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2010年10月

2010年10月27日 (水)

若者の本ばなれ

「若者の○○離れ」メディアが使いたがる理由
元の記事は、下に抜粋。


http://www.excite.co.jp/News/society_g/20100911/Real_Live_1505.html

この記事、概ね同感。特に前半

たとえば。。。

昨今の若者の
活字離れが嘆かれるけど、
実際は、

>読書にいたっては、50代以上の世代の方が20代30代よりも本を読んでいないというデータさえある。

たとえば、こんなデータ

http://www.sogotosho.daimokuroku.com/?index=hon&date=20090902

個人的に、これを如実に反映してるって思うのは。。。

ベストセラーや売れてる本の主人公の年齢。
本当は団塊の世代あたりの人口が最も高く、
「若者の読書離れ」が事実だとしたら、売れるはずの、高年齢者に向けた本作りをするのが当たり前。
だけど、実際のところ、
主人公達の年齢は
10〜せいぜい、40代。
私の知る限り、50代はともかく、60代が主人公ってのは、あまり思いつかない。(ベストセラーなんて全く読んで無くて。。。広告や何年かたってからセカンドハンドで見る程度なんだけど)
雑誌にしても然り。
活字離れで考えると、ネット使用率はもちろん、若い世代の方が高いから、
ネット配信の活字を読む量だって言うまでも無く、若い世代の方が高いはず。

そして、それは、
過去の私たちと比べてもそう。
今の子達の方がずっと「文字」を読んでる。


少子化が進んでるとは言え、
マーケットの主導は、やはり若者。
6階建てのファッションビルがあったら1〜5階は若者用売り場。
若く無いヒト用は6階だけ。
雑誌も売れてるのは若者向けだけ。

じゃあ、団塊の世代向けマーケットとして、何だったら売れるのか。

知的商品?

ダメダメ、彼ら、本も読まない。
何だったら良いんだろう。。。

もっとも人口比率が大きく、
お金持ちで、十分若い年齢層

うーん。
旅行位かなあ。。


おじさんたちも、
若者を見習って、知的であって欲しいよね。

-------


若者のテレビ離れ、若者のクルマ離れ、若者の新聞離れ、若者の読書離れ、若者の理系離れ、
若者の映画離れ、若者の酒離れ、若者のセックス離れ…etc。

近頃の新聞やテレビ報道や週刊誌などのマスメディアは「若者の○○離れ」というフレーズを乱発
する。不況や少子化などの責任を若者に負わそうとするようなニュアンスもあり、若者は身に覚えの
ない罪を宣告されたような釈然としない気分を味わう。

■「○○離れ」は、大人たちの経済問題

(中略)

これはあまりに雑な前提だ。例えば、若者がクルマを乗り回すのが当たり前になったのはそんなに昔
のことでもないし、世代に関わらず日本人のセックスの頻度が低いのは周知の事実。読書にいたっては、5
0代以上の世代の方が20代30代よりも本を読んでいないというデータさえある。

なぜこのような滅茶苦茶なフレーズがまかり通ってしまうのだろうか? それはおそらく、マスメディアの
性質に原因がある。現在、新聞やテレビ報道や週刊誌などのマスメディアの主な消費者は、中高年に偏
ってしまっている。

30代以下の若年層の主な情報ソースが、パソコンや携帯などのインターネットになってしまったからだ。
当然、新聞やテレビ報道や週刊誌などのマスメディアは、お金を落としてくれる中高年層に合わせたモノの
見方で切り取った情報を提供するようになる。

http://www.excite.co.jp/News/society_g/20100911/Real_Live_1505.html

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2010年10月21日 (木)

管理者会への一里塚

■戸籍上「文久元年生まれ」も生存…東大阪市
(読売新聞 - 08月24日 21:44)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1319370&media_id=20


お役所仕事っていう批判もあるけど。。。

本当は、ある種の潔癖さを肯定しても良いかもしれない。
何年か前から全国で戸籍が電子化されてるんだから、こういうデータベースができてるのは、自明。それなのに、やらなかったっていうことかもしれない。
(本当にやってないなら、逆に褒めてあげたいけどね)


国民総背番号制議論の時、管理社会への危機感をみんなが感じていたはず。
そして、
その時の、コンセンサスとして、

情報としては電算化させる
だけど、その情報を他の事に流用しない。

っていうのがあったはず。
戸籍をデータとして分析したら、
それを国や市町村にさせたら、いろんなコトが分かってしまう。
まさに、個人情報のコアな部分なのだから。
たとえば、特定地域(部落など)の人の履歴
年金と組み合わせたらもっと、イロイロ分かる。
住民票の地域の地価や納税額と組み合わせることも、
データベースさえあれば、誰だってできちゃう。

その集計データを誰が「管理」するのか。。。

そのどこまでをやっても良いのか。
年金受給と年齢と、住民基本台帳のデータと組み合わせる事をやっても良いのか?

ホントは簡単にできる事だけど、
やって良いかどうかは、
簡単に決めちゃいけないコトだ。
それは、文久元年生まれのたった1人のデータがどうなってるかよりも、
遥かに、重要で、大きなリスクを持ってる。

こういうニュースに煽られちゃいけない。

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2010年10月20日 (水)

自転車乗ろう:3割が自転車通勤の国

ちょっと前、 エコロジカル フットプリントの記事があった。 その中で謎だったのが、デンマーク。 2010年のランキングでは、アラブ首長国連邦、カタールに継いで世界第3位なの だ。 その前年は5位。世界最高の幸福な国民がなぜ? と、いろいろ調べたんだけど、でも、理由は出て来ない。 そんな中、非常に興味深い記事があった。 デンマーク: http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100924/246211/?P=2 首都では 上の記事は、その経済戦略的背景がテーマなんだけど。。。 おもしろっ、都市部では3割自転車か。。。 そりゃイイじゃん。 って思うんだけど、でも、日本がそれをそのまま踏襲できるワケ無い。 たとえば、自転車で通える程度の所に家が持てるかどうか。 遠すぎっ。って思われるかもしれない。 だけど、そうだろうか? もしかして、現実的な範囲かもしれないヨ。 どれほど遠いかって、なかなかイメージできないかもだけど、ちょっと例を言う と、 東京の人口で最も多い世田谷区。そのど真ん中、奥沢から新宿副都心まで自転車 で行くと、片道、およそ11km。 大手町だと14km。 自転車の時速って、シティサイクルでも、15km/h~18km/h 位とか。合理的な道 順を通れば、1時間位? でも、世田谷とたとえば都心の職場。距離的に大したコト無くても、電車で行っ ても意外にかかる。乗り換えだけじゃなく、駅から目的地までの徒歩の距離もバ カにならない。たとえば、駅から徒歩10分の東急線沿線に住んでても、新宿から徒歩5分のオフィスに通うためには、1時間は見るはずだ。 でも、自転車でもきっと同じ。1時間なのだ。 だったら、どうだろう。 自転車通勤、アリじゃないだろうか? 全行程自転車じゃなくても良いかもしれない。 たとえば、埼玉から日吉に通うんだったら、 ミサトから北千住まで12km そこから電車に乗る手もある。 若い女の子の犬とか、散歩がてら一緒に連れてってのも可能(ウソ) ね。いいじゃん。誰にでもできるじゃん。 さて、じゃ、考えてみよう。 ニホンを救う自転車通勤!すずめプロジェクト。 先ず、どういう整備が必要か。 大きなものは、労災かもしれない。たいがいは電車で通うことになってるだろう。そのルートでなければ、ジコっても労災が降りなかったりする。なので、雇用者側の対応が欲しい。 せっかくがんばるんだから、せめて、電車で通ったのと同額の交通費は欲しい。それから社内に自転車置き場も。 それから。。。 一番欲しいのは、道路だ。 自転車は今までかなりアバウトに歩道を走っていた。(えっ?すずめだけ) 本当は歩道って言っても、二種類あって、人しか通れないものと、自転車と人、両方通れるものとあるんだけど、この歩道の標識があるところって、すずめの知る範囲では限られてる。小さい歩道なんかには無いし、あっても歩行者専用だろう。 自転車の交通については、ココにいろいろ出てる http://www.geocities.co.jp/NatureLand/2091/dokoho/index.html でも、自転車の法規って酷いもあるんだね。 http://www.geocities.co.jp/NatureLand/2091/dokoho/63-7kousaten/kousaten.html ところで、お天気が良いとフラリと夢の島まで出かけちゃうすずめだけど、 乗りながらあぶないなあ。。。っと思う場所がいっぱいある。 たとえば、玉堤通り。狭いのに、車はびゅんびゅん。歩道は自転車がオッケーの標識は無い(たぶん)なので、走れない。 狭いギリギリの道路の端を自転車で走るんだけど。。。 左側通行してると、後ろからビュンっと車が過ぎる。そのギリギリさにうろたえて、フラリとすると、きっと、次の車にはねられちゃう。 車にギリギリの場所をビュンっと過ぎられたくなければ、ちょっと車道に飛び出して、後ろから来る車が注意して避けなければならないように、走ると良いかもしれない。 迷惑そうなのでっていうより、怖いので、やる度胸無いけどね。 (ちなみに玉堤通りはすぐそばを多摩川河川敷のサイクリングロードがあるんだけど、登れるところは限られてるのだ) 他にも、枚挙の暇が無いほど、危ないところはいっぱいだ。 そもそも、自転車がこの世に存在することを考えないで作られてる。 交差点なんて、酷いと言うより、謎。 最近は、自転車のマナーが問題になってる。 歩行者を怪我させた場合の訴訟額も大きいものがあったりと、今までアバウトだったしわ寄せがイッキに噴出してるんだろう。 飲酒や他、いろんな問題もある。そういうのは論外だけど、 単純なマナーに関してはどうだろう。 車道を走らなければならない自転車。 だけど、危ない。そうすると、車からは「邪魔者」扱いだ。 車にとっても当然、危ないんだから。 それで、歩道に入ると、入っちゃいけないんだから、もちろん、邪魔者だ。 マナーと言われるより、車が王様の道路で、いる場所が無いのだ。 って言ってると、 わざわざ自転車じゃなくて良いじゃん。徒歩で。 この間、子供、3人乗せてる人見たよ。危ないよねえ。 なーんて言われるかもしれない。 だけど、生活者にとっては、他に選択肢が無かったりする。 たとえば、お母さんの通勤/保育園の送り迎え。幼児1人の場合は良い。駅までの10分の道のり、ベビーカーで。 だけど、2人、2歳と4歳の子がいたらどうすればいい?4歳の子は10分の道、歩く日と歩かない日があるんだよね。眠かったり疲れてたりすると、歩かない。 保育園の帰り道は洗濯物もいっぱいだ。抱っこしたら持ちきれない。 双子用ベビーカーなんて買えない。自転車なら二人乗せられるけど。 そもそも、 街の中で車だけが王様だってのがおかしいのだ。 ガソリン税、払ってることがそんなにエライかっ。 誰もが気付いている通り、 石油依存の生活、いろいろ問題がありそうだ。 すずめ的にはCO2議論はウソだって思う。 だけど、石油を燃やさないようにっていう方向性は正しいだろう。 結局は、世界のオイル系の闇のシガラミに依存してしまうことになるから。たぶん、CO2温暖化プロパガンダの本当の目的は、そこにあるんじゃないかって思ってるぐらい。 ホントのこと言うと、通勤を自転車にしようってのは、方便だ。 なぜなら、殆どの人が通勤には公共交通機関を使ってるから。どうしても減らさなきゃってモンじゃない。 本当に減らすと良いのは、営業やシゴトカンケイの車。 平日の昼間、道路を走ってる車をみると、みんな1人しか乗ってない。全国の車の乗車率って、昔見たことがあったけど、たしか1.3人?とかだった。 アレ、減らすべきだ。でも、減らそうって言ったって、今の道路状況じゃ、だれも会社のシゴトで自転車乗ろうなんて思わないだろう。 先ずは、自転車の環境を整備すること。そのためには、都心でもっと乗る人を増やすべきじゃないかな。 今、都心で乗ってるのって、ガイジンと若い男の子だけだ。 みんなが乗るようになったら、整備にお金をかけても価値があるってことになる。 みなさま、 自転車、乗りましょう! 美容と健康と、 青空のため。 すずめプロジェクト会員募集中!

