の多い文字ではゴシック体と比べてそんなに可読性は落ちない。


だから、すずめたちは、
手書きのフォルムを持たせ
横線を細く
その代わり、アクセントを付けて、
そのアクセントは手書きのようなちょっとした右上がりを感じさせるもの。
そんな書体のコンセプトを考えた。
2002年の横浜の学会ではとっても好評だったけど、
残念ながら、そのころ、企業は文字の開発をするような時代じゃなかった。

幻の書体。

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2011年5月15日 (日)

原発作業員の死亡:なぜ司法解剖しない?

原発作業員死亡 搬送に2時間
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1601808&media_id=2

確かに、被爆線量はそれほどでもなかったということだから、こんなに早く亡くなってしまうというのは考えられないだろう。でも、その一方で原発従事者がそんなに高い割合で死亡しているとも考えられない。

だいぶ前に読んだ本

以前、東海村臨界事故で亡くなった方の臨床記録を書いた本
http://www.amazon.co.jp/朽ちていった命―被曝治療83日間の記録-新潮文庫-NHK「東海村臨界事故」取材班/dp/4101295514

放射線の恐ろしさがまざまざと描かれている。
ただし、彼が浴びたのは推定16-20シーベルト以上で、単位が違う。
彼はその状態にも関わらず、82日間も生き延びた。その大きな原因の一つに、心臓ががんばったというのが、あったのを記憶している。
心臓は意外に放射線に強いのだなあと思った。

もちろん、記事の方の場合は違うのかもしれない。どこかで血の固まりができて、それが。。。っていうのもあるのかも?

とりあえず、ググってみた。
放射 暴露 心筋梗塞

いろいろ出て来る。

http://blog.goo.ne.jp/secondopinion/e/817824127a635ef4dd7d8d545ba96785

左側の乳ガンに対する放射線治療は心筋梗塞を増やす
でも。。。

心筋梗塞の発症は右側に治療を受けた群で3.6%、左側に治療を受けた群で6.4%と、心臓がある左側に治療を受けた群で有意に多い(p=0.002)

と言っても、差は3%にも満たないんだよね。。。

他にも

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-10-19/2010101905_03_1.html

要するに、広島などでの被爆者に関しても、多くの判決では、心筋梗塞との因果関係は認められないとされている。

例外も出て来る。


http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-12-23/2010122314_01_1.html
原爆症 心筋梗塞を認定

「被爆影響 否定できぬ」

北海道訴訟 札幌地裁判決

 心筋梗塞の発症は長崎での被爆によるものだとして浜田元治さん(68)が国に原爆症の認定を求めた「北海道原爆症認定訴訟第2部」の判決が22日、札幌地裁(古久保正人裁判長)であり、2005年に厚労大臣が認定申請を却下した処分を取り消し、原爆症と認定する勝訴判決が出されました。


でも、これらは何年も何十年も経ってからだ。

うーん。分からない。
普通に考えれば、放射線でこんなに急に心筋梗塞?って有りそうも無いので。。。もともと、心臓に疾患を持ってた人が、ストレスで?
年齢的にもありえなくないだろう。

でも、
もうひとつ、面白い記事もある。
福島原発作業員の死因は心筋梗塞か…内部被ばくの可能性低い・福島県警発表、司法解剖行わず [5/14 21:16]。。日記下部に引用

このタイミングだから、多くの人が被爆との因果関係について騒ぐだろう。
だったら、きちんと、司法解剖して、既往症だの何だの明らかにしておいた方が良いに決まってる。地方には監察医務院も無いしみたいな事情はあるにしろ、こんな特殊なケース。どこへでも運べるだろう。

それをわざわざやらないのが、あまりに不自然だ。

原発反対派の中にはかなり非論理的な人も多い。
彼らがまた、短絡的に大騒ぎすることも考えられる。
すずめ的にはイカガナモノカと思うけど、
こういう不自然な対応をされると、
理不尽に騒がれてもしかたがない杜撰さを感じる。

http://blog.livedoor.jp/newsslash/archives/3195831.html

福島原発作業員の死因は心筋梗塞か…内部被ばくの可能性低い・福島県警発表、司法解剖行わず [5/14 21:16]
★ 2011/05/14(土) 21:41:47.75 ID:???0
 福島第1原発の集中廃棄物処理施設で作業中に死亡した協力企業の
60代男性について、福島県警は14日、検視を行った結果、
病死の可能性が高いと判断した。心筋梗塞とみられ、司法解剖は
行わないとしている。

 搬送先の福島県いわき市立総合磐城共立病院の小山敦救命救急センター長は同日、
取材に応じ、「(男性の)内部被ばくの可能性は考えにくい」との所見を示した。

 小山センター長によると、搬送された男性の被ばく線量を計測した結果、
県が定めた除染が必要となる基準以下だったという。

 また、コンピューター断層撮影(CT)検査やレントゲン検査では異常はなく、
目立った外傷もなかった。「心臓の病気の可能性は否定できない」と話した。

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2011年5月11日 (水)

コンタクトレンズ難民と防災眼鏡

世界初! 簡単に度数矯正できる「災害時対応メガネ」登場!いつでも誰でも何度でもOK
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1597120&media_id=114

実は、コレ、震災直後に某所っていうか、マイミクさんと話題にしてたモノ。
震災前2月にも防災グッズとして、展示会にも出品されてたんだそう。

確かに、支援グッズとしては、アリかもしれない。
そこそこ、かっこわるく無いし。

無医村みたいな所にもイイかも。
うんと大量生産したら、もっと値段も安くなるかも。
一個500円とかになったら、使い捨てられるし良いかな。


だけど。。。。

>視力がよくないという方は、防災グッズのひとつに入れておくと、重宝するかもしれません。

だったら、自分の度数のを防災グッズに入れとく方が賢いかもって突っ込みは別にして。。。

[m:58]


震災後、確かに、「視力」で困った人たちは多かったらしい。
コンタクトレンズ難民っていうコトバもあった。
なるほどって、思った。
使い捨てにしても、そうじゃないのにしても、
水や物資の無い場所で、コンタクトレンズのケアなんて難しかったろうし。
で、
そういうサポートに尽力された方もいる。

http://www.geocities.jp/saigai2011/index.html

http://www.geocities.jp/saigai2011/sinry1a.html

前にもご紹介した災害支援未加工レポート


今、実は他の記事も製作中。
たぶん今日中にアップできるから、夜あたりにもう一度見てみてね。
ホントはもっと早くにやりたかったんだけど、
PCを新しくしてて、
イロイロあって、
今日になっちゃったんだけど。


是非、見てね。

------

「被災された人の中で、メガネやコンタクトレンズを持ち出せなかった人は、どうしているんだろう」。

先日、友だちと地震について話していたとき、ふとそんな疑問が湧いてきました。今回、突然地震や津波に見舞われて、メガネやコンタクトレンズを持ち出すことができなかったという人は少なくないはず。そうなると、避難生活を始めてまず困るのは「視力」ということになるのではないか、という話になったのです。

そんなふうに心配していたところ、「自分で度数を簡単に矯正して使える緊急用メガネ」が世界で初めて発売されたという情報を耳にしました。これは、アドレンズ・ジャパンの「アドレンズ エマージェンシー」という商品。今回のような災害時やメガネをうっかり壊してしまったときなどに、一時的にスペアとして使用できる画期的なメガネです。

「アドレンズ エマージェンシー」は、左右それぞれに2枚の可動式レンズがついています。この2枚のレンズを、フレームの横にあるツマミを手で調整することによって、自分の視力に合わせることができるようになっているのです。

対応度数は、マイナス6.0度からプラス3.0度まで。残念ながら乱視には対応していませんが、近視、遠視、老視に対応しています。ただ、メガネ屋さんなどの度数合わせに比べると、どうしても精度は落ちますので、あくまで緊急用。車の運転やリスクの高い状況では使用禁止です。

気になるお値段は4980円。機能性の高さを考えると、比較的お手頃といえるのではないでしょうか。視力がよくないという方は、防災グッズのひとつに入れておくと、重宝するかもしれません。

販売元のアドレンズ・ジャパンは、発展途上国に度数調整可能なメガネを提供している会社。今回、「アドレンズ エマージェンシー」初回生産分のうち1000本を東日本大震災の被災者に寄付することを発表しています。

被災者の皆さんの中には、自分に合ったメガネやコンタクトレンズなくて困っている人がきっといるはず。そんな皆さんに、このアドレンズ エマージェンシーが届くといいなと思っています。

(文=シナモン)

参照元:adlensjapan.co.jp(http://bit.ly/etcFch)

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障害と就労 解決策の無い問題

■福山の4児重軽傷、持病で過去に運転中の発作も
(読売新聞 - 05月11日 06:49)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1596987&media_id=20


