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2009年7月15日 (水)

移植法:賛成/反対、どちらの世論も作らないで欲しい

臓器移植法

一言で言うと、
分からない。


是か非か
感情的二次元論。
だって、根拠が無い。
人類が100年経って成長してたって、そんなコトに答えが出せてるだろうか?

そもそも「脳死」って何?
そんなのは分かんないのかもしれない。
だけど、少なくとも
この言葉に関して、みんなでコンセンサスを持たなければならない。
それが無い。

無いだけじゃなく、
いろんな、おそらく永遠に平行線を辿るいろんな問題が投げ出されている。とっても情緒的な形そのままに。


ちょい、書いてみる。

賛成的

3歳のXXちゃん。
愛くるしく、ぽっちゃりした顔。誰もが愛さずにはいられない写真。
心臓に疾患があり、彼に人生を与えるなら、渡米しか選択肢が無い。何億円もの費用。
きっと、その影には怪しいビジネスの存在をも許してしまう。

日本人は、他国の命を貰いに、アメリカへ行く。
なぜ?なぜ、ドナーの順番の先頭に、その国の子じゃなく、日本人が入れてもらえるのか?
入れてもらって良いのか?

死すべき運命の子の命、もし生きる、生かすすべがあるとしたら、それはXXちゃんの体内であっても良いのではないだろうか?それによって、家族も救われるかもしれない。

反対的

本当に、子供の脳死の判定ができるのか。何年も生き、成長し、家族に喜びを与え続けた子もいる。

脳死していたら、何もできなかったら、その命には価値が無いのか。


臓器移植に供すべき治療と、脳を守り、命をどうにか繋げようとする治療、違うのではないか?
もし、病院が移植例を作りたいと思ったら、そんな手心を加えたりしないだろうか?私たちの知らない所で。


脳死の状態で生き続けて、
どんなに幸運でも、1週間。
すずめだったら、自分の愛する人との最後の1週間を、
大切にしたい。

という、ここまでが、皆様が書いてること。


さて、すずめは。。。。
実はこの法案には「賛成」
してしまうしかないのだ。


なぜなら。。。分からないから。
最初に書いた通り、
分からない

そして、分からないのに、何か主張したくないヘナチョコすずめは
「賛成」
するしかないのだ。
上の★印で書いた懸念があるものの、
もし、反対したら、賛成の人たちの権利を侵害してしまうことになる。
今の法案なら、本当に額面通りなら、「ノー」と言いたい人はノーと言えるのだから。

だから、ワケ分かって無いすずめは反対できない。


さて、
世の中の、すずめと同じように、ヘナチョコで、
分かんない皆さま。
では、私たち、何を訴えていけば良いんだろー?

---

っていうコトで本題です。


マスコミさんに言いたい。

この問題、
賛成の世論も
反対の世論も
作らないでください。

私たちを絶対にどちらかに流さないでください。
感情的なシーンを混ぜる時は、注意してください。

あの、美人のお母さんの涙だけとか、
あの、ぽっちゃり可愛い笑顔とか
それだけを写した映像を流さないでください。

美人のお母さんを流すんだったら、
その反対の派の、同じ位美人のお母さんも流してください。
同じ秒数だけ。

そして、必ず、記事を書く時は、
まったく同じ重さでお願いします。

人の命と人生を、
法律で規定しようとしている私たち。
その規定には、次善の策としては賛成です。
だから、反対しません。

だけど、間違った料理がされないように、
是非、気をつけて欲しいと望みます。

脳死は人の死、移植法が成立
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=896755&media_id=2

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