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2010年10月19日 (火)

仕分けされない為に欲しい結論

子どものころの経験の多さと、年収の関係
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1377312&media_id=40


記事の中で引用されたデータ、何か有為さがあるようには感じない。なぜなら、これを調査した団体は、

国立青少年教育振興機構

若者たちに、いろんな経験を!っていう団体。独法って、仕分けされてたけど、もし、若者にそういう経験させなくてもイイっていう結果にでもなったら、ソク、活動意義が無くなっちゃうじゃん。

きっと、イマドキの子供たちは、昔のオトナに比べて、自然やその他の経験が減ってるっていう思い込みで調査したんだろうけど。。。

さにあらず。

なぜなら、イマドキの子供たちのパパやママはキャンプ大流行の世代なのだ。
それまで一部のマニア向けのテントやその他、キャンプ用品が、スーパーやどこでも売られ、ワンボックスカーが売れ、オートキャンプ場は、さながら神戸の震災後の広場のごとく、大混雑。

各地で「自然を見る」っていうようなイベントや教室も開かれ、
パパたちも、勉強して、火をおこしたり、テント張れるようになった。

むしろ、私たちの世代の方が経験して無いだろう。


で、この研究にインパクトを与えるっていうか、
価値あるって思ってもらうために、

こういう経験をさせると、
頭 良くなって、
就職も良いところにできて
お金持ちになれる


みたいな結論が欲しかったんだろうけど、
この数値って、
有為差、ある?


もとのデータはこっち。

http://www.niye.go.jp/insreport_pdf/10taiken-06.pdf


いろんなグラフ、
ざっと見て、折れ線、まっすぐなのが随分多いよねえ。
設問の文章に??があるかどうかはともかく。

でも、
青少年に自然とかの体験をさせるってコトに
意義があるってみんなに支持されないと、
独立行政法人、仕分けされて、おとり潰しになっちゃうからねえ。

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2010年10月18日 (月)

精神病院/捨てたイタリア捨てるべきなのか日本

某月某日

精神病院の著作で有名な大熊氏のご講演、プラス、もちろん飲み会。

大熊和夫氏、どーせ、有名人だし、名前言っても良いよね。
彼は、そう、ゆきさまのモト。。。ってコトは書かないけど、

40年近く前、
朝日新聞の熱血記者だった彼は、
どうにか精神病院の取材をしたいと思った。中に入るにはいろんなルートがあるが。。。そのうち、「患者になって入るのって、意外に簡単」っていうのが分かった。

彼は「妻」と結託して、アル中に化けるコトにした。家中のお酒を全部飲み、それでも足りないので味醂まで飲んで、タクシーで病院へ。
「妻」は「このアル中亭主、病院へ入院させてください。」っと。(潜入先は長谷川病院)
結果、彼は2週間入院。それが、「ルポ精神病棟」となった。

そこで彼が見たのは、病院という監獄だった。
檻があり、「不潔部屋」というのがある。
そこでの「治療」は想像を越えたものだった。
入れられている人には、認知症のお年寄りもいた。

それから40年。
今は、どう、変わったのか。

大熊氏は

日本は重症の『精神病院病』に罹っているとおっしゃる。

彼の有名な著作に、
「精神病院を捨てたイタリア 捨てられない日本」
というのがある。(こういう本にしては珍しく6刷を重ねている)

イタリアは精神病院を廃止した。
そんな馬鹿な事ができるのだろうか。
大熊氏はおっしゃる。
僕もね、精神病院を無くすなんて、どういう事なんだろう。精神病院にも良いのと悪いのとがあって、悪いのを無くせば良いっていう事だって思ってたけど、そうじゃない。それじゃ駄目だっていうのが、イタリアに行って分かった。


イタリア精神保健改革の立役者は、精神科医フランコ・バザーリア。
パードヴァ大学の精神医学教室の教授からゴリツィア県立マニコミオ(イタリア語で精神病院のこと)の院長に転身。

1961年当時、精神科医が、患者に「自傷他害の疑い」をかけて有無を言わさず鉄格子のあちら側へ送り込んだり、強制治療を行うという「特権」を持っていた。バザーリアの運動の結果、1968年、イタリアの精神衛生法が部分改正。自由入院が許され、入院患者が半分以下になった。

入院患者を自由にしていくことによって、病気そのものも改善されていった。地域の支援拠点や患者たちの集会である「アッセンブレア」などの開催。。。
1978年には病院はほぼ空っぽになった。
センターは重い病人を在宅で支えるために、1975年以降、24時間、365日オープン。この「24時間、365日オープン」こそが、精神病院に代わる機能だった。
2001年の統計によると、イタリアの707カ所のセンターのうち「24時間、365日オープン」は50カ所。他はほぼすべて「12時間オープン、日曜祭日休み」。閉まっている夜間や休日は、総合病院内の精神科病棟が対応。

1978年5月、180号法がほぼ全会一致で国会を通った。
革命的な精神衛生法の根本概念をぶち壊す新法。精神衛生法は精神科医や精神病院に特殊な権力つまり強制入院・強制治療の権限を与えた法律だが、180号法は権限に大幅な制限を加え、強制入院させる先の病棟も消滅させた。


日本の精神保健福祉法(昔は精神衛生法と言った)によれば、精神科医は「自傷他害の疑い」を抱けば患者を有無を言わさず鉄格子の向うに放り込むことができる。これは、治安の責任を精神科医が担っていると言るが、180号法は、精神科医を治安の責任から解放したのだ。


この半年後、それまでの無秩序な医療供給体制(日本はまだこの状態で、精神病院は郊外の限られた地域に作られている)を根本から改革した国民保健改革法833号法(新医療法)を制定。国土(人口ざっと5500万)を約150の保健区に分割し、日本と同じ社会保険方式の保健予算を区住民の数に比例して分配した。

1994年、精神保健擁護3か年計画の大統領令が打ち出され、「精神保健に従事する職員の数やケア付きグループホームの数は、人口に比例した数の設置が義務つけられた.「98年末までにマニコミオを閉鎖できない州は予算の0・5%をカット」と州に圧力をかけ,翌年3月、保健大臣はイタリア半島からマニコミオ(精神病院)が完全に消えたことを宣言した。


結果的に、現在のイタリアに、精神病院は一部を除いて、無くなった。地域の支援センターが24時間、支援している。


ってのが、精神病院を捨てたイタリア。

-----

この講演会。
オーディエンスには、そうそうたるメンバーがズラリ。
普通はパネリストになっちゃう重鎮ばかり。


質問コーナーでは活発な意見交換がされた。
その中での興味深い質問(この方は一般医療従事者)
「では、もし、精神病院が無くなったら、今の認知症患者さんたちは、どこへ行くのですか?」
大熊氏:
それこそ、日本的な質問だなあと、思います。確かに、精神病院の入院患者の2割が認知症。
でも、認知症に必要なのは、ケアであって、精神科の「治療」では無いはず。
そういう人達を精神病院に入れるという発想そのものが、おかしい。

さて、飲み会では。。。
すずめは、某精神科医さんと某ジャーナリストさんと同席。
ちょい、訴えた。


実は、すずめんちの1軒隣に
そういう方が住んでいた

変な人だなあと思っていた。高齢のお母様と2人。お母様の方はキチンとした婦人で、時々、ご挨拶したり、雪かきをして差し上げたら、喜ばれたり。。。っていう交流はあったけど、
5,60歳?と思われる息子さん、Aさんの方は、ちょっと。。。
っていうか、あまりにヘンな人だった。
一年中同じ服。ものすごく臭い。たぶん、何年もお風呂に入っていない。その人が外へ出てると、遠くでも臭った。
それだけじゃない。我が家にとってものすごくイヤだったのは、隣家との狭い隙間を通路に使ってるのだ。敷地内だし、まさか人が通ると思っていなかった所で、姿を見た時は、ぞっとした。
慌てて、通り抜けができないように塞いだ。。。昼間いないので分からなかったけど、我が家の庭の周りにも入ってきているらしかった。

ところで。。。

我が家の一軒前のIさんは、とっても良いご家庭で、都心に珍しく、我が家の近所は結構、交流があったんだけど。。。Iさんを嫌ってるらしく、Aさんがよく怒鳴り散らしているのを見た。かなり、危険な人物に見えちゃう。どうしても。生活圏で考えると、正直、怖い。

何年か前、Aさんの高齢のお母様を最近見ないっていうコトになった。Iさんは先ず、行政の関係者を呼び、相談した。しかし、Aさんは拒否。最後に、警察を呼んで、瀕死のお母様を救出。でも、衰弱が激しく、何週間か後に亡くなったそうだ。
以来、その家は無人。
噂では、Aさんは精神病院に入っているんだそうだ。


さて。。。精神病院を無くしたら、
彼のような人は戻ってくる?

精神科医さんは。。。

確かに、問題だね。日本の場合、生活保護とか受けてれば、公的機関が接近する機会があるけど、その人みたいだと(都心の一戸建てに住む資産家)そういうのが一切無いからねえ。

でも、どうして、そんなに臭いのが気になるの?

うーん。確かに、刺されそうとか、そういうのじゃないけど。

地域に戻るって、そんな、近所が面倒見て欲しいって言う意味じゃないよ。
行政の地域のセンターが支援するとか、イタリアのように手厚くすれば、うまく行くんじゃないかな。

そうなんだろうか?

