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2009年5月28日 (木)

文化の空箱:マンガの殿堂はいかが?

どう考えてもみんな、ヤメロ!って結論だと思うけど、政治家さんって、つくづく、「箱」が作りたいんだろうなあって、思う。
何となく思うんだけど、
日本は文化が無い。もっとアート(すずめ的にはこのアートってコトバ嫌いなんだけどね)を盛んにすべき、みたいなコトを言ってる人が多い。イワク、諸外国は、美術館、子供はタダだの。日本は高杉だの。
そういうコトを批判する人に限って、芸術だなんて、ホントは興味無いんだろうな。
だから、日本に、どんな美術館がどこにあって、そこには、どんな所蔵品があるかなんて、知らないんじゃないだろうか。行ったことすら無いのかもしれない。

日本だって、上野の国立西洋も、国立博物館も、みーんな高校生まで無料。
みんな企画展の宣伝しか見ないから、高いって思っちゃうんだろうね。
それでもって、その無料で見られる作品の素晴らしさ。

たとえば、雪舟の秋冬山水図も檜図屏風(狩野永徳)もフージンライジン(光琳)もみんな子供はタダで見られちゃう。一般だって420円。大学生だと130円。小学校の頃から目にタコができるくらい何度も見た、埴輪だの仏像だの、重文だの国宝が惜しげ無く展示されてる。企画展で一枚の絵をありがたく見るなんてケチなもんじゃないよ。
国立西洋には14世紀のゴシック、ルネッサンスからロココのお宝がいっぱいある。すずめ的に特筆したいのは、ルノアール。ちょっと無いよ。ドラクロアみたいなルノアール。モンク無しの名品。世界に冠たる松方コレクション。(松方氏は昔の製鉄会社?の社長)


ところが。。。こういうお宝満載の美術館、博物館の常設展示。どこもガラガラなのだ。国宝の前のソファでハニワに乗った夢見ながら、お昼寝できちゃう。

っていうのはともかく、
美術館っていうのは、箱じゃなくて、こういう価値あるモノがあるから、それを見せる場所であるはず。中身も無いのに、空箱作ってどうすんのよっ。かと言って、今の時代、そういうのを税金で買って欲しくは無いけどさ。

美術館や博物館の箱だけ作るってコトは、負の遺産を抱えたようなものじゃないだろうか。
次々と、海外やいろんな所から作品を運んで来て、展覧会をしなきゃならない。莫大な費用がかかる。それも、ヒットするものばかりじゃない。ここ何年か、美術館とかが、独立行政法人になって、売れなきゃやっていけないっていう事から、テレビ宣伝とかかけて入場者を稼ごうっていう方針になってるけど、その前は、人知れず大金かけて作品運んで、閑古鳥してた。
でもね、今でも、そういう美術館はいっぱいある。

たとえば...

http://www.mot-art-museum.jp/

東京都現代美術館

ここ、通年閑古鳥だ。

スケジュールを見ると、ナンダカヨクワカラナイものやってるんだけど、
いくつかを除くと不発。こんな所、ダレが行くか。

アソーさん、こういう空箱がいっぱいあること、知らないんだろうね。
本当にマンガの殿堂やりたけりゃ、ここ使えばいいじゃん。都だとか、国だとか言いっこ無し。
広くて、建物だけは立派。中身が無いだけで、美術館としてはすばらしいヨ。


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