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2011年4月16日 (土)

おしまいの後の手

■福島第一原発、電源の多重化工事に着手
(読売新聞 - 04月16日 11:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1572249&media_id=20

いろんな批判ばかりがある中、
本当は、東電やその他の技術陣はベストジョブを尽くしていると思う。

野党はこれを政争の道具に使っているけど、
与党が変わったら、違う方策を取れたろうか。


東電や保安院が結果として行う方策は1つ。
メディアはそれしか報道していない。
国は、
その方策を選んだ経緯、他の選択肢、データ。。。膨大な専門的な内容を含むものを、一々公開できない。してはならないだろう。なぜなら、それをすべて明らかにするということは、テロリストたちの良い情報源になってしまうことにもなるだろうから。福島だけじゃなく、世界中の同型の原子炉に対して。

彼らだって、
外の何の情報も無い批評家が言うような事は、
解決策の選択肢に入れているだろう。
だけど、
それを選んでいない。
その根拠や詳細は分からないけど、
そうで無い、批評家が言うようなやり方をしたら、大成功だったなんていう保証だって、どっちみち無いのだ。

そういうのも、将来、きちんとした形で精査、検証されるんだろう。
いずれにしても、
後で言うのは容易いんだけどね。

地震以来、
ドミノ倒しのように、
「可能性」リストの中で、
最悪の項目が起こり続けてきた。
それは、
誰のせい?

誰のせいでもないはず。

だって、
ずっと、

原発反対派は
原発は事故が起こったら、「おしまい」って言ってた。
その事故が起こってしまったのだ。

原発は、
止めたってすぐには温度が下がったりしない。
何ヶ月も、何年もかかる。
津波で,電源が電源が供給できなくなった時点で、
建屋が吹っ飛ぶことも、
炉心が溶けることも、
決まっていた。

私たちは、
辛くも
「おしまい」の後も
生き延びている。

あの事故は、
もともと、起こったらおしまいの事故だったのだ。
被害を今の程度に押さえていられるというのは、
必死の人たちのベストジョブだろう。
もちろん、いろんな批判はあるにしても。
批判はどんどんいうべきだ。具体的に。
だけど、
具体性が無い、
単なる政権批判は、全否定であり、悪い方に向かわせるしか無いよ。
今、選挙なんてもってのほか。
とにかく、今の指揮官たちには、彼らがベストジョブを尽くせるように、力を与えてやらなければならない。私たちがかつてのコイズミ政権に与えたような、追い風を。(ってアレもまあ、アレだったかもだけど)

本当の私たちの冒した大間違いは、
こんな原発、54基に頼る社会を作ってしまったこと。
だれもこの問題に興味を持たず、
原発はクリーンなどという宣伝を鵜呑みにし、
電気が無ければ暮らせるのかという脅迫に押し黙り、
政治と
原発建設、政権癒着の仕組みにも見て見ぬフリをしてきたことだ。
それをやってきたのは、誰だろう。

それを考えたら、
今、政争ごっこなんて、
やってる場合じゃないよねって、思う。


----

こんなニュース


http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110415-OYT1T00128.htm?__from=mixi

東芝と日立、2900人体制で原発事故対応

 東芝と日立製作所が、福島第一原発事故の事故処理などに、海外企業と協力して両社計2900人体制で対応していることが14日、明らかになった。

 東芝は、米原子力子会社のウェスチングハウス(WH)などの応援も得て1400人体制で、原子炉を監視する無人ヘリコプターの提供、運営のほか、炉を冷却する仮設ポンプや変圧器などを現場に届けている。

 最大の課題となっている高濃度汚染水の除去については、原子力総合メーカー仏アレバから汚水処理設備の提供を受けている。

 日立も、スリーマイル島やチェルノブイリの両原発事故処理の経験を持つ、米プラント大手ベクテルや電力大手エクセロンなどと1500人体制で、水素爆発を防ぐための窒素注入や使用済み燃料プールの機能回復などに取り組んでいる。

(2011年4月15日01時19分 読売新聞)

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