こういう問題、たとえば、さっきの講演で言えば、
「地域の偏見」とかっていう、概念的、抽象的な言葉になる。
だけど、その偏見って、
生活者にとっては、こういうコトなのだ。
部屋の中を覗かれたり、
臭かったり。。。
火の始末とか、どうなんだろうとか。。。
それは「偏見」って片付けられるものじゃない。
生活者にとって。

他にもいろんなお話があった。
薬の問題は大きい。
膨大な量が歯止めの無い中、処方され、それが大きな収入源になっている。
薬で朦朧となった患者達はおとなしく、扱いやすくなる。
こういうのを、どう、辞めさせて行くか。

今でも精神病院の問題は、ある。でも、職員がそれを暴いていかない。
もっと、声をあげていくべきじゃないか。

---

ところで。。。
大熊氏は、ピザ作りの達人だとか。
長野までピザ食べに行きたくなっちゃいそう。

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2010年10月17日 (日)

子ども手当:経済波及効果に言及して欲しい

■子ども手当「1万5〜6千円が限界」の声
(読売新聞 - 10月14日 22:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1373854&media_id=20


子ども手当、

何に使った?


バラマキだと揶揄される、子ども手当。
歯がゆい思いがいっぱいだ。

なぜ、この経済波及効果に言及しないんだろう。
経済学者さんたち、計算できるだろうに。


ってなコト言うと、
そんなコトより、産業を救済すべきって言うけどさ。
今まで、国がそういう名目で何やってきたかって。。。
要するに、企業にお金、貸してあげる。
それで、設備投資して、儲かるようにしなさいとか。
でもさ、それで設備投資したって、売れなかったんだよね。
だって、顧客に購買能力が無いんだもん。
作る側じゃなく、買う側への助力をしなけりゃ、作り手はますます借金を増やすだけ。

たとえば、公共土木。
お父さんのお給料が潤う?
そんなコト無い。確かに、潰れるかもしれない会社を救うかもしれないけど、そんなモノで支えてたら、未来永劫キリが無い。

コレが高齢者だったらどうだろう?
なぜか、高齢者イコール貧乏でかわいそうっていうイメージがあるけど、
そんなコト無い。あらゆる世代の中で一番のお金持ちだ。
もちろん、全員がってワケは無い。だけど、お金持ち と 貧乏 なお年寄り、どっちが多いかってコトだと、圧倒的にお金持ちが多い。
(前にも統計を引いたけど)なので、高齢者(に限らずすべての)のうち、弱者にだけ、うんと手厚くすべきだ。
でもって、もし、彼らに、そういう棚からボタモチ的お小遣いをあげたら。。。きっと、孫に玩具を買ってやるんだろう。だったら、最初っから、孫世代にあげれば、無駄遣いになんないっ。


『子ども手当は何に使いますか?』
「貯金する」
そんなコト、言ってるけど、ホントだろうか?
そんなのがホントかどうかは、1年後には答えが出る。
子ども手当を貰った年齢層の貯蓄額が、支給額相当、増えてるかどうか、一目瞭然だろう。
すずめ的に断言できちゃう。
んな、ワケないっ。

コドモがいれば、絶対使っちゃうヨ。

(貯金する層の目的は、子育ての中で一番大変な大学進学に向けての準備なんだろうけど。。。ホントは『子ども』手当だけじゃなく、高校大学進学手当も出して欲しいな。大学全入時代で、高卒の就職口を社会は与えられないんだし。。。ってのはともかく)

コレは、昔の地域振興券と同じ。
どこかの産業のカテゴリーをピンポイントで狙って、投入するのと同じはず。

子どもがいる人が、想定外のおこづかい貰ったら、何に使う?

スーパーで今日の夕食のメニュー、ちょい、豪華にする。
1000円也程度かもしれないけど、それって、家族だったら、かなりゴージャス。もちろん国産選ぶよ。
この間から行きたいって言ってたスイミング、行かせてもいいかな。それとも塾?
本?。。。まっ、いっか。1000円
ゲーム?うーん、クリスマスなら。
あら、このワンピース、かわゆいじゃん。。。。ま、いっか。3980円だし。
うーん、そろそろ、自転車、小さくなっちゃったわねえ。。。しょうがない。予算オーバーだけど。

。。。

ってな、消費行動に関わる産業、何だろう。
いろんなモノそのもの。
食品や、玩具や、服、
産業の空洞化が嘆かれる現在、支えたい業種じゃないだろうか?
すずめ的には特に食品が大きい気がする。
そして、子どもに食べさせるなら、国産を選ぶだろう。
とにかく、産業を守りたいなら、
企業にいくらお金をあげてもダメ!
売れなきゃ会社は潰れちゃう。
売れる前に設備投資なんて危ないし、
今の産業、それが問題じゃない。
企業が今、一番直面してる問題は、
売れないってコトなんだから!
売れれば、資金繰りに困ってる会社だって、すぐに回復するヨ。


それって、国内産業の育てるべき部分をピンポイントで狙ってくれてるじゃん。


ってワケで、その経済波及効果。
バラまいても、
きっと、モトが取れるはず。
そういうコト言わないから、
世の中の議論は、「財源」だけになっちゃう。
ソッコーで世の中に回るヨ。
公共工事なんかより、よっぽど、即効性があって、
環境や日本のあるべき産業構造の力になってくれるはず。

その、モト、をちゃんと、計算して、発表すりゃいいのに。

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2010年10月15日 (金)

昔は良かった?3

えーっと。これは
ちょっと前からしつこく書いてる

日本って悪くなってる?

っていうシリーズです。何回目か忘れちゃったんだけど、
ちょい、ヒネてますので、ご注意くださいませ。

前の回はこの二つ。
こっちを先にお読みいただかないと、誤解されちゃかも。

昔は良かった?1

昔は良かった? 2

もともと、ミクシーに何日にも渡ってボツボツ書いてたモノの
まとめです。
なので、途中で、所々、日にちが変わってたりします。
だいたい、ーーーーって線で切ってます。


----

さーて。
40年前

1968年

あらら、
ダメかも。
要するに、大学紛争の時代じゃないですか。
この後、浅間山荘事件とかあるわけですが。

要するに...世の中が、青春してた。
すずめ的には、「赤ずきんちゃん気をつけて」っていう理解なんですが。


三億円事件

川端康成にノーベル賞

日本初の心臓移植 コレも渡辺淳一ダブルハートで理解しちゃってるんですが。。。
そうそう、和田教授、結果的に不起訴だったんですが、つい最近まで、東京のどこか?で開業されてたそう。。。。っていう余談。

飛騨川バス転落、岐阜県の国道で、集中豪雨のため土砂崩れが起こり、観光バス2台が飛騨川に転落し、乗客104人が死亡。
こんなことがあったんですね。何のかんの言っても、道路整備、進んだんですね。

東大紛争  説明しなくても、ご存知の事件。
今調べると,面白い記述が出て来ました。
『学生の母親たちがキャラメルを配るなどして、自重を呼びかけ、「キャラメル・ママ」と呼ばれた。』

孟子クンちのママだけじゃなく、昨今「ママ」の活躍には目覚ましいものがあります。パパといっしょにモンスターになったり、コドモの入社式にも付いていったり。様々な亜種があり、ヤンママ、教育ママ...ママゴンという新種の猛獣にもなりました。

なーるほど、この時代から「ママ」は健在。がんばれママ!

金嬉老事件(88時間に及ぶ人質監禁、説得工作を同時進行でテレビが放映。犯人は朝鮮人への差別を訴えた)

十勝沖地震


この年の、流行語

5月病:なーんだ。学生さんたちが社会正義を訴えて命がけで火炎瓶投げてるってのに、ナニゴトなんでしょ。

ハレンチ: もー。昔の人は清廉潔白じゃなかったの?


すずめ的には、革マルだ中核だとかって、自らの信じる社会正義の為に、熱く戦った若者のいた時代。
すごいなって、思いますけど。でも、彼等も、就活の為に髪を切り、ムカシの事は忘れて面接官に答えて。。。。
団塊となってイケイケ日本企業の時代を作ったわけですよね。

うん。昔は良かったって、この時代?


ちょっと,調べてみました。

1970年の四年制大学進学率
男子 27.3%
女子 6.5%
1965年は
男子 20.7%
女子 4.6%


確かに、戦後第一次ベビーブーマー。大きな人口を占めるわけですが、その中で、この運動に関わった人たち。
東大やら早稲田慶応。。。ものすごーっく、限られた、選ばれた人たちの集団であることが分かります。
この世代に含まれる、もう一つの集団が

「金の卵」
地方の農村で育ち、中学を卒業とともに大都市圏へ集団就職した人たちです。ウィキペディアによると、彼等の中には、小中学生時代にも学校へは籍だけは置くものの経済的理由で働かせられていた人も少なくないそうです。

何なんでしょうか。この大きな差。
(学生運動の焦点の一つにそれもあったんだと思いますが)
戦後、今のような時代ができるまで、貧しい時代もあったということでしょう。

でも、この時代が良かった。
そういう人は、どちらに視点を当てているのでしょう。
3人に1人の大学へ行く経済力と能力を持ち合わせて生まれた人々か。
小学校から学校へは行かず、炭坑で働かされた金の卵たちか。

底辺の人間を作ることによって、その他の人間には、とても快適な社会を作ることができます。
みんなに快適で、且つ、底辺のいない社会を作ることは、いかに難しいか。。。

上半分にいることが条件で、
この時代を古き良き時代とするのは、ズルすぎですよね。

これ続きです。
---------


なーんか、出て来ません。
理想の時代。
もうちょっと続けてみましょう。

1963年

のっけからでてきました。

三井三池炭鉱爆発事故
一酸化炭素中毒などで458人の死者、839人の重軽傷者を出した。三池争議を招いた会社の合理化で保安対策が怠られ「起るべくして起った炭坑災害」といわれた。
貧しい時代の労働者たち。この後、時代は移り、炭坑は閉鎖され、多くの街がゴーストタウンとなります。


吉展ちゃん誘拐事件
国鉄鶴見事故 死亡者161人、重軽傷者71人。今ほど過密なダイヤの無い時代。今も無いとは言えない事故かもしれないけど、それを防ぐ努力は驚くべきレベルに進歩しましたよね。今の人々の努力には脱帽です。

松川事件、
草加次郎事件

一番の大事件は
ケネディ大統領暗殺

こんなこともありました
【三矢研究】 防衛庁の統合幕僚会議が「中国と北朝鮮が韓国を攻撃」との朝鮮有事を想定した図上演習「三矢研究」を極秘でまとめた。徴兵制や米軍の核持ち込みを肯定。  国会で暴露(1965年)

バナナが輸入自由化。
昔の人の話に、バナナは高級フルーツだったってのが出て来ますが、
そっか、この日を境に、バナナは庶民の味になったのね。

物価は。。
• 【電話】住宅用電話基本料金 770円
• 【公衆浴場】23円
• 【教育】国立大学授業料 年額1万2000円
• 【飲食】ビール115円

この年の流行語

TPO(すごい。こんなころからあったんだ!)
三ちゃん農業(社会で習いました)

日本が豊かになりつつある時代ですね。

もうちょっと遡ってみましょう。
1958年

定期船「南海丸」沈没
狩野川台風
売春防止法実施
皇太子が婚約
勤評反対闘争 (日教組は勤務評定に反対)
一万円札発行
アジア大会開
催詳細関門トンネル開通

大卒の初任給は1万3467円

フラフープ、スバル360、スーパーカブ。

世の中が豊かになっていくのが分かります。

なんと。バレンタインチョコレートって、このころなのね
テトラパックの牛乳、チキンラーメン、グリコアーモンドチョコレート
おおっ。
すずめ的には良い時代到来?