この問題、
今までも本当は多くの人が知っていたはず。
解決策が無いのではと思う。
だから、目をつぶってくるしか無かった。


これからも
理想論では、語れても、
現実には対応できないのではないだろうか。


この人の事情も分かる。
この、仕事が無い時代、
免許は欲しいだろう。
就労が関係なくても、地方は公共交通が無い地域が多く、マイカーが基本。
(すずめ的には、みんながマイカーになることによって公共交通をつぶしてしまった面もあるとは思うけどね)
国は発作を起こした人に免許を与えるなと言っても、
そんなの、本人が自己申告しなければ、分からない。
調べる方法が無い。


障害があると言っても、特典?のある程度は限られている。
てんかんもそうだけど、他にも、実際の生活に不便していないレベルの障害はたくさんある。そのすべての人に国が働かなくても良いように補助。。だなんてできるほど日本はお金持ちの国ではないし、それに公平性の面でもおかしい。
自分の障害をカミングアウトする(手帳をもらう)メリットなんて無い。

だとすると、唯一、彼らと関わる/障害の存在を知ることができるのは医療関係者ということになる。
てんかんの場合は、病院に薬をもらいに行かなくてはならないけど、疾患によっては、病院に行っても何のメリットも無いようなものもある。
彼の主治医も、
彼が車の運転をしてるコトを知っても、「通報」できなかったろう。
本人も、もし、病院に行けば「通報」されると思ったら、行かないだろう。
医師には、
「危ないから運転は止めたほうが良いよ。」
とは言えても、彼らの仕事や生活の保証ができるわけじゃない。
彼自身、そう、言われたからって、どういう対処ができたのか。
対処できるぐらいだったら、
とっくにやってたんじゃないだろうか。


こういう運転の犠牲になるのは、
本人には落ち度の無い人たちだ。
意識が無くなると、知らないまま、突っ込んでしまう。
スピードを落とすこともなく、
ありえない場所で。


本当は、
そんな運転をしてはいけない。
だけど、
分かっていてもできないんだろう。
癲癇だけじゃなく、
いろんな疾患でも、同じ問題があるはず。
何万人もの人がいるはず

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地域主権のゆくえ

朝、流れていたNHKのニュース。


原発の再開に対する調査
原発を持つ県の答え:国の判断にゆだねる 7割
近隣の県の答え:国の判断にゆだねる 4割

驚いた。
近隣の県はともかく、
原発を持つ県自身が
なぜ、こういう問題の決定を国にゆだねたいのだろう。

これは国の問題ではなく、地域住民の問題とするべきものではないのだろうか。
逆に、この問題の決定権を地域ではなく、国に持たせてしまったことが、基地の問題では無かったのか。

メディアは、震災以来、様々な問題に対して、国/総理のリーダーシップを批判する。

避難地域/強制退去のこと
学校の放射線基準
中電には「要請/お願い」

これらに共通しているのは、「国の強制力の弱さ」だ。
でも、それは
イコール、住民/個人の意思判断の余地を残すことでもあるはず。

たとえば、今、20キロ圏の人たちが被っている措置、あれはもっと早く「命令」するべきだったんだろうか?農機具などでローンを組んでいる人は即刻、破産だろう。家畜は全員屠殺。人生が変わってしまう。そんなコトを、東京や他の地域に住む人たちの世論によって動かされた「国」に「強制」して欲しいだろうか?
世論/多数決って言ったら、私たち東京都民の世論の方が絶対に数的には大きい。都市に住んでエアコンの使い放題をしたいのが私たちの本音なのだ。今はまだ涼しいから良いけど、ホントに暑くなってきたら、やっぱり、遠いどこかの県の原発を無理してでも動かして欲しいと思うだろう。
私たちは、彼らが愛して育てた牛の体温も手触りも知らない。だから、彼らがどんな思いで牛たちをと殺させるかなんて、分かっていない。それなのに、放射線の数値をみて、逃げれば?って思う。漠然と。
そんな「国民の世論」に、彼らは本当に従いたいんだろうか?


ニュースでは、自衛隊のお兄さんが、20キロ圏の中にまだ残っている高齢夫婦を訪ねるシーンをやっていた。
「私たち、ここにいたいんです。見逃してください。」
電気も水も無く、食料も来ない。そんな所にいたいと思う人たち。だけど、自衛隊のお兄さんも、彼らを「連行」することはできず、「また、来るからね。」と言って去った。

原発の問題、退避の問題には、人それぞれの人生がかかっている。それを彼らは本当に国に「強制」して欲しいのだろうか?そんなワケは無いだろう。メディアはなぜ、彼らの本当の気持ちを報道しないのか。

原発を再開させるかどうかの問題も、
なぜ、国に判断して欲しいのだろうか。
国の判断を住民がどう、受け入れるかという問題にすべきでは無く、
むしろ、国が介入できない形にすべきではないのだろうか。(実際法的にはそうだ)


国がすべきことは、
強制ではなく、支援。
それが基本で、他の多数の人に迷惑がかかってしまう場合にのみ規制する。
それが望ましいと思う。

強制退去も、学校の安全基準も、うんと緩く。
ただし、それが「安全ではない」という情報はきっちり。
インフラも合理的に決めれば良い。
人には安全では無い場所に住む自由もあって良い。
もちろん、そこに留まることを選択しない人には、暖かい支援を十分に。

これって、今までは普通の感覚では無かったろうか?
原発の稼働も地元知事の範疇だったし、
道州制だの、地域主権だの、住民のための政治だの。。。
全部そういうポリシーだった。
それが、今、なぜか、正反対の方向をみんなが主張してる。

一人一人が、今一度、思い返してみるべきじゃないだろうか?

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2011年5月10日 (火)

脱原発へのプライオリティ

日本の原子炉の状態をまとめると

ホントに脱原発を目指すなら、まず、All or Nothingをやめよう。
で、どういうのが、危ないか、
どれから止めるべきか、
ちゃんとプライオリティをつけよう。

危ないっていうのは、どういうのか?
いろんな情報を整理すると、だいたいこういう要素がある

古いもの
立地条件
原子炉の型

他にも、もんじゅや六ヶ所村の問題もあるけど。
もちろん、「廃炉」にどうやってするかってのも大きい。
だけど、とりあえず、シンプルに考えてみたい。

ってコトでいろんな原発をリストアップした。
まずは上の条件で、「古いもの」がどれほどあって、
今現在、どういう状態なのかというのをまとめてみた。
wikiの日本の原子炉のリストをエクセルに組み替えて並べたモノ。
リストを項目順に並べ替えると、なるほど、いろいろ見えてきて面白い。


(最後に全リストを掲載)


まず、一番ふるいものはコレ


東海発電所 1機 黒鉛減速炭酸ガス冷却型 廃炉解体中 1966年

だけど、一応、現在解体中
でも、次にふるいものがある。敦賀、美浜 1970年に立てられて、福島のものより古い。敦賀が沸騰水型。美浜が加圧水型。幸い、現在のところ、定期点検中だ。

この70年代に建てられたものの多くは現在、定期点検中だが、運転しているのもある。

美浜発電所 2号機 加圧水型 運転中 1972年
高浜発電所 2号機 加圧水型 運転中 1975年
美浜発電所 3号機 加圧水型 運転中 1976年
伊方原子力発電所 1号機 加圧水型 運転中 1977年
大飯発電所 2号機 加圧水型 運転中 1979年

さらに、80年代に建てられて、現在、運転中のもの

伊方原子力発電所 2号機 加圧水型 運転中 1981年
川内原子力発電所 1号機 加圧水型 運転中 1984年
柏崎刈羽原子力発電 1号機 沸騰水型 運転中 1985年
高浜発電所 3号機 加圧水型 運転中 1985年
高浜発電所 4号機 加圧水型 運転中 1985年
川内原子力発電所 2号機 加圧水型 運転中 1985年
島根原子力発電所 2号機 沸騰水型 運転中 1989年

古さというファクターで考えると、心配なのはここまでだろうか。
ただ、このリストで削った、現在運転していないものも、この夏に向けて、運転再開をされてもおかしくない。


また、もし、将来的に脱原発を志すなら、これから建てられるかもしれない計画については一考するべきだろう。上関のように、新規の用地に建設される場合はニュースにもなるし、私たちの目にも触れやすいが、既存の原子力プラントの中に建てられるものに関しては、あまり気づかれること無いかもしれない。

大間原子力発電所 1機 沸騰水型 建設中 運転開始:2014年
東通原子力発電 2号機 改良沸騰水型 建設中 運転開始予定:2021年度以降
東通原子力発電 1号機 改良沸騰水型 建設中 運転開始予定:2017年3月
東通原子力発電 2号機 改良沸騰水型 計画中 運転開始予定:2020年度以降
福島第一原子力発電所 7号機 改良沸騰水型 計画中 運転開始予定:2013年
福島第一原子力発電所 7号機 改良沸騰水型 計画中 運転開始予定:2014年
敦賀発電所 3号機 改良加圧水型 建設中 運転開始予定:2017年
敦賀発電所 4号機 改良加圧水型 建設中 運転開始予定:2018年
浜岡原子力発電所 6号機 改良沸騰水型 計画中 運転開始予定:2018年前半
島根原子力発電所 3号機 改良沸騰水型 建設中 運転開始予定:2012年
上関原子力発電所 1号機 改良沸騰水型 計画中 運転開始予定:2018年
上関原子力発電所 2号機 改良沸騰水型 計画中 運転開始予定:2022年
川内原子力発電所 3号機 改良加圧水型 計画中 運転開始予定:2019年度

