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2009年8月21日 (金)

ロービジョン学会の続き

何か。。。更新忘れてた。(^-^;
じゃ、今日は、さりげなく?すずめのケンキュのご紹介。

前にも書いたけど、すずめはここ何年か、ふぉとしょっぷのがぞーしょりに凝ってる。
で、ずーっとコレをネタにやってきてるんだけど。

なぜかっていうと、
一つには、フォトショップって、ここ何年か急激にいろんな人、みんなに使われるようになってきて、別にデザインや写真が趣味じゃなくても持ってたりする。
何か、この手のことって、いろいろやられてきてるから、誰かと同じコトやってもしょーがない中、フォトショップだったら、まあ、あんまし手あかついてないかな。

ってのが一つ。


それから。。。
視覚障害の見え方って。。。
よく、「視覚障害の人に見てもらって、モニターして」とかってのが言われるけど、それってホントは危ない。だって、どういう状態の人に見てもらうかによって、全然違う。それに、その人が「僕は緑内障です」「はい、これは見え難いです」って言ったって、どう、解釈すればいいのか分かんない。見え難いって、色?形?この線が見えないってコト??でもって、別の緑内障の人が同じように見えてるかっていうと。。。たぶん、違う。
緑内障で視野が欠けたって、いろんな欠け方があるわけだし。
で、その全く違う見え方をしてる人が同じ事を言っても、違う事を言っても、どう解釈していいかは、分かんない。「なぜ」「どこが」見えなかったから、このデザインはダメなのかって、どっちみち、分かんない。
ましてや、色変、白内障、半盲....その他モロモロある。それぞれ、全く見え方が違う。
点字ブロックだって、黄色でないと見えないっていう人もいれば、黄色は地面の色と見分けがつかないって言う人もいる。
白黒反転の黒地が良いっていう人も、白地が良いっていう人もいる。


だから。。。

もし、1000人の視覚障害の人に見てもらう事ができたとしても、
そして、その中の何割かが「見え難い」と言っても、どう、直したら見易くなるのかは、そこからは何も分かんないのだ。
だって、デザイナには、彼等の目にどう、映ってるか、分かんないんだもん。



それだけじゃなく、もうひとつ。

白地に黒い文字が良いと言う人(黒い文字が白い地の中で霞んでしまうなど)
黒い地に白い文字が良いと言う人(白い地が羞明でまぶしいなど)

という二つのケースがある中、視覚障害3名にさせたら、1:2もしくは0:3で白地が良いだの、黒地が良いだのっていうのになる。
この「割合」をどう、信じたら良いのか。当然、信じてはいけないワケだが...0:3であった場合、黒地が良いという人は誰もいなくなるので、
「視覚障害の人に見てもらったらこの白地のサンプルは見易いということになった。」という結果になってしまう。
そしてコレに反論できるのは、自分がどうしても黒地に白のサンプルの方が見易いという視覚障害の人だけ。
「いいえ。自分には黒地の方が見易い」
「それはあなたの勘違い。ウチのデータでは100%白地が良いという結果だ。」
っていうような、水掛け論を言うしかない。
黒地派の人は仲間を3人集めて来なきゃ反論できない。

そもそも、そういう検証用データにしたかったら、人口比率と同じ比率で被験者の母集団を作んなきゃいけないよね。(見え方も同じ割合で)そんなの、不可能。


これって、視覚障害だけに限らず、建築やその他、いろんなユニバーサルデザインの「検証」に関して言える。

要するに...こういう見てもらったモニターを
数値データに置き換えた「検証」に使うことは、とても危ないってコトだ。

もちろん、人間の目ではない、コンピュータにしても、同様の危険性はある。
だから、様々な角度からの検証じゃなくて、「検討」が必要だと思う。
人をたくさん集めて、調べるってのは、得意なヒトがいるかもしれないんで、それは他の人におまかせしたい。
(すずめはそーゆー実験のお手伝いやってると、寝ちゃったりするしふらふら

で、すずめは、フォトショップにき~めたって、感じなんだけど。



さて、前置きがうーんと長くなったけど。

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