おや?
一億総評論家時代(大宅壮一)
こんな言葉、この時代からあるんですね。
まだまだ今程マスメディアが発達していなかった時代。
それなのに、みんな、同じ方向へ走ってた。。。?

団地族
同じ、ふぁっしょん、ライフスタイルを追求して。。。みんな同じ。

ながら族:テレビやラジオの音楽をききながら勉強をするのが習慣になった若者たち。

おやおや、おとーさんの時代じゃなくて、おじーさんの時代っから、そうですか。

でも、昨今のゲームとか、何か流行るとみんなで飛びつくとか。。。
今に始まったコトじゃないってワケですね。
この頃はまだまだ、今みたいに何度も連呼できるメディアがそうそう無かった時代。
それなのにみんな同じ方へ走る走る。
日本人って、っていうより人類って、そういうイキモノなのね。

ところで、「族」ってコトバ、いいかも。
今でいえば
ながら族 = ながら〜
ってカンジ?
団地族は だんち〜 .....うーん。イマイチ〜。

寒っ ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい


ってのはともかく、
グリコアーモンドチョコもあるし、女の子はみんなフラフープでボンキュッパのトランジスタグラマーになっちゃうし、世紀の大発明のチキンラーメンは出るし、うん、なかなか良い時代。

ようやくやってきました、バラ色の時代!

っと、すずめはアーモンドチョコにつられて、こういう結論になっちゃうワケですが。。。

ガーナチョコファンから苦情が出そうなので、一応調べます。


ちょっとパタパタしてみましょう。

この時代、ってか、まあ、50年代から60年へのあたり。
チョコだのバレンタインだの、
三種の神器だの。。。って、イロイロ豊かになってきたわけです。
でも、イケイケって人たちばかりじゃなかったようです。

日本の貧困の歴史ってカンジにぐぐると、こんなページがでてきます。
http://www.waseda.jp/sem-muranolt01/KE/KE0110.htm

以下引用

1950年代になると、生活保護世帯の消費水準とほとんど変わらない水準にある集団を、「ボーダーライン階層」や、「低消費水準世帯」と位置ずけるようになった。(中略)いずれにしても戦後日本の貧困概念が、応急的な「生存」水準を持って行われたため、人間らしい「生活」が中心となり得なかった。そうして1960年代から本格化する高度経済成長を経て、そのような水準の貧困は、あたかも消滅したかのように考えられるようになったのである。
(引用ここまで)

要するに...
チョコだバレンタインだっていう時代になっても貧困層はまだまだ取り残されてる訳です。
この時代の貧困は、今みたく、携帯持ってたり、クーラーで涼んでたりしません。ワーキングプアーなんて、当たり前すぎ。(今はワーキングしてるのにプアーなんておかしいから新語になるんでしょうけどね)
生活保護とは、生存できないレベルを救うものだったんですね。

うーん。
チョコもあってバラ色時代のように見えますが...
そのバラ色さは、こんな層を置き去りにしながらの豊かさ。
そういうのは見なかったコトにすりゃ、良い時代が、ぼつぼつやって来たってコトでしょうか。

さて、
昔が良いっていう方々、
あなたたちの、お好みの時代はコレですか?

----


しつこく続きです。


行けども行けども出て来ないバラ色時代。
もー、ダメそうですけど、まあ、もうちょい、遡ってみます。

1953年
この年、風水害が相次いだようです。
まだまだ、国内の治水が不十分、命はお天気任せ。十分な保証もなく、自然の猛威はそのまま人の人生を変えていたんでしょう。

バカヤロウ解散、総選挙
おおっ、ナイスなネーミング。
こんなの覚えてるヒトとかいなさそうなので、調べてみると。。。

衆議院の予算委員会で、右派社会党議員西村栄一の質問に対して吉田首相がイライラした調子で「バカヤロウ」と発言した。でもって、ナンノカンノで吉田首相は衆議院を解散し、「バカヤロウ解散」と呼ばれた。
なーるほど。

中国、ソ連から引き揚げ 2月15日に日本側3団体代表が、北京で中国紅十字会代表と会見し、3月5日に共同コミュニケを発表した。これに伴い第1次引き揚げ船「高砂丸」「興安丸」が3月23日に真鶴に入港した。

李承晩ライン問題化
李承晩ラインは、日本漁船のだ捕や、竹島を域内に含めていることから、日韓間の外交問題に発展した。日本政府は国際法違反として韓国に抗議、抑留された漁船員の釈放などを要求したが、交渉は数次にわたり物別れに終わった。  李承晩
ライン設定(1952年)

全国的凶作相次ぐ
風水害をもたらした異常気象で、稲作は1934年以来の凶作となった。

戦後復興、ただ中の日本。
けれども、人々は一生懸命生きてきました。朝鮮戦争があったのは50年。特需の後で、そこそこ豊かになりつつあった時代。
この3年後の56年の経済白書では「もはや戦後では無い」という言葉がでてきます。

豊かになりつつあり、人々の心も希望に燃えていたのでしょう。

いえいえ、そんなに甘くないかもしれません。
この頃の進学率。
1950年代は男女平均、13% うち、女性は2%ちょっと。
それだけじゃありません。高校進学率すら、1955年は51.5%
1950年には 男女平均で42.5%
そのうち、女性の高校進学は36.7%

豊かになったとはいえ、まだまだ、高等教育を受ける人たちは、こんなに小数。
別に学歴だけがすべてじゃ無いのは当たり前ですけど、社会で発言力を持つことができるのは、この時代、それが必須。
何よりも大きいのは、女性の進学率が2%の時代には、90%の女性には、その選択肢は決してあり得なかったということでしょう。女性であるというだけで、家の中に閉じ込められる運命にあったのです。彼女らは、親に従って嫁に行き、姑に従い、女三界に家無し。教育も受けることなければ、反抗する言葉も持てません。こういう人々が、自分たちの人生を犠牲にすることによって、介護や貧困の問題をすべて引き受けてきたわけです。今も、誰かを人身御供にできたなら、介護問題は一挙解決でしょう。

昨今、二極化が問題になりますが、こうして見ると、日本の歴史の中で、日本人が平等に教育や様々なチャンスを与えられて来たという時代は、未だかつて無かったようです。高等教育を受ける人間と、小学校から炭坑で働く子供...人の人生は普通に、それぞれ違いました。50年前は、もはや二極化というより、特権化。
確かに,自分がその特権を持つ条件にいれば、昔は良かった。。。は成り立ちます。

けれど、こう、考えてくると。「時代はどんどん悪くなる」「今の人も政治もみんなバカ」....要するに,今までは良くて、っていうことに他ならないこのという台詞は、だんだんとものすごーっく、嫌らしい響きに聞こえてくるようなってきませんか?だって、特権階級のことしか、頭に無い、台詞なんですから。

もっと視点を切り替えて欲しいな。
「今はみんなバカ」
じゃなく、私たちもともとバカなんです。
昔若者だった今の年配者もバカでしたよね。
年金の問題も、私たちバカだったし、
そのバカをどうすればいいのか、バカの力じゃ分からないんです。
それを理解して欲しいと思います。
そして、
バカと批判される方は是非、その高い鑑識眼で、
「具体的に」おっしゃっていただきたいと思います。

そして、具体的におっしゃるようなことをホントにやろうとしたら、どういう困難と副作用があるのか、なぜ、今までそれができなかったのか。というのをちゃんと現実的におっしゃった上で教えていただきたいと思います。

今までの私たち、一生懸命だったんです。バカでも。


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もー、しつこすぎなので、これでラストにします。

あ、以下は、とっても逆説的に書いてますので、
ご注意ください。ここ何日かの間の続きのラストです。


これ以上遡っても、あんましバラ色は出て来そうも無い気がします。

戦前、大正、明治...言うまでもなく、この特権化はますます大きくなります。野麦峠、蟹工船...
かわいそうね。というより、社会の底辺に生まれた人々には、その運命から這い上がるすべはありませんでした。
その上になりたった、大正ロマン、モガ、モボの華やかな文化。


江戸時代の平均寿命は、40歳。乳幼児の死亡率が高いことを入れても、せいぜいに人生50年。
高齢者問題も無いはずです。姥捨てという方法もありましたし。障害を持っていたら、成人できたかどうか。
文句を言わず、言うすべもなく、人生を犠牲にして、重労働に耐える階層がいれば、その他の人々にはさぞ、居心地の良い社会になるでしょう。彼等は歴史に自分たちの叫びを残すすべすらありませんでした。死亡率という統計としてしか。


理想社会を作るにあたって、「階級」ほど便利なモノは無いかも。
そこに生まれれば、問答無用ですから。(それから考えると、学歴の何と公平なことか。)

現代の社会が持つ問題、そのすべてを、江戸時代の社会制度に戻せば、一挙解決です。

士農工商...農民から搾取した税金で、武士だけを支えれば20代からゴージャスな老後が楽しめます。商人、工人は自分たちだけで厚生年金を作ればいいでしょ。産業従事者だけの組合だし、人口比率を考えても、40歳から豪勢な年金暮らしに入れます。百花繚乱の江戸風文化もそんな背景が匂いますね。これも階級間で乖離してましたから。今だったら、セレブ文化って呼びましょうか。介護問題は女性が全部担当。施設整備はいりませーん。
農民階級は、車もエアコンも使いませんから、美しい田園地帯が環境保存をしてくれます。食料自給率なーんて問題とも無縁。公衆衛生も悪いので、どんどん死んでいきますから、人で溢れることもありません。すっばらしいじゃないですか。ただしアナタが農民に生まれなかった場合に限ります。もし、お家が農民だったら、ざーんねんでした。人生、即、投げてください。。。。


明治維新、昭和の最初まであった身分制度。こんな便利なものだったんですね。
昔は良かったって言うヒトが多いワケだ。

それを払拭するのが、いかに大変であったか。
今なお、その禍は残っているのでしょうけど...