ちなみに、巻原子力発電所 珠洲原子力発電所 豊北原子力発電所 串間原子力発電所
は現在のところ計画が中止されている。


70年代に建てられたもの

敦賀発電所 1号機 沸騰水型 定期点検停止中 1970年
美浜発電所 1号機 加圧水型 定期点検中 1970年
福島第一原子力発電所 1号機 沸騰水型 自動停止中 1971年
美浜発電所 2号機 加圧水型 運転中 1972年
福島第一原子力発電所 2号機 沸騰水型 自動停止中 1974年
高浜発電所 1号機 加圧水型 定期点検停止中 1974年
島根原子力発電所 1号機 沸騰水型 定期点検中 1974年
高浜発電所 2号機 加圧水型 運転中 1975年
玄海原子力発電所 1号機 加圧水型 定期点検停止中 1975年
福島第一原子力発電所 3号機 沸騰水型 自動停止中 1976年
美浜発電所 3号機 加圧水型 運転中 1976年
浜岡原子力発電所 1号機 沸騰水型 停炉済・廃炉予定 1976年
伊方原子力発電所 1号機 加圧水型 運転中 1977年
福島第一原子力発電所 4号機 沸騰水型 自動停止中 1978年
福島第一原子力発電所 5号機 沸騰水型 自動停止中 1978年
東海第二発電所 1機 沸騰水型 自動停止中 1978年
浜岡原子力発電所 2号機 沸騰水型 停炉済・廃炉予定 1978年
福島第一原子力発電所 6号機 沸騰水型 自動停止中 1979年
大飯発電所 1号機 加圧水型 定期点検停止中 1979年
大飯発電所 2号機 加圧水型 運転中 1979年


80年代に作られたもの

伊方原子力発電所 2号機 加圧水型 運転中 1981年
玄海原子力発電所 2号機 加圧水型 定期点検停止中 1981年
福島第二原子力発電所 1号機 沸騰水型 自動停止中 1982年
女川原子力発電所 1号機 沸騰水型 自動停止中 1984年
福島第二原子力発電所 2号機 沸騰水型 自動停止中 1984年
川内原子力発電所 1号機 加圧水型 運転中 1984年
福島第二原子力発電所 3号機 沸騰水型 自動停止中 1985年
柏崎刈羽原子力発電 1号機 沸騰水型 運転中 1985年
高浜発電所 3号機 加圧水型 運転中 1985年
高浜発電所 4号機 加圧水型 運転中 1985年
川内原子力発電所 2号機 加圧水型 運転中 1985年
福島第二原子力発電所 4号機 沸騰水型 自動停止中 1987年
敦賀発電所 2号機 加圧水型 一時運転停止 1987年
浜岡原子力発電所 3号機 沸騰水型 定期点検停止中 1987年
泊発電所 1号機 加圧水炉型 定期点検停止中 1989年
島根原子力発電所 2号機 沸騰水型 運転中 1989年

日本の原子炉を建設年代順に並べたリスト
計画中止された4機を含む 78項目ある

北海道/古宇郡泊村 北海道電力 泊発電所 1号機 加圧水炉型 定期点検停止中 1989年 北海道/古宇郡泊村
北海道/古宇郡泊村 北海道電力 泊発電所 2号機 加圧水炉型 運転中 1991年 北海道/古宇郡泊村
北海道/古宇郡泊村 北海道電力 泊発電所 3号機 加圧水炉型 定期点検停止中 2009年 北海道/古宇郡泊村
青森県/下北郡大間町 電源開発 大間原子力発電所 1機 沸騰水型 建設中 運転開始:2014年
青森県/下北郡東通村 東北電力 東通原子力発電所 1号機 沸騰水型 定期点検停止中 2005年
青森県/下北郡東通村 東北電力 東通原子力発電 2号機 改良沸騰水型 建設中 運転開始予定:2021年度以降
青森県/下北郡東通村 東京電力 東通原子力発電 1号機 改良沸騰水型 建設中 運転開始予定:2017年3月
青森県/下北郡東通村 東京電力 東通原子力発電 2号機 改良沸騰水型 計画中 運転開始予定:2020年度以降
宮城県/牡鹿郡女川町 東北電力 女川原子力発電所 1号機 沸騰水型 自動停止中 1984年 2011年東日本大震災により自動停止
宮城県/牡鹿郡女川町 東北電力 女川原子力発電所 2号機 沸騰水型 自動停止中 1995年 2011年東日本大震災により自動停止
宮城県/牡鹿郡女川町 東北電力 女川原子力発電所 3号機 沸騰水型 自動停止中 2002年 2011年東日本大震災により自動停止
福島県/双葉郡大熊町 東京電力 福島第一原子力発電所 1号機 沸騰水型 自動停止中 1971年 稼働40年以上の超老朽炉
福島県/双葉郡大熊町 東京電力 福島第一原子力発電所 2号機 沸騰水型 自動停止中 1974年 稼働30年以上の老朽炉
福島県/双葉郡大熊町 東京電力 福島第一原子力発電所 3号機 沸騰水型 自動停止中 1976年 稼働30年以上の老朽炉
福島県/双葉郡大熊町 東京電力 福島第一原子力発電所 4号機 沸騰水型 自動停止中 1978年 稼働30年以上の老朽炉
福島県/双葉郡大熊町 東京電力 福島第一原子力発電所 5号機 沸騰水型 自動停止中 1978年 稼働30年以上の老朽炉
福島県/双葉郡大熊町 東京電力 福島第一原子力発電所 6号機 沸騰水型 自動停止中 1979年 稼働30年以上の老朽炉
福島県/双葉郡大熊町 東京電力 福島第一原子力発電所 7号機 改良沸騰水型 計画中 運転開始予定:2013年
福島県/双葉郡大熊町 東京電力 福島第一原子力発電所 7号機 改良沸騰水型 計画中 運転開始予定:2014年
福島県/双葉郡富岡町 東京電力 福島第二原子力発電所 1号機 沸騰水型 自動停止中 1982年 2011年東日本大震災により自動停止
福島県/双葉郡富岡町 東京電力 福島第二原子力発電所 2号機 沸騰水型 自動停止中 1984年 2011年東日本大震災により自動停止
福島県/双葉郡富岡町 東京電力 福島第二原子力発電所 3号機 沸騰水型 自動停止中 1985年 2011年東日本大震災により自動停止
福島県/双葉郡富岡町 東京電力 福島第二原子力発電所 4号機 沸騰水型 自動停止中 1987年 2011年東日本大震災により自動停止
新潟県/柏崎市 東京電力 柏崎刈羽原子力発電 1号機 沸騰水型 運転中 1985年
新潟県/柏崎市 東京電力 柏崎刈羽原子力発電 2号機 沸騰水型 定期点検停止中 1990年
新潟県/柏崎市 東京電力 柏崎刈羽原子力発電 3号機 沸騰水型 定期点検停止中 1993年
新潟県/柏崎市 東京電力 柏崎刈羽原子力発電 4号機 沸騰水型 定期点検停止中 1994年
新潟県/柏崎市 東京電力 柏崎刈羽原子力発電 5号機 沸騰水型 運転中 1990年
新潟県/柏崎市 東京電力 柏崎刈羽原子力発電 6号機 改良沸騰水型 運転中 1996年
新潟県/柏崎市 東京電力 柏崎刈羽原子力発電 7号機 改良沸騰水型 運転中 1997年
新潟県/新潟市西蒲区 東北電力 巻原子力発電所 1機 不明 計画中止 計画中止:2003年
石川県/珠洲市 中部電力 珠洲原子力発電所 - 不明 計画中止 計画中止:2003年
石川県/珠洲市 北陸電力 珠洲原子力発電所 - 不明 計画中止:2003年
石川県/珠洲市 関西電力 珠洲原子力発電所 - 不明 計画中止:2003年
石川県/羽咋郡志賀町 北陸電力 志賀原子力発電所 1号機 沸騰水型 臨時点検停止中 1993年
石川県/羽 北陸電力 志賀原子力発電所 2号機 改良沸騰水型 定期点検停止中 2006年
福井県/敦賀市 日本原子力発電 敦賀発電所 1号機 沸騰水型 定期点検停止中 1970年 稼働40年以上の超老朽炉
福井県/敦賀市 日本原子力発電 敦賀発電所 2号機 加圧水型 一時運転停止 1987年 2011年5月7日燃料体破損の恐れの為
福井県/敦賀市 日本原子力発電 敦賀発電所 3号機 改良加圧水型 建設中 運転開始予定:2017年
福井県/敦賀市 日本原子力発電 敦賀発電所 4号機 改良加圧水型 建設中 運転開始予定:2018年
福井県/敦賀市 日本原子力研究開発機構 もんじゅ 1機 高速増殖炉型 運転中 1994年
福井県/三方郡美浜町 関西電力 美浜発電所 1号機 加圧水型 定期点検中 1970年 稼働40年以上の超老朽炉
福井県/三方郡美浜町 関西電力 美浜発電所 2号機 加圧水型 運転中 1972年 稼働30年以上の老朽炉
福井県/三方郡美浜町 関西電力 美浜発電所 3号機 加圧水型 運転中 1976年 稼働30年以上の老朽炉
福井県/大飯郡高浜町 関西電力 高浜発電所 1号機 加圧水型 定期点検停止中 1974年 稼働30年以上の老朽炉
福井県/大飯郡高浜町 関西電力 高浜発電所 2号機 加圧水型 運転中 1975年 稼働30年以上の老朽炉
福井県/大飯郡高浜町 関西電力 高浜発電所 3号機 加圧水型 運転中 1985年
福井県/大飯郡高浜町 関西電力 高浜発電所 4号機 加圧水型 運転中 1985年
福井県/大飯郡おおい町 関西電力 大飯発電所 1号機 加圧水型 定期点検停止中 1979年 稼働30年以上の老朽炉
福井県/大飯郡おおい町 関西電力 大飯発電所 2号機 加圧水型 運転中 1979年 稼働30年以上の老朽炉
福井県/大飯郡おおい町 関西電力 大飯発電所 3号機 加圧水型 定期点検停止中 1991年
福井県/大飯郡おおい町 関西電力 大飯発電所 4号機 加圧水型 運転中 1993年
茨城県/那珂郡東海村 日本原子力発電 東海発電所 1機 黒鉛減速炭酸ガス冷却型 廃炉解体中 1966年 運転終了:1998年日本初の商用原発、且つ、日本初の原子炉解体作業
茨城県/那珂郡東海村 日本原子力発電 東海第二発電所 1機 沸騰水型 自動停止中 1978年 稼働30年以上の老朽炉2011年東日本大震災により自動停止
静岡県/御前崎市 中部電力 浜岡原子力発電所 1号機 沸騰水型 停炉済・廃炉予定 1976年
静岡県/御前崎市 中部電力 浜岡原子力発電所 2号機 沸騰水型 停炉済・廃炉予定 1978年
静岡県/御前崎市 中部電力 浜岡原子力発電所 3号機 沸騰水型 定期点検停止中 1987年
静岡県/御前崎市 中部電力 浜岡原子力発電所 4号機 沸騰水型 運転中 1993年 2011年5月 日本政府より停止要請を受ける
静岡県/御前崎市 中部電力 浜岡原子力発電所 5号機 改良沸騰水型 運転中 2005年 2011年5月 日本政府より停止要請を受ける
静岡県/御前崎市 中部電力 浜岡原子力発電所 6号機 改良沸騰水型 計画中 運転開始予定:2018年前半
三重県/度会郡南島町 中部電力 芦浜原子力発電所 1機 不明 計画中止 計画中止:2000年
島根県/松江市 中国電力 島根原子力発電所 1号機 沸騰水型 定期点検中 1974年 稼働30年以上の老朽炉
島根県/松江市 中国電力 島根原子力発電所 2号機 沸騰水型 運転中 1989年
島根県/松江市 中国電力 島根原子力発電所 3号機 改良沸騰水型 建設中 運転開始予定:2012年
山口県/下関市 中国電力 豊北原子力発電所 1機 不明 計画中止 計画中止:1994年
山口県/熊毛郡上関町 中国電力 上関原子力発電所 1号機 改良沸騰水型 計画中 運転開始予定:2018年
山口県/熊毛郡上関町 中国電力 上関原子力発電所 2号機 改良沸騰水型 計画中 運転開始予定:2022年
愛媛県/西宇和郡伊方町 四国電力 伊方原子力発電所 1号機 加圧水型 運転中 1977年 稼働30年以上の老朽炉
愛媛県/西宇和郡伊方町 四国電力 伊方原子力発電所 2号機 加圧水型 運転中 1981年 稼働30年以上の老朽炉
愛媛県/西宇和郡伊方町 四国電力 伊方原子力発電所 3号機 加圧水型 定期点検停止中 1994年
佐賀県/東松浦郡玄海町 九州電力 玄海原子力発電所 1号機 加圧水型 定期点検停止中 1975年 稼働30年以上の老朽炉
佐賀県/東松浦郡玄海町 九州電力 玄海原子力発電所 2号機 加圧水型 定期点検停止中 1981年 稼働30年以上の老朽炉
佐賀県/東松浦郡玄海町 九州電力 玄海原子力発電所 3号機 加圧水型 定期点検停止中 1994年
佐賀県/東松浦郡玄海町 九州電力 玄海原子力発電所 4号機 加圧水型 運転中 1997年
宮崎県/串間市 九州電力 串間原子力発電所 1機 不明 計画中止 計画中止:1997年
鹿児島県/薩摩川内市 九州電力 川内原子力発電所 1号機 加圧水型 運転中 1984年
鹿児島県/薩摩川内市 九州電力 川内原子力発電所 2号機 加圧水型 運転中 1985年
鹿児島県/薩摩川内市 九州電力 川内原子力発電所 3号機 改良加圧水型 計画中 運転開始予定:2019年度

