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2011年4月30日 (土)

これからの日本経済/'95年の経済白書

いつかは来ると思ってた地震、
もし起こったら日本はおしまいだと言われていた原発事故

それが起こってしまって、
しかも、未だ先行きが見えない状態で、
ゴールデンウィークも、イマイチ、遊ぶ気になれないっていうか、
そんな言葉さえ、不謹慎に感じてしまう今日この頃。

本当に、
これから、どう、なっていくのか。

どうやったら、その「先行き」を垣間見る事ができるのだろうか。


阪神淡路のころはどうだったんだろう。
すずめ的に記憶してるのは、この阪神淡路の直前、世の中はマンションの建設ラッシュだった。バブルが収束して、価格も安定し、郊外から都心へ市場が戻って来た時代。。。。そこへもって来て、大地震。
そんなおぼろな記憶。

そう、思って、ググってみた。
当時の経済白書。

http://www5.cao.go.jp/keizai3/keizaiwp/wp-je96/wp-je96-00101.html
第1節 1995年度の日本経済


とっても長いので、総論の所だけ抜粋(原文をどうぞ)

1. 概  観

(景気は足踏みから再び回復へ)

日本経済は1993年10月を底に景気回復局面にあったが,94年10~12月期には個人消費や住宅投資が減少するなど景気回復テンポが緩やかであったところに,95年に入って急激な円高,アメリカ経済の減速,阪神・淡路大震災等社会的不安等の外的なショックが重なり,年央には景気回復に足踏み。。。は公共投資の増加,金融面からは公定歩合の引下げ等の金融緩和措置が。。。円高是正。。。95年末以降景気には明るい動きがみられるようになっている。現在,民需の動きに堅調さが増しており,景気は回復の動きを続けている。。。設備投資や個人消費等の民間需要が更にしっかりしたものとなることが必要である。

(回復テンポが緩やかだった今回の景気回復)

民間設備投資がストック調整やバランスシート調整の長期化により94年中も減少。。所得の伸び悩みから個人消費の回復が緩やか。。純輸出が回復期に入ると減少に転じてきた

(95年に入っての外的なショック)

しかし,金利上昇を受けて住宅建設は94年央以降前期比で減少に転じ,また,94年度には特段の経済対策も採られなかったことから公的固定資本形成も減少。。。。。。1月の阪神・淡路大震災で,比較的短期的とはいえ生産・消費活動等に影響を与えるとともに,心理的なマイナスの影響もみられた。。。3月以降急激に進行した円高。。。4月には80円を切った。。。。100円強で推移


(95年央に景気は足踏み)

95年4~6月期には鉱工業生産が,個人消費の減速による消費財生産の減少や,住宅建設の鈍化等を受けた建設財生産の減少等から低い伸びにとどまった。消費者マインドは1~3月期に低下していたものが更に低下した。。。。

(再び回復へ向かった景気)

金融緩和や経済対策等の政策的対応が採られ,住宅建設や公的固定資本形成が景気回復を主導していた。

。。。,95年末から景気には明るい動き。。。95年4~6月期の前期比成長率0.6%のうち公的固定資本形成の寄与度は0.3%ポイント,7~9月期成長率0.6%のうち寄与度0.5%ポイント,10~12月期成長率1.2%のうち寄与度0.6%ポイントとなっている。なお,96年1~3月期の成長率は3.0%と高い伸びとなったが,これは,公的固定資本形成が0.8%ポイントと引き続き大きな寄与を示したのに加え,個人消費や設備投資が堅調に増加したためである。。。

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もちろん、当時と今の経済的背景、被害規模の違いはあると思うけど、
でも、
多少、同じ要素もあるだろう。


だとすると。。。
経済、雇用、その他、今は冷え込みを増しつつあるけど、
これを過ぎれば、年末までには、回復、成長に移行していくかもしれない。
消費マインドにしても、
いつまでもこんな状態は続かないはず。

ちなみに、この翌年の経済白書の概論のタイトルはこうだ。

第1章 バブル後遺症の清算から自律回復へ

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