それともう一つ、北朝鮮や中国がどーのこーのって言ってますが、
彼等の歪みも、今まで私たちが通ってきたモノでもあるんですよね。


私たちが、作って来た社会。変えてくる事がどんなに困難で、意義あるものだったか。

遡れば遡るほど、問題が大きくなります。
江戸時代よりも、戦国時代はもっと.....その前はどんなに弱者は哀しい人生を強いられてきたか。私たちは、確実に、それを変えてきたのです。

今、私たちが作ろうとしているのは、犠牲者の無い社会。私たちが今,生きるのは80歳を超える平均寿命を持ち、障害を持っていても、社会で働くことができる社会です。
望めばすべての人が大学教育を受けられる時代は、かつてありませんでした。今、初めて私たちが経験するものです。今も尚、貧困の問題はありますが、それはかつてのように、身売りや間引き、餓死を意味しません。そして、その割合は、かつてのようなものではありません。
人の心の中までは比較するすべはありませんが、彼等が、その階級差別意識の存在にも関わらず、とんちゃく無く生きていたとしたら、今より豊かであったとは、言えなさそうです。確かに今なお、歪みはあります。だって、私たちはいまだかつて、人類が持った事のない、社会を作ろうとしているのですから。


その歪みへ不満を持ち、「日本はどんどん悪くなる」「XXXは間違っている」と言う人々。じゃあ、いつが一番良い時代だったのか、....そう思って、遡ってみましたが、日本の歴史の中、どこにも今と比べて良い時代など、ありませんでした。


昔は、もしかしてそれほど良く無かった。
何を、どう、変えてきたのか。
それは、これから、私たちがどう、変えて行くことができるかを教えてくれそうな気がします。


コメントで、どなたかが、「今」っていうのは、もはや過去
っておっしゃってましたが、
そうかもしれません。
私たちが今まで経験してきた時間の中で、
今が最良。
そして、その「今」はもう、過去であり、
明日は、もっと良い!


結局オチはノー天気なすずめでございます

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2010年10月14日 (木)

昔は良かった? 2

この日記は2年ほど前にミクシーに書いてたものです。
何日にも渡って書いたのを、全部続けちゃってます。
でも、長いので、3つに分けてるんですが、
最初のはこちら。

昔は良かった?1


↑を先にお読みいただかないと、誤解されちゃいそうかも。


---


ちょい、逆説っぽいので、温かい目で読んでやってくださいまし。

------

さて、そろそろでしょう。
25年前ですよ。
4分の1世紀前。
程よい昔です。
あんまし昔だと、イロイロ社会が未開拓な部分があって、ボロ出てきそうだし。


いざ、バラ色の
1983年。


この年の10大ニュースには
三宅島大噴火

そうそう、この時、東京都知事、誰も犠牲者を出さずに避難させられたんじゃなかったっけ。

東京千代田区のビルの植え込みで白骨化遺体を発見。20歳のOLと判明

ああ、哀しい事件、あった気がします。
もうひとつ、
戸塚ヨットスクール

WIKIからは
スパルタ式と呼ばれる独自の指導を行い、不登校や家庭内暴力などの数多くの少年少女達を矯正させたという触れ込みで話題となる。1970年代末〜1980年代は校内暴力が社会問題として度々マスメディアに取り上げられるなどしており、問題行動を起こす青少年の矯正を行えるとした同スクールも注目された。 その一方で過度の体罰による怪我人が後を絶たず、脱走を
企てた訓練生もおり、美浜町長が過度の体罰を自粛するよう異例の申し入れを行った経緯もある。
ここでは四人の少年が亡くなり、3人が起訴、関係者の有罪が確定している。

そっか。
このころ、体罰は、こんな形でもされていたんですね。若い命がこんなに祖末にされて。。。。


昔の学校も荒れてたんだろうなあ。
この後体罰の是非が問われるようになり、
今は、少なくとも名目上は行われなくなりました。

そういえば、体罰をしないから、子供が悪い子になっていく。。。
青少年の犯罪も増えて。
って言う批判、ありますよね。

さて、この頃と、青少年の犯罪、どう、変わってるんでしょうか?

http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/52/image/image/h004001001001e.jpg
法務省の犯罪白書からのデータです。

偶然?昭和60年。
少年犯罪に関して、人口比では大きなピークがありました。
その後、平成5年ごろにかけて、劇的に減り、また、増えています。

実は、この増加に関しては、おもしろい事実があるようです。

http://kogoroy.tripod.com/hanzai.html
(引用)
1996年の検挙数は1062人、1997年は1701人。この年、前年に比べて突然600人以上も少年の強盗が増えたのでしょうか。
「やっぱり、ゲームやアニメをはじめとする暴力的メディアが、人の痛みを分からなくさせ、強盗を引き起こしている。少年たちの心の闇を早急に…」という声が聞こえてきそうです。(中略)実は少年の心には何も起こっていないのです。(中略)
この年、取り締まる側である警察の姿勢に変化があったのです。

(引用ここまで)


要するに、軽犯罪に関しては、警察がどの程度を「検挙」するかによって統計的には大きく変わるってことですね。
でも、もちろん重犯罪に関してはそんな手心を加えられないので、素直に減っているんですけど。

よく、XXXXだから、今の子供は悪いだの、犯罪に走るだの...
いろいろ批判がありますよね。
どうでしょうか?
毎年増えたり減ったりはあるのは当然ですけど、データをこういうスパンで見ると、確実に減っています。

いろいろ煽られて勘違いしてるヒトもいるようですが...
少年犯罪は、この体罰全開だった時代と比べて、減ってるのは確か。
テレビゲームや昨今の風俗とも無関係。
子供たち、悪くなっていないようです。

この時代、覚えている人も多いと思いますが、
豊かさとしては、今と遜色ありませんでした。
それなのに、少なくとも、子供たちの「悪さ」は
統計的には今より悪い...少なくとも、決して良くはないんですね。
体罰オッケーであったとしても。

この頃に戻りたいっていう人?

あ、もしかして、いない?
そうですか。
じゃ、もうちょっと前、調べてみますね

ハイ、30年前。

1978年、

ちょうど、ワン、ジェネレーション。

この年のニュース。


新東京国際空港(成田空港)が開港

宮城県沖地震
日中平和友好条約調印  (国交正常化は1972年)
江川問題でドラフト論争

この年の総理大臣はあーうー語録で有名な大平総理。
政治家さんは、イロイロ言うより、あーうーって方がいいのかもしれませんね。

そうそう、特筆すべきは、試験管ベビー。
この頃はまだ、倫理的検討前に、こういうことを科学者がやることができました。
イイ時代でしたねー。

物価はこんな感じです。
国鉄 最低料金80円。 国鉄普通旅客運賃 上野−青森6300円、新橋−大阪5100円。
都バス110円(10月)。
ビール215円(5月)、かけそば250円
「週刊朝日」180円(11月)
朝日新聞朝夕刊セット月決め2000円(3月)
吉野家の300円の牛丼に対し、養老乃瀧が200円で参入。

やっぱし、安いですね。さすがに30年前です。
流行語には「窓際族」
この時代もイロイロありました。


5年後に、体罰の件をしらべたんで、今度は進学率、
ちょっとパタパタ。


大学進学率を探してみました。


平成19年度の大学進学率
男子の48.5%が大学(学部)へ進み、短大(本科)へは1.3%、専門学校へは13.5%が進学している。女子は大学(学部)に39.5%、短大(本科)に12.3%、専門学校に20.2%進学した。
えーっと、合計して。
男の子約50%
女の子は52%が大学と短大に進学

女の子の方が進学率が良いのは、浪人しないってコトなのかなあ。
っていう、今日このごろ。。。

ところで、
じゃあ、1878年
男子の39.6%が大学(学部)へ進み、専門学校へのデータは無い(どっかにあるのかなあ)短大(本科)へは2.3%。女子は大学(学部)に12.5%、短大(本科)に21.0%、専門学校に20.2%進学した。
総数で言うと,37%が大学短大に進学してるわけだそう。

19年度と比べると男女差が結構あるよね。
しかし、お察しの通り、その前の時代より、ずっと小さくなっているんです。
それでも、まだまだ、この男女差があった時代。

それだけではなく、大学全入と言われる今と比べると、全体としても、まだ少ないですよね。
この時代、ある程度勉強の出来る子しか、行けなかったっていうのは言えるかも。しかもこの時代の受験生は戦後のベビーブーマー世代。競争率は今と比べ物になりませんでした。

昨今の学生の質が悪くなったってお嘆きの先生方。
みんなが大学に入れる時代と、選抜された時代、そりゃ、違うんじゃないでしょうか?もちろん、トップの子の気のゆるみも違うだろーっし。

女の子たち。
この時代、女の子と男の子の進学率、こんなに差があります。特に、4年大の差がこんなにいっぱい。要するに、女の子は、勉強しないでヨメに行けってコトだったんですね。短大卒業の1月2月はお見合いラッシュで、卒業の時に婚約っていうのが、「良妻賢母」への近道って時代でした。

今、二極化って言われますが。。。この時代の人の運命は、フツーに、大きく二つに分かれていました。選択肢無く。
今の二極化された双方はそれなりに発言力がありますけど、この時代、勉強もそこそこに就職した人たち、ヨメに行った人たちには、今みたいに、社会に対してイロイロ発言する場はありませんでした。だから、軋轢もありませんでしたけど。


すずめにゃ、絶対、戻りたくない時代ですけど。
どうでしょう。この時代の方が良いって言う方、いらっしゃいますか?


ダメですねえ。
1世代、遡っても、バラ色は出て来ないですね。

でも、どの時代も、私たち、一生懸命でしたよね。どの時代にも、「昔は良かった」ってたくさんの人が言っていましたが、私たち庶民は、善良に幸福を追求してきました。そして、今も、より良い今の為に、みんな頑張っています。どの時代も、その過去よりずっと良い。
どなたかが、コメントに
「今」というのはもう、すでに過去。
って書いてくださいましたが、
どの時代の「今」も過去の中で最良でした。

それでも、こんなにいっぱい、「今は腐ってる派」がいるってコトは、
もしかして,「昔」にはバラ色があったんでしょうか?

それじゃ、35年前。


1973年。
大阪万博の後ですね。
この年、ベトナム戦争終結。

この年、偶然かもしれないけど、ゴージャスに悪い事件が続きます。
生まれてないヒトの為に、補足もしときますね

石油危機・モノ不足: 大手商社の買い占め 第4次中東戦争の勃発は、日本にも深刻な石油危機を招いた。風評でトイレットペーパーや洗剤の買いだいめに走るなど一部の消費者がパニック状態でお店側も大混乱。それをまたマスコミが報道し不安をあおるという悪循環

金大中事件:韓国の野党・新民党の前大統領候補・金大中が東京・九段のホテル・グランドパレスから拉致。いろいろ謎でした。

日航機ハイジャック:乗客・乗務員137人を乗せたパリから東京へ向かう日航機が、オランダのアムステルダム空港を離陸直後に、パレスチナ・ゲリラ5人組に乗っ取られた。最終的に、リビアのベンガジ空港に着陸し犯人は乗客、乗員を解放、直後に機体を爆破。 1人は日本赤軍のメンバーの丸岡修。

大洋デパート火災: 防災対策の杜撰さが明らかに。

江崎玲於奈にノーベル物理学賞:

自衛隊違憲判決
滋賀銀行女子行員9億円詐取事件:愛人に貢いじゃった訳ですけど、9億円も誰でも動かせちゃう企業システムの脆弱さもあったんでしょうね。


魚介汚染が問題に。


良いニュースもあります。老人福祉法施行、70歳以上の老人医療無料化実施。
この頃は、老人、少なかったですしね。
シルバーシートができたのも、この年。

物価は。。。
都バス40円(1月)。
牛乳32円(2月11日、全国一律値上げ)、ビール160円(10月)、かけそば150円
「週刊朝日」120円(11月)
朝日新聞朝夕刊セット月決め1100円(7月 )
【初任給】大卒 6万3499円
お給料、安ーい。