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2011年5月 9日 (月)

浜岡原発:Good Job!

■浜岡原発、首相の要請を受諾…運転停止へ
(読売新聞 - 05月09日 17:22)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1595133&media_id=20


実は昨日の日記には、プライオリティを書いていた。


1浜岡3号機の運転再開をさせない
2浜岡4号機を止める
3浜岡5号機を止める
4福井県にあるもんじゅを止める


で、実はすずめ的には、今回は2までだと思っていた。
4号機を止めるから、5号機を残させてくれってコトで。
どーせ、ソーリなんてナメてるだろうし。

だけど、
あらあ。すごいじゃん。全部止めたじゃん。

実は。。。

今回のソーリの「要請」で、思っていたコトがあった。
何で、ソーリがこんな記者会見パフォーマンスをやって「要請」しなきゃならなかったか。。。誰でも知ってる通り、昔から電力族って言う政治家さんとか、天下りさんとか電力会社のトップにはいたんだよね。だったら、官邸とはツーカーだから、こんな「要請される」みたいな中電にとってもみっともないコトするんだったら、前もって根回しして、こっそり止めるってコトしてても良いよね。だって、結果的には同じなんだもん。それだったら、4号機を止めて、5号機は新型だからってコトで見逃してもらうっていう裏取引もできたかもしれないじゃん。

だけど。。。すずめ的に妄想するに、
ミンシュの官邸側には、電力族議員さんにコネのあるヒトがいなかった?
(だって。。。みんなジミント時代のヒトだし。。。)


考えてみると。。。
こういう時に、天下りだの族議員だのって、実は意外に役に立つんだなあ。
そりゃ、こういう時のための保険のようなモンだったんだろうから。
だって、今回のコトでも、ヘタすれば、中電はソーリの要請を無視してたかもしれない。

それが無かったのがミンシュの弱さだったのかもしれない。


なーんて、妄想を広げつつ。

よーし、
いつでもドンと来いっ。
東南海地震!


うそです。
神さまごめんなさい[m:78]


-------

中部電力は9日、臨時取締役会を開き、菅首相から要請を受けていた浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の全面停止を受け入れることを決めた。

 停止期間は、防波壁の設置工事などの津波対策が完了する2~3年程度になる。

 中部電は「首相の停止要請は重く、受け入れは避けがたい」(幹部)として、基本的に受諾する方向で協議していたが、浜岡原発を全面停止した後も管内に電力を安定的に供給できるかどうかを見極めるため、7日の臨時取締役会では結論を持ち越した。

 その後、休止中の火力発電所の再稼働に必要な発電燃料のLNG(液化天然ガス)の追加調達にめどが立ち、電力需要がピークを迎える夏場を乗り切れる見通しとなったため、中部電は全面停止を受け入れることになった。

------


中電、浜岡原発停止を決定 
2011年5月9日 18時08分
 中部電力は9日午後に臨時取締役会を開き、菅直人首相が要請していた浜岡原発(静岡県御前崎市)のすべての原子炉の運転停止について、受け入れることを決定した。停止期間は、地震・津波対策を終えるまでの2~3年程度になる見通し。
 菅首相は6日に浜岡原発の全基停止を要請。これを受けて中電は夏場の電力供給や燃料調達、発電コストの高い火力発電で代替する場合のコスト増などへの対応を検討、協議してきた。
 浜岡原発の全基停止で、夏場の電力供給が逼迫(ひっぱく)するのは必至。トヨタ自動車をはじめとした産業界や一般家庭が節電を求められる可能性もあり、中部地方の生活や経済に影響が出そうだ。

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原発:本当に止めたいなら極論はやめよう!

