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2011年1月14日 (金)

刑法犯8年連続減、しかし高齢者の殺人急増 :統計を見てみる

■刑法犯8年連続減、しかし高齢者の殺人急増
(読売新聞 - 01月14日 06:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1468080&media_id=20


こういうのを鵜呑みにしちゃいけないかもっていうことで、
ソースを探してみた。


http://www.npa.go.jp/toukei/keiki/hanzai_h21/PDF/H21_ALL.pdf


この真ん中程の所に、
年齢別検挙件数 ( 総数表 )

ってのが出て来る。

なるほど、確かに高齢者の犯罪件数の多さは驚くベキモノがある気がする。
世間のニュースでは、青少年の犯罪率ウンヌンをイロイロ言うけど、
実体は違う。
(多くの人が知る通り、青少年の犯罪率は年次的にもどんどん下がっている)

ただ、大雑把に「犯罪率」と言うと、どこまでのものを含めるかと言う問題がよく言われる。たとえば、道でおしっこしちゃうってのも軽犯罪。だけど、こういうのが増えるか減るっていうのは、実際に道でおしっこしちゃう人が増えるとかっていう意味じゃない(場合が多いはず)。その程度でも警察官が取り締まる年かどうかっていうのが、大きいのだ。たとえば、サミットとかがあれば、その関連の場所では、おしっこ程度でも(ホントはテロかもしれないし)厳重に取り締まる。もちろんこういう場所には警官がたくさん配備されるし。。。逆に、その他の地域や部門では手薄になったりする。犯罪ってモノに対する基準も変わる。だから、こういう数字の推移とか、鵜呑みにしちゃいけない。

統計の中での「重用犯罪」や「殺人」意外の数値は、この際、考えない。


さて、それでみると。。。
全年齢層で最も刑法犯罪総数、凶悪犯罪が多いのは、
30-39歳
総数109,974件 凶悪犯罪 1,292件 殺人 201件

だれかがこのグラフを人口当たりに換算してくれるとおもしろいんだけど、
この年齢層は確かにいわゆる団塊ジュニアでもあり、そこそこ人口の多い年齢でもある。だけど、まあ、何倍もあったりしないので、やはり、比率としては多いのは確かだろう。社会的活動が活発で、いろな問題と関わる機会の多い年代でもあるし。

どの年齢層も総数としておよそ5万。
40-59才が6〜75000と少し高い。


まあ、いずれにしても、
世間で言う程、
『イマドキの若いモノは。。。』悪く無いってのは確か。
最も分別があり、
ゆとり教育世代でもない、
オトナが一番犯罪を犯してるワケだ。

さて、その中での高齢者。
やはり、高いというべきか。


70歳以上
総数32542件 凶悪犯罪 174件 殺人 88件

ちょっと前に、
日本はどんどん悪くなってるってみんなが思ってるっていうアンケートの日記を書いたけど、
こういう統計に関して言えば、日本はどんどん良くなっている。
特に,若いコは良くなっている。
http://www.chironoworks.com/ragnarok/psychology/log/eid41.html

唯一、
高齢者、オトナだけが、
良くなっていっていない。
その原因は何なのか。
確かに、介護や看病の疲れがあるだろう。しかし本当にそれだけだろうか?
刑法犯罪総数、凶悪犯ともに、この件数。

記事中には

>同庁によると、高齢者による殺人の動機の41%は「怒り」で、「介護・看病疲れ」(17%)、「恨み」(16%)と続いた。配偶者や子など親族が被害者となるケースが7割を占めた。

高齢者のキレやすさが出て来る。
これもまた鵜呑みにして良いかどうか分からないが、
でも、統計的有為差以上のものがあるのは確かだろう。


ちなみに。。。全世代の中で、高齢者が一番お金持ちだ。
貯蓄率、持ち家率ともにとっても高い。
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2009/02/post_4497.html

なんと!貯蓄が100万以下は4.9%
平均は2500万(ただし、ものすごくいっぱい持ってるヒトもいる)

いずれにしても、
マスコミが煽る、
「最近の若いモンは」。。。というイメージが、
ちょっと違うコトが分かるよね。

-----

 昨年の65歳以上の高齢者による殺人が前年より32件(22%)増の175件に上ったことが、警察庁のまとめでわかった。

 殺人が前年より27件減の1067件と、戦後最少を2年連続で更新する中での増加だった。

 同庁によると、高齢者による殺人の動機の41%は「怒り」で、「介護・看病疲れ」(17%)、「恨み」(16%)と続いた。配偶者や子など親族が被害者となるケースが7割を占めた。

 また、昨年1年間に全国の警察が把握した刑法犯は158万5951件で、前年より11万7093件(6・9%)減少した。8年連続の減少で、23年ぶりに年間160万件を割り込んだ。知能犯が8639件(16・3%)減の4万4363件と著しく減ったのをはじめ、強制わいせつなどの「風俗犯」を除く凶悪犯、粗暴犯など全項目で前年を下回った。

 ひったくりなど街頭犯罪(14罪種)は、一昨年まで10年連続最多の大阪府を東京都が約4500件上回ってワースト1に。これに大阪府、愛知県が続いた。

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