この年の流行語は「省エネ」
この後のエアコン、冷蔵庫、技術革新でどんどん省エネタイプが開発されていきます。


この時代も政治家さんの省エネルックってあって試みられたらしいんですけど、ダサイって無視されたようです。だって背広の袖切った人民服風?、着てみせたのが、お腹の出た高齢政治家さんですから。誰がマネしたいかっ。
それに比べると小泉さんのカリヨシルック戦略、成功しましたね。小池大臣って、美人でスタイルいいし、当時の小泉さんも、むかしのじーさん政治家よりずっとかっこ良かった(比較としてですが)し。


マスコミに煽られ、なりふり構わずトイレットペーパーの買い占めに走る日本人。
このころも、煽られないでください!っていうのは、叫ばれたそうですが、誰も聞く耳持たなかったんでしょうね。
これもまた、今で言うモンスターに近いかも。集団で走るゾンビー集団ですから、パワーもすごい!日本中からトイレットペーパーが無くなっちゃったぐらい。

この頃の日本人に関して言えば、別に今より、良かったとかって、言えなさそうですね。


うーん。
いつになったら、出てくるんでしょうか?
バラ色の時代。


続きはこちら

http://suzume6.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-fb50.html

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2010年10月13日 (水)

昔は良かった? 1

2年程前にミクシーに書いた日記

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みんな、二言目には言う批判がありますよね。

昨今の若者は
最近の親は
最近の政治家は。。。

とか、

このごろ
XXXXXが増えた
XXXXXばかりだ。


要するに、今の時代、どんどん、悪い方へ行っているワケです。
ハイ、
いろんな批判があります。
空気が汚れた
教育が悪い
二極化が進む
酷い政治家ばっかし


そっかー。
でも、今の時代、そんなに悪いのかなあ。


だとしたら、そういう批判をする彼等、
「いつ」が一番良い時代だったんでしょー。

悪くなった、
むちゃくちゃだ
というハナシはいっぱい聞くけど、
「いつ」と比べてっていうのは、一度も聞いた事が無いんですよね。
たまにある?
「私が子供のころは」っていうの。
でも、子供の鑑識眼だからねえ。


じゃ、
ちょっと、考えてみよー。
「いつ」が一番良い時代だったか。

古き良き時代にレッツゴー!


っていう大風呂敷、広げたけど、とりあえず5年ずつ遡ってみます。

5年前というと、2003年。


えーっと、この年、3月

アメリカ・イギリスによるイラク侵攻作戦開始(イラク戦争開戦
それから。。。
小泉改造内閣。

そうそう、覚えてる?この年は冷夏。8月に梅雨明け。

福岡の一家四人殺害や長崎の男児誘拐殺人。。。なーんかイヤなニュースもあったなあ。
ヌーブラが流行、イラク戦争も、終盤。とうとう、フセインがつかまる。
日本経済のおもな出来事としては、大手金融機関に対して、公的資金が投入される。
鳥インフルエンザが発生。それと関係ないけど、日本産、トキのキンも死んじゃう。
あと、ニンテンドー20周年。

ざっと、この時代、こんな感じだっただけど、
昔は良かったって言う方々、
良かったってのは、この時代?

ってワケなさそうですね。
じゃ、
もう5年、イキましょう。

1998年。

おぼえてます?

そろそろいらっしゃるでしょうか?
10年前に比べて、今の方が悪いって方。


そうそう。
この年の一番大きなニュースは
長野オリンピック。

オリンピックはすばらしかったけど、その後の長野。
とっても冷えこんでしまいました。あのオリンピック、評価が分かれる所。
でも,あの後、批判の方が多かったですよね。

そうそう二連発で良いニュース。キトラ古墳の発見。これはモンク無しにすばらしいものでした。
あと、この年の話題は、和歌山カレーとデポ丼、じゃない、デポドン。
このころから、中学では職場体験がはじまりました。ゆとり〜。
それから、ネットで毒物を注文して。。。っていうのがあって、この年の世相の漢字は「毒」
そっか、このころ、まだまだ今程ネットは普及してなかったけど、のっけから、こんなの売ったり買ったりしてたのね。
自民が惨敗して、小渕内閣。奇人変人凡人ってあったっけ。
そういえば、インドパキスタンが核実験したのよね。
クリントンさん、不適切、環境ホルモン、金融ビックバン。


さて、どうでしょうか?
10年前、良かったですか?
何か、あんまし、すずめは今とそんなに変わんない気がするんですけど。
この時代も、「昔は良かった」ってみんな言ってたんじゃなかったっけ?
もっと昔の方が良かったかなあ。。。

ちょっと、長いですね。
じゃ、続きはまた明日。

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「昔は良かった」
「どんどん、世の中悪くなって行く」

なーんて、みんなが言います。みんなが言ってるのに
「こんなに悪くなってるのに、誰も気がつかない」
なーんて、言うヒトもいます。

でも、そういう人、すずめのマイミクさんにはいないので、
ここでマイミクさんに説教してるつもりじゃないんです。
釈迦に説法
カッパにスイミングスクール

こうやって書き留めておくと、
また、そういうコト、言われた時に、引用できるかなって。

つい、ちょっと前も、
「犯罪率なんて、増えてないヨ」
と言ったら、日本の貧しかった時代と比べるな。
と言われたんですが、。。。。日本が貧しくなくなってからも、まだまだ悪かったんですよね。その後、どんどん良くなってる。


ってワケで、
タイムマシンでレッツゴー!


---------------

さて、昨日は10年前まで遡ってみましたが、
そんなに、今より、昔の方が良いかっていうと、それほど、ピンときませんね。

多くの人が
「どんどん悪くなる」
って言ってる比較になってるのは、
もっと昔のコトなんでしょうか。

じゃ、15年前、行ってみますね。
そろそろ来るかな。バラ色の時代。


1993年。
奥尻島の地震があった年です。
でも、この年、結構、寄付とか義援金、集まったんですよね。それからJリーグ開幕
レインボーブリッジ

なかなか、良い時代、来たかんじ?


あ、ダメじゃん。
金丸脱税と、ゼネコン汚職。
日産の大量解雇。そっか、リストラの嵐の頃ね。
JR東日本上場。


あ、物価のことが載ってるサイトめっけ。

• 【電話】公衆電話 90秒ごとに10円(10月)、東京−大阪間3分 180円
• 【雑誌】「週刊朝日」280円(10月)
• 【新聞購読料】朝日新聞朝夕刊セット月決め3850円(12月)
• 【初任給】大卒 19万5463円


なんか、今とあんまし変わってない?電話、こんなに高かったっけ?
携帯とか無かったなあ。

でも、この時代、結構、大変でしたね。
首を切る方も、切られる方も。
この時代が良かったか。。。
うーん。そういう人,少ないんじゃないかなあ。
少なくとも、今と比べて、

教育も
福祉も、
人の心も、今と比べてそんなにすばらしかったようには思えません。
みんな必死で頑張ってたと思いますけれど。

政治も、それまでのいろんな問題の膿がじゅくじゅく溜まって、それが出て来て。。。
今の時代、それが出てしまった分、いいかも。
こんな時代を乗り越えた今の自分たちを褒めてあげたいなあ。。っとまで、
すずめは思っちゃったんですが、

昔が良いっていう人たち、まさか、コレのことじゃないですよね。


つづきは明日。

----


二つ前から書いてる日記の続きです。
ここからお読みいただいて、誤解の無きよう


-------


ってコトで、次、行ってみましょー。

お待ちかね、20年前です。


1988年。

そうそう、バブルです。

ウィキからは。。。

バブル景気(バブルけいき)とは日本の経済史上で1980年代後半〜1990年代初頭にかけてみられた好景気である。指標の取りかたにもよるが、概ね、1986年12月から1991年2月までの4年3か月(51ヶ月)間を指すのが通説となっている。

この時代なら、バラ色!

あ、ダメ?
イケイケの時代ですけど。
これだったら、戻っていっかな?

今の人はどんどん悪くなってるって、
この時代の人と比べてってコトじゃない?
そっかなあ。。。

ところが。。。

ネットでひいた、この年の10大ニュース

のっけから、ダメじゃんって年なんです。
もう、忘れちゃった方、生まれてない方?(ミクシーは未成年禁止)もいらっしゃるかもしれないから、一応、描きますね。

リクルート疑惑
川崎市の助役がリクルートの未公開株譲渡で約1億円の利益をあげていたことが発覚。江副浩正リクルート会長、辞任。衆院リクルート特別委員会、コスモス株譲渡の政官界全リストを公表。

そうそう、政治家がいっぱい、灰色で腐ってるっていうのがバレちゃった年でした。
なーんだ。20年前の政治家さん、今より全然ヒドイじゃん。

なだしお事故
7月23日、東京湾の浦賀水道で釣り船「第一富士丸」と浮上航行中の自衛隊の潜水艦「なだしお」とが衝突した。「第一富士丸」は沈没、死者30人の惨事。後に、潜水艦は救助にほとんど手を出さず」との批判が続出し、防衛次官も「救難活動が不十分だった」と認めた。


さすがに今の時代は、こんなコト、無いと思いますけど。

この年、ちょっと前にイランイラク戦争があって、それがようやく停戦に持ち込んでるんですね。
日本の首相は竹下。アメリカじゃパパブッシュが大統領に。

【電話】東京−大阪間3分 360円

わ、高くない?