原発推進者は
みんなAll or Nothing で反論してくる。
原発を止めたら、生活できないじゃないかと。

原発に反対する人たち。
是非、その挑発に乗らないで欲しい。
原発を全部止めろっていうから、
電気が無ければ生活できないなんていう極論になってしまうのだ。

本当に、止めるべきものはどれとどれなのか、
現実的にプライオリティをつけて、考えよう。

とにかく、今は浜岡が最優先。
そのかわり、確実に止めてもらおう。
浜岡を止めるためにも、
極論は止めよう!


まず、
そのプライオリティを考えよう。


すずめ的に
プライオリティを言えば。。。

1浜岡3号機の運転再開をさせない
2浜岡4号機を止める
3浜岡5号機を止める
4福井県にあるもんじゅを止める

同時に、建設中の原発、建設計画中の原発のすべての計画を凍結。


ここまでをまず、達成して、
しかる後に、以下を考えよう。


現在、日本にある原子炉59基のうち、ざっと1990年以前に作られたものをリストアップすると、以下がある。26機かな。(ソースはwiki)
a.wikipedia.org/wiki/日本の原子力発電所


でも、意外に多くが現在定期点検中だ

その中で、現在運転中のものに●をつけてみた。
ざっと1ダース。
(まあ、日本の原発の稼働率って60%ほどなんだから、確率的にもそんなモンかもだけど)

おそらく下記の定期点検中のものも、夏に向けて稼働させるつもりでいるんだと思う。できれば、電力供給バランスを考えて、運転再開を最低限に押さえて欲しい。

そして、その後、

そして、できれば、●のものを止めて欲しい。

これを10年のタームで考えるべきじゃないだろうか。


泊発電所 1号機 加圧水炉型 定期点検停止中 1989年


女川原子力発電所
1号機 沸騰水型 自動停止中1984年 2011年東日本大震災により自動停止


福島第二原子力発電所
1号機 沸騰水型 自動停止中1982年 2011年東日本大震災により自動停止
2号機 沸騰水型 自動停止中1984年 2011年東日本大震災により自動停止
3号機 沸騰水型 自動停止中1985年 2011年東日本大震災により自動停止
4号機 沸騰水型 自動停止中1987年 2011年東日本大震災により自動停止

東海第二発電所 -
沸騰水型 自動停止中 1978年 稼働30年以上の老朽炉2011年東日本大震災により自動停止

美浜発電所
1号機 加圧水型 定期点検中 1970年 稼働40年以上の超老朽炉
●2号機 加圧水型 運転中 1972年 稼働30年以上の老朽炉
●3号機 加圧水型 運転中 1976年 稼働30年以上の老朽炉

高浜発電所
1号機 加圧水型 定期点検停止中 1974年 稼働30年以上の老朽炉
●2号機 加圧水型 運転中 1975年 稼働30年以上の老朽炉
●3号機 加圧水型 運転中 1985年
●4号機 加圧水型 運転中 1985年

大飯発電所
1号機 加圧水型 定期点検停止中 1979年 稼働30年以上の老朽炉
●2号機 加圧水型 運転中 1979年 稼働30年以上の老朽炉


島根原子力発電所
1号機 沸騰水型 定期点検中 1974年 稼働30年以上の老朽炉
●2号機 沸騰水型 運転中 1989年


柏崎刈羽原子力発電所
●1号機 沸騰水型 運転中 1985年

敦賀発電所
1号機 沸騰水型 定期点検停止中 1970年 稼働40年以上の超老朽炉


伊方原子力発電所
●1号機 加圧水型 運転中 1977年 稼働30年以上の老朽炉
●2号機 加圧水型 運転中 1981年 稼働30年以上の老朽炉


玄海原子力発電所
1号機 加圧水型 定期点検停止中 1975年 稼働30年以上の老朽炉
2号機 加圧水型 定期点検停止中 1981年 稼働30年以上の老朽炉


川内原子力発電所
●1号機 加圧水型 運転中 1984年
●2号機 加圧水型 運転中 1985年

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2011年5月 8日 (日)

避難と自由意志

50km圏避難なら1200万人 試算
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1593917&media_id=2

非常に興味深い。このデータを経済的視点で試算したらどうなるのだろう。
そして、それに対する「保険」としてのコストを乗せたら。。。。
今の原発のコストはどう、跳ね上がるのだろう。

そもそも、一般の保険では原発事故は範疇の外になってるってコトだけど、
この際だから、全世界的にそういう保険システムを作っておくべきじゃないかな。


ってのはともかく。

ただ、この「避難」っていうのが、どうなのだろう。
ネットやマスコミ報道では、早く避難地域に!
っていう意見ばかりだけど。。。

すずめ的に記憶してるのは。。。
避難区域を一軒ずつ回る自衛隊の人に、
「ここ(自分の家)から出たくない。おねがいだから、居させて欲しい。」
とすがっていた老夫婦。
水も電気も、食料も無くなっていく。
危ない。いろいろ説得を試みたけど、
それ以上はできず、
「じゃあ、また来るからね。」と去った自衛隊のお兄さん。。。

農家が多い地域。
強制的に避難させられるっていうのは、
家財道具すべて、全財産没収。破産を意味する。
個人の生活の問題でもあるはず。
それを都会に住む私たちの「世論」で
「早く避難地域に!」
なんて、主張するって、なんかおかしい気がする。


確かに、危険。
でも、
もっと、個人の自由を尊重できる余地を残して、国の拘束は最低限にすべきじゃないだろうか。
福島の人たちは、そんなに「国」に「強制的に」「命令」されたいって思ってるんだろうか。自分たちの自由意志で残りたい/逃げたいっていう人たちはいないのだろうか?
そういう所を報道するマスコミが無いのが気になる。

ただし!もちろん。
危ない。どの程度危ない。これはどういう数値。
っていう情報の開示だけはきちんと。(っていうか、今現在の情報量はそこそこ、十分だとは思うけど。。ただし、マスコミ経由じゃなく、国からのダイレクトな発表分に関して)

その上で。
リスクは自分の判断で。
逃げる/逃げないは、自由意志で。
そして、そこに商業活動の入る余地が生まれるなら、労働基準法とかがちゃんとカバーできるような法整備を

今こそ、
強い政府より、
強い市民の自由意志が求められる時じゃないだろうか?

-------


国内全17カ所の原発で東京電力福島第1原発級の事故が起きると想定して防災計画を見直す場合、避難を検討する対象人口が大幅に増えるとの試算を谷謙二・埼玉大准教授(人文地理学)がまとめた。現在、国や自治体の防災計画の対象は「半径10キロ圏内」だが、福島原発事故では約47キロ離れた福島県飯舘村が全員避難を前提とした「計画的避難区域」に指定された。全国の原発の地元では今後、防災態勢の充実が急務となる。仮に範囲を「50キロ圏内」に拡大すると、対象は全国で1200万人を超え、避難場所や非常用食料の確保などコストを伴う課題も予想される。【平野光芳、足立旬子】

 国は内閣府原子力安全委員会が定めた防災指針に基づき、原発からおおむね10キロ圏内を「防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲」(EPZ)と定めている。自治体もそれに沿って原子力防災計画を立て、住民への周知や避難場所の確保、被ばくを抑えるヨウ素剤備蓄などを進め、避難訓練も実施してきた。

 ところが福島第1の事故の場合、政府は事故翌日の3月12日に20キロ圏内を「避難指示区域」に指定。4月には「警戒区域」に切り替える一方、最大47キロ離れた飯舘村などを「計画的避難区域」に指定して避難を呼び掛けている。放射性物質が長期間、大規模に漏れる事故は従来想定されなかったため、全国的にも原発10キロ以遠の正確な人口を把握していない自治体が多い。

 谷准教授は、05年国勢調査の人口データに基づき、原発周辺の人口を500メートル四方ごとに集計、各原発からの距離別に算出した。その結果、現行の「10キロ圏内」に居住する全人口は合計71万人(推計)だが、「50キロ圏内」では1207万人(425万世帯)と17倍にふくれ上がった。

 50キロ圏の人口が最多だったのは中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)で約214万人。10キロ圏内人口は約7万5000人だが、20キロ圏内は約21万5000人。50キロ圏内では県内最大の人口を抱える浜松市の中心部(約40キロ)や静岡市中心部(約50キロ)が含まれるため急増する。同様に、水戸市中心部が20キロ圏内にある日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)が約149万人(10キロ圏は約22万4000人)、40キロ東に福岡市のベッドタウンがある九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)は約148万人(10キロ圏は約2万8000人)などとなった。

 現時点で国がEPZを見直す動きはないが、原発の地元では住民の不安を受け、対象を広げる自治体もある。関西電力高浜原発(福井県高浜町)などに近い京都府は、EPZを独自に「20キロ圏内」に拡大、放射線の観測所を倍増するほか、被ばく医療機関の指定追加も検討している。鳥取県は中国電力島根原発(松江市)の20キロ圏内に境港市、30キロ圏内に米子市が含まれているため、従来の県の防災計画とは別に、原発からの避難に特化した計画を来年1月までにまとめる方針だ。

 防災計画の見直しに伴って、自治体によっては新たに数十万人単位の集団避難先確保や避難訓練の実施を求められることになる。

 ◇EPZ(EmergencyPlanningZone)

 「防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲」を意味する英語の頭文字。原子力安全委員会が80年に定めた「防災指針」によると、原発から8~10キロ圏内を指す。米スリーマイル島原発事故(79年)などを考慮し、放射性物質が放出されても累積放射線量が10ミリシーベルトに満たないことを目安に設定された。防災指針は、EPZ内で重点的に資材の準備や通信手段の確保、避難場所や避難経路の明示などを行うよう求めており、各自治体もこれに沿って防災計画を立てている。

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2011年5月 7日 (土)

日本と世界、どこへ向かっているのだろう

ここの所、気になっていたニュースがいくつかある。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20904420110502

カダフィ大佐の家族がNATOの空爆によって亡くなったこと

それから、震災後の国の対応に対する批判

なぜ、もっと早く避難区域にしなかったのか
中電の原発停止、「要請/お願い」では生温い
もっと、リーダーシップを!

