« 蒟蒻ゼリー/反論への論点 | トップページ | 事故が起こる時 »

2010年11月22日 (月)

カタカナへのすずめ的考察/日本語の力

カタカナ言葉


ちょい、思い出した。
前にも書いたかもだけど。


日本語のカタカナって良いと思う。
こんなすごい発明無い。
平安時代に、1000年の後の事を考えて、こんなモノ、作ってたとしたらホント、すごい。

表意文字である漢字。それに混ぜて使われる表音文字のひらがな。
この二つで日本語の殆どが表現できる。

でも、もう1つのオプションとしてカタカナがある。
それを、昨今、「外来語」を表現するための表音文字として使ってるワケだけど、それって、すんごい発明だ。さりげなく、ひらがな漢字混ぜた文の中で違いを表せる。

そして、このカタカナは、ありとあらゆる音を日本語の音に置き換えて表現できる。きっとバルタン星人の宇宙語もカタカナで書けるんだろう。
もちろん、表音文字と言っても、概ね全部の音が母音を含むワケだから、正確にはできるワケ無い。Thank you はサンキューになるけど、それはそれで良い。
だって日本語なのだ。
そして、そこが、日本語のすごいトコロだ。
どんな言語の音も、日本語にしてしまう。
日本語は、カタカナを持つことによって、こんなすごい機能を持ってるのだ。

そして、このグローバルスタンダードな時代。(ってすっごいよね、こんな形容までできちゃうんだから)このカタカナは新しい機能まで持ち始めた。

カタカナ言葉は、日本語だから、

シュークリーム
ワイシャツ

こういうガイジンには意味の通じないコトバもある。
もともと、外国語を日本の概念に合うように加工したのが、カタカナ言葉だから、そこで歪みが生じる。
たとえば、ワイシャツは、ホワイトシャツがナマったもの。きっと昔のおじさん達は、会社に行く時は、白いシャツって決まってたのだろう。ホントは英語では (dress) shirt.
T-シャツに対して、Yシャツなんて、すっごく良くできてるとすずめ的には思うけどね。

だけど、昨今の、IT用語には、そのまんま通じるものも多い。

たとえば、(何でも良いんだけど、てきとーに、ウェブからひろった英語)

Transfer files (PDF, DOC) through USB instead of Wi-Fi on your iPod touch, iPad and iPhone

こんな文章。

アイポッドタッチやアイパッド、アイフォンで
PDFやDOC(ワード)ファイルを、Wi-Fiの代わりにUSBでトランスファーする。


もちろん、コレ、IT系に弱いヒトには、きっと日本語で詳細に説明しても分かんないかもだけど、分かるヒトには分かるよね。殆どの名詞をそのまんま、カタカナで書き下しちゃえば、文章になってるし、通じちゃう。
これって、まさに、昔、漢文を書き下したのと同じ。
そして、これは、アルファベットに書き換えれば、世界中の人に伝わるのだ。


コレをカタカナの混じらない日本語にするのは至難の業だ。「ファイル」なんて、何て言えば良い?余計誤解しちゃう。
コレはコレで良いのだ。新しい文化として。
人の文化、技術、風俗、すべて、変わる。変わるのが自然だ。それに逆らって古き良きニホンゴに固執することに、どういう意味があるだろう?

これからの時代、
英語の書き下し文 っていう分野、確立されても良い気がするんだけどね。

それに、これは日本語の根幹を曲げて無い。
文法的ロジックとしては、正しい日本語だ。
そう、カタカナには、何を、どんなにバタ臭く、西洋カブレ的に取り込もうと、日本語の中身を浸食させない力がある。ファイアウオールみたいに。


だから、いくらカタカナ言葉が広まっても、日本語を損なうことにはならない。
むしろ、これからも、何千年と、文化や技術の変遷を経験しながらも、生き延びていくであろう存在として、力をつけていくことになるはず。


それにしても、1000年も前の日本人は、こんなコトまで考えて、カタカナを作ったとしたら(ってマサカ。。。)すごい!
カタカナって、日本人が綿々と伝えて来た文化の設計図を示すDNAなのかもしれない。


カタカナ、外来語を排斥する事には、意味が無い。
ヘンに曲げてひらがなや漢字の言葉にするんだったら、
そのままの方が良い。だって、外来語はもともと、日本では無い場所で生まれた概念なんだから。

これから先、
このカタカナ語はますます増えていくだろう。
だけど、
案じることは無いはず。
だって、それが日本語のすごさなんだから!


って、すずめの意見happy01

|

« 蒟蒻ゼリー/反論への論点 | トップページ | 事故が起こる時 »

すずめ的妄想」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1210811/37797205

この記事へのトラックバック一覧です: カタカナへのすずめ的考察/日本語の力:

« 蒟蒻ゼリー/反論への論点 | トップページ | 事故が起こる時 »