オバタリアンが活躍したのは、この頃。
今でいう、モンスターですね。。。。。ってか、昔っからいたんじゃん。
彼女の得意料理は、たしか、電子レンジでチンするだけ。
今の人たちも、先人に習って、コンビニ食、愛用してるワケですね。

そっか。
モンスターって今に始まったことじゃないんですね。
20年前にオバさんってコトは、今は60代でしょうか。
昨今、モンスターペアレンツとか、バカ親だとか、マナーを知らないとか、そんなんで子供をしつけられるのか!っとか、イロイロ若年層、批判されてますけど、ハイ。先輩方を見習ってるってだけなんですね。
今はお上品な60代のおばさま方、昔は勇ましかった〜勉強になります。

さて、この年の流行語にはカウチポテト

今のコたち、ビデオだのゲームだのばっかし見てるから、アタマがおかしくなるって言うヒトいますけど、もしかして、昔っからそう?今のおとーさんたち、コドモに、勉強しなさいだの言えません。

あ、おもしろいモン、めっけ。失言集

渡辺美智雄自民党調政会長:お隣の中国は山西省あたりでは穴を掘ってその中に住んでいる人がいっぱいいる。
それは政治がわるいからだ
「むこうの(米国)の連中は、黒人だとかいっぱいいて、『うちはもう破産だ、明日から何も払わなくてもいい』。それだけなんだ。ケロケロケロ、アッケラカのカーだよ」
森喜朗:(大阪は)たんつぼだ

あらあら。ミッチーパパはおもしろいヒトでしたけど。そういえば、ありましたね。

良い事もありましたよね。
1兆1300億円の建築費と10年の歳月をかけた瀬戸大橋が開通
あ、ダメ?
土木立国まっしぐら中の日本でした。

あのね、
いろいろありますけど。
私たち、庶民は、一生懸命生きてました。今になって、日本はハコモノばっかし作って来たって言われてますけど、でもあの頃は瀬戸大橋、できたらうれしいなって、思いましたよね。まさか、通行料5000円?にもなるなんて、思ってなかったし。

でも、確かにことさら、今より良い時代とは言えないかも。
この頃も、庶民はほどよく能天気に、誠実に一生懸命だったけど。
今の私たちもその程度はそんなに変わってない気がします。
でも、すずめ的に考えると、
何か、今の庶民の方が賢い気がします。
今の私たちだったら、
もし、もう一度、こんなイケイケ時代が来ても、
無理なローン組んだり、
湯水のようにお金使ったりしないんじゃないかな。
私たちも学びました。

昔はモノをおもわざりけり

バラ色の時代は、別の年に譲る事にして。。。


(続きはこちら

http://suzume6.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/2-5fde.html

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2010年10月12日 (火)

ビキニの謎。。。見えない

ビキニの謎。。。見えない


って、このタイトルにひかれて来たヒトいるでしょ。
そう、あ、な、た 


でも、今日の日記は、ビキニはビキニでも世界遺産のビキニでした。


----


この夏、ユネスコの世界遺産にビキニ環礁が認定された。
ニュースを聞いた時、一番によぎった疑問は、
誰が運動したのだろう?
ということだった。核の脅威を伝える遺産は、ヒロシマに次ぐ二つ目。
ヒロシマの時には、「負の遺産」として残すことに、アメリカ等の大きな反対があり、登録までに何年もかかった。

ビキニはマーシャル諸島共和国にある。アメリカが支配してるとは言え、一応、タックスヘイヴンのミニ国家。
ここに、世界遺産の登録への運動をした人がいるんだろうか。そして、こんな国に、いっぱいお金を出しててもなかなかヒロシマを認めさせられなかったニホンよりも大きな力があるんだろうか。

ネットで、いろんなキーワードを引っ掛けても出て来ない。
ニュースでは、ある日突然、遺産登録委員会にかかって認められたみたいに見える。

いろんなキーワードをひいても、何も引っかからない。
誰も疑問に思わないんだろうか。
ユネスコの世界遺産認定なんて、そんなに簡単に降りるモノなのか。
しかも、こんなアーギュメントのあるものに対して。


たとえば、こんな運動もある。
http://www.madonnagasaki.org/

被曝マリアを世界遺産に
でも、難しいんだろう。イロイロあるし。
(去年の4月ごろ、すずめも日記に書いたけど)


なぜ、
誰が、
ビキニを世界遺産にする運動をしたのだろう。
裏には、何があるのだろう。

オバマさんの平和賞
米国駐日大使、国連事務総長の平和記念式典出席


確かに,世界は、核離脱の方向に動いているように見える。
そして、その動きは、ちゃんと、確かなもののように見える。
だけど、このビキニ、
誰が、主張したのか。。。


で、
そういうのを調べてると、行き当たった。
ビキニ環礁でブラボー実験中に被曝した第五福竜丸の久保山さん
彼の死因は、輸血に寄る肝炎だというもの。(しかもそのブログにはそれは学会の常識って書いてある)
???
原爆記念病院に彼の検体も残されてたんじゃなかったっけ?

で、ググると。。。

http://www.news.janjan.jp/living/0903/0903048691/1.php


福竜丸・久保山さんの死因は高放射線による多臓器不全

2009/03/05
 米国の水爆実験で被曝し、乗組員の久保山愛吉さんが死亡した「第五福竜丸事件」から55年。被曝問題研究者の医師、聞間元氏が講演し、久保山さんの死因は放射線を大量に浴びたことによる肝不全をはじめとする多臓器不全だったとする最近の研究成果を発表した。当時、米国側は「血清肝炎が死因」で、放射線の被曝は決定的なものではないとしたが、事態の矮小化を図った政治的結論だったという。


本文中の引用

 第五福竜丸23人の乗組員のうち、事故死と原因不詳の2人を除き、既に12人が肝臓ガンなどの病気で亡くなっている。亡くなった方の平均年齢は約61・6歳と若い。存命でも肝臓や胃、前立腺、皮膚のガンなどに罹っている方がおり、現在最も心配されているのがガンの影響だという。

----


いずれにしても、分からない事がいっぱいだ。

----------

なぜか、
すずめのマイミクさんには、
このビキニ水爆の年に生まれた方が何人もいらっしゃる。

団塊の世代より後の、
シラケ世代の前半?

WIKIを見るとこういう記述がある


1950年代前半に生まれた世代は第一次ベビーブームに続く世代(ポスト団塊の世代)に当たり、高度経済成長時代初期に小学校に入り、1970年の大阪万博の頃に高校を出た世代である。この世代の大学進学率は2割前後[2]であり、高度経済成長期に「金の卵」として中卒や高卒で集団就職した者が多かった。その一方で、進学志向の強い高校、あるいは予備校に在学していた時期に70年安保などの学生運動を経験した者も存在した[3]。そして、成人する時期にあさま山荘事件(1972年2月)や沖縄返還(1972年5月)や第一次オイルショックを経験した。


コメント欄で、
「ビキニと共に育ってきた」
という言葉を見て、ちょっと、ドキッとした。

そうか。。。
1つ前の日記ですずめが感じた疑問。

ビキニをめぐる報道やスタンスは、
疑問だらけだったろう。

見えそうで見えない真実。
中身が分かってるのに、
見えないというだけで、とらえることのできない。。。

(ビキニって、別の意味でもそう?)

その前の団塊の世代は、
その真実を明らかにせよと、ストレートに訴えてきた。
だけど、ポスト団塊の世代から、すずめたちに繋がるシラケ世代は、
ストレートに訴えることが、「かっこわるい」と思ってきた。
そこにある真実をうやむやにしつつ、
その歪みを見ながら、
分かってるけど、証明のできない真実。

この問題に限らず、原発の問題もそう。

彼らを先頭に、
生まれた頃から、
世の中には、真実ってあるけれど、
そして、それをみんなが知っているけど、
知らないフリをして生きてる。

そんなのが当たり前の中で生まれ、育ってきたのかもしれない。


そんな中での、ビキニ、
原水爆運動

広島の平和式典には
国連事務総長、駐日大使が出席した。
それだけじゃなく、フランス、イギリスという先進、核オーナーの国々他、74カ国代表が出席。

http://blog.goo.ne.jp/05a21/e/b1dee806955bf5896d528be38c2145d3


ネットで、この日の74の各国来賓代表リストを探そうと思ったんだけど、
出て来ない...

なぜ、知りたかったかというと、
核保有国と出席者の関係。。。

ちなみに、Wikiから、

NPT批准国
        核弾頭数合計 NPT  CTBT
アメリカ合衆国 9,400    批准  署名
ロシア     13,000    批准  批准
イギリス    185     批准  批准
フランス    300     批准  署名
中国      230     批准  署名

NPT非批准国 CTBT 未批准(未署名)
インド    60-80
パキスタン 70-90
北朝鮮 10以下

疑いが強い国
イスラエル  80


そもそも核拡散防止条約NPTって何か、勝手なキマリの気もするけど、それはおいといて、
今回のこの動きでは、何か、新しいコンフリクトができつつあるように感じる。

アフガニスタンやイラク戦争で私たちはみんな、見てしまった。
NATOやら、国連軍やらに、踏み込まれ、統治された国と、
北朝鮮のように、決して、踏み込まれないであろう国。
その違いは、核なんじゃないか。


核を持つことに疲弊し、意味を感じなくなった国々と、
今なお、核を持つことで、均衡を保とうとする国々。
後者は貧しく、力も無い。

すずめ的に見ても,後者はあぶなっかしい。
次の「核抑止力」の標的は彼らだろう。
アメリカvsロシアの冷戦構造は、
そのまま、NPT 批准国 vs 非批准国っていうのにシフトしてるんだろうか。
だったら、5大国全部で100発もあればいい。


はっきりは見えないけど、
うすうす、分かる。
ビキニのように。

いずれにしても、
歴史に残る年になった。
何かが変わっているのが、目に見える形になってきている。
もしくは、目に見える形を最初に提示することによって、
これから何かを変える端緒にしようとしているのか。

それって、善意なのか。
善意じゃなくても、
何人かの善意の人々と同じ目標値なら、すずめ的には言うコト無いんだけど。

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2010年10月11日 (月)

放射能の臭い/第五福竜丸

最近、すずめは自転車エクササイズに凝ってる。
ここ何年か、
重くなっちゃって、
今のすずめは、世を忍ぶ仮の姿。
早く仮の姿を辞めたいと思うんだけど、
ハーゲンダッツとか
ぶどうパンとか
茂蔵豆腐とか、
丸彦のおせんべ。。。(以下自粛)
イロイロ諸処の妨害があって、ナカナカ。。。

で、

昨日は、お天気で、心置きなくお出かけ日和だったんで、夢の島まで行っちゃった。
これはすずめ史上最高の快挙。


って、
ホントは何で行きたかったかというと。。。
夏のニュースで
ビキニ環礁が世界遺産に登録されたってのを聞いて、
第五福竜丸、見に行きたかったんだった。


ほとんど人のいない、
夢の島の一画。

第五福竜丸の展示館がある。
人知れず。


誰もいない大きな建物の
ドアを開けると。。。
或る、臭いがする。
これは。。。長崎の原爆資料館で感じたのと、同じ臭いだ。

比喩的な意味ではなく、
ホントに物理的に同じ臭い。
何なのだろう、
古い木を保存するための、防腐剤?
それとも、ペンキ?