それから、もっとある。

がんばれ「ニッポン」
ニッポンは強い国!

ビンラディン容疑者殺害で大統領の支持率が上がる。


どれもに、同じ方向からの風が流れている気がする。


たとえば、避難区域について。
なぜ、もっと早くに、強制避難させなかったのか?

この手のニュースに関する日記にはそういう意見ばかりだ。
だけど、本当に、福島の人たちは、
「国」に、避難を「強制」して欲しかったのだろうか?
今、「強制」にされてしまった農家は、大変だろう。農機具なんかをローンで買っていたら、破産だ。決して帰れないんだから。
そんなの、都会に住む人たちの「世論」や「国」に決めて欲しいだろうか。

学校の放射線基準。もちろん、すずめだったら一目散に逃げてるけど、でも、本当に、学区の子供たち、親たちは、国に、「通ってはいけない学校」という枠にして欲しかったろうか?危ないと思ったら、「個人的に」どこにでも逃げていけば良い。近隣の学校でも受け入れてくれるはず。東京でも、どこでも、いろんなNPOやら団体が斡旋してる。「強制」されたら、それしか選べないけど、基準内なら、個人の自由だ。なのに「強制」して欲しかったんだろうか。

中電の原発停止に対する「要請」もそうだ。
すずめは、絶対、浜岡は止めて欲しいと思うけど、首相が「要請/お願い」「法的根拠に基づくものではない」っていうのは、あるべき形だと思う。
私たち誰もが知っている歴史。
国家が独占資本を支配するというのは、戦争への大きなファクターだった。中部電力っていう私企業に国家が命令するって、何か違う。
あくまで、中部電力が自主的に止めるべきだ。(今まで何度も止めてるんだから、ちゃんとシミュレーションはできてるはず)

だけど。。。

みんな、そうじゃない。
強制的に退去させる力
強制的に停止させる力
強い、国家の力
を望んでる。

こういう危機があると人はみんな、そういう気持ちになるものなのだろう。
それはわかる。
だけど、日本だけでなく、
NATOが、アメリカが、イスラム圏が。。。
世界中がそういう流れにあるとなると、
なんか、
ちょっと、薄ら寒い風を感じずにはいられない。

もし、
これから、アメリカがイスラムのテロに襲撃されたら、
イスラムの人たちは大喜びするんだろう。
アメリカがビンラディンの死を喜んだように。
そして、そのテロに強い報復を望むんだろう。

そして、
日本も、
リーダーシップっていう名の下に、
強い「国」の力を求める。

日本と世界、どこへ向かっているのだろう。
なんか、同じ方を向いてる気がする。
その先に何があるんだろう。

「平和な時間」じゃない気がする。


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焦点:ビンラディン容疑者の殺害、残される適法性の議論
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1592753&media_id=52


 [ニューヨーク 5日 ロイター] 米海軍特殊部隊によるアルカイダ指導者ウサマ・ビンラディン容疑者の殺害について、オバマ政権は適法だったと主張するが、米国の国際法の専門家たちは、法律上の重要な問題が残されていると指摘する。

 2001年9月11日の米同時多発攻撃を受け、米議会は大統領に「武力行使容認決議」などテロ対策で幅広い権限を与えたが、一部専門家の間からは、ビンラディン容疑者の殺害作戦は国際法上の適法性が不明確だとの声が出ている。

 米政権がブッシュ時代から最重要指名手配者としていたビンラディン容疑者の殺害を受け、米国内ではオバマ大統領の支持率が急上昇したが、国際社会では今回の米国の行動は行き過ぎではないかとの懸念も浮上している。

 ミシガン大学ロースクールのスティーブン・ラトナー教授は「法律問題としては難問だ。多くの問題は、ウサマ・ビンラディンが交戦相手の戦闘員なのか、大量殺人の容疑者なのか、どちらと考えるかにかかっている」と述べた。

 オバマ政権が主張するように、米政府がアルカイダと戦争状態にあるという理屈なら、ビンラディン容疑者の殺害は合法だと言えるだろう。

 ラトナー教授は「ビンラディン容疑者が銃を持っていたかどうかは問題ではない。戦闘員の殺害は法律的に認められている」と語る。

 <司法長官は合法性を主張>

 エリック・ホルダー米司法長官は4日の上院公聴会で、「ビンラディン容疑者は9・11の実行組織であるアルカイダの指導者」であり、殺害作戦は合法だったと証言。「戦場で敵司令官を標的にすることは合法だ。第2次世界大戦中に行った山本(五十六の殺害)も同じだ」とも述べた。

 カーニー米大統領報道官は3日、米海軍特殊部隊がビンラディン容疑者の邸宅を急襲した際、同容疑者は抵抗したが、武器は持っていなかったことを明らかにしている。

 これについてもホルダー長官は、たとえビンラディン容疑者が降伏の意思を見せたとしても、「自衛のためや邸宅内のほかの人の保護のため、海軍特殊部隊の行動には十分な根拠がある」との見解を示した。

 アルベルト・ゴンザレス前司法長官も、ロイターの取材に「ビンラディン容疑者は軍事目標だった。われわれは紛争中だったという点に疑問はない。何を議論しているか私には分からない」と述べ、作戦の合法性を訴えている。

 <複雑な構図>

 さらにゴンザレス前司法長官も、ビンラディン容疑者が武装していたかどうかは問題ではないと一蹴。「ミサイルを発射したとしよう。ターゲットが武装していたかどうか、われわれは問題にするだろうか」と語った。

 一方、ラトナー教授は、ビンラディン容疑者が大量殺人の容疑者だとみなされる場合、米軍の作戦に関する法的解釈は違ったストーリーになってくると指摘。「その枠組み内での行動なら、殺害は容疑者が差し迫った脅威を示した場合にのみ許される」としている。

 問題を複雑にしているのは、ビンラディン容疑者が1998年、米大使館爆破事件を共謀したとして、マンハッタン連邦地裁に起訴されたこと。こう語るのは、ノースウェスタン大ロースクールの国際人権センターで所長を務めるデビッド・シェファー氏。「通常は起訴されている個人を捕えるのは、裁きを受けさせるため法廷に連れて行くのが目的。起訴中であるなら、文字通り即座に処刑するのは目的ではない」と指摘する。

 作戦を実行した海軍特殊部隊にどういった命令が出されていたのか、ビンラディン容疑者が降伏のためどういう行動をとったかなど、作戦には重要な問題が残されているという点でラトナー教授とシェファー所長の意見は一致している。

 シェファー所長は、海軍特殊部隊が身柄拘束ではなく殺害を命じられていたのであれば、国際法上は問題ないとしても、米国の理想には反するのではないかとの疑問を提起。「米国社会の特徴として、少なくとも交戦規則に沿って拘束を命じるのが、米国の価値観にはよりふさわしかったのではないか」と語っている。

(ロイター日本語ニュース 執筆:Andrew Longstreth記者、翻訳:宮井伸明、編集:野村宏之)

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少し安心/浜岡原発

原子炉停止要請に中電結論出ず
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1593525&media_id=2


本当は、ココまででも、かなり、安心できる状態に「進歩」したのだ。
なのに、メディアのこの後ろ向きの報道は何だろう?