そうは思っても、
その臭いはとても異質で、
どうしても、
これは、放射能の臭いなのだと、
思ってしまう。
そんなこと、もちろん、あり得ないけど、
だけど、
肉体的に、訴えられる臭いって、
理屈とは別個に、
感じるものがある。
どうしても。


家へ帰っても、
なぜか、私の周りはこの臭いで包まれてる気がした。
手のひらを鼻に近づけると、
あの臭いがした。
比喩ではなく、
本当に物理的に。
もしかして、
手すりのペンキの臭いなのかもしれない。

だけど、
身体の中に一瞬に浸透して、
自転車で25キロの道のりを走っても、
飛び散ることなく、
手のひらでハンドルの中に包み込んで
家まで持って帰ってしまった。

----

以下、ウィキからの抜粋

1954年3月1日、第五福竜丸はマーシャル諸島近海において操業中にビキニ環礁で行われた水爆実験(キャッスル作戦・ブラボー(BRAVO)、1954年3月1日3時42分実施)に遭遇し、船体・船員・捕獲した魚類が放射性降下物に被爆した[1]。実験当時、第五福竜丸は米国が設定した危険水域の外で操業していた。危険を察知して海域からの脱出を計ったが延縄の収容に時間がかかり、数時間に渡って放射性降下物の降灰を受け続けることとなり第五福竜丸の船員23名は全員被爆した。後に米国は危険水域を拡大、第五福竜丸以外にも危険区域内で多くの漁船が操業していたことが明らかとなった。この水爆実験で放射性降下物を浴びた漁船は数百隻にのぼるとみられ、被曝者は2万人を越えるとみられている。。。。。。

第五福竜丸の水爆災害。。。。「水爆や関連する開発への日本人の好ましくない態度を相殺するための米政府の行動リスト」。。。。「日本人患者の発病の原因は、放射能よりもむしろサンゴのちりの化学的影響とする」と明記。。。日本人医師団は死因を「放射能症」と発表したが、米国は現在まで「放射線が直接の原因ではない」との見解を取り続けている。。。。

第五福竜丸は被爆後、救難信号(SOS)を発することなく他の数百隻の漁船同様に自力で焼津漁港に帰港した。これは、船員が実験海域での被爆の事実を隠蔽しようとする米軍に撃沈されることを恐れていたためであるともいわれている[4]。


http://ja.wikipedia.org/wiki/第五福竜丸

より。
上はすずめの勝手で恣意的な抜粋のため、原文をどうぞ。


Yume1008h_8


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2010年10月 7日 (木)

医療/死にゆく子:コスト、アクセシビリティ、質

がんの子どもを見守る母を写真家が撮った記録


母親の旅----死にゆくわが子との時間-----


がんの子どもを見守る母を写真家が撮った記録
http://dwb.sacbee.com/content/news/projects/mothers_journey/


この作品は、昨年のピューリツァー賞を受賞したとのこと。
http://www.pulitzer.org/year/2007/feature-photography/works/


デレック、11歳。癌と宣告され、限られた命を母と戦う。
自分の運命を知り、葛藤する少年。やせ細り、肥大した大きなお腹をカメラの前に晒して横たわる姿。
それでも、できるだけ楽しくと、車を運転させてやる母親。この子にはもう、免許を取る日は来ないから。
言葉にできない光景が広がる。

その中で、私の目を釘付けにした写真があった。
On May 1, after days of little sleep while caring for Derek, Cyndie confronts longtime family friend 堵randpa? Patrick Degnan, about whether he'll be able to help with rent and funeral expenses as Derek is caught in the middle.

たった11歳の、息子の前で、友人にお葬式代を出してくれないか、交渉している母親。写真ではその議論に、デレック自身が加わっているようにさえ、見える。このたった10日後、5月10日に、彼は亡くなった。

日本では想像のできない光景だ。
日本の国は、こんな思いを、たった11歳の子供にさせたりしない。

よく、アメリカと比較して、日本のお粗末さが語られることがある。
でも、こんな事実が存在する国。こんな事の存在を許すなら,どんなりっぱな政策もできるだろう。


世界の医療について、
コスト、アクセシビリティ、質。
そのうち、2つを取りなさい。
そんな命題を聞いたことがある。
なるほど。
その中の2つの中で、コストとアクセシビリティを外すと言うことは、そういう事なのだ。

政治についても、福祉についても言える気がする。

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2010年10月 5日 (火)

救急:川崎がワーストだって

ちょっと前のだけど、こんなニュースめっけ。

------


重症患者の救急搬送までに30分以上16・5%、3年連続ワースト1/川崎市
2010年6月24日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1006230052/

------

消されそうなので、リンク先本文(抜粋)は下に、貼付けちゃった。

以前、アエラで、「東京がワーストワン!」って報道されたことがある。

???

って思って、「東京消防庁」に問い合わせた。(データは内閣府の消防のだったので、アザトイすずめは、そっちを狙っちゃった)

そうしたら、内閣府の調査では、

病院到着と、引き渡しまでの時間をごちゃまぜにしてデータを取ってるとのこと。

東京消防庁では、引き渡しまでをデータにしてる。なので、そのギャップがあるし、

スキルの高い隊員だったら、現場でイロイロするので、早ければ良いってワケじゃない、みたいなご返信をいただいた。このデータはどうなんだろー?「搬送まで」ってコトは、現場を出発するまで?

イロイロ謎だけど、結果的に補助金がどーのというハナシになってる。
いいんだろーっか。


ちなみに、昔、アエラの記事の件で東京消防庁に問い合わせた件/お返事に関しては、こちらに日記、書いてます。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=558592881&owner_id=12848274


------

以下は川崎ワーストワンの記事抜粋


 川崎市消防局が2009年に救急搬送した重症患者3368人のうち、救急隊が現場に到着してから医療機関に搬送するまでに30分以上かかったケースが全体の16・5%を占め、政令指定都市と東京都を加えた自治体の中で3年連続ワーストであることが23日、分かった。(中略/全文コピペは著作権上イケナイので、一応)


市側が答えた。

 同局によると、30分以上かかった割合は07年が16・9%、08年16・4%で、3年連続16%台。09年では、2番目に高い千葉市が9・2%、3番目の東京消防庁が9・0%で、一番低いのは岡山市の0・9%。隣接する横浜市は5・4%で、川崎市の状況が突出している。

 市健康福祉局によると、救急告示医療機関の療養病床不足などが原因という。また、市内の救急告示医療機関の間では、1病床当たりの受け入れ件数が0・9〜31・3件と大きな差が出ているという。

 市は、これまで一律に補助金を出していた制度を見直し、本年度から補助金の大部分を救急車の受け入れ数に応じて配分するよう関係機関と協議していることを明らかにした。

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2010年10月 4日 (月)

癌治療費/比較の大前提

ちょっと前に見た記事。

■がん治療費、年平均133万円…7割が負担感
(読売新聞 - 03月20日 19:27)

http://ameblo.jp/syogai1/entry-10490474999.html

(生キジは見えなくなっちゃったんで、下に貼付けとくね)


さて。

すずめ的に、もし、こういうアンケートに答えるんだったらっていうコトで、
考えてみた。


------

さて、ここ何年か、すずめのパパが癌で、
それでもって、実は先月旅立ってしまった。
その中での経済的負担に関する感想。

経済的に負担だったか。

そう聞かれれば、誰でも イエス と答える。

当たり前だ。今までかからなかった医療費がかかるようになるんだから。
だけど、本当にそれは負担が大きかったと考えて良いものなのだろうか。


以下引用

>保険診療や健康食品などに使った総額は平均で年132万9000円。患者世帯の年収は200万~300万円が16%と最も多く、「とても負担が大きい」「やや負担が大きい」が合わせて71%に上った。経済的理由で治療を断念したり、別の治療に変えたりした患者も7%いた。

ここまで


父の場合はどれだけかかっただろう。

先ず、基礎的な情報として、
医療費は、月額
通院の場合 12000円
入院の場合 40000円
を上限に、それ以上かかった場合は帰って来る。

なので、本来、年間48万しかかからない。だけど、もちろん、その他のいろんな費用はあるワケで、それが10万を越えたら、その分は税金が控除となる。(あんまし払ってないなら。。。というか年収200万の場合は、あんまり効果無いかも)

なので、平均、132万っていうのは、どういう数字なのだろう。
上記の戻ってくるっていうのは、何ヶ月か後に通帳に振り込まれるので、実はすずめのパパたちも知らなかった。気がついて無かった。(知らない所からお金、ふりこまれてるのにね
だけど、全員がそれを知ってたとしても、おおかた100万以上の金額が、「医療費以外の医療関係費用」ってコトになる。
通院費?病院の個室用差額ベッド?

更には、癌も末期になると、だんだんいろんな運動能力が削げていく。そうすると、いわゆる「介護」の対象。たとえば、お手洗いに自分で行けないとか、ベッドは特殊なのが欲しいとか。。。いわゆる、介護保険を利用することになる。
でも、コレ、すずめパパで利用してみて、分かったんだけど、びっくりするほど、安い。たとえば、ポータブルトイレ。
http://www.scrio.co.jp/store/images/item_images/04-168-3/4-168-3_1.jpg

こんなやつね。コレ、自己負担、3000円。

訪問の入浴サービス。
1回1200円

うーん。後、何に、100万もかかるんだか。
実はすずめの場合は、すずめが東京で、パパが広島で、イロイロ考えて東京で治療をしたので、交通費などかなりかかったかもしれない。それから、末期には入院は個室。1日3万でも10日入れば30万だし。
だけど、それはすずめのパパの勝手。それから、すずめのパパの場合は、癌でのターミナルケアをした期間はそう、長く無い。せいぜい3ヶ月。
それから、その3ヶ月間、これが永遠に続くとは思って無かった。もう、長く無い。。。だから精一杯のことをしようというのがあった。これがもし、何年もの事になるんだったら、差額ベッドの個室代は高い。


さて、すずめパパは高齢者だ。
癌のほとんどのケースは高齢。
だから、そのデータで考えると、
高齢者の9割は持ち家。
そして、どっかに書いたけど、貯蓄額も多い
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2009/02/post_4497.html

ナント、17%が4000万以上貯めてる。
(もちろん、100万以下の人もいるけど、4.9%だ)

うーん。
高齢者、平均で考えると、この「負担に感じる」ってのは、
本当に、鵜呑みして良いのだろうか。

少なくとも、制度的には、そこそこ恵まれているように見える。


ただし!
問題が大きく違うのは、
高齢じゃない、働き盛りの場合だ。
彼らの場合、高齢者とは治療の方針も違う。抗がん剤も、強いものを使い、身体の負担も大きい。とにかく、生き延びて欲しいから。
そして、仕事や家族もある。就労を続けることが難しい場合もあるだろう。

この二つのケース、
分けて考えないと、分けて訴えないと、
ダメなんじゃないかと、
思う。
そこんトコをごっちゃまぜにすることによって、
メディアはいかようにも、世論を誘導できちゃう。

それって、どーよ。

------

がん:治療費年133万円 患者71%「負担大きい」テーマ:91、医療・健康保険
2010-03-24 23:28:00
がん患者や家族らが治療に投じている費用は年平均133万円に上ることが、NPO法人「日本医療政策機構」(東京)の調査で分かった。患者らの約7割が抗がん剤など高額な治療費への支払いに負担が大きいと感じている。現在、2人に1人ががんにかかるとされ、負担の軽減策が急がれそうだ。
 調査は昨年12月末までの1カ月半、患者団体を通じて実施し、全国の1618人が答えた。発症した部位は、乳房が31%、血液・リンパが21%、大腸と子宮が各8%などと続いた。また、診断から5~10年が経過した人が28%、3~5年が19%、1~3年が18%--だった。
 それによると、がんの保険診療や差額ベッド代の療養費、健康食品を含めた代替医療費など総治療費は年平均132万9000円に達することが分かった。世帯所得は200万~300万円が16%で最も多く、患者らの71%が「治療負担は大きい」と受け止めた。
 経済負担を理由に治療を断念したり、最も受けたい治療をあきらめて別の治療を選んだ患者らは7%いた。特に、転移や再発の経験者では13%が治療を変更していた。
 同機構は「国はがん対策基本法に基づき、苦痛の軽減策を急ぐべきだ」と訴える。【河内敏康】


http://www.sacbee.com/static/newsroom/swf/april07/mother/

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