浜岡については今までも何回か日記に書いてきた。
本当は、ものすごーっく、危ない局面にあったのだ。
今回のソーリの要請は、非常に効果があった。

たとえば、コレは地震直後、3月18日のすずめの日記

http://suzume6.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-ef8e.html


そして、その後、28日

http://suzume6.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-ee4e.html

中部電力は、原発を止めるどころか、
福島と同じく古くて危ない3号機(日記の下部参照)
現在停止中だったのを、わざわざ稼働させちゃうつもりだったのだった。(コレに対して、知事はもちろん、総理にさえ、『ダメ』って言う権利がないっていうのが悲しいんだけどね)

しかも、
このころ、何度か、
「今週にも再会」なんていう事態になってて、
たくさんの人が反対してたのだった。
ウワサでは、5月の連休明けに再会?とも言われてた。

だから、まずは、この古い現在停止中だったのが、再会されないだけで、すんごい大進歩なのだ。さすがに、ここまで言われてたら、全面停止はできないとしても、現在停止中の古いのを再運転できないだろう。

それはそれで、とっても大きな進歩だ。
今まで、100万人もの人たちが署名やら、いろんな運動をしてきて、
でも、中部電力の社長は、止めるどころか、運転再開しようとしてたのだ。
政治の力は大きいっていうコトなんだろうけど、
企業はもっと、反対する一般庶民の声を真摯に聞く姿勢を持つべきだよね。
っていうか、中電はそういう企業じゃ無いんだ。

ばっかやろーっ。


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以下、3月18日 20日 のすずめ日記から

浜岡原発は

現在、
1号機から5号機まである。
そのうち1号機と2号機は1976年、1978年に建てられており、ともに2009年の1月に運転を停止している。


3号機 BWR
• 運転開始 :1987年8月28日
• 定格出力 :110万キロワット
4号機 BWR
• 運転開始 :1993年9月3日
• 定格出力 :113.7万キロワット
5号機 改良型沸騰水型(ABWR)
• 運転開始 :2005年1月18日
• 定格出力 :138万キロワット - 国内の原子力発電所単体では最大出力

この3つは現在も運転中。
.

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浜岡原発の3号機は、今回福島で事故のあったのと同じBWR 沸騰水型原子炉

危ないかも?というコトで,改良型ってのもある(ABWR) 。

止めて欲しいという要望の署名が100万単位で提出されている中、

止めるどころか、定期点検中の古い原子炉さえ、再稼働へ動いてるのだ。
それに対して、知事さんは、オッケー、容認だって。
(実は、静岡県内のニュースでは、許可をしてしまったという事が流れたんだそう。。。だけど、ソースは未確認なので,分からない)

福島での出来事をナメすぎてないだろうか?

中部電力

福島原発、政府賠償1兆円超も 例外規定を初適用へ
共同通信 2011/03/20 19:15
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032001000542.html

(結局はソレ、あたしたちが税金で払うってコトね。電気料金の他に)

コンな事になったら、持ちこたえられるんだろうか。。。ってか、

もし、浜岡で同じ事が起こったら、マジで日本の経済は完全に壊滅するから、関係無い??


3号機
原子炉形式:BWR
運転開始 :1987年8月28日
定格出力 :110万キロワット
4号機
原子炉形式:BWR
運転開始 :1993年9月3日
定格出力 :113.7万キロワット
5号機
原子炉形式:改良型沸騰水型(ABWR)
運転開始 :2005年1月18日
定格出力 :138万キロワット - 国内の原子力発電所単体


1号機、2号機は廃炉。
だけど、廃炉にするって,膨大なお金がかかるんだってね。。。原発って、全然トクじゃないじゃん。

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2011年5月 5日 (木)

学校の放射線量基準の背景って何?


ここの所、
ずっと、この手の日記を書いていたのに、
この小佐古教授の辞任、年間20ミリシーベルトなんていう基準に関して、
ものすごく反感を感じながらも、なぜか、釈然としない部分があって、日記に描いてなかった。

なぜなのだろう。
なぜ、こんな基準を文科省は設けなければならなかったのだろう。
すずめには、どうしても、それが疑問なのだ。
WHOの基準は 20mSVまで。だから、その上限で決めたと言う事。
なぜ、その数値にしたのだろう。
20msvというと、大人の職業被曝と同等になるという。そんな数値が子供に許されるはずが無い。

そもそも、この、小佐古教授、どういう人なのだろう。

たとえば、こんな記事を見つけた。

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110430/1304147154

うーん。この記事を鵜呑みにしても良いのかが1つ。でも、何やら、怪しい。


何でも、ヒトと違った方を向きたがる習性の鳥、すずめなので、
ちょい、また違った方向で考えてみた。


マイミクさんはご存知の通り、すずめは、国の水道水や野菜の基準に対しての「安全」っていうプロパガンダがすっごく、気に入らなくてイロイロ日記を書いてた。
だから、放射線に対して、すずめはとってもキモチワルイと思ってる。それから、もし、この小学校に自分の親戚なり、家族なりが学区になってたら、個人的には、何をおいても引っ越すべきっ!と思う。それが大前提での意見。


先ず、推測その1
今回の幼稚園や学校の基準に関しては、1年のタームで考えるっていうコト。
だけど、もし、今後、放射線量が減っていくとしたら、1年後にはもっともっと、減ってるはず。特に半減期の短いものなどは、どんどん無くなっていくのではにだろうか。だとすると、今の一日当たりの放射線量に365日をかけ算する事には意味が無いはず。半減期を加味した予測放射線量を掛けての計算を示すべきではないだろうか。(なぜ、それが発表されないのかが分からない。)
そして、その想定に対して、実際の放射線量が推測通りに進まない場合は、その時点で退避させても良いのかもしれない。そのチェックポイントも予め、決めておけばいい。

推測その2
もしも、設定基準を越えた学校があれば、校定で遊べない措置、もしくは閉校などの対策をとらなければならないのだろう。でも、もしかして、そちらの方が容易いのでは無いだろうか。それなのに、なぜ?
結果的に、もし、親が嫌なら、疎開すれば良い。実際、多くの人たちが、福島から離れている。各地でそのような受け入れの態勢が取られている。
基準の数字がいくつであっても、危ないと思う人は逃げてるだろう。
「安全」というイメージには人それぞれ、幅があるし、あって良い。
残りたいと思う人がいても良い。人それぞれ、いろんな背景があるはずだし。
だけど、
もし、閉校ということになったら、全員が強制的に退避すべしという事になる。


拡大的にいえば、
20km圏内は確かに危険だけど、「強制」というのではなく、住民の自由意志が尊重できる形もあるべきではないかとも思う。
(ただし、重ね重ね言うけど、それが『危険だ』というコトは、しっかり、情報として流すべき)


上は、ひねくれすずめの推測。
本当は、もっと裏があるのかもしれないし、
何も無いのかもしれない。

いずれにしても、
分からない。
ただ、短絡的に「国はバカ」を連呼するネットぴーぷるにはちょい、危なさを感じる。


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引用記事:

■「老婆心ながら守秘義務」と官邸、小佐古教授に
(読売新聞 - 05月02日 23:14)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1589977&media_id=20

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1589929&media_id=2

福島県内の幼稚園や学校などでの屋外活動を制限する放射線量が「年間20ミリシーベルト」を前提に「毎時3.8マイクロシーベルト」と決められた問題で、政府と東京電力の事故対策統合本部(本部長・菅直人首相)は2日、内閣府原子力安全委員会がこれを妥当と認めた経緯を文書で公表した。安全委は正式な委員会を開かず議事録もなかったため「透明性に欠ける」などと批判されたほか、小佐古敏荘・東京大教授が「(緩すぎて)容認できない」として、内閣官房参与を辞任している。

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2011年5月 2日 (月)

bin Ladin死亡、もうWikiに載ってる。

■ビンラーディン殺害、米大統領「正義を達成」
(読売新聞 - 05月02日 12:36)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1589401&media_id=20

すごいニュース。だけど、日本語じゃソースが限られてそうだから。。。
まず、bin Ladinで引いてみた。

当然、wikiが出てくるんだけど。。。
もう、(この日記を書いてるお昼の1時50分現在ね。。。このニュースが流れたのってお昼ご飯食べながらだから、ちょい、1時間程前?)
Wikiに載ってる。


Osama bin Laden
أسامة بن لادن
March 10, 1957 – April 30, 2011 (aged 54)

On May 1, 2011, U.S. President Barack Obama announced on national television that bin Laden had been killed in Abbottabad, Pakistan by American military forces[1][8] and that his body was in U.S. custody.[2]
(注釈は下に)

亡くなったのは、30日ってコトね。
で、イロイロ考えて、
「緊急発表」したの?

関係ありそうなのを拾ってみると。。。


Obama administration
U.S. Secretary of Defense Robert Gates said in December 2009 that officials had had no reliable information on Bin Laden's whereabouts for "years". One week later, General Stanley McChrystal, the top U.S. commander in Afghanistan said in December 2009 that al-Qaeda will not be defeated unless its leader, Osama Bin Laden, is captured or killed. Testifying to the U.S. Congress, he said Bin Laden had become an "iconic figure, whose survival emboldens al-Qaeda as a franchising organization across the world", and that Obama's deployment of 30,000 extra troops to Afghanistan meant that success would be possible. "I don't think that we can finally defeat al-Qaeda until he's captured or killed", McChrystal said of Bin Laden. "Killing or capturing Bin Laden would not spell the end of al-Qaeda, but the movement could not be eradicated while he remained at large."[127]

オバマになってからも、追いかけてたんだけど。。。
でも、もちろん、彼が亡くなったからって、終わりじゃない。
っていうより。。。なんか、余計怖い??

^ a b "Bin Laden Dead, US Officials Say". The New York Times.
^ a b "Al-Qaeda leader Bin Laden 'dead'". BBC News. May 1, 2011.
^ "Crowd in Washington celebrates news that bin Laden is dead". StarNews Online. May 1, 2011.
^ The Cost Of Being Osama Bin Laden retrieved 15th of March 2011
^ "FBI Ten Most Wanted Fugitives". FBI.gov. Archived from the original on January 3, 2008. Retrieved 2010-05-26.
^ Dan Eggen (August 28, 2006). "Bin Laden, Most Wanted For Embassy Bombings?". The Washington Post. Retrieved 2010-05-26.
^ "'Most wanted terrorists' list released". CNN. October 10, 2001. Retrieved April 03, 2011.
^ a b "Osama bin Laden is dead, Obama announces". The Guardian. May 1, 2011.

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避難の意味/原発から20キロ圏の放射線データ

一時帰宅、3日に「実地試験」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1588938&media_id=4

まず、今、福島の20キロ圏って、どの位の放射線量なんだろう。。。

http://www.kantei.go.jp/saigai/

首相官邸災害サイトで見てみると。。。

http://www.kantei.go.jp/saigai/genpatsu_houshanou.html

モニタリングデータ

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/05/01/1305668_050119.pdf


ざっと見た所、

双葉郡葛尾村上野川  29
(32km西北西)5月1日13時20分 降雨なし
*2 電離箱における値 
マイクロシーベルト/時
(記載のない限り屋外) 
日本原子力研究開発機構の測定


29っていうと、どの位?

ざっと30ってコトにして、
24時間いると、720マイクロシーベルト/時

この書類の下の方に、放射線量の目安が書いてあるけど、
胃のX線が600マイクロシーベルト/一回

ざっと、24時間で胃のX線1枚って勘定。
毎日いてはいけない場所であるのはむろんだけど、
ある程度、管理(行く人、服装や防御の方法など)すれば、まあ、許容範囲とも言えるかもしれない。


ところで、
そういえば、WHOの基準にも、一時帰宅ってあった気がした。
http://www.who.int/ionizing_radiation/a_e/en/Radiation_emergency_guidelines.pdf

The generic optimized intervention levels recommended for temporary relocation and permanent
resettlement are given in Table 5.

最適化された介入レベルは一時移動、と永住は 表5で推奨している

Table 5. Recommended generic intervention levels for temporary relocation
and permanent resettlement


Initiating temporary relocation 一時移住の開始
30 mSv in a month  1ヶ月に30mSv

Terminating temporary relocation
一時移住の終了
10 mSv in a month
1ヶ月に10mSv

Permanent relocation
永久移住
1 Sv in lifetime
生涯にわたっって 1Sv


----

上のは、1月で30mSv
で出なきゃいけなくて、10mSvにならなきゃ戻れない。

現在の双葉郡の上の地点では、1時間で29mSvだから、
コレに23x30で1ヶ月。。。うーん、かなり遠い。

もし、この、帰っても良いレベルを、1時間あたりに直すと、

10 ÷ 31÷24
だと、0.013

上の20km圏にはこのレベルの場所は無い。
一番低くて、この10倍だ。


-----

それにしても、
国は被害状況を隠してるっていうウワサを聞くけど、
普通にちゃんと、公開してる。
上のURLの表でも、ざっと80カ所以上の観測地が並んでる。
半径20キロの円内の80カ所っていうと、かなり細かい。
「分かりやすく」っていう批判もあるけど、御丁寧に、毎回、年間被曝量の目安の図だの、イロイロ素人でも分かるオマケも載せてる。
しかも、
出してる場所も、首相官邸から、簡単にリンクされてる場所だ。
誰でも簡単にアクセスできる。

結局、マスコミ情報だけを頼りにしてしまうと、かなり偏った印象を持ってしまうというコトだろう。っていうより、マスコミに相当、洗脳されちゃうってコトじゃないだろうか。

---

ってコトで考えると、
「ぶっちゃけ」
年配の人とか、ある程度、自由に行っても良いかもしれない。
一週間に1度、半日とか。
でも、子供や女性はもちろん、若い人はダメ。
行く人によって、区分けをすれば良いはず。
。。。って「ぶっちゃけ」そんなコト、誰でも知ってる。だけど、国には、「高齢者はお好きにどうぞ」なんて言えない。そんなコト言おうモノなら、また大バッシングが始まるに決まってるからだ。
だから、結局、全員がダメにするしか無い。

ねえ、避難する意味、
「ぶっちゃけ」言えば、みんな助かるのに。


----


 政府は1日午後、福島第1原発から半径20キロ圏内の「警戒区域」で行う避難住民の一時帰宅に関し、福島県や関係9市町村と同県郡山市内で協議し、関係自治体職員による「実地試験」を3日に行うことを決めた。住民が一時帰宅する本番の日程は、試験結果を受けて同日に改めて話し合うが、今月中旬以降になる見通しだ。

 実地試験は、先に政府が発表した基準に沿って行う。警戒区域内はバスを使ってまとまって移動し、自宅への誘導や通信など運用上の問題が生じないかどうかを調べる。

 一時帰宅の時期に関し、政府側は前回4月29日の協議で「大型連休明けに始めたい」としていたが、前提となる実施計画づくりが遅れている。1日の協議後、複数の自治体側出席者が「連休明け早々は難しい」と述べ、中旬以降にずれ込むとの認識を示した。

 一方、協議では、一時帰宅を1世帯1人に限定する政府方針に対し、自治体側から住民の自宅などでの活動の安全性を考慮して「2人にした方がいい」との要望が改めて出された。その結果、原則は1人としつつ、高齢者世帯など個別の事情を勘案して、1世帯2人の一時帰宅も特例として認める方向で調整することになった。

 避難住民の希望が強い自家用車の持ち出しについても具体策の検討を続ける。 

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2011年5月 1日 (日)

そもそも、生食用肉は流通していない事実

■別の焼き肉店でも男児死亡…加熱用肉を生食提供
(読売新聞 - 05月01日 03:03)
記事は最後に引用


「生食用」の牛肉、鶏肉は流通していません
厚生労働省は、「生食用食肉等の安全性確保について」の通知で、生食用食肉の衛生基準を示していますが、平成20年度にこの通知に基づいた生食用食肉の出荷実績があったのは、馬の肉・レバーだけでした。牛肉については国内と畜場から生食用としての出荷実績はなく、一部生食用として輸入されているものがありますが、その量はごく少ないものと考えられます。また、鶏肉は生食用の衛生基準がありません。したがって、牛肉、鶏肉は、生で食べると食中毒になる可能性があります。

(以下サイトよりの引用)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/anzen_info/nama/index.html

----


この記事のニュースを見ていたら、
そもそも、この飲食店に限らず、生食用の肉は非常に特殊なもので、
解体業者も限られているというのを記した日記に出会った。

??

って思って調べてみて、仰天。
上のサイトを見つけたのだった。


でも、ユッケとか、その手のものって、多くのお店でやってるよね。
そんな希少な食品を使ってるとは思えない。

ニュースでは、
「知らなかった」となってるけど、
さすがに、この焼き肉屋さんにだって、何人かの専門家はいるはず。
知らなかったなんて、あり得ないだろう。

おそらく、他のレストランなども、
今回のこの「知らなかった」を聞いて、ドキっとしてるはず。
多くも、
生食用じゃ無いものを、
知らなかったコトにして、
出してたんじゃないだろうか?


っていう、すずめの妄想が当たってるかどうかは、
今後、焼き肉屋さんでユッケがメニューにあるかどうかで、
分かる。
もちろん、しばらくは、風評被害を恐れてメニューから消えるだろうけど。
その後、ほとぼりが冷めても,戻ってこないんじゃないだろうか?

で、
ゆっけを再び供したお店があるとしたら、聞いてみると良い。
コレは
生食用肉を製造する専門業者から仕入れている正規のものですか?
と。

http://www.nemko.jp/jpn/download/FOOD1009111358.pdf

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 富山県砺波市の焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」砺波店で、生肉のユッケを食べた同県高岡市の男児(6)が腸管出血性大腸菌「O(オー)111」に感染して死亡した集団食中毒で、福井市の同チェーン店で食事をした未就学の男児もO111に感染し、死亡していたことが30日、厚生労働省などへの取材でわかった。

 同チェーンを経営するフーズ・フォーラス社(金沢市)が、厚労省の基準で生食用にできない肉をユッケとして客に提供したことも判明。富山、福井両県でさらに調査している。

 厚労省などによると、男児は下痢、血便などの症状で4月21日に入院。O111が検出され、腎臓障害などを引き起こす溶血性尿毒症症候群(HUS)の疑いで重症となり、同27日に死亡した。男児は発症前、福井市内の同チェーン店で食事をしていたことがわかり、福井県が従業員に事情を聞くなどして、同店での食事が原因かを確認している。

 同チェーン全20店舗に肉を卸販売している東京都板橋区の食肉販売業者は本紙の取材に対し、「そもそも生食用の肉は扱っていない。焼き肉など加熱用の肉のみ」と説明。卸した肉の包装などにも生食用とは記載しておらず、フォーラス社も「生食用でないことはわかっていた」と認めた。

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